M1> If I Never Get to Heaven / ハヴィエアー
「スティーヴィー・ワンダー」直系の70年代ニュー・ソウルを継承。
自ら作曲をこなすことはもちろん、ほとんどの楽器をプレイできてしまう
マルチ・ミュージシャン。
そんなところもスティーヴィーを彷彿とさせます。
R&Bヴォーカリスト『ハヴィエアー』
ファースト・アルバム2003年の『Javier』(ハヴィエアー)
70年代ソウルを現代のR&Bのエッセンスを溶け込ませ、
彼のマルチな才能を思う存分披露してくれているアルバムは心地いい作品に。
トラディショナルなスタイルにこだわるのではなく、
歌声を生かす為に可能性に貪欲に吸収していこうとする姿。
ファースト・アルバムをリリースしたアーティストとは想像しにくい。
1曲目の「Crazy」は切ないメロディでスタート、彼の魅力に触れるまでは時間はいらない。バラード、ラテン、ブラックミュージックと幅広いジャンルにとらわれない才能。
8曲目にクレジット「If I Never Get to Heaven」
軽やかで聴き易い・・・作品としては全体に心地よい流れ。おススメです。
M2> You’re Gonna Get It / アンジー・ストーン
「Mary J Blige」らを手がけたり、マルチな活動を見せてくれた
『アンジー・ストーン』
彼女がこの世を去ったのは今年2025年3月でしたね。63歳の短い人生。
交通事故には気を付けないと。才能も一瞬で消してしまう・・・。
多くの才能と功績を残したアンジー・ストーン。
彼女の3rdアルバムは2004年にリリースされた
『Stone Love』
僕が一番聞かせてもらった1枚。
このアルバムの先行シングルだった「I Wanna Thank Ya」は
「スヌープ・ドッグ」をフィーチャーしたナンバー。
その他、このアルバムには「アンソニー・ハミルトン」「ベティ・ライト」らが
ゲスト参加していることでもこの「ディーヴァ」が多くのアーティストに
愛されていたことの証拠です。
やはり彼女の魅力は大人の雰囲気の深みのある声。
この声はR&Bが似合う。ご冥福をお祈りいたします。