Hi!心呼吸 12月21日(月)

M1>  It Came Upon A Midnight Clear  /  オジー・コタニ(Ozzie Kotani)

 

ハワイから届いた至福のクリスマス・アルバムから♪

美しいハワイアン・ギターによる、極上のリラックス・サウンドとともにクリスマスを過ごすなんていかがですか?

 

ジョージ・ウィンストンがプロデュースした2011年の11月にリリースされたオムニバスアルバム『キーホーアル クリスマス~ハワイアン・ギターによる、至福のクリスマス~』

ハワイで生まれたギター奏法は“スラック・キー・ギター”と呼ばれ、弦を緩めた、オープン・チューニングによる奏法♪そのルーツは1830年に遡るそうです。

ゆったりと流れる温かな優しい風。

その風のような穏やかなメロディで心も穏やかにお過ごしください。

ケオラ・ビーマ、オジー・コタニ、シリル・パヒヌイなどハワイを代表するスラック・キー・ギタープレーヤーによる至福のクリスマス・アルバム!

 

さてこのアルバムの中からオジー・コタニ氏の作品を♪

以前クリスマスの番組などでBGMに使用したこともありますが曲の美しさと、風景が広がるような鮮やかな音色。

真冬に聞くハワイアン・・・♪

どんなディナーにあうでしょう?

オシャレな夜を演出してくれそうじゃないですか?

ドライブにもどうぞ♪安全運転できそうでしょ???

 

M2> THE NEW TWELVE DAYS OF CHRISTMAS /  ファースト・コール

 

1989年にリリースされた『12月の夜にア・カペラクリスマス』より。

アメリカの実力派男女コーラスグループ「ファースト・コール」が歌い上げます。

そんなファースト・コールが5人のゲスト・シンガー(クリスチャン・ミュージック界から)を迎えて、ア・カペラでクリスマス・ソングを聴かせてくれます。

 

さてクリスマスも目前。

アナタにとっての今年のクリスマスはどんなクリスマスになりそうですか?

僕は・・・クリスマス・・・お仕事で終わってしまいそうです(笑)が、

なんとなく今年のクリスマスはこんな美しいア・カペラで過ごすなんていかがですか?

少し硬苦しくもあり、くだけ過ぎでもない。

コーラス・ハーモニーの美しさをお供にどうぞ♪

 

しかしもうすでに廃盤になってしまっている可能性が高く、今では販売さえされているのか心配ですが・・・。

こんなに美しいアルバムを廃盤にしてしまったらもったいない!

毎年聞きたくなってしまいます♪

 

どことなく荘厳で、でも優しくて人の声って最重要な楽器って気づきますね。

やはり冬にはア・カペラでしょう♪

Hi!心呼吸 12月18日(金)

 

M1> クリスマス・イヴ  /  ルーカス・ティーグ

2015年今年3月にリリースされた「4 Voices ~covers of female songs~」から。

J-POPの名曲カヴァー・ミニアルバムです。

女性アーティスト・カヴァー盤には、「ひこうき雲」(荒井由美)、「涙そうそう」(夏川りみ)、「元気を出して」(竹内まりあ)他を収録されています。

 

心温まるアカペラ・ハーモニーをあなたへ♪

Boyz II Menのオープニング・アクトも務めたカナダのヴォーカル・ハーモニー・グループ、「ルーカス・ティーグ」

 

改めて山下達郎さんの凄さを感じると共に、名曲をリスペクトして歌い上げる優しいアカペラにこの冬も温もりを感じるわけです。

クリスマスシーズンだからこそお送りできる曲たち・・・。

寒い季節には、やはり人の声に癒されて、人の声に魅せられて、人の声に恋もする。

毎年、このシーズンになるとアカペラが聞きたくなってしまいます。

最近、アカペラアーティストがリリースした、という話題もあまり聴かなかったですが、

個人的に気になっているアーティスト♪

 

クリスマスの時期にはアカペラが似合います♪

この冬も温もりを感じながら過ごしませんか?

