HI!心呼吸 9月24日(火)

M1>   Stable Song   /  デス・キャブ・フォー・キューティー

 

こんな沁みるサウンドが似合う季節になってきました。

アメリカ、ワシントンで結成された4人組バンド

『デス・キャブ・フォー・キューティー』

通算5枚目のアルバム2005年にリリースされた

『PLANSプランズ』

このバンド・サウンドの美しくも切ないメロディ、

歌も、自然と体に沁み込んでくる感じ。

実に心地いいサウンドを聞かせてくれます♪

繊細で抒情的なサウンドってなかなかない気がします。

どこか日本人の琴線にも近い感覚のサウンド・メイキング。

曲の流れ具合、ラストまで聞きながら何の抵抗もない・・・

11曲目にクレジットされている

「ステイブル・ソング」

この曲は優しいギターの音色からスタート。

 

 

 

 

 

M2>  Mar Da Gavea(マール・ダ・ガベア) / アート・リンゼイ

 

『アート・リンゼイ』

ニューヨーク生まれのギタリスト、歌手、プロデューサー、作曲家。

3歳から18歳までブラジルで過ごした彼。

そこで影響されたブラジル音楽に傾倒していきます。

これまでに「カエターノ・ヴェローゾ」や「マリーザ・モンチ」などの

プロデュースを手がけていて、ブラジル音楽に新しい扉を開いてきたアーティスト。

さてこの作品ではボーカルに徹しています。

1996年にリリースされた『マンド・シビライゼイド』

ブラジルの「バイーヤ」とN.Y.で録音された全11曲。

その素朴ともいえる穏やかな歌声はリラックスをもたらしてくれます。

僕の「アート・リンゼイ」との出会いの作品。

ブラジル音楽の奥深さはもちろん。

幾何学的な音楽の心地よさ。なんといってもアート・リンゼイという

「才能のカタマリ」に感動です。

HI!心呼吸 9月23日(月)

M1>   Martian Puppies  /   シチズン・ジェーン

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

今日は「秋分の日」の振替休日。

いつもよりゆっくりと♪

『Citizen Jane』(シチズン・ジェーン)

1990年代に活躍したジャズ・ポップ・ユニット

1993年にデビューアルバムをリリースしてから、

コンスタントにリリースを重ねました。

バイオリン、ギター、ボーカル。

歌モノがメインですが、ジャズに特化したアルバムもリリースしてます。

1997年にリリースされた

『ファースト・レディー&セカンド・マン』

このアルバムのオープニングに収録された

「マーシャン・パピーズ」♪

彼らの代表曲にもなりました。秋の日差しにもマッチするでしょ?

 

 

 

 

 

M2>     Heaven  /     ブライアン・アダムス

 

秋が本格的に始まったと言う事で。

『ブライアン・アダムス』

こちらも1997年にリリースされた

『Unplugged Live盤』

この音源は1997年9・26

ニューヨークのハマースタイン・ボールルームでのアンプラグドのライブを収録したもの。

オーケストラを従えた豪華なライブ盤は今でも鳥肌もの。

選曲も非常に素晴らしい。

ツボをつく選曲に涙です。

ロマンチックな哀愁ロックは感涙もの。

この「Heaven」の美しいこと。

この「Unpluggedシリーズ」は、やはりオリジナルあっての作品なんだなぁって。

ファンにはたまらないシリーズ。

久々にしゃがれ声に秋空がマッチします。

 

HI!心呼吸 9月20日(金)

M1>      Hero   /    マライア・キャリー

 

2001年9月11日に起きた米国同時多発テロ事件。

この事件からわずか10日後の「9月21日」

米英のトップ・ミュージシャンおよびハリウッド・スターが一同に会した犠牲者追悼チャリティイベント『トリビュート・トゥ・ヒーローズ』が催されました。

イベントの模様は全米4大ネットワークをはじめ全世界で放送され、大きな反響を呼んだ。

同時多発テロの被害者の遺族への寄付を募る2時間にわたるテレソンの模様。

「アメリカ:トリビュート・トゥ・ヒーローズ」

全世界210か国で8,900万人がこのテレソンを視聴していたんです。

体調不良ながら駆けつけた『マライア・キャリー』による、

このイベントにぴったりの「Hero」が披露された。

その模様を収めたオムニバスアルバム

2001年にリリースされた『アメリカ:ア・トリビュート・トゥ・ヒーローズ』

このアルバムは色々あった9月中に日本でも聴くべきじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

M2> What’s It All Supposed to Mean?  /    ギルバート・オサリバン

 

今週の締めくくりは♪

「ALONE AGAIN」でお馴染みのシンガー・ソングライター

『ギルバート・オサリバン』

オリジナル・アルバムとしては14作目?

