HI!心呼吸 12月3日(水)

M1> Nothing Compares 2 U(愛の哀しみ) /  シニード・オコナー

 

アイルランドのシンガーソングライター

『シニード・オコナー』

1990年にリリースされたセカンド・アルバム

『I Do Not Want What I Haven’t Got』(蒼い囁き)

「名盤」ですね。

プリンスが作曲したことでも注目されたこの曲『Nothing Compares 2 U』

この曲が世界的に大ヒットしたことで一躍スターダムに駆け上がった彼女。

アイリッシュの香りを残した奥行きのあるサウンドは今でも澄んでいて美しい。

ジャンルにも拘らず、自分の世界を見事に形成したことの強さ。儚さを纏っている。

彼女のヒットによって本家「プリンス」もコンサートでセルフ・カヴァーし、

そのライブ音源を1993年の『ザ・ヒッツ & Bサイド・コレクション』などに収録。

プリンスもどことなく彼女の歌に寄せて歌っているように思えてしまいます。

90年代を代表する1枚であることは間違いありません。

「あなたが去ってから15日と7時間が過ぎた」 ・・・

さらっと不気味な歌詞でスタートするこの歌。切なさとやりきれない時間。

 

 

 

 

 

M2>   I’ll Stand By You  /   ザ・プリテンダース

 

2005年にはロックの殿堂入りを果たした『プリテンダーズ』

プリンテンダーズの主役はなんといってもボーカル&ギターの

「クリッシー・ハインド」

彼女の作曲力。インパクト。

魅せられるボーカル力。この存在無しではこの成功はなかったバンド。

1979年にシングル「ストップ・ユア・ソビン」でデビュー。

翌年、ファースト・アルバム『Pretenders』(邦題:愛しのキッズ)

このアルバムから「ブラス・イン・ポケット」が全英1位を記録。

そして1994年リリースされた7枚目のアルバム

『Last of the Independents』からこの『I’ll Stand By You』が誕生。

アルバム全体の統一感はバツグン。

音楽性の幅が広がり。クリッシーのボーカルが前面に押し出された曲たち。

イキイキとした曲が並びます。

多くの曲の歌詞がツアーで滞在するホテルの部屋から世間を観察しながら作られたような内容。90年代初めのL.A。湾岸戦争。そしてストリート・ヒップホップ系の人気にいたるまで生々しさをもつ物語が綴られています。生きた曲をどうぞ♪

HI!心呼吸 12月2日(火)

M1>   I’ll Be Here  /    ホリー・コール

 

年末に入ってきて彼女の声を聴きながら心を落ち着かせたい。

1991年の「コーリング・ユー」が大ヒットを記録した

『ホリー・コール』

2000年にリリースされたアルバム

『ROMANTICALLY HELPLESS』(私のいる時間)

ジャズ・ヴォーカル・ファンから、ポップス・ファンまで

幅広くファン層を持つ彼女のポップス寄りの作品です。

1曲目のウッドベースで冒頭を飾るポール・サイモンの「ワン・トリック・ポニー」

すぐにスタンダードなジャズ・アルバムではない事に気づきます。

そんなアルバムの中でギターのリズムに乗って歌われるこの曲。

「I’ll Be Here」

彼女のフンワリとした表情が表現され、とても居心地が良い音時間に。

僕はこの曲のおかげで大好きになったアルバムでもあります。

ジャズのイメージも強いホリー・コール。

歌声を十分に楽しめるアルバムであることは間違いない。

 

 

 

 

 

M2>    I Found a Love   /   ライアン・ショー

 

1980年生まれ。アトランタはディケーター出身のソウル・シンガー

『ライアン・ショー』

2007年にリリースされた『This Is Ryan Shaw』

Ryan Showのデビューアルバムは『This is Ryan Shaw』と

自身の名前を「SHOW」と引っ掛けたというお茶目なアルバム。

このアルバム。作り方としては本当に珍しい作りをしています。

というのはほとんどがカヴァー。

オリジナルは2,3曲だけ。しかしこのカヴァーで彼の本当の実力と

本物さに気づいてしまう。

これがデビューアルバムっていうから驚きです。

彼の歌唱力、表現力、声の持つパワー。

いろんなカヴァーも楽しめるアルバムですが、収録されている

「I Found a Love」

この声の力で「心の呼吸」どころではなくなってしまう。

どうぞ彼のパワフルな声のシャワーを浴びてください。

HI!心呼吸 12月1日(月)