 

 

 

M2>  闘魚   /  TRI4TH (トライフォース)

 

2012年リリースされた「須永辰緒」氏プロデュースによるTRI4TH の2ndアルバム

『TRI4TH AHEAD』から。

須永さんがプロデュースと聞くだけで、そうです。踊れます。

 

卓越したテクニックと迫力あるライブパフォーマンスで多方面から注目されているクラブジャズ・バンド、TRI4TH!

ミディアムなテンポから展開するこの曲、中盤から吹きモノのソロがあり、リズム隊が重なり合う、自ずと体がリズムを取り始めます。

ジャズ、ラテン、ダンサブルな曲のオンパレードにテンションも上がります♪

この作品から超技巧派ジャズピアニスト竹内大輔氏が新メンバーとして加わり、音にも色にもレベルアップした感じの作品。

 

そのアルバムの中から、今日は週末に突入!

それも12月中盤の週末に・・・徐々に年末に向かう・・・

モードを高めてもらおうと選曲しました。

闘魚(とうぎょ)を♪

ジックリと闘志を高ぶらせ、目の色を変えるように、若干の緊張感と、期待を併せ持つ。

少し攻めの姿勢を感じませんか?

 

さぁ、年末も良い曲とともに♪

踏ん張りましょう♪

Hi!心呼吸 12月17日(木)

M1> lady of my life (acoustic live recordings) / マリア・ソルヘイム

1982年1月19日生まれ。ノルウェー出身の「マリア・ソルヘイム」
15歳で全国週刊紙のフリー・ライターとして活動をはじめ、97年には短編小説コンテストで賞を受賞し、文学的才能をみせると共に、この年、音楽活動を開始。
2001年に全曲作詞作曲を行ないアルバム・デビュー。
2003年には『マリア・ソルヘム』で日本デビューを飾ります。

そんな彼女の2004年にリリースされたセカンドアルバム「Frail」(フレイル)に収録されたこの曲を♪

ボーナストラックに収録された「lady of my life」のアコースティックヴァージョン。

前作に収められた曲のアコースティックヴァージョンですが、先ほどのプロフィールにも記しましたが、ライター経験のある彼女の素朴で、シンプルな詩。

その詩を彩るメロディ。

その魅力を表現するために極力そぎ落としたアコースティックヴァージョン♪

 

北欧の冬。北欧の空気。彼女のロリータボイス。

しかし発せられる、彼女の優しい温かな空気。

この冬にも“暖”を頂けそうです♪

 

M2> Can’t Stop Loving You  /  フィル・コリンズ

 

2002年の「Testify」(テスティファイ)から。

個人的にフィル・コリンズのアルバムの中で一番聴いた作品。

ちょうどリリースされたタイミングはDJとして駆け出しの頃・・・。このアルバムの曲たちに助けられたなぁ・・・。家でゆっくり曲に浸ったり。ドライブには持ち込んだり。

思い出もたくさん。

そんな個人的な思いも入っているかもしれませんが、「いちばん感動的な作品」に仕上がっている気がします。

派手なヒットチューンはありません。ミディアムテンポが続きます・・・。

しかし、その曲たちに飽きることがないんです。

それぞれに味があり、聴き込むほどに輝きが増す。今でもこうやって聴きますとあの頃の輝きと今の輝きが混ざり合い光りはじめます♪

 

その中でも「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」は胸をキュンキュンさせてくれます。

感動的であり、叙情的で好きです。

ドラマティックな展開、後半にくる盛り上がりはどんな「恋」にでも効く特効薬みたい♪

 

質の良いメロディと、心に残り続けるフィルの声と・・・。

この冬に改めて聞きたくなりました♪

心温まるフィルの歌声と一緒にすごしてみませんか???

