HI!心呼吸 7月7日(火)

M1>    Always Remember / ケニー・ラティモア

 

「七夕の日」に『ケニー・ラティモア』の「Always Remember」

1996年にリリースされたデビューアルバム

『Kenny Lattimore』に収録されている1曲です。

この曲を聴くと、いつも大学時代を思い出します。

部屋の照明を少し落として、何度もアルバムを繰り返し聴いていた頃。

おしゃれなR&Bに憧れていたあの頃の僕は、

歌詞の意味を深く理解していたわけではありません。

ただ、流れてくる空気感が好きだった。甘くて、クールで、どこか大人びていて。

そんな雰囲気に浸るだけで十分だった気がします。

ケニー・ラティモアの魅力は何と言っても、その優しい歌声。

気づけば心の奥に残っている。そんな不思議な力があります。

七夕は、一年に一度の再会の日。

織姫と彦星の物語に重ねるわけではありませんが、

人にはそれぞれ「忘れたくない人」や「忘れたくない時間」があります。

この「Always Remember」というタイトルには、そんな想いも重なる気がします。

むしろ、その頃の景色や空気まで一緒に連れてきてくれる。音楽って本当に不思議です。

 

 

 

 

 

M2>    Northern Sky   /     ニック・ドレイク

 

1969年にリリースされたアルバム『Bryter Layter』に収録された名曲。

『ニック・ドレイク』の音楽に触れると、なぜか季節の匂いを感じます。

風の温度だったり、柔らかな陽射しだったり。

特にこの曲を聴いていると、小春日和の午後を思い浮かべることが多いのです。

静かで穏やか。

だけどどこか胸の奥をそっと揺らしてくる。そんな不思議な魅力があります。

『Bryter Layter』は、ニック・ドレイクの作品の中でも最も「光」に満ちたアルバムと言われています。

繊細で内省的な作品が多い彼ですが、このアルバムには柔らかな希望や温もりが感じられます。その象徴ともいえるのが、この「Northern Sky」。

優しく語りかけるような歌声。シンプルなのに深く心に残るメロディ。

気がつくと、その世界に引き込まれてしまいます。

そして毎回驚くのです。この作品を生み出したのが、まだ20代前半の青年だったということに若さという言葉だけでは説明できない。今夜の七夕。

願い事をする前に、少しだけ夜空を見上げてみましょうか。

 

 

HI!心呼吸 7月6日(月)

M1>   Don’t Say Goodbye  /   サーシャ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

選曲をしていると窓の外から少し湿った風が入ってきました。

こんな季節は気持ちまで重たくなりがちですが、

そんな時こそ音楽の力を借りたいものです。

ドイツ出身のシンガー『サーシャ』

1999年にリリースされたデビューアルバム『君といた夏』

「ドント・セイ・グッドバイ」。

当時、ヨーロッパで大きな人気を集めた彼。

その理由は聴けばすぐに分かります。爽やかで優しい歌声。

肩の力が自然と抜けていくような心地よさ。

代表曲「アイ・フィール・ロンリー」も素敵ですが、

この「ドント・セイ・グッドバイ」には特別な穏やかさがあります。

忙しい毎日。ついつい前のめりになってしまうこともありますが、

時には立ち止まって深呼吸する時間も必要。

車の窓を少し開けながら。

あるいは雨音をBGMにしながら。そんな時間にぴったりの一曲です。

 

 

 

 

 

M2>     I’m In Love  / Lionel Richie

 

『ライオネル・リッチー』

ソウル、R&B、ポップスと数々の名曲を生み出してきたシンガーソングライター。

「コモドアーズ時代」から数えると、実に半世紀以上にわたり音楽シーンの第一線で活躍。

「Hello」「Say You, Say Me」「Stuck On You」など、

誰もが一度は耳にしたことのある名曲を届けてくれました。

そんなライオネル・リッチーが2009年にリリースしたアルバム

『Just Go』

ソロ名義9作目のアルバムです。

「I’m In Love」は、そのアルバムに収録された一曲。

若い頃の激しい恋愛ではなく、大人になってから出会う穏やかな愛情を感じさせてくれるナンバーです。ライオネル・リッチーならではの包み込むような歌声。

午後のひととき。ゆっくりとお楽しみください。

プロデュースはNe-Yo。その当時から才能を発揮していたのが分かりますね。

現代のR&Bのベースを変化させて

若き才能をしっかりと見抜いていたライオネル・リッチー。

 

