Hi!心呼吸 6月9日(木)

M1>  Hana Calls  /   アーニー・クルーズJr

 

ハワイの人気デュオ、『カアウ・クレーター・ボーイズ』のヴォーカル&ギターで知られる「アーニー・クルーズJr.」

 

ソロのヒット作がこの2003年6月に日本でもリリースされた、ハワイアン・ベースのコンテンポラリーなアコースティックサウンドを届けてくれた名盤「ポートレイツ」♪

 

最高峰のハワイミュージックの祭典ナホク公認「ナ・ホク・ハノハノ・アワード」で幾度となく受賞経験があるハワイを代表するアーティストですが、2002年にはアルバム『ポートレイツ』のアイランド・コンテンポラリー・アルバム大賞を受賞。

代表作品から。

地元ハワイのローカルハワイアンにとても人気のあるアーティストさんです。

ハワイのCDショップにも彼の音源はたくさん陳列されていました。

現代のハワイ音楽のカリスマ的存在。

 

ローカルに人気があるのは国や言葉、文化を大切にしよう!自分たちのアイデンティティを持ち続けようとメッセージを投げかけているかもしれません。

シンプルで陽気な空気の中に自信と誇りを持ち合わせるアーニー・クルーズJr.

 

 

ジャック・ジョンソンやDef Techら若手のアーティストにも尊敬を集め続ける存在。

僕も憧れてしまいます♪

 

M2>  雨の街を  /   ジャニス・イアン

 

「ジャニス・イアン」は1951年米国ニューヨーク生まれ。

1975年に発表された「愛の回想録」で存在感をアピールし、詩をつぶやくような細い声で歌う姿。彼女の声は数多くのヒット曲で印象付けられる。

70年代を代表する女性シンガー・ソングライターとして活躍する。

 

さてこのアルバムは2013年にリリースされた

『You&Me~あの日にかえりたい 荒井由実トリビュート作品集』に収録された1曲。

デビュー40周年を記念した松任谷由実の“荒井由実”名義時代の名曲を、海外歌手が英語やフランス語でカバーしたアルバム♪

クレモンティーヌ、スーザン・ボイル、シーラ・E、ジュリア・フォーダム、スウィング・アウト・シスター、セシル・コルベル・・・などが酸化していますが、その中に

「ジャニス・イアン」が。

 

1973年にリリースされた荒井由実「ひこうき雲」に収録された1曲

『雨の街を』をカバーしています。

ライヴでは弾き語りで披露されることもある人気曲。

この気だるさ、陰りのある雰囲気。しかしこのカバーには気だるさはない。爽やかさに満ちている。

 

雨が美しく感じる曲ってあるものです。そしてこのアレンジにシビレマス♪

 

Hi!心呼吸 6月8日(水)

M1>  For My Lady [feat. The Shirley Horn Trio]  /

トゥーツ・シールマンス シャーリー・ホーン

 

91年リリースされたアルバム「For My Lady」から。

まずオープニングからトゥーツ・シールマンスの粋な哀愁たっぷりのブルースから始まって脱帽する・・・。

その音色の美しさ、メロディの美しさは正座でもしながら聴かなきゃならない感じがする(笑)

どれも美しくてハープの音色にこんなにも愛情を感じるなんて。

時折聞こえる口笛にも哀愁という名のブルージーさを醸し出して・・・。

素晴らしい♪

 

そしてこのアルバムのもうひとつの注目ポイントは歌声。

シンガーは『シャーリー・ホーン』

メロディとのマッチングは完璧。

その昔、こんな逸話がある。

マイルス・デイビスが彼女の歌を気に入って「オレが出演する前に彼女のステージをセットしてくれ。そうじゃなければ出演しない」というわがままを言ったという逸話だ。

 

女性ジャズボーカルとして並外れているわけでもないだろうが、彼女の歌声には彼女の魅力に反応させてしまう、力があるのは確かなようだ♪

 

機会があれば是非ともこのアルバムをジックリと聞いてもらいたい♪

彼女の曲を流したいけど・・・曲が長いのよ・・・涙。

 

M2>  カナカ ワイワイ  /  マーティン・パヒヌイ

 

ハワイの伝説のミュージシャン

『ギャビー・パヒヌイ(Gabby Pahinui 1921~1980)』

モダン・スラッキーの時代は1947年から始まったといわれ、ギャビーはモダン・スラッキー・ギターの父と呼ばれた人。

それまでスラッキーの奏法は家族だけに代々受け継がれていたものだったのですが、そのしきたりを破り、消えかかっていたスラッキー・ギターを救うために初めて家族以外の人にも伝え始めたのが、ギャビー。

 

そんなギャビーの息子の一人!