 

 

Hi!心呼吸 12月16日(水)

M1> Every Year, Every Christmas      /  ルーサー・ヴァンドロス

 

1976年にソロデビューを果たしたレジェンド、「ルーサー・ヴァンドロス」

1980年代にはブラック・コンテンポラリー(ブラコン)の第1人者のひとりとして多大なる功績を残す。

歌手であり、クリエイターとして数多くの曲を残して2005年に亡くなりました。

まだ54歳のこと・・・。

 

大好きなアーティストです♪そんなルーサーの2012年にリリースされた

『the classic christmas album』

未発表曲も含むクリスマスアルバムです♪

1曲目のThe Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire) は今までは、ほとんどがコンピだけでの収録だったそうなのでこのアルバムで聞けることも嬉しいこと。

 

そして個人的にこのアルバムの中で好きな曲はこの「Every Year, Every Christmas」

まさに大人のクリスマスソングのような色気。

このヴェルベットヴォイスと優しいリズムがクリスマスを彩ってくれます♪

 

彼を真似しようとするシンガーは多く存在しましたが、ビロードのように優しく、ありったけの想いを込めてバラードを歌うLutherには誰も適わなかった・・・。

彼の本当の歌。

まさにプロの歌声を今年のクリスマスにアレンジしてみては?

 

M2>  I Found a Love [A CAPPELLA]  /   ライアン・ショー

 

1980年生まれ、アトランタはディケーター出身のソウル・シンガー「ライアン・ショー」

2007年にリリースされた「This Is Ryan Shaw」から。

Ryan Showのデビューアルバムは『This is Ryan Shaw』と自身の名前をSHOWと引っ掛けたというお茶目なアルバム。

 

日本盤アルバムをオススメします♪

このアルバム、作り方としては本当に珍しい作り。

というのはほとんどがカヴァーの曲ばかり。

オリジナルは2,3曲だけ。しかしこのカヴァーで彼の本当の実力と本物度に気づいてしまう。そんなアルバム。

これがデビューアルバムっていうから驚きです。

彼の歌唱力、表現力、声の持つパワー。

 

いろんなカヴァーも楽しめるアルバムですが、収録されている「I Found a Love」のアカペラヴァージョン!がオススメ♪

(日本盤のボーナストラック)

 

この声の力で心の呼吸どころではなくなってしまうかもw

どうぞ声のシャワーを浴びてくださいませ♪

Hi!心呼吸 12月15日(火)

 

M1> 今夜はとても楽しくて /  ザ・チーフタンズ

 

「ザ・チーフタンズ」は1962年に結成されたアイルランドのバンド。

結成40周年を迎えながら、創作意欲はとどまることを知らない彼らのカントリー・アルバム2002年のアルバム「ダウン・ジ・オールド・プランク・ロード」から。

 

結成当時は見向きもされなかった伝統音楽(ケルト音楽)を現代的なアレンジを施して、知名度を広げ、人気を獲得していったバンドですが、グラミー賞やアカデミー賞を受賞するなど、いまや「国宝級」ともいわれる存在♪

 

豪華なミュージシャンが参加していても自分たちの音楽を守り抜き、自分たちの世界に導いてしまうのはやはり40年以上の歴史ならではかも。

誰もが認める超一流アイリッシュバンドが,ブルーグラスとカントリーの一流ミュージシャン

を集めて録音したグラミー賞ノミネート作品がこちらのアルバム♪

 

収録されている曲はどれもお気に入りなのだが、

もうどの曲も素晴らしい完成度ですが,ブルーグラスやカントリーのファンにも気に入ってもらえるケルト音楽。

 

ベースは伝統になりますが、このアイリッシュ・パワー全開の曲たちのどこか懐かしい風に吹かれてください♪

 

アイリッシュの風がこのシーズンに温もりをくれます♪

 

M2>  リヴァー /  ジョニ・ミッチェル

 