 

HI!心呼吸 7月3日(金)

M1>    In The Light  /  Cassel Webb(カッセル・ウェブ)

 

今週の締めくくりは♪

『カッセル・ウェブ』の1990年リリースのアルバム

『Conversations At Dawn』から。

「カッセル・ウェブ」、あるいは「キャッセル・ウェブ」と紹介されることもある彼女。

1960年代には、あの「ママス&パパス」のバックコーラスも務めていた実力派。

ヒッピーカルチャーの時代を生きた彼女が届けてくれた3枚目のアルバムが、

この『Conversations At Dawn』。

作品全体に穏やかな時間が流れ、どこか懐かしい空気をまとった楽曲が並びます。

語りかけるような歌声。フォーキーで柔らかなメロディ。

その自然な佇まいに、心がゆっくりとほどけていくようです。

そして時折顔をのぞかせる、サイケデリックな感覚。

ヒッピー時代を生きた彼女ならではの色彩が、この作品の魅力でもあります。

耳を刺激しながらも優しく消えていく残響。

その余韻がいつまでも心に残ります。

こんな空気感を醸し出せるシンガーは、やはりあの時代を生きた人だからこそなのでしょうか。慌ただしい毎日の中で、良い時間の流れ方を思い出させてくれるような一曲です。

 

 

 

 

 

M2>    Cloud Song / Jess Klein(ジェス・クライン)

 

今週の締めくくりはこんな一曲で♪

アメリカ・ニューヨーク出身のシンガーソングライター『ジェス・クライン』

2000年にリリースされたデビューアルバム

『Draw Them Near』

ちょうどこの年にはFUJI ROCK FESTIVALにも出演していましたね。

デビュー作とは思えないほど落ち着いた世界観を聴かせてくれています。

フォークあり。カントリーあり。ポップスあり。

様々な表情を持った作品なのですが、どの曲にも共通しているのは、

どこか懐かしい空気感。

初めて聴くはずなのに、昔から知っていたような気持ちになるんです。

シンプルなメロディ。飾らないアレンジ。

そして少し渋みを感じる歌声。

ニューヨーク生まれとは思えないほど、素朴で温かな音楽が流れています。

慌ただしかった1週間を少しだけ振り返りながら。

肩の力を抜いて。「深呼吸」をするように聴いてみてください。

今週もお付き合いありがとうございました

HI!心呼吸 7月2日(木)

M1>     Still Got Love / Mishka(ミシカ)

 

15歳までヨットで生活していたという、まさに海が育てたシンガー。

バミューダ島出身の『ミシカ』

今日は1999年6月にリリースされたデビューアルバム『MISHKA』

本人は当時、「本当はレコードなんて作りたくなかったんだ」

なんて語っていたそうですが、その後もしっかりアルバムをリリースしています。

海の男が歌い、海の男が語る温かなメッセージ。

夏になると、この声が聴きたくなるという方も多いのではないでしょうか。

レゲエ、サーフミュージック、フォーク。

彼の音楽には様々なジャンルのエッセンスが感じられます。

でも、そんなことはどうでもいいんです。

ミシカの音楽は「ミシカ」というジャンル。

そう言いたくなるほど、自然体でオリジナリティに溢れています。

特別なことを歌っているわけではない。

だけど、その何気ない言葉が心の奥にしっかり届く。

音楽ってこういうものなんだよなぁと思わせてくれるアーティストです。

肩の力を抜いて、海風を感じながら聴きたくなる一曲。

 

 

 

 

 

M2>   Kiss Beyond The Catcher / Julian Lennon(ジュリアン・レノン)

 

