HI!心呼吸 8月29日(金)

M1>    Aeroplane   /   ロバート・パーマー

 

今週の締めくくりはこの声で締めくくりです。

『ロバート・パーマー』

1990年のアルバム

『Don’t explain』

マーヴィン・ゲイの「Mercy Mercy Me」のカバーが収録されていてね、

「Mercy Mercy Me」と「I want you」のメドレーにしてしまっていたり・・・

そのメチャクチャさがメチャクチャ、カッコいい。

 

アルバムのほとんどがメロウで仕上げているんですが、

ジャズのアレンジがあったり、ソウルな曲調があったり、

別世界の曲が並んでいるんです。

聴き応えたっぷり。

まるでジェットコースターのようにさまざまな音楽のエッセンスを提示。

知性のある音楽家の研究発表みたいな作品。

そして何といっても歌唱力がずばぬけています。

 

 

 

 

 

M2>      Sail Away   /    クリス・レア

 

今週の締めくくりです。

まだまだ夏も真っ盛り。そう思っていてもいつの間にか

夏は過ぎてしまう・・・だったら好きな曲を早くかけなきゃ。

2000年にリリースされている『クリス・レア』の傑作です。

ご存知名曲「オン・ザ・ビーチ」の〈続編〉みたいな素晴らしさです。

もっとこんな曲が夏のラジオでオンエアされるべき。

AORがお好きな方には間違いなく響くであろう曲がズラリ。

クリス・レアの通算20枚目のアルバム

『キング・オブ・ザ・ビーチ』

どこか懐かしいメロディにかなりのスモーキーヴォイス。

今年の夏もお世話になっています。

クリス・レアの音楽はそれぞれのシーズンに聴きたくなるような不思議な魅力がある。

まるで夏のお手本みたいなサウンド。

丁寧に緻密に届けてくれます。

じっくりと練り上げた最高の音をどうぞ8月の末に♪

 

HI!心呼吸 8月28日(木)

M1>    Southern Girl  /   エイモス・リー

 

良い曲でリラックスしましょう♪

フィラデルフィア出身のシンガー・ソング・ライター

『エイモス・リー』

彼のセカンド・アルバム2006年にリリースされた

『SUPPLY AND DEMAND / サプライ・アンド・ディマンド』

アコースティック・ロックなナンバーが満載です。

カントリーでもあり、フォークでもあり、

自分がどんなところで聴いたら気持ちいのかって想像するのが楽しみな曲。

穏やかな気持ちになりたい方にはおススメです。

音楽をはじめたきっかけが、サウスカロライナ大学在学中に

「継父からアコースティックギターを受け取ったこと」という遅咲きな

エイモス・リー。

シンプルで力強いギターストローク。

今日は「Southern Girl」にしてみました。

癒しのスペシャリストの音楽でどうぞリラックスです。

 

 

 

 

 

M2>   When Morning Comes  /    ウーター・へメル

 

『Wouter Hamel』(ウーター・へメル)

1977年5月19日生まれ。

オランダ・ハーグ出身。10代はスマッシング・パンプキンズなどのロックに夢中。

その後「アニタ・オデイ」らのジャズ・ヴォーカルに惹かれるれんです。

 

そんな中2005年のオランダ・ジャズ・ヴォーカリスト・コンペティションで

男性ヴォーカリストとしては史上初となる栄冠に輝いた彼。

それをきっかけに数々のジャズ・フェスやTV番組に出演、

肩の力を抜いた「オランダジャズ」のスタイルを証明したウーター・へメル。

プロデュースは何を隠そう

『ベニー・シングス』

整ったルックス。

スウィートな歌声。

オランダはもちろん、タイ、台湾、韓国、日本でもブレイク。

2009年にリリースされた『ノーバディーズ・チューン』

アルバムの中に浮遊感とともに穏やかに奏でられる1曲は

さすが「ベニー・シングス」の色が濃く表現されています。

HI!心呼吸 8月27日(水)

M1>    Come With Me   /   ジェイ・ショーン

 

1981年ロンドン・ハーレスデン生まれのR&Bシンガー

『ジェイ・ショーン』

2004年にデビュー・アルバムこの

『ミー・アゲンスト・マイセルフ(Me Against Myself)』

このデビュー・アルバムがもう20年も前なのか・・・と驚愕。

このアルバムがお気に入りです。

彼の才能に触れることができますが、彼の才能の「多彩」さも感じられます。

「ジェイ・ショーン」

シンガーソングライターの顔はもちろん、

ラッパーでありビートボクサーであり音楽プロデューサーとしても活躍。

まさにマルチなアーティスト。

ソウルさを持ち合わせながらシンプルなソウルでは終わらせない彼の音楽

サラッとしたメロディに彼の甘い声が乗るとクールさを演出。

普段触れていないジャンルという方にも

聴きやすいリズムで迎えてくれます♪

 

 

 

 

 

 

M2>   Meet Me Halfway  /   ザ・ドゥーリーズ

 

こんな懐かしい歌声でいかがでしょうか?