やはりこれがJoni Mitchell の最高傑作でしょう♪

僕にとっても大事なアルバム「BLUE」

 

今も世界中から敬愛される偉大なる女性シンガー・ソングライター、「ジョニ・ミッチェル」の最高傑作の誉れ高い通算4作目。(1971年作品)

 

繊細で純粋な美しい曲たちが透明な水の中を泳いでいるような作品。

 

ピアノとアコースティックギターを基調としたシンプルな音たちですが、不思議と耳から離れないフレーズ。

 

それはやはり彼女の持つ、とてつもない才能のせいなのかも・・・。

その1曲1曲に込められた思い、いまだにしっかりと理解なんかは出来ていないかも知れませんが、この時期に聞きたくなのは「リヴァー」

 

何度も何度も聴いても切なくて冬のニオイを鼻の奥で感じることが出来る曲。

聴くたびに新鮮に感じるって凄いことですよね。

噛めば噛むほどに味わいが増してくる曲。

 

彼女の代表作、代表曲だと個人的には思っています。

 

『クリスマスはもうすぐそこ

人々は木を切り

トナカイを飾って喜びの歌を歌う

ああ 滑っていける川が あったらいいのに』

 

クリスマスは、そうもうすぐ。

Hi!心呼吸 12月14日(月)

M1>More Than This (feat. Norah Jones) / チャーリー・ハンター

 

特注の8弦および7弦ギターでギターパートとベースパートを同時に演奏するアメリカの鬼才ミュージシャン「チャーリー・ハンター」

 

凡人の僕には理解不能なことを平然とやってのけるギタリスト。

そんな彼のアルバム『Songs From the Analog Playground』 (2001年)から。

この作品には初の歌ものも収録され「ノラ・ジョーンズ」「カートエリング」が参加しています。

ノラのアンニュイなヴォーカルがアルバムのクッションになり、チャーリーの超絶テクは影をひそめ、歌声を前面に押し出してはいます。

しかしギターのメロディをよく聞くとベースラインや優しいリズムの随所にテクが見え隠れしています。じっくりヘッドフォンで音を探りながら聴いていただきたい1曲。

原曲は82年のロキシー・ミュージックが発表した大ヒットソング「More Than This」

原曲にはないソフトなアレンジに好感がもてます♪

 

8弦ギターの魅力を発信し、難しいことは考えず、耳で味わう音色。

実力派のカートエリングの歌声も聴き応えたっぷり。

カートの声も味わいながら珠玉の音楽を召し上がれ♪

ギタープレイも忘れずに♪

 

 

M2> ALL NIGHT LONG (Christmas Acoustic Version) /  スティーヴィー・ホアン

 

バーミンガム生まれでロンドン育ち、ベトナムからの中国系移民を両親に持つ天才アーティスト「スティーヴィー・ホアン」

『R&B界の口コミ王子』と呼ばれ、美メロ系R&Bシンガーソングライター、音楽プロデューサー。メジャー数社がオファーをしたという次世代のR&Bアイコン!

あまりの楽曲の良さに世界中かブログへの書き込みが殺到して、輸入盤は即日ソールドアウト、ネットや大手CDショップでもなかなか手に入らないなど、いくつもの逸話を残しています♪

さてそんな彼の先月11月4日にリリースされたばかりのアルバム「FOREVER」から。

包み込むような優しさに溢れた歌声。グルーヴ感。

本当にアジアの血を引くアーティストなの?と言うほどクオリティのかたまりのようなアルバム。そのアルバムのラストに収録されているのは大ヒットを記録したシングル『ALL NIGHT LONG』 のクリスマス・アコースティック・バージョン♪

 

キラメキが増したヒットソング。この時期だけのホアンからのクリスマスプレゼント♪

R&B好きの皆さんにはここ数年の主流を集めたようなアルバムに!

 

全曲セルフ・プロデュースでわかりやすいトキメキ系美メロ、このヴォーカルに女性のみならずファンに届くはず!

