HI!心呼吸 6月18日(水)

M1>   雨に微笑を(Laughter In The Rain) / ROCKING TIME

 

『今野英明』さんの声を聴きたくなりました。

『ROCKING TIME』のボーカル・Merodicaとしてフロントマンをつとめ

僕自身の音楽の新しい入り口を教えてくれたようなバンド。

惜しくも2004年に解散してしまいますが、

このメロディは今でも聞きたくなってしまう・・・。

スカ、ロックステディーをベースにオリジナルの世界を構築。

新鮮なアレンジとリズムワークは思わず「微笑んで」しまいます。

2003年にリリースされたROCKING TIMEのアルバム「SUMMER JAMBOREE」

このアルバムはまさに必聴盤だと思います。

シングルとしてリリースされた「少年時代」をはじめ、

洋邦の名曲を集めたカバー集!

それぞれの曲のカバーのユルさと「幸せ度合い」

幸せ度合いの数値はアナタ次第!

知らないうちに口ずさむメロディにやられっぱなしです。梅雨時期も微笑んで♪

Laughter In The Rain (ニール・セダカ/雨に微笑みを)のカバーです。

 

 

 

 

 

M2>   童神 (わらびがみ)    /     bird

 

2005年の夏に届けられた1曲。

「古謝 美佐子」(こじゃ みさこ)さんの沖縄の代表的な子守唄となりつつある

名楽曲「童神」(わらびがみ)をカバーしたのは

『bird』

2005年にシングルとしてリリースしています。

後に彼女の代表曲にもなったこの名曲。

心地の良いラバーズ・サウンドは今のシーズンに聴いていると涙が出てきます。

それはやはり親になったからなのか。

今から20年前は僕は親にはなってなかったもんな・・・

チャリティー・フリーライブイベント

「bird SUNSET FREE LIVE in 宮古島 2005」でのライブテイクなども収録されています。

こちらも必聴。

心が優しくなるメロディと優しい詩の世界。

沖縄の海をイメージしながらこれからの夏をイメージ。

なんとも幸せな時間を提供してくれるんでしょうか。

また「bird」さんにお会いしたい。

ゆっくりとお話を聴きたい。

HI!心呼吸 6月17日(火)

M1>  Fly me to the moon  /   アントニオ・ネグレイロ

 

2006年にリリースされたオムニバス・アルバム

『シナトラ・イン・ボッサ』

さてこんなオムニバス・アルバムが沢山リリースされましたよね。

アルバムのタイトルにもあるように本場ブラジルの超一流ボサ・ノヴァ・アーティストたちが「フランク・シナトラ」の名曲をゆるーく、まったりとカヴァーした1枚。

これからのシーズン、避暑地サウンドをお探しの方はこの1枚はおススメです。

さて「フランク・シナトラ」(フランシス・アルバート・”フランク”・シナトラ)は

現在も歌い継がれる数々の世界的大ヒット曲やゴールドディスクを世に送り出した

20世紀を代表する1人。

いまだに彼の声に癒される人は数知れず・・・

まぁ、ここにもおりますがw

Fly Me to the Moonは、ジャズのスタンダード・ナンバー。

「フランク・シナトラ」がカバーして爆発的なヒットになりました。

ヴォーカルナンバーだけでなく、インストやアレンジを変えて数多くのアーティストがカカバーしています。

このアルバムに収録された「アントニオ・ネグレイロ」のカヴァーも良いんです。

 

 

 

 

 

M2>   Summer Sun (feat. Yukimi Nagano)  /   KOOP

 

世界中で北欧ジャズ・ブームを創った生音の傑作アルバム。

2001年にリリースされたビッグ・ヒット・アルバム

『WALTZ FOR KOOP』

このアルバムには多くのヴォーカリストが参加し、

魅力的なメロディーと荘厳で神秘的なアレンジを完成。

革命的なまでに美しい作品として世界的にヒットした名盤。

「マグナス・ジングマーク」と「オスカー・シモンソン」の2名からなる、

スウェーデン出身のジャズ・ユニット『KOOPクープ』

ボーカルとスウィング・リズムにこだわったこのアルバム。

クラブ・ジャズ界に旋風を巻き起こした名曲といえば、日系スウェーデン人

『ユキミ・ナガノ』をフィーチャーした「Summer Sun」

センスの塊のような真のモダン・ジャズ。

1:ギターは使わない。2:エレクトロニックでありながら、オーガニックな音を追求。

3:恋愛をテーマにした、シンプルでダークな感情を秘めた歌詞。4:メロディーはシンプルに。5:曲の長さは、なるべく短く。6:スウィング・リズムはお約束。7:バス・ドラムは、極力使わない・・・だそうだ。