「小学生、中学生の時に初めて買ったレコードがこのグループでした!」

なんて先輩方も多いかもしれませんね。

1970年に結成されたUKの8人組ガールズ・グループ

『ザ・ドゥーリーズ』

「ウォンテッド」「ストーン・ウォール」などヒット曲も多数。

日本では「ノーランズ」と並んで80年代初期の

ポップグループとして大きな人気を集めたグループ。

聞いていくとその人気も理解できます。

 

2005年にリリースされた

『The Dooleys シングル・コレクション』

日本の企画盤のリマスター・ベスト・アルバムです。

22曲収録されています。

「Meet Me Halfway」なんてめちゃくちゃ好きな1曲です。

 

 

HI!心呼吸 8月26日(火)

M1>  TWIST YOU AROUND   /    ベニー・シングス

 

幼い頃に聴いた曲の影響は大きいいんでしょうかね?

お父さんが家で聴いていたビートルズや

スティーヴィー・ワンダーなどを幼い頃から自然に聴いていたという彼。

「オランダのポップ・マエストロ」と言われる才能の持ち主に成長。

『ベニー・シングス』

 

バート・バカラック、ギルバート・オサリバンの雰囲気を彷彿させる

ホッコリとした音楽世界が魅力的。

今までにリリースした4枚のアルバムから選ばれた楽曲が並んだベスト盤

2012年にリリースされた

『ベスト・オブ・ベニー・シングス』

彼のキャリアが詰まっています。

ベニー・シングスとして初めて書いた曲がこの

「TWIST YOU AROUND」

この耳心地の良さ。メロディの複雑さ。クセになる曲たち。

おススメです♪

 

 

 

 

M2>    You Again  /    ジョヴァンカ

 

「オランダのポップ・マエストロ」の手にかかるとこんな世界が。

女性モデルとしても活躍するオランダ出身

『ジョヴァンカ』

このキュートな声はどうしても忘れらません。

なんとも良い声をしています。

 

そんな彼女のデビュー・アルバムがこの2008年9月にリリースされた

『サブウェイ・サイレンス』

ヨーロッパのプロディーサー「ベニー・シングス」とのタッグは見事に成功。

ポップの中に彼女のアイデンティティもしっかりと。

このポップ・センスは流石。

キラキラと都会的だけど、どこかホッコリできる雰囲気。

オランダのファッションアイコンを牽引した彼女の世界は、

音楽の世界でもしっかりと形にしてくれました。

こんな曲を聴きながらどこかに旅にでかけたくなってしまう。

そんな力をお彼女の歌は持っています。

HI!心呼吸 8月25日(月)

M1>  Only Lonely  /    フーティー・アンド・ザ・ブロウフィッシュ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

「アメリカン・トラッド・ロック・バンド」

『HOOTIE & THE BLOWFISH』

1998年にリリースされた3rdアルバム

『Musical Chairs』

3rdになっても相変わらず、アメリカの田舎ロックを聴かせてくれていた

そんな彼らにずっと前からリスペクト。

ただ作品ごとに「成長」や「熟成」を感じさせてくれたこの時代の彼らの音楽。

聴くたびにジンワリと胸に来るメロディ。

アンサンブルの組み合わせ。ミックスされた時の高揚感。

それは間違いなく計算されたもの。

HOOTIE & THE BLOWFISHの特有のポジティブさと

同時に感じる事ができるネガティブさ。

「哀愁・郷愁感」のバランスのバツグンさ。

シングルにもなっていた「Only Lonely」もどんな感情になります。

 

 

 

 

 

M2>     Home     /    イアン・マシューズ

 

『イアン・マシューズ』

イギリス出身のシンガー・ソングライターです。

元々は1960年代。

「フェアポート・コンヴェンション」というバンドに

参加していたんですが、脱退後にソロやバンドでの活動を経てアメリカに渡るんです。

このアルバムはそんな彼がアメリカに渡ったばかりの

1974年にリリースされたアルバム。

『もう話したくない』

(Some Days You Eat The Bear)

彼がどんな音楽をやりたいか模索しながらたどり着いた世界。

このアルバムでは感じることができます。

今から50年以上も前の曲。

この時代に聴いても安心できる。

今の時代にも通じるモノをしっかりと持っていた事の証明ですね。

肌触りが良い音楽は時代なんて関係ないんですね。

 

HI!心呼吸 8月22日(金)

