HI!心呼吸 12月16日(火)

M1> Berceuse Pour Un Homme(ベルシューセ・プール・エン・オム)

(ある男への子守歌) /   コリーヌ

カンヌ生まれの女性ヴォーカリスト『コリーヌ』

彼女のデビュー・アルバムは1994年リリースされた

『コリーヌ』

プロデュースは元「ゴダイゴ」の「トミー・スナイダー」

スナイダーさんの才能に感謝します。

彼女のアルバムはまさにジャケ買い。

季節を聞かれると「春・夏」をイメージするかもしませんがリリースされたのは11月。

僕が初めて耳にしたのがちょうどこの時季・・・。

冬にもシックリとくる美しい曲が並びます。

どことなくラテン風の演奏と初々しいコリーヌの歌声。

懐古的な空気感は日本人も好きな空気感かも。

なんだかジャズのアルバムを聴いているようにリラックスしながら

哀愁を感じる冬の時間。

「しっとり」と「ポップ」が入り混じる音世界。

彼女のアンニュイな声は何とも言えない温もりを感じます。

 

 

 

 

 

M2>    Hope   /   ファイヴ・フォー・ファイティング

 

なんて美しい旋律を聞かせてくれるんだろう。

ピアノ・ロックの詩人、シンガー・ソングライター

『ジョン・オンドラジック』

(ソング・ライティング、ヴォーカル、ピアノ、ギター)によるソロ・プロジェクト

『ファイヴ・フォー・ファイティング』(FFF)

2009年にリリースされているスタジオ・アルバム

『スライス』

ロックナンバーも収録されているんですが、

ピアノメインのバラードが心を鷲づかみ。

溢れ出るピアノの旋律と優しい歌声。

「ファイヴ・フォー・ファイティング」の素直なメッセージ。

メロディは後世にも残したい。それが僕の「Hope」だったりします。

『正直で自分らしくいるためにはこの隠れ蓑が必要』

という点から生まれたFFFの本物。

こうやって耳を傾ける時間に幸せを感じる豊かさに感謝します。

HI!心呼吸 12月15日(月)

M1>    Years From Here  /    4 P.M.

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

『4 P.M.』

バルティモア出身の4人組R&Bグループ。

因みにグループ名は「For positive music」の略なんですって。

知らなかった。コーラス・グループが沢山登場した90年代。

その中でも異彩を放っていた4人組。

日本でもその存在は大きかったんじゃないでしょうか。

1995年にリリースされたデビューアルバムが

『Now’s the time』

その中からファースト・シングルとして選ばれたのが、

『坂本九』さんが1963年に日本人初のビルボード・チャート1位に輝いた

「上を向いて歩こう」のカバー曲「Sukiyaki」でした。

彼らの特徴は優しく爽やかなヴォーカル・コーラス。

全体的にアダルティな雰囲気が充満しているこのアルバムのラストに収録された

「Years From Here」をこの年末に。

 

 

 

 

 

M2>   In The Bleak Midwinter  / ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ

 

ライヴをこよなく愛する名門ゴスペル・グループ

『ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ』

彼らは過去にグラミー賞を5回受賞しているという

「1944年」に結成されたアラバマ出身のベテラングループ。

80年にわたりツアーやライヴをこなしているのだから・・・

凄い以外に言葉は出てこない。

現行メンバーは4名。

創始メンバーの「ジミー・カーター」がこの世を去ったのは2023年。

盲目のメンバー「リッキー・マッキニー」はこんなメッセージを生前に残しています。

「僕らの障害はハンデではない。何ができないか、じゃなくて、何をするかが問題なんだ。」

2003年にリリースされているアルバム

『Go Tell It on the Mountain』(ゴー・テル・イット・オン・ザ・マウンテン)

クリスマス・アルバムです。

この作品に参加している豪華なゲスト達も!

