M1> Serenata(セレナータ) / アール・クルー
クロスオーバー・ジャズ。ジャズ・ギタリスト
『アール・クルー』
このコーナーでたまにおかけしていますが、
どんな「シーン」でもマッチしてしまうようなギターの音色を聞かせてくれます。
僕もラジオDJとしてのデビュー当時、
この方のギターのBGMで番組を喋ることが多かったんです。
お天気のBGMやらフリートークのBGMやら・・・今考えると生意気なんですよね。
そんなアール・クルーの2005年のアルバム
『Naked Guitar』
スタンダード中心の選曲が非常に聴きやすくて心地良い。
ジャズ・ギターに興味のある方には、数あるアルバムの中でも入りやすいアルバムではないかと思います。まさに生活の中のBGMとしては贅沢かと。
オーケストラや派手目な演奏ではなく、
ギター1本でより鮮明にギターのタッチが分かる温もりのある作品。
声にも柔らかな、甘いなどの違いがあるように、
ギターにも甘くて柔らかいが存在するんですね。
M1> MY ONE AND ONLY LOVE / アンジェラ・ガルッポ
カナダ、モントリオール出身のネオ・ジャズ・ヴォーカリスト
『アンジェラ・ガルッポ 』
もともとはカナダのバンド「ST.ANGE」 (セイント・アンジ)の女性ヴォーカリストとして
活躍していたアンジェラ。
そんな彼女のジャズ・アルバム。
ジャズ・スタンダードの他ビートルズ、チャカ・カーンのヒット曲などカバー。
その歌声は実にナチュラルでオーガニック。
アンニュイな雰囲気でジャズを歌いあげると、
ポップな雰囲気でも自由に歌いわける実力は本物です。
それもそのはず。大学ではジャズを学び2007年には「オスカー・ピーターソン」などから指導を受けたという才女。
そんな彼女の2013年にリリースされたアルバム
『フィール・フォー・ユー』
それはゆったりと、スタンダードを丁寧に聞かせてくれる秀作♪
「ドリス・デイ」「フランク・シナトラ」「ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン」などでもお馴染みのスタンダードをこのアンニュイさで♪