HI!心呼吸 6月4日(水)

M1>  Old Before My Time /  オールマン・ブラザース・バンド

 

どこかへ逃避行をテーマの今週。

初夏のシーズンにアメリカ南部にカラッっとさを求めて参りますか。

『Allman Brothers Band』(オールマン・ブラザース・バンド)

アメリカ南部特有の土着サウンド「サザンロック」の代表的バンド。

カントリー・ミュージックの持つ明るく大らかな感覚と

即興演奏的な音楽性などを取り込んで独自のスタイルを確立したレジェンド・バンド。

2003年にリリースされたアルバム

『Hittin‘the Note』

最高の出来との呼び声高き1枚から1曲。

何度かの解散、再結成を繰り返したバンドですが、

結成時のツインドラム、ツインギターの構成で9年振りの

スタジオ録音盤として完成させたのがこの1枚。

若きメンバーの加入、メンバーの復帰などで若返って、

オールマンの初期のツインギターのスタイルになり、

初期の彼等のサウンドのようなブルージーな演奏を聞かせてくれます。シブい!

 

 

 

 

 

M2>    Not Myself  /   ジョン・メイヤー

 

かなりシブい「Allman Brothers Band」を聴いた後に少しラフな歌声も。

スモーキーな歌声はリゾートも想像させてくれます。

2002年に発表したデビュー・アルバム

『ルーム・フォー・スクエア』

何と言っても、デビュー盤とは思えないほど堂々たる出来はまさに秀逸。

ベテランの風格も感じますが、歌詞は爽やかだったり。

その絶妙なバランスがファンを虜にするんでしょうね。

スモーキーなヴォーカル。

キレッキレのギター・プレイ。

そして何よりキャッチーなソング・ライティングは流石。

これがデビューですから。

20数年たった今でも彼の曲にお世話になっているわけですから。

センスの塊。

今日は「Nor Myself」をどうぞ。

アルバム全体としても完成度。何度きいても惚れ惚れしちゃう『ジョン・メイヤー』

 

HI!心呼吸 6月3日(火)

M1>   ゾーズ・アイズ /   オータサン (Ohta-San  HERB OHTA)

 

「逃避行」ハワイに行きたい・・・次はいつ行けるのかしら。

『ハーブ・オオタ』さん。

ハワイ出身で日系二世のハーフでいらっしゃる、

世界的なウクレレ奏者。

【OHTA-SAN】(オータサン)の愛称で愛され、

「ウクレレの神様」とも言われる方。

そんなオータサンのフル・アルバムが

2003年にリリースされた

『レイン・フォレスト~オータサン作品集』

ウクレレの音色が好きという方にはゆっくりと穏やかな子のウクレレの音色を

聴いてもらいたい。これからのシーズンに向けて予習はいかが?

リゾート感たっぷりという音色ももちろん気持ちいいんですが、

ウクレレの別世界の音を楽しませてくれる。

ポップスや、ボサノバなど、ウクレレを純粋に楽器として、

いろんなジャンルにチャレンジ。

そんな姿と音色は色んな時代を超えてきた強さと優しさに溢れています。

 

 

 

 

 

M2>   Loca por Ti(ロカ・ポル・チ)  / シャキーラ

 

『Shakira』(シャキーラ)さんです。

ハワイアンの音に変わってコロンビアに逃避行。

13歳で「ソニー・コロンビア」と契約し、アルバム1995年の

『裸足のままで』が大ヒット♪

「ホウェンネヴァー、ホウェアエヴァー」で全世界デビューを果たした歌姫。

僕が初めて知ったのはデビュー当時。

1995年の「Estoy Aquí」(エストイ・アキ)が出合い。

ブラジル人のDJから教えてもらったこの曲は今でもキュンキュンする1曲。

そんな彼女の2014年の作品

『シャキーラ』

ラテンのフレーバーがお好きな方にはおススメの1枚。

このアルバムからはこのミディアムな1曲がおススメ。

『ロカ・ポル・チ』(スペイン語であなたに夢中の意味)

スペイン語で歌い上げるこのバラード。

情熱的に美しい1曲です♪ラテンが似合うシーズンもあと少し♪

 

HI!心呼吸 6月2日(月)

M1>   What You Won’t Do for Love  /   GO WEST

 