マーティンの特徴はこのハート・ウォームなヴォーカル♪

ちなみにこの「カナカ ワイワイ」は賛美歌でもあるそうです。

父の影響を存分に受け、色んな音楽の影響も受けたマーティン・パヒヌイ。

これからのハワイアン界をリードしていくべき重要ポジションにいるアーティストさんです。

 

このハワイアンのコンピレーションアルバム。

2015年リリース『ハワイアン・スラック・キー・ギター・マスターズ・シリーズ⑱ エンドレス・サマー ~ハワイ、永遠の夏~』

 

中でも存在感と清涼感を放っている1曲。

いち早くジャワイアンを選曲してみました♪

マハロ~♪

Hi!心呼吸 6月7日(火)

M1>  カサブランカ  /   デイン・ドナヒュー

 

1978年の「デイン・ドナヒュー」の唯一のソロアルバム「デイン・ドナヒュー」から。

名盤の声高き1枚。

 

このアルバムにはドン・ヘンリー、ラリー・カールトンなどが参加していることでもワクワクしてしまいます。

 

バックボーカルにも、J.D.サウザー、ドン・ヘンリー、スティーヴィー・ニックスとヨダレもののアーティストが勢ぞろいです。

(あぁ、スティーヴイー・ニックスの曲もかけたくなってきた~♪)

 

アルバムの1曲目『CASABLANCA』は、AORの最高傑作といっても過言ではないかも。

美しいメロディにバックを固める豪華アーティストのテクニック。ラリー・カールトンのギタ

ー・ソロも光ります。

 

そしてやっぱり彼の暖かみのある独特な歌声にバックボーカルのハーモニーには鳥肌が立つほどの感動を覚え、メロディの複雑さにも驚かされます。

ジャジーでありながら、ロックでもあり、ファンクでもある。

コレだけ盛りだくさんの内容で感動しているところ、曲がフェードアウトで終わってしまうことはもったいない。

 

もっと聞きたいのよ・・・。

 

M2>    雨に唄えば  /   ケニー・バロン

 

2001年にリリースされたオムニバス・アルバム

『カフェ・リラクゼーション~ジャズ・イン・シネマ(1)』から。

 

ちょうどこの時代、オープン・カフェが人気を集め、カフェミュージックが色んなアプローチでリリースされる中、この手のアルバムが数多くリリースされました。

風が吹きぬけ、本を読んだり、ボーっとノンビリしながら・・・。

良い季節だなぁ・・・。

梅雨時期のカフェも嫌いじゃないんですよね・・・僕。

 

さてこのコンピレーションの中でも、燦然たる存在感を放っているのはジャズ・ピアニスト

『ケニー・バロン』

派手さはないかもしれないが、バランスがとれていて嫌味も泣く、品が良い。

 

シンプルなピアノはシンプルで丁寧。

雑味のないコーヒーのようなピアニスト♪

しかし、シンプルだからといって苦味もあって、濃くもある。

だから何度も聞きたくなってしまう。

何度聴いても飽きが来ない。まさにオープン・カフェで頂く美味しいコーヒーのよう♪

 

「マスター!おかわりください♪」

 

Hi!心呼吸 6月6日(月)

 

M1>  アイ・スティル・ラヴ・ユー  /   シャーリー・マードック

 

ゴスペルシンガーとして出身地 オハイオ州で音楽活動をスタートさせた実力派!

「シャーリー・マードック」

今では「ゴスペルミュージシャン」として確固たるポジションを築いた彼女。

 

そもそものキャリアのスタートは、その素晴らしい歌声を

故ロジャー・トラウトマンに見いだされ、彼のバンドであるZAPP(ザップ)のバックコーラスとして音楽業界に足を踏み入れます♪

 

実力が認められ1986年にソロデビュー”As We Lay”などのヒット曲が。

さてそんな彼女のセカンドアルバム1988年「A Woman’s Point of View」から。

アルバムに収録されているシングル「Husband」はR&Bチャート5位を記録。

ちなみにこのアルバムはR&Bチャートで19位をマーク!

