Hi!心呼吸 11月16日(月)

 

M1>  ザ・ブロウワーズ・ドーター  /   ダミアン・ライス

 

アイルランドの首都ダブリンに生まれたダミアン・ライス。

そんな彼の2003年にリリースされたデビュー・アルバム『O』(オー)。

 

吟遊詩人のごとく才能をたっぷりと表現した1枚。

これはジックリとお聞きいただきたいアルバム♪

 

繊細なヴォーカルだけでも堪能できますが、音楽的な意外なひねり方、アレンジ、面白さ。

まったく退屈さがないある意味、緻密な後世なアルバムに感じます。

 

全体がフォークギターで非常にシンプルな作り方、しかし所々でみせる細かいアレンジなどに気づくと、尚更彼の才能に自然に引き込まれていく。

アイルランドやイギリスを始め数多くの賞も獲得しているのも頷けます!

ブックレットには家族写真などもたくさん掲載。

不器用さや、純朴さ、アルバムからも伝わるはずです!

 

フォークロックが好きな方ならお気に召すと思います♪

魅力に満ちたライスの世界を身近なサウンドに感じてもらえたら嬉しいです♪

それにしてもナンだろう?この落ち着く感じ・・・♪

 

 

M2>   STAY  /  JiLL-Decoy association(ジルデコイ・アソシエーション)

 

今回は新譜からご紹介です。

日本の3ピースジャズバンド「ジルデコイ・アソシエーション」

2002年に結成されたジルデコ。

chihiRo(Vo) kubota(G) towada(Ds)の三人が生み出す、ジャズ/ポップス/ロックをベースにしたオリジナリティあふれる楽曲はさらに進化を遂げる途中段階!

今後も楽しみなグループですが、そんなジルデコの新たな挑戦♪

 

今回はカヴァー・ミニ・アルバムを配信!

ほぼ一発で録り下ろした配信限定アルバム「CROSS THE STORIES」をリリースです。

1995年にヒットしたリサ・ローブの「STAY」のカヴァーしています。

そのほかにはビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビイなどもカヴァー。

11月1日より配信リリースになっています。

 

今回のリリースには今後のミュージックシーンも変貌を遂げる最初の段階にジルデコに白羽の矢が!

 

Live感にこだわって、熱気や勢い、グルーヴも詰め込んだため「ほぼ一発録り」となったようです。穏やかなメロディの中にも緊張感、熱気も聞き分けていただけるジルデコの音色にどうぞ耳をダンボにしてお楽しみください♪

 

 

Hi!心呼吸 11月13日(金)

M1> ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト /  マイケル・ブレッカー 、ジェームス・テイラー

 

2007年にリリースされたマイケル・ブレッカーの「バラード集」。

あのパワフルな演奏が印象的なマイケルのバラード集ときたもんだ!

「ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック」から。

まずお伝えしたいのは、このアルバムは今後も手元に置いておきたい素晴らしいアルバムだということ。

2000年12月、ニューヨークにて録音された曲が収録。

メンバーのすばらしさも忘れてはならない・・・。プロデュースとギターはパット・メセニー、ピアノはハービー・ハンコック、ベースはチャーリー・ヘイデン、ドラムスはジャック・ディジョネットというオールスター!!!

そしてアルバムの中2曲はヴォーカルでジェームス・テイラーが参加している。

ありえないメンバーで収録されたことがハッキリと分かるわけです。

73年のジェームス・テイラーの自身のヒット曲ですが、バックでサックスを吹いていたのがマイケル本人だったんですね♪ちょっと感動します。

 

アルバムを全体を通して聴いてみて、改めて綺麗な音色に酔いしれます。

その控えめな演奏はいつまでも聴いていられるもの静かなバラード集。

この季節からがピッタリです。

スピーディーな演奏のマイケルを求めている方にはちょっと物足りないかな?