6月のこのコーナーもよろしくお願いいたします♪

「ピーター・コックス」「リチャード・ドラミー」からなる

イギリスのポップデュオ『GO WEST』

80年代のイギリスを代表する2人のサウンド。

正直イギリスの匂いを全く感じません。

アメリカの西海岸の空気感を存分に感じさせてくれるから不思議。

何と言っても、彼らのインパクトは「ピーター・コックス」の声。

ハスキーで少し陰りを感じながらウェッティな歌声を披露してくれます。

そこに本気を感じるAORバリバリのサウンド。

完成度が非常に高い1枚でもあります。

1992年にリリースされた

『Indian Summer』

これからのシーズンには外せない大好きな1枚です。

この5曲目の「風のシルエット」6曲目の「king of wishful thinking・・・」

良い曲ばかりです。このアルバムは晴れたドライブにはマストのアルバムだと断言♪

 

 

 

 

 

M2>    Shifting Sands  /    デビー・ラン

 

6月もスタート。梅雨時期のこのジメジメした気候を快適に♪

どこかに気分だけでも逃避行したくなるようなイメージで。

続いてはこんな1曲。

「ウッドストック」で活動したシンガー・ソングライター

『デビー・ラン』

彼女のソロ・デビュー作がこの1994年にリリースされたアルバム

『Looking For The World』

もともと彼女は南アフリカ出身のシンガー・ソングライター。

その才能を「ロビー・デュプリー」に見いだされてデビューを飾ります。

デビュー以前はロビー・デュプリーのレコーディング・メンバーとして活動。

バッキング・コーラス、キーボードなどでの経験が、

このアルバムでのAORサウンドの原型なのかも。

どこか切ない陰りを感じるサウンド。

彼女の甘い少しハスキーな声にもフィットします。

ドライブのシーンにもこのアルバムはクセもなくおススメ。

 

HI!心呼吸 5月30日(金)

M1>    Come To Me /   ボビー・コールドウェル

 

今週の締めくくりはこんな2曲に♪

やっぱりこの曲も僕にとっては「夏」をイメージする名曲。

夏の夜といった感じでしょうか。確かに夜に聴く曲…でも午前中にお許しください。

5月ラストのHi!心呼吸。

今年の夏は一体どんな夏になるんでしょうか?そんな事を考えながらこの曲を選曲しながら聞いていたら今年の夏の暑さが楽しみになってきました。

涼しい風が窓から入ってきました。

良い時間です。やはりこの人の声をどれだけ聞いてきたんでしょうか。

『ボビー・コールドウェル』

1978年にリリースされた『Bobby Caldwell 』

AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)の代表格のアーティストとしてよく

紹介されますが、このアルバム。「風のシルエット(What You Won’t Do for Love)」のチャートインなどで日本でもお馴染みに。

その他、日本ではCMソングが、都会派AORの彼のイメージを作った要因ではないでしょうか?僕もその一人wさて今月もありがとうございました♪

 

 

 

 

 

M2>  What You Won’t Do For Love /  ナタリー・コール ピーボ・ブライソン

 

今月の締めくくりは、こんな初夏のシーズンに「耳にして心地良い心呼吸」

ボビー・コールドウェルの『What You Won’t Do For Love』の絶品カヴァー。

このカヴァーの豊潤さが素晴らしく好きです。

メロウ・グルーヴ・クラシック♪

1979年発表のデュエット・アルバム『We’re The Best Of Friends』(愛あるハーモニー)に収録された1曲です。

すでに大物歌手となっていた「ナタリー・コール」と

ヒットチャートを登り始めていた「ピーボ・ブライソン」の2人の息の合った

デュエット・アルバムがリリースされていたんです。

さて「What You Won’t Do For Love」(風のシルエット)は数多くのアーティストが

カヴァーしている定番曲。

それもロックからジャズと幅広い。そんな中でもこのカヴァーは外せません。

ソウルのカヴァーの豊潤さ。豊かさに幸せになれます。

若かりしピーボの温かみのある歌声と、貫禄さえ感じるナタリーのデュエット。

「What You Won’t Do For Love」♪

 

 

HI!心呼吸 5月29日(木)

M1>   All the King’s Weight  /     アンディ・プラット

 

『アンディ・プラット』(Andy Pratt)

