HI!心呼吸 1月6日(月)

M1>フォー・ザ・ファースト・タイム・イン・マイ・ライフ /  ガブリエル・グッドマン

 

新年になり最初の1週間が始まりました♪

今週もこのコーナーでごゆっくりとお付き合いください♪

『ガブリエル・グッドマン』

1964年アメリカ・メリーランド州 ボルチモアで生まれた彼女。

1994年にリリースされた彼女のセカンド・アルバム

『アンティル・ウィ・ラヴ』

都会的な構成に彼女のスタイリッシュな歌がキリっとハマる。

 

1993年のデビューアルバム『トラヴェリン・ライト』で彼女を知った僕。

真正面からジャズ・ヴォーカルに向き合ったデビュー作品は、

初々しさを感じない新人らしからぬベテランのような本物を感じる作品でした。

やはり、このセカンドでも真っ向勝負している曲たち。

バックの演奏がまた彼女の魅力を引き立てます♪

デビューアルバムよりスケールアップされた彼女の音世界。

こんなjazzを聴きながら通常モードにスイッチONなんていかがでしょう。

 

 

 

 

 

M2> Tom’s diner(feat. Suzanne vega)DNA/  スザンヌ・ヴェガ

 

『スザンヌ・ヴェガ』

1998年にリリースされた『ベスト・オブ・スザンヌ・ヴェガ』

全21トラックの曲たちは「それ以前」と「それ以降」の彼女のキャリアを

カヴァーしている1枚です

クールな視点。洞察力が満載。

今までの彼女の音楽への姿勢が光る年代記。

今日お送りした「Tom’s Diner」クラブ・ミックスです。

(DJミックス・ヴァージョン「DNA」が手掛けたものですが、

スザンヌ・ヴェガの英断によりこのベスト盤に収録されたという嘘みたいな話)

 

『孤独(ひとり)』からのアカペラ・バージョンではないのでお気を付け下さい。

「Tom’s Diner」は「Tom’s Restaurant」としてまだNYにあるんだろうか?

恋人と別れて朝の時間をトムのダイナーで過ごしている・・・

いつもの風景だけど小さいドラマの連続・・・

 

HI!心呼吸 1月3日(金)

M1>   After the Love Has Gone  /    アース・ウィンド&ファイアー

 

お正月の空気を満喫しながらこの「三が日」を楽しませてもらいました。

お正月は僕のルーツみたいなスタンダードを大量に。ご了承下さい。

アルバム『I Am』

世界中で巻き起こったディスコブームの波に乗り1979年にリリースされた

『アース・ウィンド&ファイアー』1枚。

踊れる曲に特化した作品としても有名。

そしてプロデューサー「デヴィッド・フォスター」

全9曲中6曲に参加したことで、

一気にAOR化が進んだ作品としても有名。

その「デヴィッド・フォスター」との共作で生まれた名曲がこの

『After the Love Has Gone』

いつ聞いてもバタバタしている気持ちをフラットに。

あの頃の自分に戻してくれるそんな1曲でもあります。

さぁ、今年を本格的にスタートしましょう!

 

 

 

 

 

M2>   Happy Days  /    ボビー・ブラウン

 

今年初めての週末の入り口。

今週の締めくくりはこんな1曲です。

新たな年に前向きな気もちになれるような曲を!

1997年リリースのスタジオ作品4枚目。

『FOREVER』

正直このアルバムは「地味だ」と酷評されていたアルバム。

僕は良いアルバムだって聞いていたクチ。

粒ぞろいの曲達が並んでいます。

アルバムをじっくり聞いていると、前半はネガティブさが前面に。

ニュー・クラシック・ソウルをしっかりと聞かせてくれます。

メロウなR&Bは実力を見せつけるかのような自身みなぎる感じ。

僕はもう一度「Happy Days」を手に入れるんだ!

開き直った彼の存在意義がアルバムの端々に。

さぁ今年は一体どんな年になるんでしょう?ワクワクするぜ~♪

 

 

HI!心呼吸 1月2日(木)

M1> As Time Goes By(時のたつままに)/  ビリー・エクスタイン

 

「ミスターB」の愛称で親しまれたバリトン歌手

『ビリー・エクスタイン』

1914年7月8日。ペンシルヴェニア州ピッツバーグ出身のジャズ・ヴォーカリスト。

ラブ・ソングのイメージがあるヴォーカリストさん。

このバリトン・ヴォイスは一度聞いたらトロトロ。

まさに大人のバラード・ソング集です。

ストリングスと、ビッグバンドの豪華な演奏。

その演奏を従えて歌い上げるこのラブ・ソング。

豊かな時代・・・音楽もそsの存在がもっと大きかった時代。

この「時代」に表現した豊かさの幸せ。

キラキラしていますね 。

1960年に録音されたアルバムがリマスター版として2003年にリリースされています。

『ワンス・モア・ウィズ・フィーリング』

蘇った大人のバリトン・ジャズ。

新年のご自分の時間に、このクルーナー・ヴォイスをどうぞ♪

 