 

M2>  (She Will) Take You Down To Love   /   パトリース・ラッシェン

 

「Forget Me Nots」はWill Smithが歌った「Men in Black」の原曲としても有名。

世界でも大ヒットした“Forget Me Nots”(82年)の印象からするとパトリース・ラッシェンはディスコミュージックのディーヴァ!といったイメージを持ってしまう。

 

しかし本来の彼女は70年代半ばからジャズ/フュージョンピアニストとして活躍をし、ジャズ→ファンク→ディスコと急速にスタイルを変貌させたマルチアーティスト♪

そんな彼女の音楽の遍歴がギュっと凝縮されているアルバムがこの82年にリリースされた「Straight From the Heart」

 

ディスコ・ダンスサウンドもすっかり確立されてのリリース。

全曲パトリース・ラッシェンが作曲していて、可憐で美しい彼女のボーカルと音色豊かなエレピやシンセが素晴らしい♪

アルバム全体の快適な音空間を披露してくれる名盤。

彼女の才能の奥深さを思い知る。

シングル曲の「Breakout!」「If Only」とほとんどが名曲だといっていい。

その中でも僕の心を掴んだのがこの曲。

少しブラジリアンギターが気持ちい旋律を奏でる「(She Will)Take You Down To Love」

アルバムの流れもカンペキ♪

 

あぁ・・・良い曲ってたくさんありすぎる♪

Hi!心呼吸 11月12日(木)

M1>  Make Me Feel(メイク・ミー・フィール) /  アマンダ・ペレス

 

2004年のアマンダ・ペレスの2ndアルバム「I Pray」から。

このアルバムにはジックリ聴いていただきたい曲が並んでいるんです。

 

まずアルバムからのシングルカットされたのはアルバムの表題曲「I Pray」も美しく包み込むような曲でしたが、歌声にくらくらしてしまいます。

そして名曲“Angel”(このアルバムには再収録)で全米を涙させたミディアムナンバー♪、

さてこの「Make Me Feel」もそんな代表的な1曲。

とろけるようなウォーミーな歌声が序盤から放たれます。

少しハスキーな彼女の声はどんなジャンルにも対応できると思いますが、こんなバラードやかなりタフなRAPにもベストなマッチングを見せてくれます。

 

繊細なメロディーと哀感を誘い出す情感豊かな歌唱が染みます。

美しいミッド~スロウが中心のアルバムですが、秋の夜長にはまさにマッチ。

彼女の独特なイントネーションも耳に残るアクセントになっています。

 

曲も自ら書き、歌い、プロデュースできる実力派♪

くどくないヒップホップエッセンスを織り交ぜて届けられるR&B・・・。

ぜひともジックリゆっくりとお楽しみください♪

メロウな時間を彼女の声と共に♪

 

 

M2>  JUST A MEMORY  /  ボーヤング

 

映画『エンドレスサマーII』にも出演したロングボードの元世界チャンピオン、ボーヤングの2007年にリリースされたベスト・アルバムから。

「We’ve Got made it」など、代表曲を厳選しています。

2004年春に引退宣言をしてミュージシャンに転向した元プロサーファー!

 

サーフィン、ミュージシャンとして両方の世界でもプロとしての才能を開花させることに成功したボーヤングに尊敬と憧れを覚えます(笑)

いいなぁ、そんな才能って♪

 

さて彼の持ち味はそのナチュラルなオーガニックサウンド♪

フォーキーでブルージィなサウンドはあのジャック・ジョンソンにも通じるようなサーフロック♪サーフミュージックがお好きな方にはオススメなアーティスト♪

 

サーフィンをするために波を探すたびに出かけるように、音楽の世界を旅するボーヤング♪

いろんな国をまわり、波に乗り続け、経験した未開の世界のエッセンスを彼なりにアレンジしたサウンドはシンプルに削られてソフトに届けるカタチになったようです。

 

旅行好きにも楽しめる作品♪

秋の行楽シーズン、オーストラリアの貴公子サウンドをお供にどうぞ♪

まさにオーガニック♪

 

 

Hi!心呼吸 11月11日(水)

M1> Jean  /    Al Cohn & Zoot Sims (アル・コーン ズート・シムス  アル・コーン,ズート・シムズ)

 

アル・コーンは、アメリカ合衆国のジャズ・サクソフォン奏者♪

1940年代には、ズート・シムズやスタン・ゲッツらとともに、ウディ・ハーマン楽団でも注目を集めたプレイヤーですが、正直ズート・シムスの光の影に当たる存在だと思っていました。

しかし、このアルバム「Body & Soul」を聴くとその認識はまったく間違っていて

落ち着いて聴くことができる安定感、モダンな演奏は聴く人をひとつランクアップさせてくれるような気がするのは彼の音色のせいなのか・・・?