1947年1月25日 マサチューセッツ「ボストン」出身。

「ボストンの孤高のピアノの貴公子」と言われた

『アンディ・プラット』

その特異なポップ・センスを発揮した70年代を代表するシンガー・ソング・ライター。

ソフト・ロック系のシンガー・ソング・ライターとしての印象が

強い方も多いかもしれませんね。

1973年。

僕はまだ生まれていませんが、

このアルバム『Andy Pratt』は美しすぎる。

このアルバムから「アヴェンジング・アニー」がヒットを記録。

この曲も大好きな1曲。

「オール・ザ・キングス・ウェイト」

こういう作品をタイムレスな傑作というんだと思うんです。

この時代にも美しく耳に彩を与えてくれます。

彼の後半のアルバムではちょっと難しくてニッチな作品が多い・・・でも初期は良いんです。

 

 

 

 

 

M2>   In a Dream Gone By(過ぎ去りし夢)  /   ポール・ヤング

 

1956年1月17日 イギリス生まれ。

『ポール・ヤング』

1982年にソロ・デビューを果たした「ブルー・アイド・ソウル」

シンガーとして時代をリード。

1985年「ホール&オーツ」の「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」の

カヴァーで大ブレイクを記録♪

ご存知の方も多いですよね。

80年代を代表するアーティストですが、彼のこのアルバムはまさに、

この季節に聴くべきアルバムだったんだと「再認識」しております。

1997年6月25日にリリースされた

『Paul Young』

ポールが40歳を過ぎて豊かな音楽性や、気持ちをコントロールできるようになって、

自分の本質をシンプルに表現したらこんな素晴らしい1枚になったんですね。

ソウル、カントリー、マリアッチ・・・こだわりの中に柔軟さ。

良い年の取り方をするとこんな音楽になるんだなぁ、この時期にピッタリですよ♪

 

 

HI!心呼吸 5月28日(水)

M1>    Serenata(セレナータ)  /    アール・クルー

 

クロスオーバー・ジャズ。ジャズ・ギタリスト

『アール・クルー』

このコーナーでたまにおかけしていますが、

どんな「シーン」でもマッチしてしまうようなギターの音色を聞かせてくれます。

僕もラジオDJとしてのデビュー当時、

この方のギターのBGMで番組を喋ることが多かったんです。

お天気のBGMやらフリートークのBGMやら・・・今考えると生意気なんですよね。

そんなアール・クルーの2005年のアルバム

『Naked Guitar』

スタンダード中心の選曲が非常に聴きやすくて心地良い。

ジャズ・ギターに興味のある方には、数あるアルバムの中でも入りやすいアルバムではないかと思います。まさに生活の中のBGMとしては贅沢かと。

オーケストラや派手目な演奏ではなく、

ギター1本でより鮮明にギターのタッチが分かる温もりのある作品。

声にも柔らかな、甘いなどの違いがあるように、

ギターにも甘くて柔らかいが存在するんですね。

 

 

 

 

 

M1>   MY ONE AND ONLY LOVE  /   アンジェラ・ガルッポ

 

カナダ、モントリオール出身のネオ・ジャズ・ヴォーカリスト

『アンジェラ・ガルッポ 』

もともとはカナダのバンド「ST.ANGE」 (セイント・アンジ)の女性ヴォーカリストとして

活躍していたアンジェラ。

そんな彼女のジャズ・アルバム。

ジャズ・スタンダードの他ビートルズ、チャカ・カーンのヒット曲などカバー。

その歌声は実にナチュラルでオーガニック。

アンニュイな雰囲気でジャズを歌いあげると、

ポップな雰囲気でも自由に歌いわける実力は本物です。

それもそのはず。大学ではジャズを学び2007年には「オスカー・ピーターソン」などから指導を受けたという才女。

そんな彼女の2013年にリリースされたアルバム

『フィール・フォー・ユー』

それはゆったりと、スタンダードを丁寧に聞かせてくれる秀作♪

「ドリス・デイ」「フランク・シナトラ」「ジョン・コルトレーン&ジョニー・ハートマン」などでもお馴染みのスタンダードをこのアンニュイさで♪

 

HI!心呼吸 5月27日(火)

M1>      Beautiful Girl    /    メイヤ

 

『Meja』 (メイヤ)