ポップスの王道といえるメロディ・・・期待通り。

2003年の1枚。この時期には最高のアルバムです。

『ピアノ・フォアプレイ』

声の変化は仕方ないかもしれませんが、しかし彼の歌いこなし、

温もり、落ち着き感。変わらない。

このアルバムの全体的に落ち着き。

これぞ大人のポップス。

キャッチーでありながら、飽きさせない。

それって、凄い難しい事だと思うんです。それをサラッと。

オサリバンの魅力全開に楽しめて僕は大好きな1枚♪この秋にいかがですか?

 

 

HI!心呼吸 9月19日(木)

M1>   Overdose of Joy /   ザ・ユージン・レコード

 

「ダンス・クラシック」というキーワードが心地いいシーズン。

ソウル・クラシック・ナンバーをどうぞ。

『ユージン・レコード』

1940年12月23日シカゴ生まれのソウル・シンガー。

「カーティス・メイフィールド」と並ぶノーザン・ソウルの代表的アーティスト。

ポップでマイルドな音楽センスは大好物です。

ライトなグルーヴに彼のファルセット・ヴォイスが美しいこの名曲

「オーヴァードーズ・オブ・ジョイ」♪

いつの時代にも映える1曲。

1977年の初のソロ・アルバムをリリース。

『ザ・ユージン・レコード』

ディスコの走りの時代。

こんなファンキーなリズムがダンスフロア、ラジオでも鳴り響いていた時代。

 

 

 

 

M2>   My Ever Changing Moods  /   ジャックソウル

 

SOUL繋がりで。

カナダを代表するソウル・シンガー『Haydain Neale』(ヘイデン・ニール)率いる

『Jacksoul』

カナダで人気を博したシンガーソングライターは、

以前はホテルマンだったという過去を持ち、メジャー・シーンに躍り出たんです。

彼が影響を受けた名曲たちを彼のフィルターに通して歌った作品。

2007年にリリースされたその名も

「MY SOUL」

Jacksoulのカバーが良いんです♪チープさもなく、自分の世界でアレンジ。

彼のセンスの良さも感じられます。

今日は『スタイル・カウンシル』のカバーです。

My Ever Changing Moods♪

幅広い彼のセンスの良さと、彼の歌声も堪能して下さい♪

カバーのジャンルの幅も無限大♪

 

HI!心呼吸 9月18日(水)

M1>   プッシュ・バック(推翻)  /     フェイ・ウォン

 

久しぶりに彼女の声に惹かれます。

気づけば9月も半ば。9月をどんな風に過ごしていますか?

夏が過ぎて少しもの想いにふける秋の夜長に

『フェイ・ウォン』の歌声はいかがですか?

1999年のアルバム『ラヴァーズ・アンド・ストレンジャーズ』

フェイ・ウォンと言えば、

彼女主演の映画『恋する惑星』メイン・テーマ「夢中人」

「Eyes On Me」などのヒット曲が印象的。

このアルバムはロックからバラードまでバラエティーに富んで、

そこに「中華の郷愁」を味わます。

彼女の変革期の作品としても内容が非常に豊かな構成。

ストリングスとの相性も抜群♪今日はお気に入りの『プッシュ・バック』(推翻)♪

 

 

 

 

 

M2>     New Song   /   王舟 (Oh Shu)

 

『王舟 (Oh Shu)』

中国・上海生まれ、日本育ちのシンガー・ソングライター。

このリズムと彼の歌声に「人懐っこさ」を感じてしまう。

2014年.多くのゲストミュージシャンを迎えてバンド編成で制作した

デビューアルバム「Wang」

東京を代表するミュージシャンたちが参加し、

約3年の制作期間を経て完成した作品らしい。

自然な空気を感じる1枚。

この「王舟」のサウンドが凝り固まった身体をほぐしてくれるようです。

優しいメロディが沢山。非常に心地いい1枚。

“王舟語”ともとれる発音の英語詩、時に日本語詩を歌い分ける特徴的な歌唱法。

日本でもなく、上海でもなく、多国籍。

その音楽の面白いのは勝手に身近に感じてしまう人懐っこさ。

ふらっと立ち寄りたくなる彼の音楽に秋は丁度いい季節かも。

 

HI!心呼吸 9月17日(火)

M1>     He Loves And She Loves  /     キャロル・スローン

 