 

肩肘はらず、余裕のある演奏は秋の陽気にも会うもんです。

他のアルバムはあまり知らないのですが、数名聞いてきてこのアルバムがベストな感じ。(あくまでも個人の意見です・・・)

73年録音。

他のメンバーはJaki Byard(p),George Duvivier(b),Mel Lewis(ds)・・・。

 

息もピッタリ。テナーの音色のバランス、絡み具合、しびれます・・・。

JAZZの似合う季節になってきましたね。

さてJAZZ祭りでもしたくなってきちゃった♪♪♪

 

 

 

M2>  ハロー・ストレンジャー  /   バーバラ・ルイス

 

バーバラ・ルイスの1965年に発表したアルバム「ベイビー・アイム・ユアーズ」から。

バーバラ・ルイスはアメリカ、ミシガン州に生まれた歌手・ソングライターです♪

この「HELLO STRANGER」のヒット曲で僅かに日本でも知られる彼女。

 

本国アメリカはもとより、イギリスでは大人気だったようです。

表現力、歌唱力ともに耳に残る素晴らしいシンガーであることは間違いないでしょう♪

そんな彼女の雰囲気のオシャレなこと♪

他のアーティストたちにも影響を与えたことがわかります♪

耳障りの良い特徴的なヴィブラートを効かせた、やわらかな歌声♪

リズムの中で泳いでいるようなフワフワ感。

 

こちらまで実を委ねたくなります。

都会派ポップ・ソウルのお手本となる作品が並んだ代表作。

「ハロー・ストレンジャー」はR&Bチャート1位♪

 

さぁ、この懐かしいメロディを楽しんでください♪

日差しにピッタリ♪

Hi!心呼吸 11月10日(火)

M1>   セレナータ  /   ラリー・ゴールディングス

 

ラリー・ゴールディングス94年リリースの『ジャズ・ボッサ 』

 

キース・ジャレットのデビュー当時がお好きな方には刺さる音かもしれません。

ラリー・ゴールディングの綺麗な音。乱れがない正確なタッチは穏やかな気持ちにさせてくれます。

ピリッとした緊張感が伝わってくるキースの演奏と比べると温かくて優しい感じと言えるかもしれませんね。

 

ラリー・ゴールディングス(og)ピーター・バーンスタイン(g)ビル・スチュワート(ds)ギレルミ・フランコ(perc)(1)(5)(10)ジョシュア・レッドマン(ts)

 

このメンバーが奏でる素晴らしい演奏をどうぞ♪

今となれば、その演奏力の力量からジャズのみならずポップスの世界のミュージシャンからも引っ張りだこのピアニスト、キーボード奏者!

 

ラリー・ゴールディングスの自己名義のアルバムは何枚も出ていますが、個人的にはこのアルバムがマストかも。

 

ピアノの演奏も聴いてもらいたい♪

優しいピアノはいいですね♪

 

M2>   Dream    /   プリシラ・アーン

 

秋になると聞きたくなって、合いたくなるアーティスト♪

2008年にリリースされたプリシラ・アーンのアルバム「A GOOD DAY」から。

 

 

過ぎ行く季節

ふさぎ込みながら

旅立つ時待ってた

最後の言葉を

あなたに伝えたから

今翼を広げて

高く飛び立つ

I had a dream

 

