M1> Bring on the rain / ジョ・ディ・メッシーナ
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
1990年代後半から2000年代前半の女性カントリー・シンガーのムーヴメントの中で、
重要な存在感を放ったアーティスト
『Jo Dee Messina』(ジョ・ディ・メッシーナ)
デビューから勢いよくカントリー界の中で異彩を放った彼女、
彼女の音楽にはソウルや、ポップさを兼ね備えています。
カントリー・ミュージックにルーツを持ちながらも、
そのポップな感覚を大切にしたアレンジは、今の「ノラ・ジョーンズ」などの
現在カントリー・ミュージックのベースを作ったようにも感じます。
聴いていてソフトでありながら、
カントリーのトラディショナルなところも伝えてくれる。
間違いなく、この音楽は幅広い層にアピールできる。
曲によってはとてもゴージャスでグローバルなアレンジもあって飽きさせない。
そんな彼女の2000年にリリースされた通算3枚目のアルバム『バーン』
ノリに乗っている彼女の勢いを感じながら、大切にしている彼女の心。
M2> Why Don’t You Kiss Her? / ジェシー・マッカートニー
俳優としても名をはせた『ジェシー・マッカートニー』
もともと7歳から舞台などに立っていたという彼。
アイドルという一面もありますが、アイドルだけじゃないんです。
アーティストとしての才能も見せつけてくれたのが
この2004年にリリースされている彼のデビューアルバム
『Beautiful Soul』
その当時、ティーンに大人気だった彼のシンガーとしての出発点ですが、
浮ついたような「ちょっと歌ってみたよ」みたいなものは全くない。
しっかりと癒されてしまう甘い曲たち。
このアルバムの後にも沢山の作品をリリースしていますが、
バラード中心に構成されたこのアルバムがシックリ。
梅雨時期の憂鬱な気持ちの時に優しく癒してくれる彼の声。
優しい彼のピュアな歌声。
シンプルなラブソングはおじさんも胸キュンです。