M1>   Over My Shoulder  /   マイク・アンド・ザ・メカニックス

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

『Mike & The Mechanics』

このカラッとした曲調で締めくくりです♪

 

1995年発表された4枚目のアルバム

『Beggar on a Beach of Gold』

「マイク・アンド・ザ・メカニックス」の作品の中で一番聞きこんだ1枚。

その中でもこの「Over My Shoulder」

以前の作品に比べると地味な印象になってしまった部分もありますが、

この落ち着いた、大人の雰囲気の楽曲たちは、

この時代にフィットしてくれます。

途中の口笛が効果的。ポップ・センスも完璧。

同じ時代を彩った「フィル・コリンズ」「ピーター・ガブリエル」

「ポール・ヤング」たちのメロディセンスを上回るような作品が目白押し。

それにしても夏には聴きたくなってしまう。

8月もまだまだ心呼吸していきましょう。

 

 

 

 

 

M2>   Nora  /    ブレシッド・ユニオン・オブ・ソウルズ

 

今週の締めくくりはこんな曲です。

1990年にオハイオ州シンシナティで結成されたロック・バンド。

『ブレシッド・ユニオン・オブ・ソウルズ』

1995年に発表されたデビューアルバム

『HOME』

Vo.「エリオット・スローン」とG「ジェフ・ペンス」

を中心に4人組としてスタート。その後5人編成になりました。

アコースティックなメロディをいかしたソウルなアダルト・コンテンポラリーなサウンドは鮮やかで実に美しい。

さてこのアルバム『HOME』の中でシングル

「I Believe」はスマッシュ・ヒットを記録。

そのソウルフルなバラードは今でもラジオライクな1曲として愛されています。

ピアノと美しいストリングス、

そしてヴォーカル「エリオット」の切ない歌声は印象的です。

このアルバムの3曲目にクレジットされている

同じくピアノのイントロから泣かせます名曲をどうぞ♪

 

 

HI!心呼吸 8月21日(木)

M1>  Best Of My Love  /     Aswad

 

「1975年」にイギリスにて結成されたレゲエバンド

『ASWAD』

今までに通算20枚以上のアルバムをリリース。

UKを代表するベテラン・レゲエ・バンドです。

アラビア語で『黒』を意味するらしい

「アスワド」

1995年にリリースされたベスト盤。

90年代のキラキラしている時代を思い出してしまいますね。

同世代の人は刺さりますか?

大ヒットした「Shine」、「Don’t Turn Around」・・・

世代の皆さんはたまらない懐かしいレゲエ・ソングが並んでいます。

イーグルスの1974年のシングル

「Best Of My Love」をカバー。

何度この曲を聴きながらドライブに行ったか・・・。

ポジティブな雰囲気の曲調。

夏にぴったりな1枚を手にドライブにでも♪

 

 

 

 

 

M2>    Too Much Love  /    YAZZ(ヤズ)

 

1960年イギリス・ロンドン出身のシンガー

『YAZZ』(ヤズ)

ジャマイカ人の父親とイギリス人の母親との間に生まれた彼女。

1988年『コールドカット』の「ドクトリン・ザ・ハウス」

このアルバムにボーカルで参加して注目を集めました。

そしてダンス・ナンバーで一世を風靡した88年の

「ザ・オンリー・ウェイ・イズ・アップ」などのヒット・シングルを連発。

80年代のダンスクラシックに名を残した彼女。

そんな彼女の1997年にリリースされたソロの作品、

彼女にとっては4作目『The Natural Life』

ベースに流れる「レゲエ・フレイヴァ―」を気持ちよく聞かせてくれます。

この時期にレゲエのリズム。「レゲエ・フレイヴァー」をサラリと楽しむ。

非常に聴きやすい構成にしてくれています。

レゲエといっても、かなり、ポップ色が強いので

普段使いにもピッタリだと思いますよ。

 

HI!心呼吸 8月20日(水)

M1>  ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス /  クレモンティーヌ

 

『クレモンティーヌ』

1997年にリリースされたアルバム『ソリータ』

ちなみに「ソリータ」は娘さんの名前だったような・・・

「ベン・シドラン」とのコラボレーションもの。

 

2人ともウイスパー・ヴォイスが特徴ですが、

そんな2人のデュエットもいくつかあるところがこのアルバムのおススメポイント。

それぞれの実力がこのアルバムで融合。

洗練されたサウンド+ジャズ+自由。

答えはこんな感じになりますよね。

今までのクレモンティーヌのイメージを

いい意味で壊すアルバムにアレンジした「ベン・シドラン」の才能。

「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」も

2人のハーモニーが聞ける秀作です。

爽やかさと同時にほどよい切なさみたいなものも感じる作品。

 

 

 

 

 

M2>  SMALL BLUE THING  /    スザンヌ・ヴェガ

 

8月が過ぎていきますね・・・。

少し次の季節を意識しながらの選曲はいかがでしょうか?

