M1> I Can’t Hold On ‘Till Summer / トレイシー
今週の締めくくりはこんな2曲に♪
「ポール・ウェラー」がお好きな方、おススメです。
『スタイル・カウンシル』のツアーにも参加した経験を持つという
「トレイシー」
ポール・ウェラーの秘蔵っ子「トレイシー」
『FAR FROM THE HURTING KIND』
「ジャム」解散後のポール・ウェラーが立ち上げた「レスポンド・レーベル」
そのレーベルを代表する1枚。(もちろんプロデュースはウェラー)
なんといっても「トレイシー」の青いキュート・ヴォイスは秀逸。
スタカン(スタイル・カウンシル)の空気を纏い、
80年代のサウンドを基調に歌い上げるトレイシー。
ポール・ウェラー自身がプロデュースしたこのアルバムは、ジャズやファンクなどの
要素が溢れ、女性盤スタカン?に近い。
このグルーヴとサウンドはゾクゾクするほどカッコいい。
アコースティックとストリングス、ホーンセクションのミックス具合はさすが♪
M2> The Paris Match / ザ・スタイル・カウンシル
今週の締めくくりは♪
「ポール・ウェラー」と「ザ・スタイル・カウンシル」の名前を聞いてしまったら
聴きたくなるのは仕方ない。
1984年にリリースされた記念すべきファースト・アルバム
『カフェ・ブリュ』(84年)
このファーストが個人的に大が着くほど好き。
「スタイル・カウンシル」はそのバンド名が示すように
「スタイル評議会」
基本はブルー・アイド・ソウルに置いておきながら、
ファンクやらボサノバ、ジャズ、ラテンとまさに評議会みたいに発表し続けた。
実験的な試みも見せてくれた音楽集団みたいな装い。
その装いがホント、カッコイイ。
まとまりのないようなバラエティにとんだ収録曲たち。
その1曲ごとに実に表情豊か。
このコーナーで初めておかけします名曲「The Paris Match」