さぁ、クリスマスソングも多くなってきましたね♪

 

 

Hi!心呼吸 12月11日(金)

M1>   I’ll Stand By You  /   ザ・プリテンダース

 

2005年にはロックの殿堂入りをはたした「プリテンダーズ」

プリンテンダーズの主役はなんといってもボーカル&ギターの「クリッシー・ハインド」。

彼女の作曲力、インパクトと魅せられるボーカル力がなくてはこの成功はなかったバンドでしょう。

1979年にシングル「ストップ・ユア・ソビン」(キンクスのカバー)でデビュー。

翌年、ファースト・アルバム「Pretenders(邦題:愛しのキッズ)」このアルバムから「ブラス・イン・ポケット」が全英1位を記録。

 

そして1994年リリースされた7枚目のアルバム「Last of the Independents」から。この『I’ll Stand By You』を♪

 

クリス・トーマスほか計3人のプロデューサーを起用しているんですが、アルバム全体の統一感はバツグン。音楽性の幅が広がり、クリッシーのボーカルが前面に押し出されたカタチ。

現役続行を意味しているようにイキイキとした曲が並びます。

 

多くの曲の歌詞がツアーで滞在するホテルの部屋から世間を観察しながら作られたような内容。

90年代初めのL.A.騒乱から湾岸戦争、そしてストリート・ヒップホップ系の人気にいたるまで不思議な生々しさをもつ物語が綴られています。

 

さぁ、彼女の心意気を堪能しましょう♪

 

M2>  フォーエヴァー・アンド・オールウェイズ /  マラ・ゲッツ

 

1959年アメリカ生まれのマラ・ゲッツ。

彼女はきちんと乱れなく、しっかりと歌い上げるヴォーカリスト。

印象バツグンな彼女♪

この澄んだ歌声が一気に日本でも話題になったのがTVドラマのテーマに使われた「イン・ユア・アイズ」のヒットでした。

そのヒットから2作目になるのがこのアルバム1992年リリースされた「イン・ハー・マインド・in her mind 」

 

ミドルテンポのリズムに綺麗な歌声が美しく映えます。

4曲目に収録された「フォーエヴァー・アンド・オールウェイズ」

ウォーミングなイントロにチャーミングな彼女の声が歌い始めると、パステル画のような淡い風景が広がります。

 

デヴィッド・ペイチ,アンドリュー・ゴールド,ブロック・ウォルシュ・・・とアメリカンロック・AOR派のミュージシャンが脇を固めたクオリティの高い作品♪

日本人好みのバラードも多いのも聞きやすいのかもしれません♪

 

ちなみに元々、デビュー時にも日本向けに作られた楽曲もあったらしいです。

日本を意識して作られたアルバムということでどこかバブルの香りが残る感じっていうのか・・・。

90年代初頭の音がなんだか懐かしくて♪

僕・・・嫌いじゃない♪です♪

 

 

Hi!心呼吸 12月10日(木)

M1>   カレン  /   Beautiful Humming Bird (ビューティフルハミングバード)

 

2007年のアルバム「呼吸」から。

ヴォーカルの小池光子さんとアコースティック・ギターの田畑伸明さんによるユニット、「ビューティフルハミングバード」のアルバム。

 

はじめて耳にしたときのこの2人の歌の持つ美しさに感動して、それ以降大ファンになりました。ぜひ色んな曲を耳にして頂きたいアーティストの1組♪

名古屋などでイベントをご一緒したこともありますが、ライブで聴くと感動が格段に増すアーティストです♪

このアルバムにはシングル「カレン」のほか、透明感のある歌声をトラッド・フォーク、カントリー、童謡などを採り入れた美しいメロディに乗せて届けてくれます♪

すぐ間の前にあること、ふと感じた瞬間のことを光子さんの歌声にのせて。

田畑さんの優しいギターのメロディが輝かせる2人。

 

「あなたに、わたしに、とどくきもち、とどけたいきもち」

 

世代を超えて歌い継がれるべき歌を届けるBHB。

音楽への愛に満ちて、透明感の世界。

 

あなたの生活の喜びと切なさに寄り添う10遍のグッド・ミュージックをご体感くださいませ♪群馬でもライブやってもらおうかな???

