M1> It Might As Well Be Spring / ローラ・フィジィ
『ローラ・フィジィ』
1955年アムステルダム生まれ。
父はオランダ人、母は元ベリー・ダンサーのエジプト人という両親と
共に幼い頃南米で過ごした彼女。
ボサノヴァが中心の選曲なので、知らない人が聴いたら、
ブラジルの歌手かと思うかもしれません。
しかしこの軽いソフトなタッチはブラジルのシンガーにも出せない雰囲気が滲み出ます。
1991年.アルバム『瞳のささやき』でソロ歌手デビュー。
そしてこの1994年にリリースされた英語とポルトガル語で歌われた13曲
『The Lady Wants To Know』
このアルバムももちろんブラジリアン・テイスト満載でもあるんですが、
ジャズもソウルも。これぞ「ローラ・フィジィ」
春になると聴きたくなる
「It Might As Well Be Spring」
この春におかけできなかったので初夏ですが…wお送りします。
M2> Spring Can Really Hang You Up the Most / リズ・ストーリー
アメリカ出身のニュー・エイジ、ジャズ系のピアニスト・編曲者
『リズ・ストーリー』
1992年にリリースされたリズ・ストーリーのアルバム
『My Foolish Heart』(愚かなり我が心)
コーヒーブレイクにぴったりなピアニストといえば分かりやすいかも。
ほっとこの時間は休憩。
そんな時に聴いていただきたい1枚です。
幼い頃からクラシックピアノを習い、高校を卒業してから音楽へ傾倒していった彼女。
彼女の音楽へのターニング・ポイントは「ビル・エヴァンス」に出会ったことが大きかったようです。
通算6作目のこのアルバムは、ロマンティックなスタンダード・ナンバーを取り上げています。耳なじみのある曲をシンプルにアレンジして、自然に耳の中に届く美しいピアノの音色。
ベースとのデュオもありますが、アルバムのほとんどはソロの落ち着いた作品になっています♪クラシックでもなくジャズでもない・・・「リズ・ストーリー」のピアノがお薦め。