 

 

 

 

M2> Dream A Little Dream Of Me  /   エラ・フィッツジェラルド

 

本年もこのコーナーではJAZZもお送りしていきます。

どうぞこのコーナーも可愛がってやってください。

『エラ・フィッツジェラルド』

アメリカのジャズ・シンガーの代名詞。説明は不要ですね。

「ビリー・ホリデイ」「サラ・ヴォーン」と並び称される

20世紀の女性トップ・ジャズ・ボーカリストの1人。

2025年の新年にこの歌声をお送りいたします。

「エラ・フィッツジェラルド」「ルイ・アームストロング」

1931年のスタンダード曲「Dream A Little Dream Of Me」

邦題は「わたしを夢見て」♪

1950年のルイ・アームストロングとエラ・フィッツジェラルドの共演の作品。

この相性の良さが、1956年の共演アルバム「エラ&ルイ」の企画に?

ロマンチックなスタンダードナンバーを新年に持ってきました。

「あなたを愛している私がいることを忘れないでいてね」ですって♪

 

HI!心呼吸 1月1日(水)

M1>       Smile    /   Bobby Caldwell

 

「新年明けましておめでとうございます!」

今年2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

幕開け!今年もこのコーナー「Hi!心呼吸」も幕開けです。

引き続きお付き合いください。

やはり今年も「SMILE」の多い1年にする!

という思いも込めて。

数年前にもこの曲でスタートしています。

『ボビー・コールドウェル』

幼い自分を大人の世界に引き込んでくれたアーティスト。

1996年にリリースされたJazzのスタンダードアルバム

『ブルー・コンディション』

AORとは少し趣を変えて、ビッグバンドを従えゴージャスな1枚に。

新年最初には彼がこのアルバムの最後に収録したこの名曲を♪

皆さんも沢山笑える1年に致しましょうね♪

 

 

 

 

 

M2>     Dreams   /    クランベリーズ

 

「笑顔」が溢れる1年。

「夢」も溢れるようなキラキラした1年に!

「夢」を形にできるようにスタートを切るタイミング。

いつも前向きで、いつも楽しそうに生活してやりましょう!

2025年も笑顔で終われるように「夢」を沢山抱えて出発!

1993年にリリースされた『Everybody Else Is Doing It, So Why Can’t We?』

アイルランドのオルタナティブ・ロックバンド

『クランベリーズ』

今年も「自分」も大切に2025年を始めていきましょう。

今年もよろしくお願いいたします♪

さぁ、あなたの今年の夢はなんですか?

「今までと違う新しい私 この気持ちは隠せない

望みは叶うはずよ 何かせずにはいられないから」

やっぱり自分の中の「夢」は叶えるもの。

HI!心呼吸 12月31日(火)

M1> (I Love You) For Sentimental Reasons /  ナット・キング・コール

 

今年もお世話になりました。

今年も大晦日まで番組ができることに感謝して。

今年最後のこのコーナーはこんな2曲にしてみました。

年末や大事なシーズンにはどうしてみ聴きたくなってしまうんです。

1945年にコーラス・グループ『ザ・ブラウン・ドッツ』が放ったヒット曲

『For Sentimental Reasons』♪

その翌年、この曲を「この方」が歌って大ヒットを記録。

『ナット・キング・コール』

ヒット・チャート一位を獲得。

世界にスタンダードとして知らしめたんです。

「僕が君を好きなのは、心動かされてのこと。僕を信じてほしい。この心を君に捧げるよ。

朝起きると君を思い、夜毎に君の夢を見る。君の姿がそこにあれば何も淋しくならない。」

というバラード。

年末に大切な方への感謝の1曲としてもピッタリかも。

 

 

 

 

 

M2>     Ol’ ’55   /    トム・ウェイツ

 

今年の締めくくりに選んだのはこの曲に。

2024年はいかがでしたか?

どんな物語がありましたか?旅を続けるように色んな事が起こりますよね。

『Closing Time』は1973年にリリースされた

『トム・ウェイツ』のファースト・アルバム。

ただ聴いているだけなのに、胸を締め付けられる感動。

彼が所有していた1955年製のキャデラック、

くたびれて現役を退いた車をまるで自分に投影しているような1曲。

若い奴らに追い抜かれて、バカにされてもまだ現役として走っていたい。

そんな気持ちが伝わってくる。

「くたびれた55年製に乗り込んだ ゆっくり動きだした時は、天にも昇る心地だった

幸運の女神とドライブ フリーウェイ、車にトラック 俺はパレードをリードしてる」

  • よく走りましたね。

まだまだこれからも走りましょう。今年もありがとうございました。感謝。

HI!心呼吸 12月30日(月)

M1>     HAPPY   /     ターリー・リチャーズ

 

今週もこのコーナーで♪

いよいよ年末。このコーナーはいつも「HAPPY」です。

色んな曲を今年もおかけしてきたなぁ。

幅広い音楽ジャンルでお聞きくださっている方が飽きないようにと・・・。

年末にこんな心が落ち着く牧歌的な一曲はいかがですか?