M1>    Lovers Prayer   /  ドン・シコーニ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

元「クリッターズ」「フォー・シーズンズ」の

『ドン・シコーニ』

グループ脱退後は作曲家・アレンジャーとして活躍したアーティストです。

1992年にリリースされたセカンド・ソロ・アルバム

『Lovers Prayer』

AORの代表格のアーティストではありませんが、

この方の存在はAORの世界で大きいのです。

90年代のAORの時代に数少ない名盤のひとつと言われています。

全曲がアーバンでありキャッチー。

この大人の雰囲気が好きな方は間違いなく、

アルバムの他の曲もお気に入りになる気がします。

「ボビー・コールドウェル」のような親しみ易いメロディは日本人の心にもフィット。

ラフに放送の中に流れることによって空気を変えてくれる歌声と

温もりと哀愁も感じる詩もグッと来ます。

ノスタルジックな雰囲気もリラックスさせてくれそうです♪

 

 

 

 

 

M2>  Don’t Let Him Steal Your Heart Away (君への願い) /  フィル・コリンズ

 

久しぶりにこの曲を聴いていると色んな場面を思いだしてきて。

1982年にリリースされたアルバム

『フィル・コリンズⅡ(心の扉)』

この曲はアメリカではシングルカットされず全英でもそれなりのヒットに。

リリースされた当初、はまだ子供。

学生時代にこのアルバムを聴いた時は「なんだか静かな曲」と思った程度。

タイトルの意味を知り、歌詞を読んでみると切なすぎるんです・・・

何でしょうか。当時の自分と重ねてしまうんでしょうか?

そんな気持ちになるのです。

「僕の写真を壁から外さないで・・・僕の声が聞こえる?

ヤツをその気にさせないで。僕は帰ってくるんだから・・・

僕にもう一度チャンスを与えてほしい。僕の誠意をきみに見せるから」

ダイアナロス&ザ・シュープリームスの名曲「恋はあせらず」を

カヴァーし大ヒットを記録したアルバム。

その中でも「Don’t Let Him Steal Your Heart Away」

妙にリアルに心に刺さったこの曲。

 

HI!心呼吸 11月28日(金)

M1> When Your Heart Is Weak(心のときめき)/ コック・ロビン

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

『コック・ロビン』

1985 年にリリースされた

「コック・ロビン」のデビューシングル

「When Your Heart Is Weak」(心のときめき)

初めてこの曲を聞いたときは一人の男性アーティストの曲だと思っていましたが・・・

バンドでした。そんな昔の思い出がありますw

ジャケットの雰囲気はまさにブリティッシュですが、1人を除いて3人はアメリカ出身。

「カリフォルニア発」と聴くと大胆なロックをイメージしてしまいますが、

この方たちはちょっと違う。アメリカっぽさがあまりない。

そんな彼らの音楽は後にやはりヨーロッパで人気を博すことになります。

ニューウェイヴの枠組みに入る彼らの音楽はアメリカの流れには

一線を画し自分たちの世界を押し通していったバンド。

このバンドの紅一点の女性ボーカリスト「ANNA LACAZIO」の歌声に

哀愁と言うアメリカっぽくない湿度を感じることができるバンド。

 

 

 

 

 

M2>    Wildfire  /   マイケル・マーティン・マーフィー

 

今週の締めくくりはこんな曲です。

1975年の旅にお付き合いください。

皆さんも自分の生まれた年の曲を聴きたくなる時ってありますよね?

1975年にリリースされた『Blue Sky Night Thunder』

カントリー・シンガー・ソングライター

『マイケル・マーティン・マーフィー』の作品。

このアルバムはメジャーヒットアルバムになった1枚。

そのアルバムの1曲目に収録されている

「Wild Fire」だけでも聞く価値あります!

