M1> Old Before My Time / オールマン・ブラザース・バンド
どこかへ逃避行をテーマの今週。
初夏のシーズンにアメリカ南部にカラッっとさを求めて参りますか。
『Allman Brothers Band』(オールマン・ブラザース・バンド)
アメリカ南部特有の土着サウンド「サザンロック」の代表的バンド。
カントリー・ミュージックの持つ明るく大らかな感覚と
即興演奏的な音楽性などを取り込んで独自のスタイルを確立したレジェンド・バンド。
2003年にリリースされたアルバム
『Hittin‘the Note』
最高の出来との呼び声高き1枚から1曲。
何度かの解散、再結成を繰り返したバンドですが、
結成時のツインドラム、ツインギターの構成で9年振りの
スタジオ録音盤として完成させたのがこの1枚。
若きメンバーの加入、メンバーの復帰などで若返って、
オールマンの初期のツインギターのスタイルになり、
初期の彼等のサウンドのようなブルージーな演奏を聞かせてくれます。シブい!
M2> Not Myself / ジョン・メイヤー
かなりシブい「Allman Brothers Band」を聴いた後に少しラフな歌声も。
スモーキーな歌声はリゾートも想像させてくれます。
2002年に発表したデビュー・アルバム
『ルーム・フォー・スクエア』
何と言っても、デビュー盤とは思えないほど堂々たる出来はまさに秀逸。
ベテランの風格も感じますが、歌詞は爽やかだったり。
その絶妙なバランスがファンを虜にするんでしょうね。
スモーキーなヴォーカル。
キレッキレのギター・プレイ。
そして何よりキャッチーなソング・ライティングは流石。
これがデビューですから。
20数年たった今でも彼の曲にお世話になっているわけですから。
センスの塊。
今日は「Nor Myself」をどうぞ。
アルバム全体としても完成度。何度きいても惚れ惚れしちゃう『ジョン・メイヤー』