『ジョン・レノン』の長男『ジュリアン・レノン』

彼が5歳の頃、両親の関係がうまくいかなくなっていた時に

「ポール・マッカートニー」が「ジュリアン」を励ますために作った曲が、

あのビートルズの名曲「Hey Jude」と言われています。

そんなエピソードでも知られるジュリアン・レノン。

今日は1998年にリリースされたアルバム『Photograph Smile』から。

この作品は、それまでの彼の作品とは少し違います。

「ジョン・レノンの息子」ではなく、

一人のアーティストとしてのジュリアン自身が見えてくるようなアルバム。

美しいメロディ。温かなアコースティックサウンド。

そしてどこか繊細で、人間味あふれる歌の数々。

時折、その歌声やメロディの奥にジョン・レノンの面影を感じることもあります。

でも、それは単なる親子の共通点ではなく、

ジュリアン自身が積み重ねてきた音楽の魅力なのでしょう。

このアルバムには、「やさしさ」や「寂しさ」といった誰もが持つ感情が、飾ることなく描かれています。ピアノやアコースティックギターを中心にしたサウンドも実に心地良い。

 

 

HI!心呼吸 7月1日(水)

M1>   Lanikai Moon /  Mango Season(マンゴ・シーズン)

 

7月最初のオンエアです。このコーナー。

こんな季節にぴったりの一枚をご紹介しましょう。

ハワイから届いたAORの風。

ご夫婦デュオ『マンゴ・シーズン』

「Curtis Kamiya」と「Annie Kamiya」ホノルルを拠点に活動する夫婦デュオ。

彼らが2013年にリリースしたファースト・フルアルバム

『Flying Home』からお届けします。

アイランド・ミュージックをベースに、70年代のウエストコースト・サウンド、

ボサノヴァ、AORなど様々な音楽のエッセンスを心地よくブレンド。

ハワイの空気を感じながらも、決してハワイアン一色ではない。

その絶妙なバランス感覚がこのアルバムの魅力です。

ピチカート・ファイヴの名曲「Sweet Soul Revue」の日本語カヴァーにも驚かされますし、ムードたっぷりのボッサ・ナンバーも秀逸。

ハワイアンがお好きな方。AORがお好きな方。

カラパナやナレオがお好きな方。

きっと気に入っていただけると思います。窓を開けて、少し夏を感じながら聴きたい一曲。

 

 

 

 

 

M2>   I Can’t Get Away From You / Bald(ボールド)

 

思わずジャケ買いでしょ!これはズルい!

1997年にリリースされたフランスのアーティスト

『Bald』(ボールド)のデビューアルバム『ボールドは人気者』

アルバムタイトルもなかなか強烈ですが、ジャケットに写る彼の表情も負けていません。

まるでコメディアンのような親しみやすい笑顔。

その人物こそがボールドです。

でも、この見た目からは想像できないほど繊細で美しい音楽を聴かせてくれるんです♪

「ジュリアン・レノン」や「スティーヴィー・ワンダー」との共演経験もある実力派。

ポップスの親しみやすさと、シンガーソングライターとしての豊かな感性を兼ね備えています。

派手さではなく、人柄や温かさがそのまま音楽になったようなサウンド。

思わずこちらも笑顔になってしまうような穏やかさがあります。

そして今日は、そんなアルバムの中からお気に入りの一曲を。

優しく包み込むようなメロディ。

美しい歌声。この心地良さをぜひ味わってください。

「I Can’t Get Away From You」♪

HI!心呼吸 6月30日(火)

M1>   Friendly Advice  /  Tom Cochrane(トム・コクラン)

 

『トム・コクラン』

1992年にリリースされたトム・コクランのアルバム

『Mad Mad World』

思わず懐かしくて胸が熱くなる一枚です。もう1992年の作品なんですね。

カナダ出身のシンガーソングライター『トム・コクラン』

このアルバムでアメリカでも大きな成功を収めました。

当時は「ジョン・メレンキャンプ」「トム・ペティ」「ブライアン・アダムス」など、

ロックシーンを代表するアーティストたちが活躍していた時代。

そんな中、日本では少し知る人ぞ知る存在だったのが「トム・コクラン」だったかもしれません。このアルバムのジャケットを見ると、DJデビューした頃の自分を思い出します。

