HI!心呼吸 5月07日(月)

M1>    オープン・マインド  /   Takashi Matsunaga  松永貴志

 

今週は少し思い出のワンシーンを思い出すような選曲をイメージ♪

「Arrow Jazz Orchestra」このキーワードを聴くと、関西時代のことを思い出します。

(1958年若きピアニスト・北野タダオの下、大阪キタの最高級のナイトクラブ「クラブアロー」の専属バンド「北野タダオ&アロージャズオーケストラ」として結成されたAJO)その本拠地の目の前に住んでいた僕。

その場所の利点はミュージシャンが目の前にいるので、ワンコインをはらって生ライブを頻繁に見に行けたという事も、大きな利点でした。

そのライブに練習に訪れていて、「今後、凄い存在になるピアニストです!」と紹介されて登場したのは、まだ当時15才ほどの『松永貴志』さんでした。

1986年1月27日(32歳)

ジャズ・ピアニストとして広く活躍する「松永貴志」の2004年録音盤。

18歳で作曲・演奏した「報道ステーション」のテーマ曲「オープン・マインド」で一躍注目を浴びるキッカケになった2004年5月にリリースされている『TODAY』

若手のピアニストとは思えない余裕のある音。

演奏が楽しみで仕方がない。そんな楽しそうに演奏する姿が目に浮かびます。

ソロの演奏でも聞かせてくれる、表情豊かで躍動感あふれる音。

今後も楽しみな素晴らしき才能。一度お会いしてインタビューしたいなぁ。

 

 

M2>   Waltz for Debby  /   矢野沙織

 

やはり彼女の演奏も忘れられない♪

彼女に会ったのはまだ高校生時代♪

先ほどの松永貴志さんの「オープン・マインド」では切れのあるサックスを聞かせてくれていたのはアルト・サックス奏者『矢野沙織』さん。

レコーディング当時は17才だった矢野さんも、現在は31才のLadyです。

アルバム『Answer』から。

矢野沙織さんのデビュー10周年記念。第1弾となるファン投票によるリクエスト・アルバムとしてリリースされたもの。

日野皓正(Tp)と共演した「A Night In Tunisia(チュニジアの夜)」

「ウィスキーが、お好きでしょう」はアルバムの後半で、特別な存在感を放つ2曲。

これぞ大人の女性の演奏をアダルティに聞かせてくれます。

日野さんのテクニックにストレートにぶつかって行った彼女の演奏が光ります。

スタンダードを選曲して、ジャズの入門編でもピッタリの一枚。

彼女のアルトにはいつもやられてしまいましょう♪

一日の締めくくりに癒してくれます♪

HI!心呼吸 5月04日(金)

M1>   ロカ・ポル・チ / シャキーラ

 

GWを盛り上げるべく♪今週の締めにはラテンの香りを♪

「シャキーラ」様でございます♪

13歳でソニー・コロンビアと契約しアルバム1995年の『裸足のままで』が大ヒット♪

「ホウェンネヴァー、ホウェアエヴァー」で全世界デビューを果たした歌姫。

僕が初めて知ったのはデビュー当時。

1995年の「Estoy Aquí」(エストイ・アキ)♪忘れもしません。ブラジル人のDJから教えてもらったこの曲はその当時の宝物の曲。

そんな彼女の2014年の作品『シャキーラ』

メッシ、ネイマールが登場した2014FIFAワールドカップ応援ソング「DARE(LALALA)「デアー (ラ・ラ・ラ)」も収録されている比較的最近のアルバムから。

ラテンのフレーバーがお好きな方にはおススメの1枚です。

「シャキーラ」自体が好きな僕にはこのアルバムからはこの曲が大好きです♪

『ロカ・ポル・チ』(スペイン語であなたに夢中の意味)

スペイン語で歌い上げるこのバラード。

情熱的に美しい1曲です♪ラテンが似合うシーズンもあと少し♪

ラテンのフレーバーでGWを楽しんでくださいませ♪

 

 

M2>   Hero(エロエ)(Spanish)   /   エンリケ・イグレシアス

 

締めくくりはラテンの国。スペイン・マドリード出身!