この曲は「クリッシー・ハインド」を招いての1曲です。

 

HI!心呼吸 12月12日(金)

M1>    River    /    リンダ・ロンシュタット

 

今週の締めはこんな曲にしてみました。

『リンダ・ロンシュタット』

2000年にリリースされたクリスマス・アルバム

『ア・メリー・リトル・クリスマス』

このクリスマス・アルバムはとてもピースフル。

温かなクリスマス・ソングが並ぶ1枚でもあります。

『ジョニ・ミッチェル』の名曲「River」の丁寧なカヴァー。

このアルバムの凄いところは『故ローズマリー・クルーニー』とのデュエットソング

「White Christmas」を収録されている・・・など聴き所満載。

この「ローズマリー・クルーニー」は

本家「ビング・クロスビー」とのデュエット経験もあるというか方。

(このアルバムのリリースの2年後2002年に亡くなっています)

大人のためのクリスマス・アルバムです♪

多彩なクリスマス・ソング。そして多様なスタイルで歌い上げた曲たち。

やはりスタンダードは良いな・・・です。

オススメの1枚です。そろそろクリスマス・モードも良いですよね。

 

 

 

 

 

M2>    Dream River  /  ザ・マーヴェリックス

 

今週の締めくくりはこんなシブい曲です。

『ザ・マーヴェリックス』

1998年にリリースされた通産4枚目のアルバム

『トランポリン』

1990年代から活動し、1995年にはグラミー賞を受賞。

「ラウル・マロ」率いるロック/カントリー・バンド

『ザ・マーヴェリックス』

90年代の彼らの印象は「カントリー」を色んな音楽の要素とミックス。

その音たちをキチンと整理して聞かせてくれるバンド。

本国アメリカやイギリスではセールスを伸ばしたアルバムです。

今聞いてもジーンとする1曲。

なんとなく聞きたくなるリード・ヴォーカル『ラウル・マロ』の甘くシブく、包容力のある歌声。シンプルなメロディがまた彼の声を前面に押し出してくれます。

ゆったりと穏やかに流れる川の景色。

川の流れのように~♪

身をゆだねて年末に・・・2025年。

 

 

 

 

HI!心呼吸 12月11日(木)

M1>    Hold Out For Christmas /  ロッカペラ

 

こんな懐かしい1枚からこんなクリスマス・ソングはいかがですか?

アメリカのア・カペラ・グループ。

日本にもほぼ毎年来日している

『ロッカペラ』

1992年にリリースされたアルバム『BASH!』

その年によってクリスマスにはどんな曲を聞こうかな?

楽しみになりますが今年のクリスマスにはこんな曲はいかがですか?

1986年から活動をスタートさせた、

ニューヨーク発ア・カペラ・グループ

「ROCKAPELLA」

彼らのサードアルバム。

僕が彼らを知るキッカケになった1枚でもあります。

このコーラスワークと遊び感覚を見事に持ち合わせるボーカル。

クリスマスに関係なく十分楽しめるアルバムでもありますが、

この「ホールド・アウト・フォー・クリスマス」

まろやかな響きのハイテナー「スコット・レナード」のリード・ヴォーカル。

心穏やかにクリスマスをこんな1曲と共に過ごしてみるのもオススメ。

 

 

 

 

 

M2>     Justify  /     ダリル・ホール

 

毎年のようにおかけしていますが、お許しください。

『ダリル・ホール』

1996年にリリースされた『Can’t Stop Dreaming』

ソロでダリル・ホールが放ったこのアルバム。

時代は流れ、音楽シーンも変貌を遂げていますが、このイントロを聴くだけで

あの頃の新鮮な気持ちが蘇ってくるから不思議です。

もともと原点は「ホール&オーツ」

80年代のイメージを持っていた僕は久々にリリースされた、

このホールのアルバムで変化に感動し、

ロマンチックでドラマチック、アダルティなアルバムにその頃の僕は憧れ、

輝きさえ覚えたものです。

どこか懐かしくて、新しくて。

シングルカットされヒットを記録した「Justify」

リズムカルなメロディに心踊り、この時季を連想してしまいます。

しかし、歌詞の内容は「別れ歌」ですのでお気を付けください。

 

 

HI!心呼吸 12月10日(水)

M1>      カレン  /   Beautiful Humming Bird

 