彼の魅力は何と言っても「土臭さ」

飾らない言葉。まっすぐなメロディ。

地面にしっかり根を張ったようなロックンロールです。

本当はもっと骨太な曲をお届けしたいところですが、アルバムの中でも優しく穏やかな一曲を。まだ見たことのないアメリカに憧れながら、この音楽を聴いていたあの頃の自分も思い出します。カナディアン・ロッカーがアメリカで成功した代表例のひとりでしょう。

 

 

 

 

 

M2>    Just For The Moment / Ray Kennedy(レイ・ケネディ)

 

アメリカ・フィラデルフィア出身のシンガーソングライター、そしてプロデューサー。

『レイ・ケネディ』

1980年リリースのアルバム『Lonely Guy』

やっぱり良い曲です。もともとは70年代に活躍したロックバンド

「KGB」のヴォーカリストとして知られる「レイ・ケネディ」

このソロアルバムではプロデューサーに「デヴィッド・フォスター」を迎え、

さらにバックにはTOTOのメンバーたちが参加。

今振り返ってみても、なんとも豪華な布陣です。

アルバムにはハードなロックからスウィートなバラードまで幅広い楽曲が並びますが、

どんな曲も彼のしゃがれた歌声を通すと、不思議とロマンティックに響いてきます。

そんな名盤を代表する一曲が、この「Just For The Moment」。

当時はタバコのCMソングとしても親しまれました。

AORというと、透明感のある歌声や爽やかなサウンドを思い浮かべる方も多いかもしれません。でもレイ・ケネディは違います。

少しハスキーで味わい深い歌声が、AORの新しい魅力を教えてくれました。

思わず目を閉じたくなるような甘いメロディ。1980年。僕がまだ5歳だった頃・・・。

 

HI!心呼吸 6月29日(月)

M1>  No One’s Gonna Hurt You / ジェイムス・イハ

 

今週もこのコーナーでごゆっくりと♪

1998年にリリースされた『ジェイムス・イハ』のアルバム

『Let It Come Down』

『The Smashing Pumpkins』のギタリストとして活躍した

ジェイムス・イハにとって記念すべきソロ・デビューアルバム。

スマパンでは轟音のギターやサイケデリックなサウンドを聴かせてくれたイハ。

この作品では一転。

アコースティックギターを中心に、穏やかで温かな世界を描いています。

まるで自宅のリビングで録音されたかのような自然体の空気感。

肩の力を抜いて楽しめるオーガニックなサウンドは、

今の季節にもよく似合います。

「キャロル・キング」や「カーペンターズ」のアルバムを久しぶりに

棚から取り出すように、この作品もふと聴きたくなる一枚。

全身を優しく包み込んでくれるようなリラクゼーション・メロディ。

この絶妙な心地よさは何なんでしょう。

やっぱりジェイムス・イハは天才です。

 

 

 

 

M2>   Cloud on My Tongue / Tori Amos(トーリ・エイモス)

 

1994年にリリースされた『トーリ・エイモス』のアルバム

『Under the Pink』

アメリカ出身のシンガーソングライター『トーリ・エイモス』

僕は彼女の持つ、いい意味での「人間臭さ」が好き。

シンプルなピアノと歌声を中心にした楽曲たち。

余計なものがないからこそ、彼女の感情や息遣い、その本質がより鮮明に伝わってきます。

静かなのに耳を奪われる。穏やかなのに心が揺さぶられる。

そんな不思議な魅力があります。

癖のないメロディや繊細な感性には、どこかイギリスの香りも感じるのですが、

彼女はアメリカ出身。

牧師だった父親のもとで育ち、青春時代の感情と向き合うためにピアノを弾いていたというエピソードも残っています。

だからでしょうか。

彼女の歌には嘘がない。情熱も弱さも迷いも、そのまま音楽になっているように感じます。

美しいピアノの旋律。優雅な空気感。

その奥に見え隠れする激しさ。

この曲が持つ「美しさ」と「強さ」、ぜひ味わってみてください。

 

 

HI!心呼吸 6月26日(金)

M1>   More Than I Can Say(星影のバラード)/  レオ・セイヤー

 

