HI!心呼吸 5月11日(木)

M1> If I Said You Have A Beautiful Body (Would You Hold It Against Me)

(イフ・アイ・セッド・ユー・ハッド・ア・ビューティフル・ボディ)

/  Bellamy Brothers (ベラミー・ブラザーズ)

 

「ベラミーブラザーズ」HowardとDavidの2人組。

フロリダ出身のカントリー・ロック・デュオ。(実の兄弟)

1968年に結成された2人のカントリーには安堵がある。

79年の「If I Said You Had A Beautiful Body」この曲がアメリカで39位をマーク。

イギリスでは最高位3位を記録しているヒット曲です。

 

アメリカを代表するカントリーデュオとして大成功を収めた2人。

最近でも日本にもコンサートで来日していました。

さてこの曲「If I Said You Have A Beautiful Body Would You Hold It Against Me」

(イフ・アイ・セッド・ユー・ハッド・ア・ビューティフル・ボディ)なんと長いタイトルの曲でしょうw

曲はメロディアスなカントリー・ロックですが、温もりがあって穏やかで何といっても兄弟ならではの美しい乱れのないデュエット。

コーラスの美しさは揺るぎない名曲。

風に吹かれて、のんびりと聴きたくなるような、ウッドチェアにでも腰かけて・・・どうぞゆったりタイムですよ♪

 

M2>  ア・バンダ・マルーカ  /    ジョイス

 

5月も入って初夏に近づいているこの時期。

耳は夏モードに入って来ております。

 

今日は「ジョイス」を♪

1948年1月31日。ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。

“ブラジリアン・ミュージックの女王”として名高いお方です。

67年にリオ国際歌謡ショーでデビューを飾ってからはブラジル音楽の世界では切っても切れない存在です。

 

ボサ・ノヴァの代表的な存在として活躍されています。

今日はそんな彼女の初のベストアルバムから。

2004年にリリースされている『ビバ!ジョイス ザ・ファイネスト・コレクション』

俺からのシーズンや色んなシチュエーションに合う、

リラクゼーションアルバムです。

オシャレですわね。これ1枚あるだけでリゾート気分を楽しめちゃいます。

 

彼女のアルバムはどれもハズレがないといっても良いほど素晴らしい作品ばかりですが、このベストは良いトコどり!マストアイテムとして持っていても宜しいと思います♪

HI!心呼吸 5月10日(水)

M1>   ウォリアー・フォー・ザ・ロード /  Marilyn McCoo  マリリン・マックー

 

元Fifth Dimensionのフロントマンだった「ビリー・デイヴィス・ジュニア」と

「マリリン・マックー」

もともと2人でFifth Dimensionの黄金期を牽引したわけですが、

オシドリ夫婦でも有名でした。

 

ビリー・デイヴィス・ジュニア との2人の代表作も沢山ありますが、

今日はマリリンのソロの曲を♪

ベテランの貫禄たっぷりで聞かせてくれる彼女のソロアルバム『The Me Nobody Knows』

1991年にリリースされています。

第一線でショービズ界で活躍した彼女の優しくも堂々とした歌いこなし。

この時代に聞いても安心感を与えてくれます。

このアルバムは、彼女の久々の新録音で構成された新たな出発を意味するアルバムでした。ソフトなタッチのゴスペル作でもあります。

温かく包み込むような歌声,円熟した大人の味わい。

たっぷりと詰まっている芳醇な1枚。

前夫ビリー・デイヴィスJr.とのデュエット・ナンバーもコク深い味わい。

コーヒーと一緒にこのコクを味わってくださいませ♪

 

M2>  メタリー  /    ブレンダン・ベンソン

 

ポップの才人「ブレンダン・ベンソン」のアルバム。

2002年にリリースされている『ラパルコ』から。

 