チャーミングでありながら、円熟味あふれる歌声。

安心感に満ち溢れるメロディに見事に乗ります。

秋が加速中ですね。

「コンテンポラリー・レコード」から「コンコード・ジャズ」へ移籍しての第1弾

1992年にリリース『Heart’s Desire』

キャロル・スローン54歳の時の録音された1枚。

優雅でいてそれにしてもチャーミングです。

レギュラーのトリオの演奏との息のピッタリさ。

バラードからスウィングまで現代的なアレンジで非常に聴きやすくて

飽きのこない作品でお気に入りです。

個人的には彼女の声質はエンドレスで聴けるイメージのものではないですが、

この1枚は「このシーズン」にぴったり。

ゆっくり聴けます。近くに置いておきたくなる。

そんな作品です♪

 

 

 

 

 

M2>   Far Celestial Shore  /   メイヴィス・ステイプルズ

 

『メイヴィス・ステイプルズ』

1939年7月10日(85歳)イリノイ州シカゴ生まれ。

1950年代から活躍し続けているゴスペル・シンガー。

ロックの殿堂入り(99年)、グラミー特別功労賞(05年)を

受賞しているというソウル・ミュージックの巨匠みたいな人物。

今だ現役の伝説的ソウル・シンガーさんです。

そんな「メイヴィス・ステイプルズ」この人もチャーミングなんです。

2013年にリリースされた

アルバム『ワン・トゥルー・ヴァイン』

心の歌と言われるゴスペルですが、この方の声はゴスペルなどを知らない

僕でもちゃんとメッセージを届けてくれるような力強さがあるんです。

60代後半から70代にこんなにコンスタントに数多くの作品をリリース。

魂の歌声が聴く者をふるわせるってこういう事。

まさに魂で歌う彼女の声をどうぞ♪

 

HI!心呼吸 9月16日(月)

M1>    Rainbow Connection    /  ピーター・シンコッティ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

今日は『敬老の日』

いつもお世話になっている人生の先輩の皆さんに感謝して。

2003年にデビューを飾った『ピーター・シンコッティ』

わずか7歳で「ハリー・コニックJr.」と競演を果たしたという・・・w

この端正なルックスと甘美な歌声。

男性ジャズ・シンガー/ピアニスト。

そんな彼のデビュー・アルバムから1曲のご紹介です。

2003年にリリースされた『Peter Cincotti』(ピーター・シンコッティ)

この時当時、彼はなんと19歳。

10代のピーター・シンコッティのソウルフルな音楽性。

この大人の空気観は一体何でしょうか?素晴らしい、その才能を現在も発揮中です♪カーペンターズのカバー♪

さぁ、秋を感じながら過ごしましょうか♪

 

 

 

 

 

M2>   Kiss From A Rose  /    SEAL  (シール)

 

変わっては、1994年発表の2nd『SEAL』

SEALの代表曲です。アルバムからの第2弾シングルとしてもリリースされ、

人気シリーズでもある1995年公開の映画「バットマン フォーエヴァー」

の挿入歌として使用され、米国シングルチャートの1位を獲得。

多くの国で上位にチャートインするビッグヒットを記録しました。

シンセの音がかなりソウルフルでミステリアス。

そこにシールの柔らかなソウルフルなボーカルとマッチします。

アルバム全体でミステリアスな世界観。

シールのソングライティングの才能も評価される証明になった作品です。

その中でもこの曲の壮大さ。

美しさは特別ではないでしょうか?

『Kiss from a Rose』♪

ストリングスが壮大に響いてフワフワと柔らかく心に残るメロディー。

30年経った今でも沁みますわね。

 

HI!心呼吸 9月13日(金)

M1>      LIVIN’ IT UP  /    ビル・ラバウンティ

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

今まで、一体何度聞いてきたんでしょうか?

AORの名盤。

色んなアーティストがカヴァーしてきた『LIVIN’ IT UP』

1982年にリリースされた

『BILL LABOUNTY』(ビル・ラバウンティ)

このアルバムを聴くたびに思うキーワード。

好きな表現ではないですが・・・「捨て曲がない」んです。

洗礼されたブルーアイドソウル。

ソウルフルな歌声の中に見え隠れする切なさ、この哀愁感は秋にどうぞ。

スティーブン・ビショップ、ジェームス・テイラー、

パティ・オースティンなど多くのゲストボーカルが駆け付けた豪華な1枚。

秋の夜長にいかがですか?なんて常套句のフレーズには

この1枚をおススメします

 

 

 

 

 

M2>  This Night Won’t Last Forever (この夜の果てに)/ マイケル・ジョンソン

 

