M1> Unbreakable Heart(アンブレイカブル・ハート) / カーレン・カーター
彼女の母親は「ジューン・カーター」、父親はカントリー歌手の「カール・スミス」。
そして義父は、あの「ジョニー・キャッシュ」
まさにカントリー界の名門“カーター・ファミリー”の血を受け継ぐシンガー・ソングライター、『カーレン・カーター』
1978年にデビューを飾った彼女。
今日ピックアップするのは、1993年にリリースされたアルバム『Little Love Letters』から。
「Unbreakable Heart」
このアルバムが、いいんですよねぇ。さすがカーター・ファミリーの血を受け継ぐ彼女。
カントリーらしい爽やかさがありながら、しっかりとした重厚さも感じさせる一枚。
全14曲というボリュームなんですが、不思議と長さを感じさせない。
これからの季節に似合う音が、たっぷり詰まっています♪
そしてこのアルバムは、しばらく活動から遠ざかっていた彼女にとって、本格的なカムバックを印象づけた作品でもありました。
僕自身も、昔ブルーグラスなんかをちょっと背伸びして聴いていました。
「こういう音楽が分かる大人って、カッコいいんじゃない?」なんて思っていたのかもしれません(笑)。でもね。
あの頃は、本当の良さをまだあまり理解できていなかった気がするんです。
それが今、改めて聴いてみると……なんでしょう、この皮膚に馴染む感じ。
M2> Lost Stars / アダム・レヴィーン
『マルーン5』のヴォーカリスト『アダム・レヴィーン』
彼が俳優として出演し、その歌声も大きな存在感を放った映画が、
2013年の『はじまりのうた』
その劇中で歌われた一曲が「Lost Stars」
第87回アカデミー賞では歌曲賞にもノミネートされた名曲です。
サウンドトラック『はじまりのうた – オリジナル・サウンドトラック』にも収録されています。
優しいメロディに乗る、アダム・レヴィーンの少し切なく、繊細な歌声。
普段のマルーン5とは、またひと味違う表情を見せてくれるんですよね。
監督は『ONCE ダブリンの街角で』でも知られる「ジョン・カーニー」
舞台はニューヨーク。人生が思うようにいかなくなった男女が「音楽」と出会い、もう一度前を向いていく物語です。立派なスタジオもない。大きな予算もない。
だったら、ニューヨークの街そのものをスタジオにしてしまおう!
街角や路地、地下鉄のホーム……。
一見無謀にも思えるレコーディングが、少しずつ人と人を繋ぎ、止まっていた人生を動かしていきます。音楽って、人生を劇的に変えてくれるものではないのかもしれない。
そんな音楽の力を感じさせてくれる映画です。そして「Lost Stars」というタイトルもいい。