ブレンダン・ベンソンは1996年にソロ・デビュー。

このアルバム「ラパルコ」はもとジェリー・フィッシュの「ジェイソン・フォークナー」がプロデュースで参加している2ndアルバム。

このアルバムで注目を集めることになった1枚でもあります。

このアルバム、まさに捨て曲なしのポップな曲が沢山。

春にピッタリだと思いますよ。ジェイソン・フォークナーが参加していることによってポップさとジェリー・フィッシュの要素を感じてしまう。懐かしい雰囲気も醸し出しています。

もう実際に15年も前のアルバムになりますが、まだまだ瑞々しい。

夕暮れ時の長閑な風景がイメージできたり、新緑の中の森の中。(個人談)

瑞々しさは彼の得意の世界のような気がします。

 

少し仕事のことを忘れて心の潤いタイムをこの曲でどうぞ♪

HI!心呼吸 5月9日(火)

M1>  ヘヴン・イン・マイ・アイズ  /   ジャヒーム

 

2001年。「ジャヒーム」のデビューアルバム「ゲットー・ラヴ」

すでにベテランの貫禄を兼ね備えていた・・・そんなイメージです。

デビュー当時は若干22才のR&Bシンガー。

心地いい声は低すぎることなく、高すぎでもなく、

ベストなスウィートな声。(個人の意見ですがw)

 

歌声は変幻自在に変化する。そんなアーティストです。

甘すぎない大人のトラックとの相性もバッチリです。

マーヴィン・ゲイなどにも通じるオールドスクールでもあり、

伝承者のような説得力を感じます。

 

沢山の代表作がありますが、デビューの若き「ジャヒーム」のピュアでいてとんでもない実力と才能を感じる僕のお気に入りの曲を「ヘヴン・イン・マイ・アイズ」♪

ミディアムで少し気だるいリズムが心地いい1曲です。

どこで聴いてもおすすめですが、夜のドライブもいいんですが、気も火を落ち着かせたい時などは、少し癒してくれると思いますよ♪

 

M2>   ペイパー・プレインズ  /    ピクシー・ロット

 

ただの「ポップアイコン」ではないですよね。

1991年1月12日(現在26歳)

イングランドロンドン出身の歌手、女優。

“ピクシー”という名は、赤ん坊のころ、妖精のようにあまりに小さく可愛かったことから母親につけられたあだ名だそうです。

確かに彼女のポップな歌声はポップアイコンとしてキュートな表情もありますが、

個人的にはソウルフルな深みのある歌声が好き。

 

ポップな曲は正直あまり印象にないwそれぐらい彼女のソウルフルな歌声は素晴らしい。

2011年に発売されたセカンドアルバム『ヤング・フーリッシュ・ハッピー』

このアルバムではジョン・レジェンド、スティーヴィー・ワンダーが参加していることでも驚いたアルバムですが、この曲なんてリピートで何度聞いたか分かりません。

ミディアム・テンポのライトな曲ですが、かなり気に入ってしまいました♪

心地よいソウルフルな歌声をキュートに聞かせてくれます♪

彼女の才能に往年のベテランも納得したんでしょうかね?

春のドライブにはピッタリのアイコンです♪(ドライブに特化です

HI!心呼吸 5月8日(月)

M1>  It’s Everything  /    マック・マクナリー

 

カントリー・シンガー・ソングライター『マック・マクナリー』

アラバマ州出身のギタリスト。子どもの頃は教会で歌い、8歳でピアノを。

そこから5年も経たないうちにプロとして活動していたという彼。

15歳の頃からギターをプレイし始めて、高校を卒業後にはプロとして活躍していたそうだ。

1977年「Mac McAnally」でアルバムデビューを飾っています。

 

正直、僕は彼を知ったのはこの「One Voice」というオムニバスアルバムから。

1996年のカントリーのオムニバス。

それまでのトラディショナルな「ホンキー・トンク・カントリー」ばかりの時代からポップに変化する、そんなタイミングのオムニバスアルバムだったような気がします。

エイミー・グラント、トリーシャ・イヤウッド、ウィリー・ネルソンなど豪華なラインナップの中に、「マック・マカナリー」がいたんです。

 