知らなかった・・・僕と同じ年だったとは・・・一体この差は何?

『エンリケ・イグレシアス』

グラミー賞、ラテン・グラミー賞、ビルボード・ミュージック・アワード、

アメリカン・ミュージック・アワード・・・

欲しいものは全て手に入れたんじゃない?

そんな僕とは大違いの人生を歩んできた「エンリケ・イグレシアス」

2001年のアルバム『Escape』

このアルバムでは全曲に彼が作詞に携わっていることも注目ポイントです。

この作品ではセールス記録を更新♪世界中で大ヒットを記録。

このアルバムで彼を知ったという人も多いはず。

最初のシングル『Hero』は全英チャートや多くの国で1位に♪

今日はこのアルバムに収録されたスペイン語バージョンの「Hero」を。

母国語のスペイン語で歌うHeroと、英語で歌うHero。

同じようで少し違う…僕はやはりスペイン語で歌い上げるイグレシアスが好き。

情熱的なHeroで今週は締めくくりでございます♪

『エスケイプ』はイグレシアスのアルバムで商業的に最も成功したアルバムである

 

では少しラテン系が強かったように思ったけど、今回のは、かなり聞きやすいポップでいっぱいです。4曲目のHeroはヒットしていて泣かせる曲だと思ってる人もたくさんいるでしょうが、7曲目の「Maybe」も私は詩的にも個人的にジーンときます。その他の曲はとてもキャッチーでポップ好きな人には良いCDだと思います。

HI!心呼吸 5月03日(木)

M1>    I Miss You  /    Klymaxx   (クライマックス)

 

懐かしい♪キャー!!!

「クライマックス」

アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで結成されたR&Bバンドです。

それも女性だけの「ファンク・グループ」という事で目立つグループでした♪

僕はリアルタイムでは聴けておりませんでしたが、

80年代に活躍したフィメール・ファンク・バンド「クライマックス」のカッコよさは存在感バツグン♪

84年の作品。4枚目のアルバム「Meeting in the Ladies Room」から。

ビルボード・チャート5位を記録した最大のヒット『I Miss You』

彼女たちの実力を世界に発信した代表作。

「実力」というのは彼女たちはルックスを売りにしたグループではなかったと言う事。

ボーカルのロレーナ・シェルビーをはじめ、ギターのシェリル・クーリーとしっかりとファンク・バンドとしてビルボードのチャートを賑わせしていた!

ここがカッコいい♪

いまでもラジオから流れてくると、僕もフリーズしてしまうほど。

大人の皆さん!ディスコのチークタイムを思い出す時間です♪

 

 

M2>  begin the beguine (ビギン・ザ・ビギン) /   トム・ジョーンズ

 

イギリス出身のポピュラー・シンガー『トム・ジョーンズ』

御年77才でございます!

さてダイナミックでソウルフル。

その歌唱力で人気を博したボーカリスト♪

トム・ジョーンズといえば、皆さんはどの曲を思い出しますか?

「よくあることさ」「恋はメキ・メキ」「最後の恋」とか・・・たくさんありますよね。

僕も「よくあることさ」(It’s Not Unusual)も大好き♪

ドライブ・ソングとしてもピッタリですよね♪

しかし、今日はこんな古い作品から選んでみました。

1966年の作品『From the Heart』という作品に収められた

ジャズのスタンダードナンバーのカバー『ビギン・ザ・ビギン』を♪

トム・ジョーンズは過去にいろんなジャンルの曲を歌い、ヒットさせてきていますが、

特にこの曲は色んなベスト盤でも披露しています。

熟年の味。アダルティな雰囲気の味わいをお楽しみください♪

ネチっこくない。サラッとしているトム・ジョーンズに魅了されちゃいましょう♪

HI!心呼吸 5月02日(水)

M1>  ヒアズ・トゥ・ラヴ  /   渡辺貞夫  ランディ・クロフォード

 