『Beautiful Humming Bird』

2007年にリリースされたアルバム『呼吸』

ヴォーカルの「小池光子」さんと、

アコースティック・ギター「田畑伸明」さんによるユニット

「ビューティフルハミングバード」

はじめて耳にした時。あまりにもこの2人の歌の持つ美しさに感動して、

大ファンになりました。

ぜひ色んな曲を耳にして頂きたいアーティスト。

今までにもイベントをご一緒したこともありますが、

ライブで聴くと感動が格段に増すアーティストさんです。

このアルバムにはシングル「カレン」のほか、

透明感のある歌声をトラッド・フォーク、カントリー、童謡などを採り入れた美しいメロディに乗せて届けてくれます。

「あなたに、わたしに、とどくきもち、とどけたいきもち」

世代を超えて歌い継がれるべき歌を届けるBHBはステキです。

 

 

 

 

 

M2>     TIME    /     DEPAPEPE

 

2人組インストゥルメンタルユニット『DEPAPEPE』

イントロを聴いただけで冬の景色が広がります。

2008年の11月にリリースされたアルバム

『デパフユ ~ 晴れ 時どき 雪 ~』

温かな日差しの中、冬ばれの青空が広がる。

吐く息は白くなって、ワクワクするような事が今から始まる

「冬」

ここまでインパクトを残してくれるギター2本の世界。

景色が浮かぶ・・・懐かしさ。優しい気持ち。

なんだかワクワクしませんか。

なんだか人に会いたくなってきませんか?

この奥行きを感じる音世界に飛び込んでみませんか?

キラキラと流れる今年の暮れ。

冬を楽しむためにこんな1曲もいかがでしょう?

就寝前に聴いてると完全にリラックスして体の力が抜けていく感覚。

心地が良い優しいTIMEを。

 

HI!心呼吸 12月9日(火)

M1>     Lose Me   /    ジョー・ヘンリー

 

1960年アメリカはノース・キャロライナ州シャーロット生まれの

アーティスト、プロデューサー『ジョー・ヘンリー』

短編小説を書くように歌の世界を作りだすアーティスト。

プロデューサーとしての才能を発揮しているのも彼の特徴。

「アニー・デフランコ」「エイミー・マン」「アラン・トゥーサン」

「エルヴィス・コステロ」などを手がけています。

ジョー・ヘンリーは1987年に「メラニー・チッコーネ」という女性と結婚している。

この方、あの「マドンナの妹」さんです!

世界のポップスターの義理の弟という彼。

もちろんマドンナも彼の楽曲をモディファイ(一部を修正)して歌っています。

1990年にリリースされている2枚目のアルバム

『Murder Of Crown』

ギタリスト「ミック・テイラー」が参加した「Lose Me」

ミックのギターがソロで聞かせます。

独特の空気感は心地よく響きます。

 

 

 

 

 

M2>   BELL,BOOK,&CANDLE  /  ブー・ヒュワディーン

 

「エディ・リーダー」「ポール・ヤング」「K.D.ラング」など

数多くのアーティストが共感する独特の世界感を持つアーティスト

『ブー・ヒュワディーン』

1961年ロンドン生まれ。85年に『バイブル』を結成。

「アズテック・カメラ」「プリファブ・スプラウト」などが認める

「ブリティッシュ・ポップ・バンド」

その「バイブル」のリーダーとして活躍していた彼。

1991年よりソロ活動をスタート。

彼の3作目がこの1999年にリリースされた

『Thanksgiving』

呟くような歌声。穏やかな口調。

弦楽器の優しさと彼の声が温もりと安らぎ。

そして不思議なことに海外の空気を直に感じているような感覚に・・・。

そこにはベルと本とロウソクがあればいい。

こんな冬の1曲もおススメです。

 

HI!心呼吸 12月8日(月)

M1>   lady of my life (acoustic live recordings) / マリア・ソルヘイム

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

1982年1月19日生まれ。ノルウェー出身

『マリア・ソルヘイム』

15歳で週刊紙のフリー・ライターとして活動をはじめ、

97年には短編小説コンテストで賞を受賞し、

文学的才能をみせると共にこの年音楽活動を開始。

2003年には『マリア・ソルヘイム』で日本デビューを飾ります。

そんな彼女の2004年にリリースされたセカンドアルバム

『Frail』(フレイル)

