Hi!心呼吸 3月16日(水)

M1> You’re Gonna Make Me Lonesome When You Go /  ベン・ワット

 

2002年の不朽の名作「ノース・マリン・ドライヴ」

「エヴリシング・バット・ザ・ガール」のメンバー、ベン・ワットがEBTGを始める以前に発表した、1982年のEPと1983年のソロ・アルバムをカップリングしたアルバム。

全14曲を収録しています。

どの曲も素敵過ぎるのです・・・。

シンプルなギターと少ないパーカッション。

そして誰にも真似できない、まさにワン・アンド・オンリーのベン・ワットの声。

繊細でちょっと頼りなくて、少しウェっティで、一声聴くだけで、胸が切なくなるような歌声♪まさに芸術作品のような歌声はシンプルで美しい♪

聴くたびに胸の真ん中にスッと落ちるような清涼感に包まれます。

 

夜の時間もピッタリ来ますが、ちょっとクールダウンしたいときに、ドライブで自分の時間を大切にしたい時に、邪魔することなくそっと寄り添ってくれる1枚。

季節はまさにこの時期から夏にかけてしっくり来ます。

透明なギターサウンドにシンプルなサウンドはどの時代にも輝きます。

一つ一つの音が聴き手の心をつかんで離しません。

オリジナルに込められたソウルを感じるこの音・・・。

 

ヘッドフォンをして聞き始めると、どこでヘッドフォンを外していいのか分からなくなってしまう・・・。そんな音楽ってなかなかありませんよね。

このソウルを感じながら春を待ちたいと思います。

この季節がやってきたなぁ♪

 

M2> 庭のバラ  /  カーラ・ボノフ

 

ベン・ワットの次にはこの人の声を合わせたい・・・。

以前も別の曲をお送りしましたが、今回はこの曲を♪

 

1977年のデビュー作「カーラ・ボノフ」から。

このアルバムの最後にクレジットされた1曲「庭のバラ」♪

1970年代アメリカ西海岸。

ジャクソン・ブラウン、リンダ・ロンシュタット、イーグルスなど才能豊かなミュージシャンたちが次々とこの土地から飛び出した。

アメリカン・ロック史において黄金期を支えたシンガーソングライターの一人。

「カーラ・ボノフ」

 

LAの孤独を歌に託した美しいシンガーであるが、彼女のソングライティングの透明間、歌声はベン・ワットとシンクロする♪

 

最近改めてこの70年代後半に活躍した彼女の歌をよく聞く。

今の時代になんだかスーッと耳に入り込んで、心が落ち着き、優しい気持ちを置いていってくれるのです。

春を迎える瞬間、いつものバタバタから少し開放され、準備を整えるには彼女の声が必要です♪

昔の音楽を愛でてみる、そうすると今まで見えなかった景色が見えてくる。

さぁ、2016年の春もこの曲たちと迎えることにします♪

アナタもよろしければいかがですか?