ソウルフルなしゃがれ声。

落ち着く重厚感というか、他にはないモノ。軽快なフレーズも職人芸のような器用さを聴かせてくれるアーティストです。BBQに個人的なピッタリな歌声です♪

 

M2>   ライフ・アフター・ロマンス  /    ネッド・ドヒニー

 

「ネッド・ドヒニー」

1948年にカリフォルニア州で生まれ。ビバリーヒルズに住むお金持ちの御子息らしい。

そんな彼を音楽の世界に導いたのは「サーフィン・ミュージック」

『ミスター・カリフォルニア』の愛称で呼ばれるAORの世界では忘れてはならない

「ネッド・ドヒニー」

88年の名作にボーナス・トラックを追加して再発売されているのが「ライフ・アフター・ロマンス+5」

チャカ・カーンの名曲「ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・フォー・ミー」「恋は幻」なども収録されているので非常に聞き心地がいい選曲。

 

ヤンチャさを感じないスマートな歌声とメロディセンスは、やはりビバリーヒルズの品みたいなものなのでしょうか?

ソウルフレーバーたっぷりの曲たちは、海はもちろんリゾートなどでも聞いてみたくなる曲たち♪

今の時代にも新鮮に映える歌声をどうぞ新緑の季節に♪

ボズ・スキャッグスやボビー・コールドウェルと一緒に持っておきたい。

久しぶりに聞いてたら、もう一枚欲しくなってきちゃった。

HI!心呼吸 5月5日(金)

M1>   LIFE WITH YOU    /     塩谷哲

 

1993年の「塩谷哲」さんの初のソロ・リーダー作『S・A・L・T』

最初に僕が塩谷さんに出会った1枚から。

その後の塩谷さんのご活躍はご存知の通りです。

以前もこのコーナーで塩谷さん(ソルトさん)の曲をお送りしていますが、祝日の今日はこのアルバムからお送りしたくなりました。

「子どもの日」楽しそうなメロディが良いなぁ・・・と思った時にラテンが。

ラテンのエッセンスが散りばめられているこのアルバムは、ソルトさんの才能と情熱を感じることができる1枚でもあります。

類まれなピアノの美しさとカッコよさを与えてくれます。

ほとんどの曲が大編成(ビッグバンド)のような演奏です。が、ソルトさんはその全体を、自らのピアノによって巧みに操ってしまう。

 

この方のリズム感、サルサのリズムも楽しんでいただきながら、この「LIFE WITH YOU」のようなメロディアスな美しい曲でノックアウトです。

塩谷さんのコンサートにまたお邪魔したいなぁ。インタビューしたいなぁ。

ただの願望になっちゃいましたwそう思わせてくれる素敵な兄さんです♪

 

 

M2>    ブラザジア   /    YUTAKA

 

今日はもう一曲大事な曲を♪

『横倉裕』氏(よこくらゆたか 1956年6月26日 )は東京都出身の歌手。

キーボーディスト、琴奏者、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーとして活躍。YUTAKA(ユタカ)の名前でGRPレコードと日本人として「初めて」契約したミュージシャンである。

セルジオ・メンデスのバックミュージシャンとして活動しており、数度来日公演をしているというお方です。

この方を知ったのは高校時代、通っていたジャズ喫茶。

マスターが聞いていたCDがこのアルバム。

ブラジルを題材にした移籍第2弾アルバムがこの1990年リリースされていた

『Brazasia』

YUTAKA氏自身が作曲を手掛け、ヴォーカリストとしても才能を発揮。

YUTAKAさんご本人のボーカルも素晴らしいのです♪

この「ブラザジア」はキーボード、琴のサウンドがアレンジされてるのですが、その美しさと見事なマッチされている演奏は傑出しています。

海を渡った素晴らしいアーティストがこんなに素晴らしい音楽をこの時代にも輝かせている!