1991年の作品『ジャスト・ア・タッチ~渡辺貞夫ヴォーカル・コレクション~』

このアルバムの素晴らしさと言ったら・・・何から話しましょう。

参加しているアーティストの豪華さはもちろんですが、

渡辺貞夫さんのサックスにみんなが魅了されていくのが分かる、そして何と言ってもナベサダさんが愛されているのが分かるような作品です♪

同じ日本人として誇りに思います。

「ランディ・クロフォード」、「パティ・オースチン」「ブレンダ・ラッセル」

「ロバータ・フラック」など様々なヴォーカリストを迎えて制作されたヴォーカル・アルバムです。

このメンバーを見ただけでも手にしたい。

このアルバムから個人的におすすめしたいのが、「ランディ・クロフォード」を迎えて制作されたこの『ヒアズ・トゥ・ラヴ』♪

ナベサダさんお得意のブラジリアン・フレーバーを用いて、伸びやかに開放的に歌い上げるランディとのバランスの良さ♪

サックスがヴォーカルとのバランス。

この気持ちよさとベテランの重厚感を頂きます♪

 

 

M2>  OVER YOU オーヴァー・ユー  /   ドン・フェルダー

 

2012年『ロード・トゥ・フォーエヴァー』

イーグルス黄金時代の第二期メンバー「ドン・フェルダー」

「ホテル・カリフォルニア」の作曲者としてイーグルス・ファンに強烈な印象を与えた「ドン・フェルダー」はそんな1980年に解散したイーグルスが1994年に再結成した際に、グレン・フライ、ドン・ヘンリーとの確執からバンドを解雇されて、裁判沙汰になっちゃったという話もありますが、この作品はそんな彼が発表したソロ作品。

以前このコーナーでも紹介していますが、今日は別の曲を♪

このアルバムは聴けば聴くほどに味わい深いアルバム。

イーグルスの曲を彼が作ってきたことが分かるアルバムでもあります。

それはイーグルスに聴いたリズムや、メロディ。

このアルバムでも彼の才能がハッキリと証明されています。

元々リードボーカルではないドン。

しかし、かれのハスキーな歌声と、ギターの音色。

どれも本物です。イーグルスにはない、でもイーグルスの匂いを感じることができる爽やかな1曲。今日は「OVER YOU」をどうぞ♪

改めてイーグルスも聴きたくなってきました♪

HI!心呼吸 5月01日(火)

M1> How Deep Is Your Love (愛はきらめきの中に) /  ザ・ビージーズ

 

爽やかな5月がスタート♪今月もHi!心呼吸にお付き合いください♪

若葉が映える5月のスタートはすみません・・・スタンダードで行きます♪

アルバム1億2千万枚以上。シングル6千万枚以上。

合計1億8千万枚以上の売上げ。

今なお、記録を更新し続けている「ザ・ビージーズ」

 

「ザ・ビージーズ」のベスト盤2008年にリリースされた

『愛はきらめきの中に~ナンバー・ワン・ヒット・ソングス』から。

このベスト盤は数多くリリースされているビージーズの作品の中でも20曲を厳選して、

キャリアを分かり易く収録されている「ビージーズ教本」みたいなもの。

ちなみに40周年記念盤としてリリースされています。

「Number Ones」 なんてタイトルのアルバムを作れるミュージシャンはそうはいません。

さてこの曲「How Deep Is Your Love」は

1977年に映画「サターデーナイトフィーバー」のサントラ盤収録曲。

「愛はきらめきの中に」この邦題をつけたセンスに脱帽してしまいます。

きらめいてます。この時代にも。この5月にも♪

 

 

M2> Only You オンリー・ユー  /    ザ・フライング・ピケッツ

 

イギリス出身のアカペラ・ヴォーカル・グループ『ザ・フライング・ピケッツ』の代表するバラードソングを♪

アカペラというとどうしても冬、クリスマスのシーズンにピッタリと思う方も多いでしょうが、僕はこの時期にもフィットするような気がします♪

1983年のアルバム「Only You」

このタイトルトラックになっているのが日本でもビールのCMなどで耳馴染みになった「Only You」♪

ウォン・カーウァイ監督の『天使の涙』にも使用されて脚光を浴びた名曲です。

もともとこの曲は『Yazoo(ヤズー)』の曲。

オリジナルを超えて大ヒットした1曲。

僕はオリジナルを聴く前に「ザ・フライング・ピケッツ」を聴いてしまっているので、正直Yazooを聴いてもピンとこないんですが・・・w

この柔らかなハーモニーと神々しいほどに輝きを感じるメロディ。

新緑に映えるコーラスを聴くと自然にホッとしてしまいます。

気持ちも穏やかに5月を楽しめそう♪

今週は80年代の曲が多いですよね・・・アハハ・・・好きなもので♪

HI!心呼吸 4月30日(月)