ソウルフルなヴォーカル・スタイルが印象的な

シンガー・ソングライター

『ターリー・リチャーズ』

1976年発表のアルバムがこの作品『ウェスト・ヴァージニア・スーパースター』

ポップから心に染み込むようなバラードまで。

バラエティに富んだ10曲のアルバム。

個人的にはレコードでいうA面が好きです。

このアルバムのオススメは2曲目にクレジットされている

「.ハッピー」

この軽快さは聴いている人を幸せにしてくれます。

 

 

 

 

 

M2>     Go On   /    ジャック・ジョンソン

 

年末の穏やかな気持ちに寄り添うような。

心が和む曲。

彼はいつもそんな「和む」を教えてくれます

『ジャック・ジョンソン』

アコギにエレキ・ギターも交えながら

自分の音楽を自然体に奏でていくスタイル。

通算5枚目のアルバムがこの2008年

『スリープ・スルー・ザ・スタティック』

他のアルバムに比べると派手なキラー・チューンは無いかもですが、

全体を通して聴いていくと「和む」自分に出会います。

リラックスするには良い1枚です。

もうじきお正月。

新年がやってくる前に一度心をリセット。

ジャック・ジョンソンが好きな理由はゴテゴテと飾り付けないサウンド。

シンプルな中の強さ。

そんな自然の中の豊かさみたいなものを感じるから。

 

HI!心呼吸 12月27日(金)

M1>   Hello Like Before   /    ヴァネッサ・ウィリアムス

 

今年最後の金曜日。今週の締めくくりはこんな2曲です。

『ヴァネッサ・ウィリアムス』

2009年にリリースされた

『The Real Thing』

ゆったりと大人の1枚は年末のバタバタを少し遠ざけてくれる気がします。

このアルバムは豪華なメンバーが「ヴァネッサ」をサポート。

それにしても甘い、甘いムードたっぷりな1枚。

このアルバムには旧友の「ベイビーフェイス」を迎えた作品や、R&B、

スウィング、ボッサ、ジャズなどを幅広く集約。

「スティーヴィー・ワンダー」「ビル・ウィザース」などのカヴァーも

聴き応えたっぷりです♪

柔らかく透明感溢れる歌声はラグジュアリーそのもの。

日常からスーッと別世界に誘ってくれるようです。

「ハロー・ライク・ビフォー」も甘い甘い1曲でリラックス♪

 

 

 

 

 

M2>   When The Sun Goes Down / リサ・スタンスフィールド

 

締めくくりはこんな曲にしてみました。

久しぶりに彼女の声が聴きたくなる年末。

『リサ・スタンスフィールド』

1989年にデビューしたイギリス出身のシンガー

『リサ・スタンスフィールド』

2001年にリリースされた5枚目のアルバム

『フェイス・アップ』

90年代のサウンドを惜しげもなく詰め込んだオープニング。

アップチューンからメロウまで、彼女の魅力が満載。

彼女の歌声は僕の大学生時代に「憧れ」の声でした。

この年末に聴きたくなったのは、自分自身が今年を振り返りながら

「優しく包み込んで欲しい」という気持ちからなのかな?

この包容力と伸びやかな歌声に癒されながら、

新年を迎える心の準備をしたいと思います。

 

HI!心呼吸 12月26日(木)

M1> A Dream Goes On Forever(夢は果てしなく) /  Todd Rundgren

 

今年のクリスマスも過ぎて、これから年末モードに。

ってそんな簡単には切り替えできないです。

そんな時はちょっと切ない曲がちょうどいい。

邦題は『夢は果てしなく』

アメリカのシンガーソングライター『Todd Rundgren』(トッド・ラングレン)

自分一人だけで楽曲を完成させる「宅録」の先駆者さん。

多くの楽器を演奏してポップス、ロック、ハードロックまでを作ってしまう

メロディーメーカー

そんな彼を代表する名曲の数々。

その中でもこの曲は胸を締め付ける切ない曲。

短い曲だけど、余韻もないけど、心に深く残る。

「僕の夢は永遠なんだよ。どれだけ君を愛していたか・・・夢の中できっと分かるよ。どれだけ君を愛していたか・・・夢で会えたら分かってくれるよね。」

1973年の名盤『Todd』から。

 

 

 

 

 