アルバムの中の僕のお気に入りはこの1曲「I still love you」

心地いいミディアムテンポのリズムに彼女の優しくも存在感バリバリの歌声が乗り始めると景色の色合いを変えてくれるようです。

 

遠くで聞こえるギターのソロに哀愁を感じて、マードックの声がなんともホッコリと温かい気持ちにしてくれます。

 

曲の所々でゴスペルのようなアレンジが施され、シンプルなR&Bにも聞こえるのですが、なんのなんの細かいアレンジが癖になるのです♪

 

M2.    Showya    /  Ray Mann Three  (レイマンスリー)

 

オーストラリアはシドニー出身の3人組「The Ray Mann Three(ザ・レイ・マン・スリー)」の1枚。

 

このバンドの大好きなところはアルバム全体から『ディアンジェロ愛』に溢れているところ。

90年代のR&Bシーンを彩った、「ネオ・クラシック・ソウル」の流れは間違いなく

ディアンジェロの存在が大きい。

 

そんなディアンジェロ愛に満ちたデビューアルバムから3年。

2012年にリリースされたアルバム『Sketches』から。

独特のスロー・グルーヴにシビレまくりです。

 

ソウル好きも、モダンオーガニックが好きな方にもオススメな1枚。

個人的にはファンクの色が濃くて、所々に垣間見せるAORの雰囲気にも心と耳を奪われます♪

色んな音楽のアプローチに挑戦し、ブラック・ミュージックの要素を踏まえて、

別の角度から表現することによって楽曲に深みとユニークさがプラスされる。

 

その曲の美しさにジックリと身を委ねたい。

リズムに身を任せ、洗練されたブラック・ミュージックを堪能したい。

あぁ、オシャレでございます♪

 

Hi!心呼吸 6月3日(金)

M1>  さよならの中で~果てしなき日々  /    クラウディオ バリオーニ

 

1951年ローマ生まれ。

“Questo piccolo grande amore”の大ヒットで一気にスーダムを駆け上がった人物。

なんといってもその素晴らしい声!

繊細かつ情熱的で、時には静かに歌い上げられる曲たちは現在もウットリとさせる。

豊かな感受性と知性から生まれる美しい詩とメロディも忘れてはならない。

さらに180センチを超える長身に今もって変わらぬスレンダーな容姿などは『イタリアンポップス界のジョージ・クルーニーともリチャード・ギア』とも呼ばれている人。

女性ファンももちろん多いんですが、男性ファンもちびっ子ファンやお年寄りまでもが熱狂するようなイタリアの国民的なシンガー『クラウディオ バリオーニ』

 

1990年発表 11thのアルバム『Oltre (オルトレ)』から。

このアルバム、今でもほとんど毎日聞くというファンも多いっていうから凄い!

まさに名盤!コレを聴かずしてイタリアを語るなって人もいるほど・・・。

イタリア語の勉強で聞く人もいるそうです。

 

しかし、聴いてみるとまぁいいんです。

何を歌っているのか、内容はよく分かりませんがこの歌唱力と説得力で圧倒されるほどです。メロディと演奏と全てがマッチングした重厚さ。品のよさ。

イタリアの伊達男とはこういうものだというお手本がこのアルバムの中に♪

 

イタリアのオジサンみたいなオジサンになりたいw

 

M2> One Cup Of Coffee  /   ジム・ビロフ

 

イタリアの次はハワイです。

『UKULELE SUMMIT 2(ウクレレ・サミット2)』(00年)

というオムニバス・アルバムから。

 

もうウクレレが似合う季節になって来ましたね。

さてこのオムニバスには「ボブ・マーリー」のカバーが収録されています。

 

インストの曲も収録されていますが、ウクレレの穏やかでゆったりとした曲が並びます。

 

さてこの曲の「ジム・ビロフ」はウクレレ・アーティストという顔と、もうひとつ本の執筆もこなすというマルチな方。

 

ハワイ文化やカルチャー、もちろんウクレレ事情を紹介する本などを書いていらっしゃいます。

(カナダや日本のウクレレ事情を詳しく特集)

ウクレレ命!