子供たちよ!大きな世界を夢見るんだ!

今から20数年も前の曲をワクワクしている僕がいる。

変わらずそこにある存在感。

春夏秋冬、昼夜問わず合う音楽に感動している。

 

大きな感動を与えられる存在になりたい。そんな存在になってほしい。

そんな思いです。はい。

 

 

HI!心呼吸 5月4日(木)

M1>    Green Bossa    /    アイデン・エッセン

 

「アイデン・エッセン」はトルコ出身のキーボーディスト。

彼はまさにエリートさん。

バークリーやジュリアードといったエリート音楽学校で学んだ由緒あるキーボーディストです。

録音は1989年2月にニューヨークで行われたものです。

卓越したリズム感がユニークなデビュー・アルバム「Pictures」から。

清涼感のある美しい曲たちがアルバムを彩ります。

都会的なシティ・ジャズを楽しめる1枚です。

ストレイトなジャズというよりはリズムを重視して自分の弾きたいピアノを弾いてます!といった印象。

「真の意味での天才」と紹介されたほどの才能と、端正な音を奏でる彼のテクニックや無駄のないスマートさ。

色彩豊かなピアノが好きな方にはピッタリだと思います。

僕個人的にお気に入りは7曲目にクレジットされている「GREEN BOSSA」

甘口のメロディーがカラフルでイメージを膨らませてくれる…そんな感じなんだもん♪

 

 

M2>    緑の風  /    大貫妙子

 

このアルバム全体に流れる力の抜けた、リラックスしたやわらかい時間と空気。

いまの季節、新緑の今、そしてこの時代にも求められていると思います。

 

大貫妙子さんの2002年にリリースされた作品「note」

山弦(小倉博和、佐橋佳幸)の名曲の「祇園の恋」に大貫さんが歌詞を書き下ろした「あなたを思うと」に始まる1枚は、細野晴臣さんをはじめとする豪華な(日本のポップミュージック界の至宝)ミュージシャンが携わった傑出した作品です。

 

ほんの少しの幸せや、心豊かにしたくなるような音楽です。

シンプルなアコースティック・サウンドに、丁寧に選ばれた言葉たち。

静かで穏やかなのになんだかソワソワと心がしてくるような感覚に襲われるのです。

大貫妙子さんの歌にはそんな気持ちにいつもなってしまいます。

 

温かな優しい日差しを浴びているような温かさに溢れている。

忘れかけていた懐かしい風景を思い出させてくれる。

「みどりの日」に思い出してみる。

キッカケになっていただえれば幸いです。名曲に感謝します。

HI!心呼吸 5月3日(水)

M1>   The Closest Thing to Crazy  /   ケイティ・メルア

 

グルジア(旧ソ連)出身のイギリスのシンガーソングライター「ケイティ・メルア」

2004年にリリースされた彼女のデビューアルバム「Call Off the Search」良いアルバムです。個人的にはおススメの1枚です。

日本では「不思議」とセールスには繋がらなかった作品ですが、

この心地よさ。澄んだ美しい声。

聞いているとゆっくりと疲れが取れていくようです。

なんで?って感じです。

エリザベス女王の前で歌った事もある実力の持ち主「ケイティ・メルア」

ロシア⇒アイルランド⇒ロンドンと生活の場が移りながら、取り巻いていた音楽も彼女の音世界の広さを変えていったのでしょう。

その中でもジャズと出会いが彼女の才能を培ったのでしょう。

どことなく「Norah Jones」と近いような・・・。

同じ癒しジャズでありながら、ノラとはまた違った世界を持つ彼女の歌声。

一般にはジャズではなく時にカントリーにも分類されるケイティの音楽を是非近くに置いていてほしいと思うのであります。

このアンニュイとした歌声・・・いいよね。

 

M2>  I’ll Make Love To You  /   ボーイズIIメン

 