ボーナストラックに収録された「lady of my life」のアコースティックヴァージョン。

前作に収められた曲のアコースティックヴァージョンですが、

先ほどのプロフィールにも記しましたが、ライターとしての顔も持つ彼女。

素朴で、シンプルな詩。その詩を彩るメロディ。

極力無駄を削ぎ落したアコースティックヴァージョン。

北欧の冬。北欧の空気。彼女のロリータボイスをどうぞ。

 

 

 

 

 

M2>  I’ll Be All Smailes Tonight  /  ザ・チーフタンズ

 

『ザ・チーフタンズ』

1962年に結成されたアイルランドのバンド。

結成50周年を迎えながら、創作意欲はとどまることを知らない。

カントリー・アルバム2002年にリリースされたアルバム

『ダウン・ジ・オールド・プランク・ロード』

結成当時は見向きもされなかった伝統音楽(ケルト音楽)を

現代的なアレンジを施し、知名度を広げ人気を獲得していったバンド。

グラミー賞やアカデミー賞を受賞するなど、「国宝級」ともいわれる存在。

豪華なミュージシャンが参加していても

自分たちの音楽を守り抜き、自分たちの世界に導いてしまうのは

やはり長いキャリアによるもの。

誰もが認める超一流アイリッシュバンドが,

ブルーグラスとカントリーの一流ミュージシャンを集めて録音した

グラミー賞ノミネート作品がこちらのアルバムでもあります。

アイリッシュ・パワー全開の曲たちのどこか懐かしい風に吹かれてください。

 

HI!心呼吸 12月5日(金)

M1> Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow! / Cecilia Dale(セシリア・デイル)

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

「ジョアン・ジルベルト」と共にボサノヴァの巨匠といわれる

「ロベルト・メネスカル」が監修したコンピレーションアルバム。

 

2005年にリリースされた『Christmas In Bossa』

そのアルバムの中からオススメは

『Cecilia Dale』(セシリア・デイル)が歌った

「Let it Snow! Let it Snow! Let it Snow!」

オリジナルではない名曲をこんなアレンジで。

普段とちょっと違うクリスマス・ソング。

 

なんだか聞いたことあるけど・・・よくわからない。

ふと耳を奪われる曲をこんなカバーで楽しむのはいかがですか?

フラッとたち寄ったカフェの店内、クリスマスムードも盛り上がるイルミネーション。

街中もクリスマスを待つ準備も進んで、キラキラの光景。

さて今年のクリスマス・ソングはどうしますか?

 

 

 

 

 

M2>  クリスマス・シング /   アルコ・イリス

 

今週の締めくくりはこんなクリスマス・ソングです。

今年のクリスマスはいつものクリスマスとは違ったクリスマスを過ごしてみたい。

そんな方にはこんなクリスマス・ソングはいかがですか?

クリスマスのスタンダード・ナンバーに加え、

モダンなボサノヴァのアレンジで聞かせてくれる

『アルコ・イリス』

以前にもアルバムを数枚リリースしていますが、

その柔らかなリラックスさせてくれるメロディは聞くシーズンを選ばない。

ただ、このアルバムに関してはこのシーズンしかないでしょ

1991年にリリースされた

『Estrela de Belem』(暑い国から来たサンタ)

見事な選曲といつもと違うスタンダード。

ホッコリとした気分で聞かせてくれる南半球のクリスマス・ソング。

このアレンジで今年のクリスマス・シーンを楽しんでみては?