M1> ラスト・グッバイ(Since the Last Goodbye)/ アラン・パーソンズ・プロジェクト

 

いよいよ4月の締めくくり♪GW真っただ中♪今週は耳障りの良い曲たちでGWを楽しんでいただきましょう♪

まずは1984年リリースされた「アラン・パーソンズ」の7作目。

「AMMONIA AVENUE」

APPの作品の中でも特に人気のある作品でしょう。

このアルバムに収録されている名曲、

ご存知「Don’t Answer Me」が大ヒットし、

アルバム全体にポップスに特化した作品としても有名。

 

この曲だけが特化した内容ではないんですね♪

この4曲目に収録されている「Since the Last Goodbye」は負け次劣らずのバラード。

爽やかな楽曲にヴォーカルの「クリス・レインボウ」(このリリース時のヴォーカル)

のボーカルが乗りますが、この曲にピッタリです♪

選りすぐりの曲達がズラリと並ぶアルバム。

80年代の曲達はこの時代にもキラキラしています♪

AOR流の風合いも気持ちいい要因でしょうね♪アダルティな曲をどうぞ♪

 

 

M2>  More Than This  /   ロキシー・ミュージック

 

イギリスのロック・バンド『ロキシー・ミュージック』

このバンドの肝になっているのはやはり「ブライアン・フェリー」の個性的なヴォーカル。80年代を代表するバンドのラスト・アルバムがこの

1982年にリリースされた「アヴァロン」

未だに人気のある作品ですよね。

このアルバムのオープニングを飾るのが、

80‘sのコンピレーション・アルバムには必ず収録されるこの「More Than This」

いつ聞いてもこの鮮やかな名曲には説明はいらないですよね。

この曲には不思議と開放感を感じます♪

 

ブライアン・フェリーの極みのような美しい歌声と、

一つの音も足しても、引いても行けない緻密なアレンジの音構成。

80年代前半というニューウェーブ時代の空気がたっぷり収録されている作品ですね。

CMでも使われる懐かしい1曲ですが、その時代の空気が詰まっています。

さぁ、GW!懐かしい音楽を連れて出かけましょう♪

HI!心呼吸 4月27日(金)

M1>  マハリナ  /   MAKANA (マカナ)

 

すみません・・・今週の締めに持ってきたのはハワイアンです。

この『コイ・アウ』というアルバムは大いにおすすめです♪

アーティストは

『MAKANA マカナ』

スラック・キー・ギターの名手と呼ばれる「Makana(マカナ)」

そもそもスラック・キー・ギターとはギターの種類ではなく、

「ギターの弾き方」の種類です。

その独特のテクニック。演奏を存分に聞かせてくれるアーティスト。

もちろん素晴らしいギターとそしてこの歌声です♪

透明感のあるクリスタル・ナチュラル・ヴォイス♪

そして現地ハワイでも人気を博す甘いマスクも武器。

そんな「マカナ」の2ndアルバムがこの『コイ・アウ』

 

この何とも言えないローカル・ミュージシャンならではの素朴な演奏。

全てがヴォーカルの曲だけではなく、インストの曲もしっかりと届けてくれます。

心地いい演奏で心もリラックス。そして無性にハワイに行きたくなるこの胸アツな気持ち。

青空が板についていた4月後半の空に映えるでしょ?