言わずと知れた名曲を祝日の午前中に。

1994年発表。

彼らの2ndアルバム「Ⅱ」。

説明はいらないですよね。

ちなみにこのアルバム「Ⅱ」はデビュー作の翌年に発表されて彼らの人気を確固たるものにしたアルバム。まぁ、よく聞いたし、今でも聞きたくなる名盤ですよね。

14週連続チャート・インした名曲『I’ll Make Love To You』

たまにはこんなスタンダードも宜しいですよね。

 

伝統的なソウル・コーラスのマナーをきっちりと守りつつ、

あまりにも自然に展開するヴォーカルのコラボレーション。

そして難しく聞かせないメロディライン。そしてキャッチーなサビのコーラス。

一度聞いたただけで身近に感じさせるキャラクター。

売れないわけがないのです。

大阪城ホールで初めて観た「BoysⅡMen」のパフォーマンスは今でも宝物の風景です。

さてじっくりと聞かせてもらいましょう♪Make Love To You♪良い祝日を♪

HI!心呼吸 5月2日(火)

M1>   ハイ・フライ  /    ジミー・スミス

 

1995年にリリースされている「ダム!」から。

ファンク~ファンキー・ジャズ系のナンバーを中心に、ノリのいい演奏をたっぷり聞かせてくれます。

「ジミー・スミス」はペンシルベニア州生まれ。ジャズ・ピアニストから

「ハモンドオルガン奏者」としてソウル・ジャズというスタイルを確立した

「ジャズオルガン」の第一人者。

 

一人オーケストラとでも呼ぶべきダイナミックな演奏とメリハリの利いたプレイはいまだに人気を博している、ジミー・スミス。

プレイのコントラストが明確で聞いていて潔い。

アクセントをつけて左手のベース。(足鍵盤をウッドベースのようにして弾く)

後のオルガン奏者のお手本になったプレイは今でもカッコいい。

享年79歳まで現役を貫いたそのスタイルもカッコいいのです。

 

マイケル・ジャクソンの「Bad」にも参加しているといえばその功績を感じてもらえるかな?

思わずリズムを刻んでしまいそうになる、軽快さ。

美しいメリハリのプレイを堪能しましょう♪オルガンがカッコよすぎるでしょ・・・。

 

M2>   Make Someone Happy  /   ミッシェル・ハート

 

アメリカ生まれのシンガー「ミッシェル・ハート」。

「高橋幸宏」さんのバック・コーラスや「カーペンターズ」のバック・コーラスを務めた経験を持つ彼女。

その他、楽曲提供など日本での活躍が多かったのでご存知の方も多いかもしれません。

 

さて5月に入って、そろそろブライリアン・フレーバーを欲してきたようです…僕。

この「MISH」は彼女が88年に日本にて制作した作品。(89年発売)

このアルバムの澄み切った感じ。

美しい空気を吸い込んで深呼吸するようです。

アルバムのバックにはほとんどが日本人のミュージシャンが固めます。

 

「小野リサ」さんの名前もあったりします。

小野さん大好きの僕にとっては外せない1枚。

まさにこの時期、春~初夏に向けて心地よいブラジリアン~ラテン・フレイヴァー。

そこのミッシェルのキュートヴォイスが乗るわけです。

その溶け込み方。

最高です。初夏…良い響きだ。雑味のない歌。

HI!心呼吸 5月1日(月)

M1>  Didn’t We   /   マリグリュー・ミラー

 

5月はやはりジャズから始めてまいりましょう♪Hi!心呼吸。

まずはこの方からご紹介します。

「マリグリュー・ミラー」

 

2013年に57歳の若さでこの世を去ってしまったピアニストです。

1955年8月13日  ミシシッピー州グリーンウッド生まれ。

R&Bからジャズに転じて70年代から80年にかけてデューク・エリントン・オーケストラで活躍。その後はベティ・カーターのバックを務めたりと若き才能を発揮し続けたピアニスト。

 