 

HI!心呼吸 6月16日(月)

M1>   メイベル  /   JOHN JORGENSON(ジョン・ヨルゲンソン)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

アメリカ、ウィスコンシン州出身のギタリスト

『ジョン・ヨルゲンソン』

グラミー賞受賞アルバムへの参加も多数経験しているベテランギタリスト。

調べていくとアメリカの『ジプシー・ジャズ・大使』という大使・・・との事。

アメリカのジャズギター界では知らない人はいないというギタリスト。

それもジプシー・スウィングを操るアメリカでも数少ないギタリストだと言う事です。

1989年リリースされた

『After You’ve Gone』

フランスのサモア市で毎年開かれる「ジャンゴラインハルト・フェスティバル」のステージにも立ったという数少ないアメリカ系ギタリスト!!!

ジャズというより上質の「イージー・ジプシー・リスニング・ミュージック」

単純に心地いいギターの音色に軽快なリズム。

説明は要らない音楽でしょうね。

テクニックのことは分からないが、感覚で楽しむ心の音楽。

 

 

 

 

 

M2>    ステイ   /   ケニー・ランキン

 

心の音楽をもう1曲。

『ケニー・ランキン』

1997年にリリースされた『ヒア・イン・マイ・ハート』

このアルバムは実に豪華なメンバーが勢ぞろいしているボサノヴァ・アルバム。

甘く語りかけるような歌声を聴かせてくれる「ケニー・ランキン」の秀盤。

「リオ・デ・ジャネイロ」でほとんどが製作されたそうですが、

豪華なミュージシャンがこんなにも参加・・・。

世界中の才能が集結したんじゃないの?くらいの奇跡です。

「マイケル・ブレッカー」のサックスも大人の味わい。

その他にも「アーニー・ワッツ 」(Sax)「ベベウ・ジルベルト」(Vo)

「トゥーツ・シールマンズ」 (Hca) ・・・等

1曲目の冒頭に鳴り出すのは、シールマンズのハーモニカ・・・。

そのほかの収録曲だって全て、良いんです。

文句の付けようなし。

そしてランキンの甘い声にウットリです。雨降りの日中にもシックリと来るんです♪

HI!心呼吸 6月13日(金)

M1>     Angel   /    ジェイク・シマブクロ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

ハワイ州ホノルル出身。

1976年11月3日生まれ。4歳よりウクレレを始め、高校を卒業したばかりの98年には

デビューを飾ります。日本をルーツに持つ日系5世。

ウクレレという楽器の今までのイメージを変えてくれたお馴染み

『ジェイク・シマブクロ』

2006年の6月にリリースされている『GENTLY WEEPS』

このアルバムはウクレレのアコースティックな「癒し系」満載。

ジックリと穏やかで。美しくて。

豊かな気持ちにさせてくれるこのサウンドの温かな事。

自然と目を閉じたくなるような美しいメロディーがアルバム全体を包みます。

この癒されるハワイアンへの入り口なんて素敵。

シンプルすぎる怖さ。もろさ。切なさ。音には深みがあり、感情を揺さぶる。

涙腺を刺激するこの音は一体何?

この美しい時間を作ってくれる癒しサウンドを週末に。

 

 

 

 

 

M2>  See The Sun  /    ジェイムス・イハ

 

ウクレレの音色に太陽をイメージしたのは僕だけではないはず。

今週の締めはこんな曲に。

『ジェイムス・イハ』

1998年にリリースされたアルバム『Let It Come Down』

『THE SMASHING PUMPKINS』のギタリストとして活躍したJames Iha。

ソロとして記念すべき1stアルバムです。

スマパンでは、轟音のギター、サイケなギターをかき鳴らしていたイハ。

このソロアルバムでは、うって変わってアコースティック・ギターで

ミドルテンポの楽曲を届けてくれました。

たまに聞きたくなる往年の1枚にクレジットしたいアルバム。

「キャロル・キング」「カーペンターズ」のラックに並べてておきたくなるそんな1枚。

まるで自宅のリビングで作ったような、リラックスした雰囲気がお気に入り。

オーガニックなサウンドはこの時期にもピッタリ。

このリラクゼーション・メロディ。

今日は息子が「生まれた」日。これからも僕は「See The Sun」の日を大切にして。

 