 

 

M2>  You’re On My Mind  /    トム・ミッシュ

 

今週のラストは最近毎日聴いている今月にリリースされたばかり、今月のFM GUNAM洋楽のパワープレイにもなっている“天才” ロンドンを拠点に活動するビートメイカー、プロデューサー、シンガー・ソングライター

『トム・ミッシュ』

最近あまり感じられなかった感動に似たワクワクを感じて速攻購入した作品。

どの曲もトリハダもの。

ロンドンの若き天才に酔いまくりです。

若干20歳。

ビートメイクのセンスの良さ、オシャレなリミックスはもちろん、ギタープレイも心地よいし、メロウなバラードではニクイリフレインでおじさんを魅了します。

名にこの子???

ジョン・メイヤーからの影響を公言する、泣きのギター・プレイは必見です。

全13曲。どうぞ酔ってください。

この夏にはサマーソニックへの出演も。

生で聴いてみたい!!!!

良すぎて書くことないわ…是非聞いてください。

このタイミングで出会えたことに感謝です♪

HI!心呼吸 4月26日(木)

M1>   Third Time Lucky  /    バーシア

 

「バーシア」の多くの曲の中でも特に胸を熱くするイントロ♪

「元マット・ビアンコ」のオシャレ系女性シンガー、バーシア。

1994年にリリースされた『Sweetest Illusion』

サウンドはそれまでの流れを継承し、磨きのかかったブラジリアンやジャジーなテイストに,ソウルをプラスしてしまった作品。

そのキーワードだけでも、頭の中で彼女の歌声を混ぜ合わせると良いのもになるに決まっている♪

スケール・アップした彼女の歌声を楽しめる1枚。

1994年に鮮烈な印象を与えてくれました。

もともとソロ時代はボサ・ノヴァなどのブラジル音楽やジャズを歌い、上品なイメージがありましたが、この頃には貫禄を持ち合わせて揺るぎない自分のスタイルを構築。

アルバム全体にカラフルな楽曲。その中でもこの「Third Time Lucky」は口笛からブラジリアン・ギターの軽快なリズムに乗って展開されるハッピーな世界。

一瞬でウキウキさせてくれる名曲ですね♪

ブラジルブラジルしていない絶妙のバランス加減がズルい♪リラックスして何度でも聴きたくなる1曲♪慌ただしい日常からちょっと離れてみましょう♪

 

 

M2>  Je changerais d’avis (束の間に燃えつきて) /  ヴァネッサ&ジ・オーズ(エンニオ・モリコーネ)

2007年にリリースされた映画音楽界の巨匠、「エンニオ・モリコーネ」のトリビュート・アルバム。

『ウィ・オール・ラヴ・エンニオ・モリコーネ』

イタリアの作曲家。映画音楽で特に知られる偉大なる作曲家です。

1988年の『ニュー・シネマ・パラダイス』で世界的な知名度を獲得、個人的には98年の『海の上のピアニスト』などが印象的な方。

さてこのトリビュートには「ヨーヨー・マ」、「セリーヌ・ディオン」、「ブルース・スプリングスティーン」「クィンシー・ジョーンズ+ハービー・ハンコック」など。クラシックからジャズ、ソウル、ロックと幅広いジャンルのアーチストが参加しています。

 

そんな錚々たるメンバーの中で「元スマッシング・パンプキンズ」の『ジェイムス・イハ』のバンド「ヴァネッサ&ジ・オーズ」がラインナップされているんですね♪それがまた良い演奏を聞かせてくれます。彼らのニュー・ポップ・サウンドが「エンニオ・モリコーネ」

の作品を丁寧に演奏しているところに共感を得ます♪

幅広いジャンルのアーティストの中で、しっかりと自分たちのオリジナリティを示した「束の間に燃え尽きて」必聴です。胸の中でも燃えてくるものあるでしょ?www

HI!心呼吸 4月25日(水)

M1>   Believe In Love   /    The Jets (ジェッツ)

 