美しい切ないピアノのイントロだけでも感動してしまいます。

この曲の良さをいっそう引き立てています。

30代の時に聞いた感じ方と、今聞いてみると感じ方がまるで違う。

聴くたびに涙が出そうになります。

それだけこの曲のもつ、包み込むような安心感に感動するんでしょうか。

アルバム全体の仕上がりが屈指の名作であることは間違いありません。

 

HI!心呼吸 11月27日(木)

M1>    How About Love  /   CHOCOLATE MILK

 

『CHOCOLATE MILKチョコレート・ミルク』

1974年.テネシー州メンフィスで結成された「ファンク/ソウル・バンド」

75年にデビューを飾ることになりますが

もともとはJazzグループとして活動をスタートしていたグループ。

このデビューアルバム『Action Speaks Louder Than Words』は大ヒットを記録。

「アラン・トゥーサン」のプロデュースで見出されたグループとしても有名。

その後、アラン・トゥーサンのプロデュースでこのアルバム

1976年にリリースされた『Chocolate Milk』をリリース。

このアルバムには今でも愛される名曲たちが収録。

特にこの「How About Love」は美しいメロディに重厚なフォーンセクション。

美しいボーカルが優しくフロントに現れ、

コーラスも温かく聞かせてくれる1曲。

さすが、もともとJazzアーティスト。

その演奏のカッコいいこと。

Jazzとソウルを見事にミックスさせ、新たなソウルミュージックを聞かせてくれます。

デビューが僕の生まれた年ですって。50年経ってもこのカッコよさ。

 

 

 

 

 

M2>  アンチェインド・メロディー /  マット・モンロー

 

『マット・モンロー』

フランク・シナトラと声質が似ていたので「British Sinatra」(英国のシナトラ)

と呼ばれ、世界中の多くのファンを魅了した「マット・モンロー」

1955年に公開され世界でヒットした名作「慕情」のテーマ曲

「Love is a many Splendored Thing」を歌ったのがこの方。マット・モンロー。

彼の代表曲になった曲でもあります。

「マット・モンロー」は1960年代にイギリスで活躍したバラード歌手。

30年近くの活動期間の間に世界各地でコンサートを開き、

レコード総売上枚数は1億枚に上るという。

ヒットの仕掛人はビートルズのプロデューサーとしても知られる「ジョージ・マーティン」

他のヒット曲としては「Softly As I Leave You」「ロシアよりを愛をこめて」

(『007 危機一発』の主題歌)など。60年代の代表するシンガー。

リアルタイムに聴いていないのに、こんなにも心に訴えてくる歌声って一体なんなんでしょうか。

そんなモンローのアルバム「慕情」に収録されたのはご存知「ライチャス・ブラザーズ」のカバー。彼のバージョンはやはり「映画音楽」になってしまうんですね。

 

HI!心呼吸 11月26日(水)

M1>   La La Means I Love You   /     Fried Pride

 

『Fried Pride』

Voの「Shiho」さんのハスキーでキュートな歌声。

そして超絶技巧のギタリスト「横田明紀男」さんのギターに感涙です。

この2人からなるジャズユニット。

もうジャズって言うカテゴリーも関係ない。

「フラプラ」と言うジャンル。また聞きたい。ですね・・・もう本当に。

こちらは今から約20年前の名盤アルバム

『ミュージックリーム』

名曲を。フラプラのカバー最高です。

「デルフォニックス」のヒット曲。「Swing Out Sisters」のカバーでも知られていますね。

「フライド・プライド」のアレンジで聞きたくなる時って・・・秋。

ちなみにこのアルバムは6枚目にして初の日本語に挑戦した作品。

JAZZ/ROCK/POPというカテゴリーを越えた1枚でもあります。

いまだに人気のこの名曲を期待通りにカバーしてくれたこの1曲。

どうしても1シーズンには聞きたくなってしまいます。

 

 

 

 

 

M2>   Polka dots and moonbeams  /   コシミハル

 

2013年にリリースされた『コシミハル』さんのアルバム

『Madame Crooner』(マダム・クルーナー)

1978年に「越美晴」(こしみはる)さん名義でデビュー。

ピアノを弾きながらシティポップス系の楽曲を歌う姿は、

当時人気だった「原田真二」さんの女性版とも例えられた。

そんな彼女は今年2016年4月にはベルリンのフェスティバルPop16に招待され

好評を博しています。

そんなコシミハルの「マダム・クルーナー」

このアルバムは彼女の魅力満載。

ホッとできる穏やかでおしゃれ。

一体どの時代の音楽なのだろうと錯覚してしまう有意義な時間が流れます。

この雰囲気を出せるのは、この方しかいない気がします。

パリの景色が浮き上がるような素敵な選曲が並びます。

デビュー当時はポップス、テクノと色んなジャンルを歌ってきたコシさん。

このアルバムは素敵なセンスで聞かせてくれます。

華麗でスイートな世界をどうぞごゆっくりと。

 