1998年のメイヤのセカンド・アルバム『Seven Sisters』

日本でもビッグ・ヒットしましたね。

懐かしいアルバムと感じてくれる人も多いはず。

「All ‘Bout the Money」とか「Lay Me Down」など、改めておかけしたい曲が

多数収録された1枚。

このアルバムをよく放送でもONAIRしてたなぁ・・・好きでした。

アルバムの中でもこの曲は別の空気感。

ウキウキするようなポップ感と、キャッチーさ。

ボサ・ノヴァ風の「Beautiful Girl」可愛い曲です。

スウェーデン・ストックホルム出身のメイヤ。

このアルバムではギター・ポップサウンドを見事に聞かせてくれています。

看板曲も懐かしいところ。

このポップ・メロディに久しぶりに触れてみてください。

この頃のスウェーデンの音楽は元気で洗練されていましたね。

 

 

 

 

M2>   Blewu (ブレウ)  /  アンジェリーク・キジョー

 

スウェーデンから今度は「西アフリカ」に旅を継続です。

今までに4度のグラミー賞にノミネートされてきた西アフリカ「ペナン共和国」

出身のシンガー『アンジェリーク・キジョー』

アメリカのガーディガン紙で「世界で最も啓発的な女性TOP100」に選出されるほど、

世界中のミュージシャンや文化人、政治家に多くの影響を与えてきたシンガーの1人。

現在は「ユニセフ親善大使」なども歴任しているという彼女。

音楽のベースにはアフリカンポップ、レゲエ、ジャズをミックスさせたかのような

彼女のオリジナル世界は聴いているものを幸せにしてくれます。

2014年にリリースされた『EVE』(イヴ)

跳びはねる様な彼女の歌声と独特のリズムは日本人には馴染みのないものかもしれませんが、聴いていると不思議と楽しくなってくるから不思議。

バックをギターでシンプルに耳心地の良いメロディに彼女の強烈な歌声は大地を想像させ同時に青空も想像させてくれる。

「Blewu」(ブレウ)名曲です。

耳に残る残響感は言葉や音楽の壁を壊してくれます。

こういう事も彼女の伝えたいメッセージだったりするのかな?

 

 

HI!心呼吸 5月26日(月)

M1>    Flying with Angel  /   Na Leo  (ナレオ)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

ハワイアンを代表するグループ『Na Leo』 (ナレオ)

そろそろ彼女たちのサウンドを聴きたくなります♪

80年代半ばにオアフ島の名門ハイスクール「カメハメハ・ハイスクール」

の同級生3人で結成されたナレオ。

「ナラーニ」(ヴォーカル、ギター)、「レフア」(ヴォーカル、ベース)、

「アンジェラ」(ヴォーカル、ウクレレ)

僕が彼女たちを知ったのは日本デビュー曲だった1996年にリリースされた

「ノース・ショア・セレナーデ」

ラジオでかかりまくっていた記憶が。

今でもこれからの季節に聴きたくなります。

どうしてこんなに気持ちのいい美しいコーラスを聞かせてくれるんでしょうか?

ハワイアンってなんだか遠い国のサウンドだったものを身近に変えてくれた。

今日は1996年のアルバム。ナレオの3rdアルバム

『フライング・ウィズ・エンジェル』からタイトル曲を。

 

 

 

 

 

M2>     Fields    /    マキシ・プリースト

 

今月も最終週に突入ですね。

「NA LEO」に続いてはもう少し夏を感じませんか?

ジャマイカ人の家系を持つ、イギリス出身「レゲエ・ラヴァーズ・ロック」のレジェンド

『マキシ・プリースト』

イギリスにてジャマイカの両親の下に生まれたマキシ。

日本でもおなじみのアーティストですが、最近なかなか耳にしない。

今日は2005年にリリースされた

『2 The Max』

この頃はマキシのキャリアハイを過ぎてから「復帰」のタイミング。

彼の実力はご存じの通り。夏の音楽「レゲエ」を身近にしてくれたマキシ・プリースト。

80年代からイギリスをベースとして活動をしていた彼が放ったこのアルバムは

第一線に復活した起死回生盤と言ったところ。

ここにマキシあり!と示してくれた作品で僕は好き。

大人の雰囲気バリバリで色気を増したラヴァーズ・ロック。

耳を夏にシフトチェンジしてくれます。5月もありがとうございました。

 

HI!心呼吸 5月23日(金)

M1>  Spring Can Really Hang You the Most /  エリス・マルサリス

 

今週の締めくくりは♪

ピアニスト『エリス・マルサリス』

1991年録音のこのアルバム『ハート・オブ・ゴールド』

レイ・ブラウン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)、レジナルド・ビール(b)、ハーリン・ライリー(ds)、ジャイソン・マルサリス(ds)が参加している1枚。