今週の締めくくりはこの2曲にしてみました。

「誕生日を迎えた今週」たくさんの「おめでとう」をいただき

改めて人とのつながりのありがたさを感じた一週間でした。

家族、仲間、リスナーの皆さん。普段はなかなか言葉にできませんが

本当に感謝しています。

そんな一週間の締めくくりに選んだのが『レオ・セイヤー』

「More Than I Can Say(星影のバラード)」。

心をゆっくり整えてくれるような優しさに溢れた楽曲です。

「イギリスが生んだ吟遊詩人」と呼ばれるシンガーソングライター『レオ・セイヤー』

日本でも長く愛され続けているアーティストですが、この曲を聴くたびに改めてメロディメーカーとしての才能を感じます。何より印象的なのは、あの優しく伸びやかなハイトーンボイス。そしてシンプルでありながら心を掴むメロディ。

数多くのヒット曲を持つ彼ですが、この「More Than I Can Say」はやはり特別な存在。

聴いていると、どこか懐かしい景色が浮かんできます。

イギリスのポップスならではの上品さと温かさ。それでいて肩の力を抜いて楽しめる親しみやすさ。長く愛される理由が自然と伝わってきます。

 

 

 

 

 

M2>     So Beautiful  /   シンプリー・レッド

 

今週の締めくくりは、この曲にしてみました。

1週間を振り返ると、慌ただしかった日もあれば、思わず笑顔になれた瞬間もありました。

そんな週末に選びたくなったのが『シンプリー・レッド』の「So Beautiful」。

肩の力を抜いて聴けるのに、なぜか心に深く残る。そんな魅力を持った一曲です。

『シンプリー・レッド』は、イギリス・マンチェスター出身のバンド。

ボーカルの『ミック・ハックネル』を中心に活動し80年代から90年代にかけて数々の名曲を生み出してきました。ソウル、ポップス、ジャズ、R&B。さまざまな要素を取り込みながらも、シンプリー・レッドならではの洗練されたサウンドは唯一無二です。

今回ご紹介する「So Beautiful」が収録されているのは1995年にリリースされたアルバム『Life』

個人的にも大好きな作品で、何度聴いても新しい魅力に気付かされます。

聴けば聴くほど味わいが増していく一枚です。「Fairground」や「So Many People」といった代表曲も収録されており、ドライブのお供としても最高。

でも、このアルバムの本当の魅力は、そんな有名曲の陰に隠れた珠玉の楽曲たちにあるような気がします。そのひとつが「So Beautiful」。

ミック・ハックネルの優しい歌声、穏やかに流れていくメロディ。長く愛される音楽。

HI!心呼吸 6月25日(木)

M1>   Happy Birthday Darling  /   NORM(ノーム)

 

「誕生日に聴きたくなる優しい歌」

誕生日というのは不思議な日です。若い頃は祝ってもらうことが嬉しかったのですが、

歳を重ねるにつれて「ここまで元気に過ごせたこと」や「支えてくれる人がいること」に感謝する日へと変わっていきます。

そんな誕生日にぴったりの一曲が、ハワイアンシンガー

『ノーム』の「Happy Birthday Darling」

2000年にリリースされたアルバム『Unforgettable Dream』

彼の優しさがそのまま詰まったようなナンバーです。

ノームは1998年のデビュー以来、ハワイのクラブやイベントを中心に人気を集めたハワイアン・レゲエアーティスト。陽気なパーティチューンも魅力ですが、

個人的にはこうしたバラードでこそ彼の良さが際立つように感じます。

特別な歌唱テクニックを見せつけるわけではありません。

派手なアレンジがあるわけでもありません。

それでも不思議と心に残る。

その理由は、彼の歌声にあるのかもしれません。癖がなく、温かく、そして自然体。

まるで気の置けない友人から「おめでとう」と声をかけられているような安心感があります。

 

 

 

 

 

M2>     Angel  /   ジェイク・シマブクロ

 