 

M2>    This Time    /    ヴィニシウス・カントゥアリア

 

1969年、バンド「オ・テルソ」のドラマーとしてデビューし、78年にはカエターノ・ヴェローゾのバンドメンバーとなり、83年にシンガーソングライターとしてデビューした、「ヴィニシウス・カントゥアリア」の作品から。

 

2015年6月にリリースした『インディオ・デ・アパルタメント』

このアルバムの注目すべき点は、坂本龍一、ノラ・ジョーンズがピアノで参加、

ジェシー・ハリスとのデュエットやビル・フリゼールのギターなど、豪華アーティストが参加していると言うゴージャスなアルバム!

大変豪華なのに、ギラギラはまったくしていない、この落ち付きと説得力ある演奏。

アート・リンゼイとの交流を端緒にじわじわと活動の場を広げながら活動してきたヴィニシウス。

ブラジル人SSWのソロ作としては2年ぶりリリースになりました。

NY~ブラジル・リオでの録音された意欲作であることは一枚のCDを通して充分に伝わってきます。

坂本龍一氏が担当した2曲や、ノラ・ジョーンズのピアノとのデュオで参加。

参加アーティストの色によって変幻自在にシフトするヴィニシスのこの音楽を世界で広めていきたい♪

曲を聞いていると自然の中に潜り込んで自然と自然の呼吸を覚えて、一緒に生きているんだ実感できる曲ばかり。

 

ゆっくりとジックリとこの空気を吸い込んでみましょう♪

Hi!心呼吸 12月9日(水)

 

M1>  ワンダーラスト  /  ブライアン・ウィルソン

 

ビートルズ時代を含め、すでにデビューから半世紀以上経過した現在でも現役ミュージシャンとして第一線で活躍しているスーパースター「ポール・マッカートニー」へ捧げる超豪華トリビュート・アルバム『アート・オブ・マッカートニー~ポールへ捧ぐ』から。

このアルバムには、ボブ・ディラン、ビリー・ジョエル、スモーキー・ロビンソンなど、総勢32組の人気アーティストが参加したCD2枚組、全35曲が収録されたアルバム(2014年)

そして日本盤のスペシャル・ボーナス・トラックに、日本を代表して「井上陽水さん」が参加していることにも驚きと感動いたしましたが、今日お送りした『ワンダー・ラスト』はブライアン・ウィルソンが歌い上げています。それも素晴らしいアレンジで。

あのブライアン・ウィルソンが選んだポールの曲は1982年発表『タッグ・オブ・ウォー』B面3曲目に収められていた「ワンダーラスト」を取り上げています。

そこを選ぶなんて・・・素敵過ぎるでしょ!

スタンダードの曲ではなくあえてその曲を丁寧に歌います。

バック・メンバーはいつものブライアン・バンド。

 

それにしても、このポール・マッカートニー・トリビュート・アルバム。

本当にイイ曲が多くて、ソングライターとしてのポールにただただ惚れ直してしまいました。偉大すぎるんだな。偉大で優しいんだな。みんなに愛されているんだな。実感。

 

そして感動です。

 

M2> Nothing Compares 2 U(愛の哀しみ) /  シニード・オコナー

 

