M1> アリヴェデルチ / エミ・マイヤー
日米を拠点に活動するシンガー・ソングライター
『エミ・マイヤー』
日本人の母親とアメリカ人の父親の間に京都で生まれ、
1才になる前にアメリカのシアトルに移住。
数年前のNAC(New Acoustic Camp)のステージでも爽やかで
天真爛漫なライブを披露してくれた姿は印象的でした。
彼女が2009年にリリースさしたデビュー盤
「キュリアス・クリーチャー」
1曲目の「ルーム・ブルー」は各方面から支持を得た1曲。
いきなり耳を奪われ、聞き入ってします。
少しだけハスキーな声が、キュートなイメージもありますが、
音と音の間の空間をサラリと埋める彼女の歌唱力は天性のもの。
フワッとした軽いテンポに彼女の天性の才能が開花します。
日本語で歌われる「君に伝えたい」は彼女の別の表情を見せてくれる新鮮さが。
日本の70年代の歌謡曲にしっかりとしたオマージュが込められています。
彼女の本来の歌声。人を癒す声。
M2> 暖かな愛に酔って / アンソニー・ロン
香港の作曲家・プロデューサー・アーティストとして活動する
『アンソニー・ロン』(倫永亮 ANTHONY LUN )
1994年にリリースされた彼のベストアルバム
『看透』(ルッキング・グラス)
「THE LOOKING GLASS BEST SELECTIONS OF ANTHONY LUN 」
香港に旅に出かけ気になって現地で購入したアルバム。
日本のことも大好きな彼は当時日本での活動も積極的に。
彼の優しく思いを乗せて歌う広東語は、不思議と耳に優しく届きます。
このアルバムには日本語で歌われた曲もありますが
中国語(広東語)で歌われる曲のほうが断然良い。
意味は理解できませんが、そのメロディと歌声には日本人に通じるものを持ち合わせる。
最近の彼の情報はなかなか知る由もありませんが、
このアルバムの彼の歌声には毎回聞くたびに癒される。
この温もりの声は寒くなったこの季節を温めてくれる力がある。



















