M1> 緑の風 / 大貫妙子
「子供の日」ですね。
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
子供たちには「緑の風」を体感してほしいですよね。
アルバム全体に流れる脱力感。リラックスしたやわらかい時間と吹き抜ける風。
まさに今の季節、新緑の今、今の時代にも求められている。
『大貫妙子』さんの2002年にリリースされた作品
『note』
山弦(小倉博和、佐橋佳幸)の名曲の「祇園の恋」に大貫さんが歌詞を書き下ろした
「あなたを思うと」に始まる1枚は細野晴臣さんをはじめとする豪華な
(日本のポップミュージック界の至宝)ミュージシャンが携わった傑出。
ほんの少しの幸せ。
心豊かにしたくなるような音楽。
シンプルなアコースティック・サウンドに、丁寧に選ばれた言葉たち。
静かで穏やかなのに、なんだかソワソワと心がしてくるような感覚。
大貫妙子さんの歌にはそんな気持ちにいつもなってしまいます。
M2> ブラザジア / YUTAKA
子供の頃。といっても高校時代ですが。
この曲に出会ってずっと探していた1枚と再会したのは約20年後。
『横倉裕』(よこくらゆたか 1956年6月26日 )
東京都出身の歌手。
キーボーディスト、琴奏者、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーとして活躍。『YUTAKA』(ユタカ)の名前でGRPレコードと日本人として
「初めて」契約したミュージシャンである。
「セルジオ・メンデス」のバックミュージシャンとして活動しており、
数度来日公演をしているというお方です。
ブラジルを題材にした移籍第2弾アルバムがこの
1990年リリースされていた
『Brazasia』
YUTAKA氏自身が作曲を手掛け、ヴォーカリストとしても才能を発揮。
YUTAKAさんご本人のボーカルも素晴らしい。
この「ブラザジア」はキーボード、琴のサウンドがアレンジがされてるのですが、
その美しさと見事にマッチしている演奏は価値があります。
子供たち!大きな世界を夢を!大人になっても大切な曲に出会いますように。