と歌った「Dream」

アン・ハサウェイ主演の映画『ブライダル・ウォーズ』の挿入歌にもなった曲です。

その映画のクライマックスで流れるのがこの「Dream」でした。

アメリカ出身のシンガーソングライターであるプリシラ、アメリカ人の父と韓国人の母の元に生まれた透けるような声を持つ女性ですが、最近では日本のアニメの世界も大好きなことでも注目を集めました。

スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』の主題歌「Fine On The Outside」を歌った彼女の世界観はいつもピュアでいて透き通るほど美しい♪

キラキラときらめく空気を纏う彼女の歌声はこの時期にピッタリです。

またインタビューをしてあの弾けるようなキュートな笑顔にも会いたいと秋空を見上げながら願うのでありました・・・(笑)

 

Hi!心呼吸 11月9日(月)

M1>   Whoever (フーエヴァー)  /   ルイス・テイラー

 

ルイス・テイラーの2001年のアルバム「Lewis Taylor 」から。

アメリカで作られた音というよりは一味違うスタイルのR&B、ソウル。

UKソウルに新星現る!と話題を集めたルイス・テイラー♪

 

どこか懐かしい空気の中にキラッと光る新しいテイスト。

プロデュースにはスウィング・アウト・シスターでお馴染みのポール・ダフィが参加して70年代、80年代の歌に通じるような歌を作り上げています。

 

なんと言ってもこの方。

全てを自分で管理してインストゥルメンタルを紡いでいくマルチプレイヤー!

自分の世界をしっかりと表現することができる天才です。

それは美しくも濃くて、どこかでソウルを感じることもできます。

マービン・ゲイを愛する人は好きになってしまうかも。

知的な雰囲気もクールです。

 

現代のネオソウルとでも言えるかもしれません。

白人ならではのソウルの解釈を的確にしています♪

 

M2> At Your Best (You Are Love) /  アリーヤ

 

94年の今は亡きアリーヤのデビューアルバム「AGE AIN’T NOTHING BUT A NUMBER」

このアルバムは何度聞いたか分からないほど・・・。

アリーヤの魅力は何と言っても、この甘くスムースな歌声でしょう。

 

このアルバムは全曲Rケリーが手がけた作品になっていますが、Rケリープロデュースの中でも代表作と言えるでしょう♪

HIPHOP色はかなり強くなった作品でもあります。

ダウンビートなナンバーの歌いこなしもデビューしたての若いシンガーのようなことも感じなく、どちらかと言えば中堅を担うほどの存在感。

そんなアルバムの中、”The Isley Brothers”カバーのこの曲「At Your Best」

この時のアリーヤは若干15歳だったというから・・・驚きしかありません。

この甘い、スイートな大人の歌を堂々と、歌いこなす。

違和感も感じます。しかし、今この時代に聞いても心地良い・・・。

 

時代を超えて伝えて生きたい1曲。

やはり早くいなくなり過ぎだよ・・・Aaliyah。

22歳の生涯でとてつもないものを置いていってくれたけど。

何度でも聴いていきます、これからも♪

 

Hi!心呼吸 11月6日(金)

M1>  愛のプレリュード  /  キム・ナザリアン、ピーター・エルドリッジ

 

数多くリリースされているカーペンターズのトリビュートアルバムですが、一番好きな1枚かもしれません。

1998年にリリースされた「トリビュート・トゥ・カーペンターズ」から。

JAZZファンには嬉しいラインナップでしょう?

このアルバムに参加している豪華な満面・・・NYヴォイセス,マンハッタン・トランスファー,セピア・・・アメリカを代表するコーラス・グループのメンバーが参加してカーペンターズを丁寧に歌い上げます♪

優しく、温かく、そして気品あるアレンジで。

Jazzyを基本に全体にしっとりと大人なアレンジです。

 

ドリーミーで美しいカーペンターズ・メロディ。

この時代にも必要とされているカーペンターズ。シンプルな曲だからこそアレンジは難しいはずなのに、磨きをかけたように潤いを増して蘇るかんじ。

それぞれのアレンジも素直で小気味いい♪

 

ずっと聴ける音楽。ずっと残したい音楽。

この1枚もその音楽。

 

 