 

そんなウクレレ愛に溢れる彼が歌うこの「ワン・カップ・オブ・コーヒー」

 

なんて優しいんでしょう。

ウクレレを抱え、コナ・コーヒーでも飲みながら、波打ち際でポロロロン♪

 

Hi!心呼吸 6月2日(木)

M1>    ダブリン  /   プリファブ・スプラウト

 

イギリス・ニューキャッスル出身。

「パディ・マクアルーン」を中心としたグループ『プリファブ・スプラウト』

 

さてこのアルバム『プロテスト・ソングス』はもともとセカンド・アルバム

「スティーヴ・マックイーン」リリース直後の1985年。

 

たった“2週間”で、しかもセルフ・プロデュースで録音されたものだったそうです。

セカンド・アルバムの印象からも変化ししています。

シンプルかつ生活に密着するように僕らに問いかけているようです。

 

アルバム全体に少しローな曲が多め。

しかしこれを2週間で仕上げてと入るとなれば驚きです。

作りこまれた音もありますが、自分たちで作った曲にはイキイキしている印象です。

その2週間を聴いて改めて聴いてみるとその才能や能力の高さに驚きます。

 

たしかに地味に写るかもしれないこの1枚。

しかし胸の奥にまで届くシンプルなメッセージ。

この究極にまで削ぎ落とした音に僕は癒しと安らぎを感じます。

 

もしかしたらこの音楽のような自然で自由な1曲が人を幸せにするのかもしれません。

あぁ・・・眠くなってきた・・・。

 

M2>    ワン・ソング  /  ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット

 

ディズニー映画の映画音楽を「ジャズ」で演奏してスタンダード化したのは

「ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット」

それまで「白雪姫」の「いつか王子様」などジャズ化できるなど誰も思わなかった。

 

1957年に発表されたディズニーの名曲の数々を奏でたブルーベックの名盤。

『デイヴ・ディグズ・ディズニー+2』から。

「ワン・ソング」 (ウォルト・ディズニー「白雪姫」より)

 

ジャズをポップにそれも大衆的に聞かせてくれるなんて素晴らしいこと。

それもディズニーの曲をジャズにアレンジしての演奏で聴かせてくれます。

 

その立役者はこのピアニスト「デイヴ・ブルーベック」

「テイク・ファイヴ」という曲などでは、彼の名前が記載されていることが多い。

この時代の代表するピアニストです。

当時、カレッジ・コンサートなどで想像もつかないほどの人気者だったという彼ら。

 

ビル・エヴァンスよりもマイルス・デイヴィスよりも先に、ディズニーの曲を採り挙げることは彼らにとってはスムーズな流れだったのかもしれません。

車の中でも、家でもとゆったりした気分させてくれる。

持っていたい1枚であることは間違いありません。

Hi!心呼吸 6月1日(水)

M1> Don’t Give Up On Us(やすらぎの季節)   /    山弦 (やまげん)

 

山弦(やまげん)の音に魅かれる時期がある。

6月に突入。まず6月の初日にはこのお二人に癒されようっと。

 

山下達郎さんなどをサポートする『佐橋佳幸』、桑田佳祐さんをサポートする『小倉博和』の日本屈指のトップギタリスト2人組。

その心地いいアンサンブルは時間を忘れさせ、自分を取り戻すBGM。

そんなお2人が2002年の6月にリリースした『hawaiian munch』から。

洗練されたサウンドは極上のリラクゼーションを与えてくれます。

このアルバムのタイトル通り、録音はオアフ島の東、「カイルア」で録音されたもの。

 

美しいハワイの景色と、豊かな時間がこのアルバムには収録されています。

アコギの優しい音が大好きという方には間違いありません。

1枚あるだけで生活に余裕が生まれてきそうです。

 

日が誇るこのサウンド。

日本にもこんな気持ちの良い音があるのです。

その証明にはこのシンプルな音と、テクニックがあれば十分。

このデュオの卓越した呼吸、リズム。

 

この音に抱かれると不思議と懐かしさがこみ上げる。

なんでなんだろう?

