M1> One Heartbeat Away / ブリンドル
『Bryndle』(ブリンドル)
1960年代末にロスにて結成され、1970年にシングル「Wake Up This Morning / Let’s Go Home and Start Again」をリリース。しかし、アルバムを発表する機会が得られずに「解散」してしまった幻のグループ・・・。
でもね。そうそうたるメンバーなんです。
「カーラ・ボノフ」、「アンドリュー・ゴールド」、
「ウェンディ・ウォルドマン」、「ケニー・エドワーズ」によるスーパー・グループだったんです。アルバム・デビューを果たせぬまま解散し、それぞれの活動で名をあげた4人が
20数年ぶりに集合して95年にデビュー・アルバム「ブリンドル」をリリース。
それから7年後にリリースされたのがこの2002年リリースのセカンド・アルバム
「ハウス・オブ・サイレンス」
良い話でしょ。じゃ、あの頃の果たせなかったアルバムをまたやってみるか!って。
1970年代後期の香り漂う、フォーク・ベースの良質な音が詰まった作品です。
それぞれの成功を手にしたメンバーが改めて音楽に向き合ったとき、
表現された音楽はシンプルなカントリー・フォーク。
彼らの原点の音楽に立ち返った雰囲気です。
M2> The Right to Walk Away / サウスサイド・ジョニー
こんなシブさをたまには味わいたい。
「余裕」「貫禄」ということでしょうね。
しみじみ、ゆっくりと山でキャンプなんかしながら、
ランプの明かりなんかの下でコーヒーなんぞを飲みながら・・・そんな時間無いな・・・
そんな音楽です。
『サウスサイド・ジョニー』
こと「ジョン・ライオン」1948年、ニュージャージー生まれのアーティスト。
かの「ブルース・スプリングスティーン」とは旧知の仲。
「ブルース・スプリングスティーン」が1975年に『Born To Run』でブレイクしたのを受け、翌年「サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス」もデビュー。
イブシ銀の作品が到着したのは1991年のこと。
通算11枚目のアルバム『Better Days』
この作品には友人「ブルース・スプリングスティーン」、
「リトル・スティーヴン」も参加しているという感動作。
この3人が創造する世界はいつだって「男」「友情」「武骨」良いです。