HI!心呼吸 6月12日(木)

M1>   Lunas Rotas (ルナス・ロタス) /   ロサーナ(ROSANA)

 

スペイン出身の女性シンガー

『ROSANA』(ロサーナ)

サウンドはレゲエからボサ・ノヴァとミックスされてた感じ。

そのジャンルの幅を見事に散らばしていて、コンパクトに聴きやすくまとめています。

ラテン・アメリカなどで人気を博したアーティストです。

映画のサウンドトラックなどにも登場して注目を集めた彼女。

1997年にリリースされたアルバム『LUNAS ROTAS / ルナス・ロタス』

彼女にとっては2枚目のアルバムです。

さて彼女の魅力は低音の落ち着いた歌声。

一瞬男性ボーカルと聴き間違えてしまう可能性も。

本国スペインでもこのアルバムはチャート1位を記録するなど

現地のラジオではパワープレイ状態だったそう。

アルバム全体にラテンフレーバーが漂いますが、聴きやすいラテンポップ。

そしてそこにスペイン語の響き。

この堂々とした歌いっぷりは大御所にも引けを取らない存在感を放っております。

 

 

 

 

 

M2>  エクアトリアル(赤道) /   LO BORGES (ロー・ボルジェス)

 

ブラジル出身。ギタリスト/シンガー・ソングライター

『ロー・ボルジェス』

「Clube Da Esquina」(クルビ・ダ・エスキーナ)

訳すと「街角クラブ」となります。この「クルビ・ダ・エスキーナ」の

重要メンバーの1人がこの『ロー・ボルジェス』

ちなみに他のメンバーには「ミルトン・ナシメント」がいたり、ブラジルの音楽界に

おいて最重要人物。

ブラジル音楽。

サンバやボサ・ノヴァだけじゃない。

メロディのベースには同じリズムが流れているのかもしれませんが、

彼の音楽はブラジル音楽の概念を変えてくれたような、

荒削りでいて、最高に美しいメロディを作り出しています。

1979年に発表された名盤『ア・ヴィア・ラクテア』

彼のサード・アルバムです。

この曲こそ「ブラジル・クラシック」の1曲としても重要だと思います。

 

HI!心呼吸 6月11日(水)

M1>   There You Are  /   マルティナ・マクブライド

 

『マルティナ・マクブライド』

1966年カンサス州シャロン生まれ。

カントリー・ミュージックのシンガーソング・ライター。

今のアメリカを代表する最も歌唱力があるカントリーのスーパースターの一人です。

彼女のデビューアルバムは1992年。

少し遅いデビューだったにも関わらず、スーパースターに一気に昇り詰めるという事実。

彼女の実力と人気がご理解いただけるでしょう。

そんな彼女の2001年にリリースされた

『Greatest Hits』

ベスト盤でありながらトップチャート入りしています。

デビューから5枚のアルバムをリリースした後の初のベスト盤。

この19曲を聴いていただければ、彼女の過去の5作は理解できるような気がします。

お得感満載です♪

コテコテのカントリーソングをイメージしていると、こんな曲で拍子抜け。

「There You Are」なんて綺麗なバラードでしょうか?お気に召したら嬉しいです。

 

 

 

 

 

M2>   Unforgettable Dream   /  Norm (ノーム)

 

2000年にリリースされているハワイアン・シンガー

『Norm』(ノーム)

『Unforgettable Dream』のタイトルトラック♪

1998年にハワイでデビューして以来、ハワイのクラブやイベントなどで人気を博した

ハワイアン・レゲエ・アーティストの1人。

見た目は柔道のコーチのような大柄な体格。

日本盤として彼のベスト盤がリリースされているので、

ハワイアン好きの方はお聞きいただきたい。

パーティチューンはもちろん、僕は彼のこんなミディアム・バラードがお気に入り。

「ケアリー・レイシェル」のようなトラディショナルの要素はさほど感じないですが、

ゴリゴリのハワイアンはちょっと聴き馴染みがない。

という方にはベストだと思います。

何といっても彼の声には癖がない。

非常に聴きやすい耳馴染みが気持ちいいはず。本当に癒される1枚です。

少しリゾートの香りを感じたい。そんな方には「NORM」おススメです。

 