M2>    Cross My Broken Heart   /   ネルソン

 

美メロを続けさせて頂きますね。

こんな美しいメロディをアコースティックギターで。

キラキラなサウンドで奏でるアメリカ出身の兄弟バンド

『ネルソン』

コーラスも美しく、ハーモニーも完璧。

どこかアイドルのようなロック色も感じたりします。

1995年にリリースされた『Because They Can』

冬晴れに昼間にもピッタリな心地よいサウンドが詰まっています。

もちろんドライブにもハマります。

イーグルスとかの系統がお好きな方には間違いなく気に入ってもらえるはず。

それもそのはず、このアルバムには「イーグルス」のメンバーも参加。

メジャー路線を真っ直ぐに行ったサウンド。

昔は正直あまり好きじゃなかったけど今となってはカラダ全身で感動する。

Cross My Broken Heartと一緒に年末の街に。

 

HI!心呼吸 12月25日(水)

M1>  Have Yourself A Merry Little Christmas /  ルー・ロウルズ

 

HAPPY MERRY CHRISTMAS♪

いよいよクリスマス当日。

今年のクリスマスはスタンダードで過ごしませんか?

このコーナーで今年最後のクリスマス・ソングをかけられる貴重な日。

1960年代から活躍していたソウル・シンガー

『ルー・ロウルズ』

正統派のソウル・シンガーとして名をはせた彼。

高校時代はソウルの大物「サム・クック」と同級生だったというロウルズ。

多くのカヴァーの中でもソウルの渋いアレンジは彼らしい1曲。

ジャズ・アレンジのこのヴァージョンは大事な人と聴くにはピッタリ。

全編クリスマス・ソングを歌ったのが1993年の

『クリスマス・イズ・ザ・タイム』

ストリングスによるイントロからロウルズのクセのあるバリトンボイス。

スモーキーに聞かせるクリスマス・ソング。

こんなクリスマス・ソングはいかがですか?

 

 

 

 

 

M2>    On This Night   /    マイケル・マクドナルド

 

僕にとって大切なクリスマス・アルバム。

少しハスキーでウォーミングなバリトン・ヴォイスの持ち主は

『マイケル・マクドナルド』

2001年にリリースしていた『In the Spirit』(クリスマス・アルバム)

トラディショナルなナンバーやスタンダードを含むクリスマス・アルバムですが、

オリジナルの曲が良すぎるのです!

往年のマクドナルド節と、アレンジを堪能できてしまう1枚。

見落としてしまったら手にしなかったこのアルバム。

アルバムに収録されるスタンダードのカバーが

「マイケル・マクドナルド」の振り絞るように歌い上げるこの声に胸が熱くなる。

クリスマス・アルバム(ホリデー・アルバム)というと

単にスタンダードなクリスマス・ソングをカバーしているものが多いですが、

このアルバムは感情に届きます。

その違いをお聞きいただければ感じていただけると思います。

どうぞ素敵なクリスマスをお送りください♪MERRY CHRISTMAS♪

HI!心呼吸 12月24日(火)

M1>   On Christmas Morning  /    ベニー・シングス

 

皆さん、ステキなクリスマス・イヴをお過ごしください。

オランダ出身のシンガー

『ベニー・シングス』

晴れた日でも、雨の日でも、いつでもいいなぁ。

この声。この雰囲気。眠る前もおススメ。

「音楽愛」にとことん包まれた作品がこのアルバム

2007年のアルバム『Benny… at Home』

アクがないようである歌声。クセになる感じ。

アップな曲調も歌いわける彼は、このアルバムでも色んな表情を見せてくれます。

どこか懐かしい雰囲気と、現代の新しさが上手いブレンド。

彼が歌ったクリスマス・ソング

「On Christmas Morning」

1989年に「ケニー・ロギンス」が発表した名曲のカバーですが、

こんなホッコリするアレンジにできるのは彼の魅力。

 

 

 

 

 

M2>   The Christmas Songs     /    メル・トーメ

 

今年も年末までお付き合い下さってありがとうございます。

そんな気持ちにイヴの日は思うものです。

Merry Christmas♪

クリスマス・イヴの今日はこの曲をしっかりとかけないと。

「ベルベットの霧」との愛称を持つジャズシンガー

『Mel Torme』(メル・トーメ)

クリスマス・ソングは山ほどありますが、

僕にとってまさに「THE」というクリスマス・ソングはこの曲も外せない。

「THE CHRISTMAS SONG」

この曲は、メル・トーメが「19歳」だった1944年に作曲されたもの。

「ナット・キング・コール」の方が有名ですが、

この曲の生みの親は彼なんです♪

1961年にロンドンで収録された彼自身が歌っている

「THE CHRISTMAS SONG」メル・トーメの包みこむような歌声は寒さも忘れます♪