心で聴く音楽ってこういうことだよね♪

 

M2> Don’t Dream It’s Over(終わりだと思わないで)/  クラウデッド・ハウス

 

「クラウデッド・ハウス」の名盤です。

1986年にリリースしたシングル『ドント・ドリーム・イッツ・オーバー』が全米2位になるなどヒットを記録した彼らの代表的な1枚。

『Crowded House』(86年)

 

このヒットで一躍スターダムへかけ上がります。

オーストラリア&ニュージーランド出身の3人構成のバンド。

 

ハモンドオルガンの温かな音を巧みに取り入れ、ノスタルジックな空間を作りだします。

特にこの曲はそのハモンドオルガンが印象的。

いつまでも耳の奥にこのオルガンの音が鳴り続けるほど・・・衝撃的でした。

 

他にも「Now We’re Getting Somewhere」「World Where You Live」など

耳障りの良い曲たちがこのアルバムを彩っています。

 

「ほら、ごらん。終わりだと思わないで

よく、見てよ。時が来た。

彼らがやってくる・・・僕らの間に壁を築くために・・・。」

 

音楽の間には壁は作られなかったんですね。

アメリカや、イギリスの香りを含んでいるように感じるのは僕だけ?

いつ聴いてもキュンとする名曲です♪

Hi!心呼吸 5月31日(火)

M1>  Fight 4 Love  /   Dominic (ドミニク)

 

2012年にリリースされたオリジナルアルバム「ヒアー・ミー・ナウ」から。

実力派シンガー・ソングライター、「ドミニク」

このドミニクの才能を最大限に引きだすためにリリースされた1枚。

 

さてこのドミニク(ニュージャージー出身のR&Bシンガー/ソングライターによるソロ・デビュー・アルバム。心地よいフロウもさすがの存在感)

 

これまでにも数々の著名アーティストとコラボレートしてきて実力をつけ、2012年に完成した1stアルバムはそうそうたる著名なアーティストが集結しています。

そのためか、ソロの初作品とは思えない貫禄も兼ね備えます。

 

18歳の頃からDJジャジー・ジェフの下で働き、ベイビー・フェイスのプロデューサー・チームのメンバーとも働きながらセンスを磨いてきたドミニク。

彼が描くライティングセンスは大絶賛されたんだとか・・・。

 

このアルバムから1曲目に収録された極上バラード「Fight 4 Love」

ピアノの旋律から引き込まれ、ドミニクの世界にトリップできるミディアムバラード。

甘い歌声も外せない彼の才能だが、この雰囲気を出せてしまうこと。

それも1stだということ。

 

中途半端なメジャー・アーティストでは太刀打ち出来ないこの感じ。

オススメです♪

 

M2>  ロング・グッドバイ  /   ミランダ・リー・リチャーズ

 

サンフランシスコ出身のシンガー・ソング・ライター「ミランダ・リー・リチャーズ」

モデル出身のでもある彼女は、「ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー」への楽曲提供などを経てデビューを飾る♪

 

美しい透明感のある彼女の声はいつ聞いても独特の優しいアンニュイな時間に進入させる。

2002年にリリースされた1stアルバム「ヒアゼアアフター」

 

アルバムの全体的な印象は60年代70年代の空気を含みながらの「オルタナティブ・フォーク」の湯王に感じます。

 

フワフワと綿毛が飛びようにヒラヒラしていて柔らかい。

品格も感じる。

 

さてこのアルバムから「ロング・グッバイ」

徐々にフォークにポップさが加味され、主張しすぎていないヴォーカルに聞き入ります。

歌声ばっかり気にしていると、脇を固める音にも耳を奪われます。

 

このフンワリとしたこのアルバムの柔らかさはとてもセンスが良く飽きのこないものに仕上がっている。

この曲のようにリズムのピッチを変えて世界観を変えて聴いている側を考えてくれているようにも感じます。

才能のある人は「心」もふんわりしていて優しい    ♪

 

Hi!心呼吸 5月30日(月)

M1>  ハンズ・オン・ザ・ホイール (with M.Ward)  /  ノラ・ジョーンズ

 

1979年3月30日ニューヨーク生まれ。

10代よりプロ・シンガーとして活動している歌姫。

ご存知『ノラ・ジョーンズ』

 

全世界を魅了し続けたスモーキー&ハニーなナチュラル・ヴォイス♪

ノラ・ジョーンズが愛する名曲をカヴァー!した作品がこのアルバム。

祖母や母親の影響で音楽に囲まれていたという彼女。

ノラがそんな環境の中で子供の頃から尊敬し、親しんできたアーティストの楽曲をカヴァーしています。

このアルバムはノラが2002年アルバム『Come Away with Me』で世界デビューを果たしてから10年。アニバーサリー・イヤーにリリースされました。

 

ノラの原点がここにある。

ノラの歌声に包まれた名曲たち。

その原点の音楽を大切に丁寧に歌われた名曲たち。

 

原点回帰となる楽曲たちが新鮮にカヴァーされた1枚になっています。

ノラのデビューから10年の歴史の中で、常に音楽的原点回帰となった楽曲たちをご堪能ください。

 

ノラの声って何でこんなにも、どこでも、どんな状態の時でもしっくりと来るんでしょう?