半袖で楽しむクリスマスかぁ・・・

思いを馳せてみましょうか♪12月もよろしくお願いいたします。

HI!心呼吸 12月4日(木)

M1>    クール・ユー /  カート・エリング

 

2013年にリリースされたクリスマスのオムニバス作品。

『ビューティフル・ジャズ・クリスマス~スタンダード・ヴォーカル~』

クリスマスまで1ヶ月を切っていますね。

街中もイルミネーションでキラキラ。

そろそろこのコーナーでもクリスマス・ソングを少しずつ選曲してみましょうね。

この方の歌声でムードをゆっくりと上げていきましょうか。

『カート・エリング』

力強い歌声と、優れたスキャット。

また4オクターブの音域を持つバリトンシンガーとして注目を集めている

ジャズ・ヴォーカリスト。

まさに大人のクリスマス・ソングといったところでしょうか。

このバリトンヴォイスが雰囲気を盛り上げてくれます。

聴きやすくてジャジーな大人のクリスマス・ソングばかりを集めたコンピレーション。

少し、ゆったりといつもよりも大人っぽくクリスマスを!という方にはオススメなアルバムかもしれません♪

 

 

 

 

 

M2>    Sunny Gone  /   ボズ・スキャッグス

 

2013年にリリースされた『ボズ・スキャッグス』

アルバム『メンフィス』

1970年代のAORの王様「ボズ・スキャッグス」

プロデュサーに「スティーヴ・ジョーダン」を迎えて

「メンフィス」の伝説的なスタジオ『ロイヤル・スタジオ』で制作されたアルバム。

(アル・グリーンや伝説のミュージシャンがレコーディングしたスタジオ)

「成熟した音」というものはこういう事。

深く温かな歌声は心にもちゃんとフィットしてくれます。

甘い歌声に洗練されたピアノリズムだけ。

このアルバムに収録された新曲の1つが「サニー・ゴーン」

贅沢な日差しのようにポカポカと温かで居心地の良い重厚感。

まさに癒しを与えてくれています。

年末の限られた時間。

大好きな人と、大切な時間を過ごす時。

「ボズ」のこの曲とお酒とお話と。

来年のことを思うタイミング。

 

HI!心呼吸 12月3日(水)

M1> Nothing Compares 2 U(愛の哀しみ) /  シニード・オコナー

 

アイルランドのシンガーソングライター

『シニード・オコナー』

1990年にリリースされたセカンド・アルバム

『I Do Not Want What I Haven’t Got』(蒼い囁き)

「名盤」ですね。

プリンスが作曲したことでも注目されたこの曲『Nothing Compares 2 U』

この曲が世界的に大ヒットしたことで一躍スターダムに駆け上がった彼女。

アイリッシュの香りを残した奥行きのあるサウンドは今でも澄んでいて美しい。

ジャンルにも拘らず、自分の世界を見事に形成したことの強さ。儚さを纏っている。

彼女のヒットによって本家「プリンス」もコンサートでセルフ・カヴァーし、

そのライブ音源を1993年の『ザ・ヒッツ & Bサイド・コレクション』などに収録。

プリンスもどことなく彼女の歌に寄せて歌っているように思えてしまいます。

90年代を代表する1枚であることは間違いありません。

「あなたが去ってから15日と7時間が過ぎた」 ・・・

さらっと不気味な歌詞でスタートするこの歌。切なさとやりきれない時間。

 

 

 

 

 

M2>   I’ll Stand By You  /   ザ・プリテンダース

 

2005年にはロックの殿堂入りを果たした『プリテンダーズ』

プリンテンダーズの主役はなんといってもボーカル&ギターの

「クリッシー・ハインド」

彼女の作曲力。インパクト。

魅せられるボーカル力。この存在無しではこの成功はなかったバンド。

1979年にシングル「ストップ・ユア・ソビン」でデビュー。

翌年、ファースト・アルバム『Pretenders』(邦題:愛しのキッズ)

このアルバムから「ブラス・イン・ポケット」が全英1位を記録。

そして1994年リリースされた7枚目のアルバム

『Last of the Independents』からこの『I’ll Stand By You』が誕生。

アルバム全体の統一感はバツグン。

音楽性の幅が広がり。クリッシーのボーカルが前面に押し出された曲たち。

イキイキとした曲が並びます。

多くの曲の歌詞がツアーで滞在するホテルの部屋から世間を観察しながら作られたような内容。90年代初めのL.A。湾岸戦争。そしてストリート・ヒップホップ系の人気にいたるまで生々しさをもつ物語が綴られています。生きた曲をどうぞ♪