HI!心呼吸 6月9日(月)

M1>    Bring on the rain  /   ジョ・ディ・メッシーナ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

1990年代後半から2000年代前半の女性カントリー・シンガーのムーヴメントの中で、

重要な存在感を放ったアーティスト

『Jo Dee Messina』(ジョ・ディ・メッシーナ)

デビューから勢いよくカントリー界の中で異彩を放った彼女、

彼女の音楽にはソウルや、ポップさを兼ね備えています。

カントリー・ミュージックにルーツを持ちながらも、

そのポップな感覚を大切にしたアレンジは、今の「ノラ・ジョーンズ」などの

現在カントリー・ミュージックのベースを作ったようにも感じます。

聴いていてソフトでありながら、

カントリーのトラディショナルなところも伝えてくれる。

間違いなく、この音楽は幅広い層にアピールできる。

曲によってはとてもゴージャスでグローバルなアレンジもあって飽きさせない。

そんな彼女の2000年にリリースされた通算3枚目のアルバム『バーン』

ノリに乗っている彼女の勢いを感じながら、大切にしている彼女の心。

 

 

 

 

 

M2>  Why Don’t You Kiss Her?  /   ジェシー・マッカートニー

 

俳優としても名をはせた『ジェシー・マッカートニー』

もともと7歳から舞台などに立っていたという彼。

アイドルという一面もありますが、アイドルだけじゃないんです。

アーティストとしての才能も見せつけてくれたのが

この2004年にリリースされている彼のデビューアルバム

『Beautiful Soul』

 

その当時、ティーンに大人気だった彼のシンガーとしての出発点ですが、

浮ついたような「ちょっと歌ってみたよ」みたいなものは全くない。

しっかりと癒されてしまう甘い曲たち。

このアルバムの後にも沢山の作品をリリースしていますが、

バラード中心に構成されたこのアルバムがシックリ。

梅雨時期の憂鬱な気持ちの時に優しく癒してくれる彼の声。

優しい彼のピュアな歌声。

シンプルなラブソングはおじさんも胸キュンです。

 

HI!心呼吸 6月6日(金)

M1>  I’m All Smiles  /  KENNY DREW JR. (ケニー・ドリュー・ジュニア)

 

偉大なる父の存在が気になっていたりするのかな・・・「JR.」

ピアニスト『ケニー・ドリューJr.』

1989年に録音された

『サード・フェイズ』

この作品には「恋に恋して」「ソウル・アイズ」など代表する素晴らしい曲達が

並んでいます。

評論されていることを読んだりすると、父の存在が大きすぎて今一つ。など厳しい声が多い。

しかし、僕はお父さん「KENNY DREW」について

あまり詳しくないので何とも思わない。というのが実のところ。

この方のピアノが好き。シンプルにそれだけ。

それまでの優雅な路線から、このアルバムでは攻めを感じる。

ゆったりと聞かせたアルバムではなく、

バップをきかせる演奏。それはどこか、偉大なるお父さんの「姿」を

イメージしたのかもしれない。(メロディアスで優しいタッチは親譲り)

ダイナミックな演奏は気持ちを明るくしてくれるようです♪夜のドライブに・・・逃避行。

 

 

 

 

 

M2>   begin the beguine (ビギン・ザ・ビギン) /   トム・ジョーンズ

 

イギリス出身のポピュラー・シンガー。

ダイナミックでソウルフル。

その歌唱力で人気を博したボーカリスト。

『トム・ジョーンズ』

トム・ジョーンズといえば、皆さんはどの曲を思い出しますか?