なんとも爽やかで胸アツなグループ♪

「The Jets」

11才~19才の兄弟姉妹8人で構成されたポップグループ。

80年代に活躍した爽やかグループです。

ジェッツといえばディスコ・ナンバーのイメージが強かったりするグループですが、

このアルバムはディスコ・ポップな曲だけではないんだ!とイメージを一新してくれた作品です。

1989年のアルバム『Believe』

正直このアルバムのセールスは伸びず、翌年にベスト盤をリリースするんですが、そのベスト盤にはこのアルバムからはセレクトされず・・・。

しかし、このアルバムが素晴らしく良い曲が多いのは事実です。

ポップな曲よりはジックリと聞かせてくれる曲が多い。

彼らの抜群のコーラスワークがこのアルバムのキーになっています。

この「Believe In Love」はアルバムの後半に美しいバラードで締めてくれる秀逸曲。

若くてピュアな歌声が甘酸っぱい切なさを思い出させてくれるんです♪

「あの頃」を思い出したい方にはおススメです♪

 

 

M2>  オンリ-・ザ・ハ-ト・ウィズイン・ユ- /   スティーブン・ビショップ

 

アメリカのシンガーソングライター「スティーブン・ビショップ」

1978年の名盤から。

『BISH-水色の手帖』

うわー!今から40年も前のアルバムですって!ビックリですよね。

未だにこのアルバムに癒されているんですもの。

名盤ですよね。今聞いてもやはり良いです

ロマンチックにしてドラマチック!

まるで古い映画のようなセピア色のアルバムジャケット。

このアルバムでどんな印象を持たれるでしょうか?

1曲1曲がそれぞれの物語を持っているように、短編映画が続く感覚。

美しい映像を頭に浮かべながら、1枚をそのまま聞いてしまう。

ストリングスが美しくロマンチックに演出して、

必ずしも懐かしい優しい時間が流れるのはこのビショップの歌声のマジック?

歌声の盛り上がりに胸を熱くして、感動を後半まで引きずりながら、

聴き終えたときには爽快さに似たものをもらう・・・。

もうこれは感動のマジックや!どうぞこのマジックにかかってください♪

HI!心呼吸 4月24日(火)

M1>  Second Avenue  /   ティム・ムーア

 

このメロディの美しさにムネアツです♪本当に美しい曲です♪

「ティム・ムーア」

「ダリル・ホール」が在籍していたフィラデルフィアのバンド「ガリバー」のもう一人のヴォーカルが彼「ティム・ムーア」だったんですね。2人のヴォーカリストが存在していたバンドです。 この方は曲も提供していたりしています。

「ベイ・シティ・ローラーズ」の「ロックン・ロール・ラブレター」の作者としても有名です。

ダリル・ホールと追及していたソウルフルな音楽感。

自分自身がやりたかった繊細な音楽感。

そんな両方の要素を詰め込んだ作品が彼のデビューアルバム1974年の作品

『Tim Moore』

因みにこの作品の中の演奏は全部自分で楽器を弾いて完成させたもの。

この時代に活躍したギルバート・オサリバンに通じるサウンドかもしれません。

したがってアメリカの「ギルバー・トオサリバン」と呼ばれたりしたのも頷けます。

柔らかなうららかな日差しを想像させる爽やかなメロディ。
ティムの歌声は自然と涙腺を刺激するようです。花粉症終ったのに涙が…w

 

 

M2>  Aquele Frevo Axé (アケリ・フレヴォ・アシェー)/  ガル・コスタ

 

2015年に70歳を迎えた、ブラジル・サルヴァドール出身の歌手『ガル・コスタ』

現在73才でございます♪

ブラジル音楽の好きな方は彼女のファンだという方も多いはずですよね♪

僕もその一人です。

なんでこんなにもこの方の歌声が好きなんでしょう。

サンバやボッサの心地よいリズムに天性の歌声が溶けていく様にメロメロです♪

 

1998年にリリースされた名盤「アケリ・フレヴォ・アシェー」

プロデューサーに「セルソ・フォンセカ」

親友の「カエターノ・ヴェローゾ」が息子の「モレーノ・ヴェローゾ」と制作した曲や、映画「バグダッド・カフェ」のテーマ曲だった「コーリング・ユー」のカヴァーを後半で聞かせてくれたりと・・・もうそりゃメロメロです。

 

80年代初めにかけて流行した高揚感に満ちたサウンド。

それに彼女の伸びのある艶っぽい歌唱がイイ感じなわけです♪

美しい「ビロード・ヴォイス」を全開で聞かせてくれます♪