『街角の詩』

スザンヌ・ヴェガの1985年の作品。

「スザンヌ・ヴェガ」のデビュー・アルバム

『Suzanne Vega』

このアルバムのプロデュースを担当したのが、

NYの伝説のパンクバンド「パティ・スミス・グループ」の

『レニー・ケイ』

このアルバムからはパンク色一切ありません。

それどころかフォーク。それも季節の空気感を操るように美しいメロディ。

冬の曲も収録されているからなのか、秋冬のアルバムのイメージも強い。

80年代にありがちだった特有のサウンドから

別のフォーキーサウンドはこの時代にも心地よく季節の変化を伝えてくれます。

アコースティック・ギターを爪弾きながら歌い上げるシンプルさ。

 

HI!心呼吸 8月19日(火)

M1>   ライフズ・ララバイ   /    ドン・フェルダー

 

70年代、80年代に活躍したアーティスト。

この人の名前も忘れてはいけません。

『ドン・フェルダー』

 

名曲「ホテル・カリフォルニア」の作曲者として、

その名を刻んだドン・フェルダーの2012年にリリースされたアルバム

『Road To Forever』

このアルバムから「ライフズ・ララバイ」

春先に聞いても気持ちよかったこのアルバム。

夏にもフィットする曲が並んでいます。

乾いた空気を案じて、カラッカラの音を楽しむ。

豪華なゲスト人が脇を固め、乱れのない完璧な大人の音を楽しめせてくれます。

この大人の音の中にもちゃんと「イーグルス時代」の姿も。

そして同時に哀愁も感じたりする訳です。

それが大人の色気みたいなもので・・・

やっと似合うシーズンなのかも♪

 

 

 

 

 

M2>    Lady Blue  /    レオン・ラッセル

 

夏の後半に聴きたくなるバラードソング。

ちょっと切なくなる大人のバラードはいかがですか?

アメリカのシンガー・ソング・ライター

『レオン・ラッセル』

 

このメロディが1975年に完成していたなんて・・・。

『Will O’ the Wisp』(ウィル・オ・ザ・ウィスプ)「鬼火」

アメリカ南部の土臭さ、乾き、音楽性を保ちながら、

シンセなどの楽器類や、日本の尺八や三味線まで多彩に使って製作された

音楽世界を披露する名盤です。

アルバムに収録されている「Bluebird」などは、

ピアノがリードするオシャレなAORチックな名曲です。

しかし、レオン・ラっセルの歌は簡単にただのAORで片付けられない。

それは歌声のブルージーでソウルフル。

ラストに収録されている『Lady Blue』

なんてステキなバラードでしょうか?

 

HI!心呼吸 8月18日(月)

M1>  Blame It On My Youth  /    ヴィクトリア・トルストイ

 

今週もこのコーナーでごゆっくり♪

今週はJAZZからスタートして行きましょう。

2001年にリリースされている

『Blame It on My Youth』

デビュー時。ロシアが生んだ文豪「トルストイの血を引くシンガー」

ということで一世を風靡した彼女。

1997年にスカンジナビア発のBlue Note契約女性歌手として注目を集めた

『ヴィクトリア・トルストイ』

北欧ジャズはこれからのやってくる次の季節にピッタリ。

こんな彼女の歌声をヒンヤリと変化した空気の中で聴いていることを想像。

ハマりますでしょ?

スウェーデン・ジャズを引っ張る「ヴィクトリア・トルストイ」

ピアノの旋律の美しさ。

そして彼女のこの歌声。

そろそろ次のシーズンを求め始めてるのか?

 

 

 

 

 

M2>   Baby I’m A Fool   /    メロディ・ガルドー

 

『MELODY GARDOT』 (メロディ・ガルドー)

フィラデルフィア出身のジャズシンガー。

交通事故で障害を負うも、病室で音楽セラピーを勧められそこからデビューを果たすことにある。

どんな状況下でも彼女のような人が世の中を明るくする。

このビブラートの歌声が心を打ちます。

聴く者の心に届ける「奇跡のシンガー・ソング・ライター」とも言われる

『メロディ・ガルドー』

この2008年「マイ・オンリー・スリル+2」

落ち着いた、しっとりした温かな歌声。

ロマンチックで、目をつぶって耳を傾けたくなります♪

後遺症のためにサングラスを手放せなくなった彼女。

消え入る瞬間の言葉尻のニュアンスの優しさ。

どうぞこのアルバムは近くに置いておいて♪