そんな彼の1995年の作品『Getting To Know You』から。

このアルバムは表現力豊かなピアノ、アフリカン・アメリカンのニュアンスを受け継いだリズム。そこにスマートさを・・・。

それは端正で、とてもキッチリとしてるのに窮屈ではない。

リラックスして聞けるピアノ。爽やかで疾走感も感じられるスイング。

この気持ちよさは5月にピッタリ。爽やかさをどうぞ♪

 

M2>   MAKE A RAINBOW   /    ベニー・シングス

 

「ベニー・シングス」はオランダを代表するポップ・マエストロ。(作曲家)

幼少期から父親が家で聴いていたビートルズやスティーヴィー・ワンダーなどを自然に耳にしていた青年は、15歳の時に初めてバンドを結成し、ソウル、ジャズなどに興味を広げていきました。後にエレクトロニカに興味が広がりポップの世界に。

曲を聴けば、すぐに彼の魅力が伝わってきます。

 

今まで彼が手掛けてきたアーティストは「ウーター・へメル」「ジョヴァンカ」など。

僕の好きな音楽を見事に手掛けてきている訳です。

彼のポップの世界は洗練されていて楽しくて耳に心地いい。

そんな彼のベスト・アルバムがこの2012年にリリースされている

「ベスト・オブ・ベニー・シングス」

彼のオリジナルの作品はエレクトロだけではなくこんなアコースティックの素朴な曲も存在しています。

優しい旋律とゆったりと流れる豊かな時間を感じられる1曲。

「MAKE A RAINBOW」空を眺めながら聞きたい♪あぁ、気持ちいい♪

HI!心呼吸 4月28日(金)

M1>   風のファルセット  /    デヴィッド・ラズリー

 

「デヴィッド・ラズリー」は1947年ミシガン州ソールト・セント・マリー生まれ。

現在69歳。白人でありながらソウルフルでメロディアスな曲とハイトーンのファルセットボーカルが素晴らしいアーティスト。

ブルー・アイド・ソウルの代表するアーティスト。

このアルバム「風のファルセット」は1982年に初のソロとして発表した代表作。

AORの名盤だと思います♪

セッション歌手かつソングライターとしても売れっこだった「デヴィッド・ラズリー」

ルーサー・ヴァンドロスなどのバックで知られるバックアップ・ヴォーカリスト。

シンガー・ソングライターでもある彼の根底にはブラックサウンドがあって、

優しくて美しい彼の歌声にはホワイト・ソウルを忠実に守る紳士的な姿を感じます。

魅惑のファルセット・ヴォイス。

洗練されたサウンドが非常に心地良い♪

デトロイトを発祥の地とするモータウン・サウンドの全盛期を、体験しながら育った幼少期がしっかり身体に染み付いたサウンドはグラつかない強さも持っています。

その辺もカッコいい♪

 

M2> ビヨンド・マイ・ワイルデスト・ドリームズ  /   ジェリー・リン・ウィリアムス

 

エリック・クラプトンの楽曲"Running On Faith"の作曲者でもある

「ジェリー・リン・ウィリアムス」

「エリック・クラプトン」や「ボニー・レイット」らに楽曲を提供してきたコンポーザーです。

テキサス州ダラス出身。高校を中退後に音楽活動に入り、様々なミュージシャンと交流を持ちながらシンガー・ソン・ライターとして活動を深めていった彼。

そんな中、60年代後半には、ロスアンゼルスで様々なミュージシャンのバックバンド・サポートを経て、アルバム制作に取り組んだようです。

クラプトンやジョン・オーツらゲストの名演もあって聴き応えたっぷりのこのアルバム

「ザ・ピースメーカー」

とても充実したサウンドと、巧みな演奏は、ジェリーの音楽人生を象徴したような名作ともいわれています。

風貌を見ると結構”ワイルド”な感じ。

でもかなりのクリアーでハスキーなヴォーカルはクリーンなイメージを漂わせます。

僕、この曲だいすきです♪ね?クリーンな感じ♪