HI!心呼吸 6月9日(月)

M1>    Bring on the rain  /   ジョ・ディ・メッシーナ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

1990年代後半から2000年代前半の女性カントリー・シンガーのムーヴメントの中で、

重要な存在感を放ったアーティスト

『Jo Dee Messina』(ジョ・ディ・メッシーナ)

デビューから勢いよくカントリー界の中で異彩を放った彼女、

彼女の音楽にはソウルや、ポップさを兼ね備えています。

カントリー・ミュージックにルーツを持ちながらも、

そのポップな感覚を大切にしたアレンジは、今の「ノラ・ジョーンズ」などの

現在カントリー・ミュージックのベースを作ったようにも感じます。

聴いていてソフトでありながら、

カントリーのトラディショナルなところも伝えてくれる。

間違いなく、この音楽は幅広い層にアピールできる。

曲によってはとてもゴージャスでグローバルなアレンジもあって飽きさせない。

そんな彼女の2000年にリリースされた通算3枚目のアルバム『バーン』

ノリに乗っている彼女の勢いを感じながら、大切にしている彼女の心。

 

 

 

 

 

M2>  Why Don’t You Kiss Her?  /   ジェシー・マッカートニー

 

俳優としても名をはせた『ジェシー・マッカートニー』

もともと7歳から舞台などに立っていたという彼。

アイドルという一面もありますが、アイドルだけじゃないんです。

アーティストとしての才能も見せつけてくれたのが

この2004年にリリースされている彼のデビューアルバム

『Beautiful Soul』

 

その当時、ティーンに大人気だった彼のシンガーとしての出発点ですが、

浮ついたような「ちょっと歌ってみたよ」みたいなものは全くない。

しっかりと癒されてしまう甘い曲たち。

このアルバムの後にも沢山の作品をリリースしていますが、

バラード中心に構成されたこのアルバムがシックリ。

梅雨時期の憂鬱な気持ちの時に優しく癒してくれる彼の声。

優しい彼のピュアな歌声。

シンプルなラブソングはおじさんも胸キュンです。