 

 

M2> 愛の鼓動(featuring エリス・ホール)  /  ケニー・G

 

『The Essential』2006年にリリースされたケニー・Gの1枚から。

サックス・プレイヤーの初期の名曲から、当時リリースされたアルバムの曲まで収録されたソロ・アーティストとしてのキャリアの集大成のような2枚組のベスト・アルバム。

 

日本でも大ブレイクを果たしたサックス・プレイヤー「ケニー・G」

数多くのヒット曲を世に送り続けながら琴線に触れる、心をつかまれるような美しい音色はその当時の日本の音楽の質を変えてくれた気がしました。

 

さてこのアルバムは、予想に違わず彼の演奏に陶酔できる。

内容も多岐に渡る曲が並ぶ。ベスト盤とはよく言ったもの。

スムース・ジャズファンのみならず楽しめるはず。

正直最近このアルバムを聞いていなかった・・・。

 

この選曲で改めて心地よさにハマリそうで・・・♪

さてこの『愛の鼓動』はエリス・ホールを迎えて歌われた1曲。

この融和が美しく、品があって雰囲気の構築が素晴らしい。

彼女の歌声が前面に出すぎていない。ケニーのサックスが消されない。

このバランスの良さ!

 

この梅雨の前のこの季節だけに観れる景色と共に聞きたくなっちゃった♪

Hi!心呼吸 5月27日(金)

M1>   青い車  /    平賀さち枝とホームカミングス

 

2014年にリリースされたマキシシングル『白い光の朝に』から。

 

岩手県宮古市出身。ごく普通の女の子・・・そんなキャッチコピーがピッタリの「平賀さち枝」さんと、京都在住、女の子3人+男の子1人の4ピース・バンド。「Homecomings(ホームカミングス)」

お互いのイベントなどに呼びあうのど、親交を深めていったこの2組のコラボ♪

 

“平賀さち枝とホームカミングス”

名義でリリースされた「白い光の朝に」はカラフルなキラキラメロディに心ウキウキ♪

まさに朝のオープニングにピッタリの1曲。

機会があればワイグルのオープニングでもお送りしますね♪

 

そして「青い車」は平賀さち枝さんの新曲という形で収録されていますが、彼女の魅力を感じられる爽やかな1曲。

耳の前に置いてくれるように言葉を残してくれる1曲。

 

彼女らしいホンワカと優しい・・・お紅茶なんかを頂きながら。

ゆったりと過ごせるメロディはギターと歌だけのシンプルなもの。

 

さて草原にでも出かけてみようかな・・・。

「空色の車」でね♪

 

 

M2>   One On One  /   Hall & Oates (ダリル・ホール&ジョン・オーツ)

 

1982年に発表された、「ダリル・ホール&ジョン・オーツ」のデビュー10周年、RCAでの9作目、通算13枚目となった名盤『H2o』

この2人のコンビネイションを最高に発揮した80年代の代表するアルバム。

改めてご紹介するに至らない、そんな1枚から。

 

DARYL本人も大好きな曲だと語る「ONE ON ONE」を週末に♪

この曲はライブでも歌ってくれるナンバーですね。

以前来日公演を見に行ったとき、不意に歌われたこの曲。

感動し過ぎて動けず・・・気付いたら涙が・・・。そんな思いでもある大切な1曲。

 

このアルバムには他にもヒット曲「マンイーター」や「ファミリー・マン」などを収録しています。当時のベスト盤みたいな1枚♪

2人のまさに自分が持っている力を出し切った作品。

 

すでに30数年経っているのに色褪せないなんて・・・。

このオーラは一体何なんだろう?

当時、リアムタイムで聞いていた先輩たちがうらやましくて。

 

当時のオリジナルの音で聞くと・・・新たな発見がございます!

 

(ちなみに大学生の頃、年上の彼女に教えてもらった1枚なの・・・うふ)