HI!心呼吸 11月25日(火)

M1>   アリヴェデルチ  /   エミ・マイヤー

 

日米を拠点に活動するシンガー・ソングライター

『エミ・マイヤー』

日本人の母親とアメリカ人の父親の間に京都で生まれ、

1才になる前にアメリカのシアトルに移住。

数年前のNAC(New Acoustic Camp)のステージでも爽やかで

天真爛漫なライブを披露してくれた姿は印象的でした。

彼女が2009年にリリースさしたデビュー盤

「キュリアス・クリーチャー」

1曲目の「ルーム・ブルー」は各方面から支持を得た1曲。

いきなり耳を奪われ、聞き入ってします。

少しだけハスキーな声が、キュートなイメージもありますが、

音と音の間の空間をサラリと埋める彼女の歌唱力は天性のもの。

フワッとした軽いテンポに彼女の天性の才能が開花します。

日本語で歌われる「君に伝えたい」は彼女の別の表情を見せてくれる新鮮さが。

日本の70年代の歌謡曲にしっかりとしたオマージュが込められています。

彼女の本来の歌声。人を癒す声。

 

 

 

 

 

M2>     暖かな愛に酔って /  アンソニー・ロン

 

香港の作曲家・プロデューサー・アーティストとして活動する

『アンソニー・ロン』(倫永亮 ANTHONY LUN )

1994年にリリースされた彼のベストアルバム

『看透』(ルッキング・グラス)

「THE LOOKING GLASS BEST SELECTIONS OF ANTHONY LUN 」

香港に旅に出かけ気になって現地で購入したアルバム。

日本のことも大好きな彼は当時日本での活動も積極的に。

彼の優しく思いを乗せて歌う広東語は、不思議と耳に優しく届きます。

このアルバムには日本語で歌われた曲もありますが

中国語(広東語)で歌われる曲のほうが断然良い。

意味は理解できませんが、そのメロディと歌声には日本人に通じるものを持ち合わせる。

最近の彼の情報はなかなか知る由もありませんが、

このアルバムの彼の歌声には毎回聞くたびに癒される。

この温もりの声は寒くなったこの季節を温めてくれる力がある。

 

HI!心呼吸 11月24日(月)

M1>   MY LOVE   /   KEISSY(ケイシー)

 

今週もこのコーナーでごゆっくりとお過ごしください。

赤道直下のアマゾン河口の都市。

ベルン生まれの日本とブラジルのハーフ『KEISSY』

父「Teddy Max」さんはパラ州の州歌になるほどのヒットを持った北東部のスター。

兄「Klebber Max」もアメリカンポップスのカバーアルバム10数枚を連発する

パラ州を中心に活躍中のシンガー。

母方の祖父は1930年代にトメアスに入植した開拓者の先駆者的存在。

そんなKeissyの作るオリジナルにはそのDNAが。

大きな魅力のひとつであるヴォイス・インプロヴィゼーションには

インディオの祈りや日本の声明にインスパイアされたフレーズまでが入り交じり、

クライマックスで彼女はシャーマンと化す。

歌を歌うためにこの地に降り立った彼女。

アルバム「Anjo」(アンジュ)はポルトガル語で「天使」を意味しています。

まさにAnjoな彼女の歌声はこの時代の宝物みたいです♪

ソフトリーでいて芯がある。

ただのボサノヴァではない別物のサウンド。

その根底には環境というバックグラウンドで培ってきた揺ぎ無いものがあるに違いない。

 

 

 

 

 

M2>    Fairy(フェアリー)  /    ACOUSTIC CLUB

 

ギタリスト「宮野弘紀」さん率いるアコースティックユニット

『ACOUSTIC CLUB』

1991年にリリースされた

『マイ・ファニー・バレンタイン』

1991年当時はメンバーがオリジナルメンバーから少し変化。

このアルバムにはヴィブラフォン奏者『ゲイリー・バートン』をゲストに迎えた豪華な作品に仕上がっています。

ベテラン・ミュージシャン(大人)が少し本気を出すとコレ。

少しオシャレなことをすると、こんな重厚で優しい仕上がりになってしまう・・・

曲によってはさわやかなそよ風のように、時には情熱的な荒々しい演奏に、

独特の大人の風を吹かせてくれます。

期待を裏切らない、安定の気持ちよさ。

今はどんな風が吹いているのか?リラックスする時にも、

リフレッシュする時にも。

このメロディの透明感は凝り固まった気持ちをほぐしてくれるようです。

ヴィブラフォンの演奏が効果的でなんとも美しい今日は「フェアリー」をどうぞ。

 