「誕生日に思い出す人と音楽」今日、またひとつ歳を重ねました。51歳。

若い頃には想像もしなかった年齢ですが、不思議と今が一番楽しいのかもしれません。

家族がいて、仲間がいて、仕事があって、そして好きな音楽がいつもそばにある。

そんなことに改めて感謝したくなる誕生日です。

今日の一曲は、そんな日にぴったりの癒しのサウンド。

ジェイク・シマブクロの「Angel」

ハワイ州ホノルル出身の日系5世。4歳からウクレレを始め、その才能で世界中にウクレレの魅力を届けてきたジェイク。彼の演奏を初めて聴いた時、「ウクレレってこんなに感情を表現できる楽器なんだ」と驚いたことを覚えています。今回ご紹介する「Angel」

2006年にリリースされたアルバム『Gently Weeps』に収録された美しい一曲。

派手さはありません。でも、その分だけ心の奥深くに優しく届いてきます。

忙しい毎日の中で忘れがちな大切なこと。家族のこと。友人のこと。

支えてくれる人たちのこと。そんな存在を思い出させてくれるような温かなメロディーです。実は以前、ジェイクにインタビューをさせていただいたことがあります。

その時に「日本のブラザー」と呼んでくれたことが今でも嬉しくて覚えています。

ただ、ひとつだけ違うのは・・・。あの頃の僕は、今よりだいぶ痩せていたこと(笑)。

 

 

HI!心呼吸 6月24日(水)

M1> 悲しき恋心(Absence Makes The Heart Grow Fonder)  /

ティファニー・アンダース&ボイド・ライス

「音楽好きなら一度は観てほしい映画とサウンドトラック」

映画を観終わったあと、しばらく余韻に浸ってしまう作品・・・ありますよね。

「悲しき恋心(Absence Makes The Heart Grow Fonder)」は、

そんな映画のひとつ『グレイス・オブ・マイ・ハート』のオリジナル・サウンドトラックに収録されている楽曲です。1996年に公開されたこの映画は、シンガーソングライターの 「Carole King」の半生をモチーフにしながら、1950年代から1970年代前半までのアメリカ音楽界を描いた作品。特に60年代ポップスがお好きな方にはたまらない世界が広がっています。作品全体から感じるのは、音楽への深い愛情と徹底したこだわり。

当時の空気感やレコーディング文化、ソングライターたちの情熱が丁寧に描かれていて、まるで音楽史の教科書を映像で見ているような感覚になります。サウンドトラックも実に豪華です。音楽を手掛けたのは「Joni Mitchell」の元夫としても知られる「Larry Klein」

さらに「Burt Bacharach」と「Elvis Costello」 が初めて共作した名曲「God Give Me Strength」も収録されており、音楽ファンなら思わず唸ってしまう内容です。

「悲しき恋心」は「ティファニー・アンダース」と「ボイド・ライス」による美しいデュエット。久しぶりにもう一度、この映画を観たくなってきました。

 

 

 

 

 

M2>   So Far Away   /    キャロル・キング

 

「何度聴いても色褪せない名盤」

『キャロル・キング』の「So Far Away」

収録されているのは、1971年に発表された歴史的名盤『Tapestry(つづれおり)』

このアルバムについては、もはや説明は必要ないかもしれません。

音楽ファンであれば一度は耳にしたことがある作品。

多くのアーティストたちに影響を与え続けている一枚です。

1960年代、数々のヒット曲を生み出すソングライターとして活躍していた「Carole King」

その彼女がシンガーソングライターとして発表した2枚目のソロアルバムが

『Tapestry』でした。全米アルバムチャートでは15週連続1位という驚異的な記録を打ち立て、今なお多くの人々に愛され続けています。このアルバムを聴いていると、

一人の女性が抱える悲しみや孤独、迷い、そして希望までもが自然と伝わってきます。

決して派手ではありません。大きな声で感情をぶつけるわけでもありません。

それでも心の奥深くに静かに入り込み、聴く人それぞれの人生に寄り添ってくれる。

そんな不思議な力を持っています。「So Far Away」もその代表的な一曲。

キャロル・キングの素朴で優しい歌声。飾らないピアノ。だからこそ楽曲そのものの美しさが際立ちます。このアルバムとの出会いが人生を少しだけ豊かにしてくれる。