今週の締めくくりは♪

『マイケル・ジョンソン』

1979年にリリースされたビッグ・ヒットがこの曲

「This Night Won’t Last Forever」(この夜の果てに)

頭の中グルグルするヤツ。

多分、今日のワイグルが終わっても僕の頭の中でメロディがグルグルですw

「マイケル・ジョンソン」は決して陸上選手ではありませんw

同じ名前の陸上選手がいらっしゃいましたが、

その彼よりも遥か前にアメリカで大活躍したアーティスト。

個人的にはこの名曲のカヴァー。

元々は『ビル・ラバウンティ』の名曲カヴァー「この夜の果てに」

男が女にフラレたその夜の瞬間を歌った情けない曲。

フラレたこの男を「そんな時もあるよな」と肩を抱きたくなるような、

気持ちが痛いほどわかる秀作・・・あなたもこんな経験ありますよね?

 

HI!心呼吸 9月12日(木)

M1>     Should We Carry On  /   エアプレイ

 

80年代の「教科書サウンド」ってこんな曲だと思うんです。

AORの金字塔的な名盤中の名盤。

エアプレイの1980年に「唯一」リリースした

『ロマンティック』(Airplay)

スーパー・プロデューサーとして名高い

「デイヴィッド・フォスター」(key)と

「ジェイ・グレイドン」(g)が組んだユニット。

ヴォーカルには『トミー・ファンダーバーク』

バックも凄いんです!

TOTOの「スティーヴ・ルカサー」「ジェフ・ポーカロ」「スティーヴ・ポーカロ」、

シカゴの「ビル・チャップリン」など80年代揃い史。

まぁ、こんな曲達が生まれてくるシステムを一度でいいから聴いてみたい!

シングルにもなった僕が大好きなロマンティックな1曲をどうぞ♪

Should We Carry On♪夕暮れにドライブで♪

 

 

 

 

 

M2>     Look Away   /    Chicago (シカゴ)

 

せっかくなんで。

そんな『ビル・チャンプリン』が加入した

『Chicago』

ビル・チャンプリンが加入したのは1982年。

それまでメイン・ヴォーカルを務めた「ピーター・セテラ」の脱退後、

新生ヴォーカリストとしてシカゴを牽引することになります。

このアルバム『Chicago19』は1988年にリリースされた作品。

この「ルック・アウェイ」などのヒット曲の

メイン・ヴォーカルで存在感を放った「ビル・チャンプリン」

セールス的にはビッグヒットにはならなかったこのアルバム。

素晴らしいメンツが参加したメロディは爽快でいて繊細。

ビル・チャップリンのヴォーカルが気持ちよさそうに聞こえてきます♪

「パワー・バラード」と呼ばれる曲たちの中でも

このアルバムの曲たちはラブソング中心。

耳触りは抜群です♪

 

 

HI!心呼吸 9月11日(水)

M1>    Constantly    /     ヴァネッサ・ウィリアムス

 

最近、この方の声を聴いていなかったので。

歌唱力。もの凄い。きれいな声。

『ヴァネッサ・ウィリアムス』

1994年にリリースされた『Sweetest Days』

そばに置いておきたい1枚。

「ヴァネッサ・ウィリアムス」の名前は知っているけれど、

女優さんとかモデルをやっているセレブな人だと思っている方がいれば正解です。

しかし、「シンガー」としての魅力は外せない。

素晴らしいシンガーですし、このアルバムも極上なテイスト。

あの「スティング」がバック・グラウンド・ヴォーカルで参加しています。

「フィリップセス」がキーボード、先日高崎にも来日公演をされた

「ロンカーター」がベース・・・嘘みたいな布陣で制作された1枚。

そんな中でもこの「Constantly」

ヴァネッサ・ウィリアムスのシンプルに声を楽しめます。

 

 

 

 

 

M2>    When Can I See You   /    Baby Face

 

1993年です。リリースから約30年です。

ビックリです。信じられますか?

久しぶりに聞いても、あの頃の新鮮さが残ってるって凄い事。

震えるほどの楽曲の完成度に感動しています。

1993年にリリースされたベスト盤

『For the Cool in You』

このアルバムのリリースタイミングは

本人の作品よりも他のアーティストへの楽曲提供などが主流だった頃。

そんな最中、リリースされた彼の当時の全てが詰まったアルバム。

ベイビーフェイスの知られざる「グラミー3部門ノミネート作」であり、

セールス的にも大人しく、隠れた名盤。

クラプトンの「チェンジ・ザ・ワールド」のアイデアの元になった

『When Can I See You』がアルバムの主かも♪

この温もりが気持ちい季節になってきましたかね?