品のある端正な美しいピアノが楽しめます。

さて改めてこの『エリス・マルサリス』は、

ウィントンやブランフォード、デルフィーヨなど素晴らしいアーティストを育てた実力者。

しかしずっと「ウィントンとブランフォード、デルフィーヨの父親」としてしか知られていなかった彼。もったいない。とこのアルバムを聞くと思います。

先ほども書きましたが、このリーダー作では

「レイ・ブラウン」,「ビリー・ヒギンズ」と共演。

極上のピアノ・トリオ演奏を披露している。

息子3人がプロとして活躍している事実。

その活躍の裏では父親の大きな存在があったのが分かります♪

 

 

 

 

 

M2>  Don’t Know Why (ライヴ) (ボーナス・トラック) /   ノラ・ジョーンズ

 

今週の締めくくりにはこんなライヴテイクを。

名曲「Don’t Know Why」

2002年の大ヒットデビュー・アルバム『ノラ・ジョーンズ』

そこから16年後。未だ色褪せない名曲ですが、2児の母となったノラが原点回帰。

「ノラがJAZZに戻ってきた♪」その触れ込みで思わず手にしたアルバム。

2016年にリリースされている

『デイ・ブレイクス』

彼女自身「「最初のアルバムを発表してから、間違いなくピアノから離れてしまった。弾いたりはしていたけれど、ギターで書きたいっていうのがあったの。だからこれらの曲をピアノで書き始めると、すぐにそれらはピアノで演奏されるべきだっていうことが明白だった」というように、このアルバムはデビュー・アルバムのようなピアノ弾き語りのスタイル。

カントリー、フォーク、ソウル・・・ジャンルをノラのフィルターに通されてシンプルにノラの世界に染め上げた作品。

僕もシンプルなジャズが好き♪今日は日本盤のボーナス・トラック。ライヴ音源でどうぞ♪

 

HI!心呼吸 5月22日(木)

M1>   Chosen Family(チョーズン・ファミリー) /   レオナ・ネス

 

2000年5月にリリースされた彼女のデビュー・アルバム

『レオナ』

ノルウェー出身のロンドン育ちの女性シンガー

『レオナ・ネス』

14歳から作曲、ギターに興味を持っていたというレオナ。

学校のバンドで演奏し、家で作曲をするという日々をロンドンで送っていた彼女は

18歳の時、山のようなデモテープとギターをもってNYへ。

NYの大学に入学し、NYの有名クラブでパフォーマンスを行っているときにレコード・レーベルから注目をされ、デビューのきっかけを掴む♪

まるで映画のストーリーみたいだけど、その行動力はなんだか刺激を受けます。

ポスト「フィオナ・アップル」と呼び声が高いレオナ・ネスのデビュー・アルバム。

モデルとして活動していた彼女の声は「フィオナ」や「シニード・オコナー」に近い。

歌詞は全て彼女の書き下ろしだ。

同世代の若かりし日々を思い出すにはちょうどいい1枚です。

良い空気感を放つ、魅力的なアルバム。もう25年前の作品なんだよね・・・。

 

 

 

 

 

M2>     ナハンカ  /    スモーキー・マウンテン

 

『スモーキー・マウンテン』

フィリピン版ジャクソン5なんていわれたグループです。(こちらは兄妹ではありませんが)

当時「コロネル」(16才)「ジェイスン・アンガンガン」(14才)

「シェディ・ベルガーラ」(13才)「サール・サントス」(13才)の男女4人組。

平均年齢が14歳(13~15歳)の4人組だったんですね。

1992年にリリースされたアルバム「パライソ」

「Paraiso」 = パラダイスの意味だが…「パライソ」は美しい自然豊かなフィリピンと、

異臭漂う「ごみの山」に登りプラスチック袋などをかき集めて生計を立てている子供たちとが脳裏に浮かぶ1曲。

1991年には紅白歌合戦に登場したことを覚えている方もいるかも。

スモーキー・マウンテンはフィリピンの有名なごみ投棄場にあったスラム。

彼らはそこの出身者だそうです。

その当時のフィリピンの事情を理解するために彼らの存在は大きくて、

大事なアーティストだったことは言うまでありません。

彼らの歌声には真っ直ぐな夢もキラキラした未来を見つめているようなコーラスは感動。