アイルランドのシンガーソングライター、「シニード・オコナー」のセカンドアルバム。

1990年「I Do Not Want What I Haven’t Got」(蒼い囁き)から。

まさに名盤であります。

プリンスが作曲したことでも注目された『Nothing Compares 2 U』

この曲が世界的に大ヒットしたことで一躍スターダムに駆け上がった彼女。

アイリッシュの香りを残した奥行きのあるサウンドは今でも澄んでいて美しい。

まったくジャンルにも拘らず、自分の世界を見事に形成したことの強さ、はかなさを纏っている。

彼女のヒットによって本家「プリンス」もコンサートでセルフ・カヴァーし、そのライブ音源を1993年の『ザ・ヒッツ & Bサイド・コレクション』などに収録していますが、プリンスもどことなく彼女の歌に寄せて歌っているように思えてしまいます。

それほどこの曲の底知れない魅力があるんでしょう。

90年代を代表する1枚であることは間違いありません。

 

「あなたが去ってから15日と7時間が過ぎた」 という、さらっと不気味な歌詞でスタートするこの歌。切なさとやりきれない時間。

それを作ったプリンスの才能を見事に自分の世界に落としこんだシニード・オコナーの天才ぶりに鳥肌が止まらない・・・。

 

改めてプリンスのヴァージョンもお聞きください。

彼女の凄さが分かります♪

 

Hi!心呼吸 12月8日(火)

M1> Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!  /  Cecilia Dale(セシリア・デイル)

 

ジョアン・ジルベルトと共にボサノヴァの巨匠といわれる

ロベルト・メネスカルが監修したこんなコンピレーションアルバムから。

あったかいアレンジと綺麗なヴォーカルがとてもステキなアルバムです。

2005年にリリースされた[Christmas In Bossa]

そのアルバムの中からオススメは「Cecilia Dale」(セシリア・デイル)が歌う「Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!」

 

さて12月の初頭そろそろクリスマスの曲を!と考えているリスナーさんも多いかも。

オリジナルではないアレンジの違う聞きやすい曲を♪とか少し大人っぽい音と・・・とか。

そんな時にこんなアルバムはいかがでしょう?

イメージしてください。

フラッとたち寄ったカフェの店内、クリスマスムードも盛り上がるイルミネーション、その店内には若いご夫婦と仕事帰りのサラリーマン。

そこに流れるこのクリスマスソング。

「あ、このクリスマスの曲、なんだか知ってる」と彼女。

この曲自体は知ってるけど・・・。

 

そんなシチュエーションに流しておきたいアルバムかも♪

街中もクリスマスを待つ準備も進んで、キラキラの光景。

さて今年のクリスマス・ソングは?

 

M2>  サンライト  /   ケヴィン・レトー

 

1980年代半ばにLAに移り、セルジオ・メンデスのバンドに約8年間在籍し活動した女性シンガー「ケヴィン・レトー」

91年にファースト・アルバム『ユア・スマイル』94年には『アナザー・シーズン』がヒット。そして95年にリリースしたこのアルバム『シンプル・ライフ』から。

 

イキイキとのびやかな歌声をお聴いただければお分かりいただけるでしょう。

僕が言いたいことが。思わず深呼吸をしたくなるようなサワヤカさと美しさ♪

フュージョン・タッチの演奏をバックに快適指数の高い歌を聞かせてくれています。

ソフトなピアノのイントロから始まり、囁くようなレトーの歌声がスーッと耳に入り込みます。

どこかで入りやすい音楽。だからこそ気軽に聞けるサウンド。

しかし、チープな音楽では全くないんです。クオリティもしっかりしています。

序盤からは想像できない曲の転調・・・。後半になるにつれて盛り上がる世界観。

いつ聴いても気持ちいいです。

アルバムには他にもラテンタッチの「Forever lovers and friend」や

「We Know The Way By Heart」はアレンジのさりげなさに気づくと思わずニヤッとしてしまう。

素晴らしいテクニックと、ヴォーカル力をあまり主張しないところが好きなのかも知れません♪

もっと世界中の人に聴いていただきたい「ケヴィン・レトー」の素敵な世界にどうぞいらっしゃいませ~♪