「よくあることさ」「恋はメキ・メキ」「最後の恋」とか・・・たくさんありますよね。

僕も「よくあることさ」(It’s Not Unusual)も大好き。

ドライブ・ソングとしてもピッタリですよね。

しかし、今日はこんな古い作品から選んでみました。

1966年の作品『From the Heart』

ジャズのスタンダードナンバーのカバー『ビギン・ザ・ビギン』

トム・ジョーンズは過去にいろんなジャンルの曲を歌い、

ヒットさせてきていますが、特にこの曲は色んなベスト盤でも披露しています。

熟年の味。

アダルティな雰囲気に逃避行。

HI!心呼吸 6月5日(木)

M1>   ミー・アズ・ヘレン・オブ・トロイ /   CINNAMON (シナモン)

 

今週の締めくくりはこんな2曲に♪

スウェーデンに逃避行と行きましょう。

スウェーデンの「ソープ・レーベル」から登場したポップ・トリオ

『シナモン』

1995年のデビューアルバム『サマー・メディテイション』

「カーディガンズ」や「トーレ ヨハンソン」などの流れとはちょっと違う。

シナモンはアコースティックサウンドを多く取り入れているサウンドを聞かせてくれます。

少女声のヴォーカルが非常に心地良い。

ウィスパーボイスで聞かせてくれるスウェディッシュ・サウンド。

スウェディッシュ・ポップって・・・と思われるかもしれませんが、

良すぎたんだですよね。

この時代には早かったかもしれない「シナモン」

今聞いても違和感ない。

ネオアコとエレポップをうまい具合にブレンド。

そしてロマンチックに。その間の辺りが丁度いい。

 

 

 

 

 

M2>   See The Lights   /   シンプル・マインズ

 

今週の締めはスコットランドに逃避行♪

1977年に結成されたスコットランドのロックバンド

『シンプル・マインズ』

1979年にデビューを飾り、80年代にはアメリカでも大ブレイクを果たしたバンド。

懐かしいサウンド。

彼らの1991年にリリースされたアルバム

『Real Life』(2002年にリマスター盤がリリースされている)

シンプル・マインズと言えばアルバム

「Once Upon a Time 」などのビッグヒットが印象的。

ですが、この当時のバンドサウンドには少し変化が現れます。

メンバーの脱退などの変化に伴って、バンドサウンド自体の

ニュアンスが変わったアルバム。

ヴォーカルの「ジム・カー」とドラム、シンセのバランスなどは全盛期の勢いよりも、

味が出て、バンドの渋みも増しています。

大人のバンドの味わい。同時期にU2 などと一緒に世界の音楽シーンを席巻した音です♪

 

 

HI!心呼吸 6月4日(水)

M1>  Old Before My Time /  オールマン・ブラザース・バンド

 

どこかへ逃避行をテーマの今週。

初夏のシーズンにアメリカ南部にカラッっとさを求めて参りますか。

『Allman Brothers Band』(オールマン・ブラザース・バンド)

アメリカ南部特有の土着サウンド「サザンロック」の代表的バンド。

カントリー・ミュージックの持つ明るく大らかな感覚と

即興演奏的な音楽性などを取り込んで独自のスタイルを確立したレジェンド・バンド。

2003年にリリースされたアルバム

『Hittin‘the Note』

最高の出来との呼び声高き1枚から1曲。

何度かの解散、再結成を繰り返したバンドですが、

結成時のツインドラム、ツインギターの構成で9年振りの

スタジオ録音盤として完成させたのがこの1枚。

若きメンバーの加入、メンバーの復帰などで若返って、

オールマンの初期のツインギターのスタイルになり、

初期の彼等のサウンドのようなブルージーな演奏を聞かせてくれます。シブい!

 

 

 

 

 

M2>    Not Myself  /   ジョン・メイヤー

 

かなりシブい「Allman Brothers Band」を聴いた後に少しラフな歌声も。

スモーキーな歌声はリゾートも想像させてくれます。

2002年に発表したデビュー・アルバム

『ルーム・フォー・スクエア』

何と言っても、デビュー盤とは思えないほど堂々たる出来はまさに秀逸。

ベテランの風格も感じますが、歌詞は爽やかだったり。

その絶妙なバランスがファンを虜にするんでしょうね。

スモーキーなヴォーカル。

キレッキレのギター・プレイ。

そして何よりキャッチーなソング・ライティングは流石。

これがデビューですから。

20数年たった今でも彼の曲にお世話になっているわけですから。

センスの塊。

今日は「Nor Myself」をどうぞ。

アルバム全体としても完成度。何度きいても惚れ惚れしちゃう『ジョン・メイヤー』