 

HI!心呼吸 11月21日(金)

M1>   How Would You Feel (Paean) /   エド・シーラン

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました。

2017年にリリースされた

『÷(ディバイド)』

彼の念願。グラミー賞、主要部門を受賞した

『エド・シーラン』のサード・ アルバム。

「天才」と呼ばれるシンガーソングライターが放ってくれた1枚。

この作品でも見事にやられっぱなしな訳で・・・w

『エド・シーラン』はなんでこんなに良い曲を沢山書けるんでしょうか・・・

好きで仕方ない。

「Paean」(ピーアン・賛歌)とタイトルにも明記された名曲。

『How Would You Feel (Paean)』

「川の流れよりも愛が深くなる 君と過ごすとどの瞬間もね。

両手で君を抱きしめた 太陽が月に変わるのを見ながら

How would you feel,君はどう思う?」

エド・シーランが世に送り出したよく曲たちの美しくて温かいこと♪

 

 

 

 

 

M2>    Not Too Late /    ノラ・ジョーンズ

 

今週の締めくくりはこんな曲にしました。

2007年にリリースされた

『Not Too Late』

『ノラ・ジョーンズ』の3枚目の作品です。

このアルバムは全曲が「ノラ・ジョーンズ」のオリジナルで構成された

彼女のピュアな才能を詰め込んだ1枚。

時より魅せる少女のような感性と、大人の女性を感じさせるセクシーさ。

彼女の「虜」になれる作品でした。

次のステージに。次のレベルに達した作品であることは

リリース後セールスだけ見ても分かったりする。

当時アメリカでは初登場2位、2週目で見事1位となった作品。

聴くごとに耳に彼女の声が馴染んでくる感覚。

シンガーソングライターとしての才能も見事に発揮したこの作品。

空間と時間を心地よく構成される彼女の世界感。

なんて心地いいんでしょう。深呼吸させてくれる和みを持ちます。

ギターやピアノに近い波動を持っているみたい。さぁ、癒されましょう。

 

HI!心呼吸 11月20日(木)

M1>  World Filled with Love  /  クレイグ・デイヴィッド

 

1981年5月5日生まれ。

イギリス出身のシンガー・ソングライター

『クレイグ・デイヴィッド』

彼の名を「キング・オブ・2ステップ」と呼んでいたのも懐かしいですね。

未だに2ステップというイメージは強いのは僕だけではないはず。

2000年にシングル「フィール・ミー・イン」がいきなり全英1位を獲得。

同じ年。1stアルバム『ボーン・トゥ・ドゥ・イット』が

全米含む世界でヒットを記録。

彼の軽やかなサウンド・ワーク。

そのサウンドに乗せる自然体な歌声はあまりにも爽やかで・・・

今でもその軽快な2ステップを求めてしまう時もあります。

未だにそのスタイルは変わっていない。

最新作品もちゃんと2ステップです。

さてこのアルバムのラストに収録されているこの1曲。

全く力みのない自然体のヴォーカルで聞かせてくれるアルバムの締めくくりにピッタリな「World Filled with Love」

 

 

 

 

 

M2>   What You Won’t Do For Love /  INTRO

 

1978年の「ボビー・コールドウェル」の名曲

「What You Won’t Do For Love」をカバーしたのは

『INTRO』

90年代に活躍したアメリカのR&Bトリオです。

「INTRO」のバージョン。小細工などがなくてシンプルに良い。

お気に入りなんですよね。このシーズンになると聴きたくなる1曲。

しっかりと「INTRO節」に仕上がっています。

3人のコーラスも聞かせてくれますが、

余計なアレンジがないのが実に好印象。

もと曲を大事にしているのが分かるというのか。

1995年にリリースされている

「New Life」に収録された1曲です。

正直ありがちなこの時代のこのジャンルではありますが、アレンジはピカイチ。

キース・スエットなどを受け入れる人ならおすすめです。

90年代の安心できる音をミドルテンポで味わう秋の夜長。いかがですか?