M2>  ソリチュード  /   マット・ジョンソン,ジョニー・マー

 

1961年ロンドン生まれのマット・ジョンソン。

79年にザ・ザを結成。

パンク全盛のロンドンで設立間もない4ADレーベルと契約を結ぶ。

アルバムBurning Blue Soulをリリース。

83年、Epic/UKへの移籍第1弾となったメジャー・デビュー・アルバム『ソウル・マイニング(魂の彫刻)』をリリースしパンクの色を残しつつ独自の世界観を確立していきます。

 

正直、パンクを聞いてこなかった僕は、このマット・ジョンソンの世界感に惹かれます。

ちょうどその頃、93年『ダスク』リリースされました。

このダスクを聞き込み、ちなみに名作!表現される言葉、表現される作品の威力は秀逸。

そんな彼が渡米した後、93年にリリースしたミニ・アルバム『シェイズ・オブ・ブルー』

 

色んな世界を見てきた彼が、歌いたかった曲。

表現された搾り出すように歌われた「ソリチュード」。

胸に響く感動があります。

かのデューク・エリントンのカバー曲。

 

ピアノとのデュオで聞かせる彼の世界。

コレがジャズのスタンダードとは思わない。凄みまである。感動。

 

 

 

Hi!心呼吸 11月5日(木)

 

M1>  ヴォアラ /  モンド・カンディド

 

『モンド・カンディド』

イタリア、フィレンツェを拠点に活動する男女三人組モンド・カンディド。

ヴォーカリストは紅一点の女性、ルイゼッラ。

彼女の歌声は一点の翳りなく美しくてまっすぐ♪

 

ボッサ~モンドを中心に、お洒落をパッキングしたような1枚。

ドライブにも、パーティにもピッタリ♪

2003年のアルバム「月影のナポリ (Tintarella di Luna) 」から。

オシャレアイテムが欲しい方にはオススメです。

 

まるでサントラのようにバラエティに富んでいて聴いていて飽きません。

どこか懐かしさを感じるサウンドとヴォーカルが楽しめるポップ。

 

これからのシーズンの定番ソングもカヴァーされているので比較長くシーズンを盛り上げてくれるはず!

 

このアルバムを聞きながら感じたこと・・・冬が楽しみになってきた♪

 

 

 

M2>  What’s Come Over Me? /   Glenn Lewis & Amel Larrieux (グレン・ルイス&アメール・ラリュー)

 

アイス・キューブ(Ice Cube)が主演した映画2002年に公開された作品『Barbershop』のサウンドトラックから。参加しているアーティストが、まず豪華!

それだけでも聞く価値はありますが、内容も濃い♪

この当時よく聞いたなぁ・・・。懐かしい。

 

そんなサントラの中に収録されたこの豪華なこの2人のユニット=グレン・ルイス&アメール・ラリューの楽曲のクオリティの高いこと!

この中から名曲が生まれたわけです!

 

美しいメロディラインにグレンの色気ある声とアメールのキュートな声が絡み合います。

どこかクールで、都会的なアレンジで映画の中でもエッセンスを加えていました。

この雰囲気を醸し出していてるのさぞ大人の二人なんだろうなぁ・・・と思っていたら

グレンは僕と同じ年!!!この頃、22歳です!

 

こんな色気ってなんで出せるんだろう。

今きいてもこの色気・・・40の彼の色気も聞いてみようっと♪

Hi!心呼吸 11月4日(水)

 

M1>  つのる想い   / ジェフリー・フォスケット

 

ジェフリー・フォスケットはカリフォルニア出身のシンガー&ギタリスト。

1981年から1991年までビーチ・ボーイズのサポート・メンバーとして活動。

 

高校の卒業アルバムには、「5年以内にビートルズかビーチ・ボーイズに加入する」

と夢をかかげ、10年後にその夢を叶えることになる。

80年代にはバンド活動が認められ、81年にはビーチ・ボーイズに初参加。

以降ビーチ・ボーイズに参加してヒット曲の数々を担当することに♪

 

大ヒットした「KOKOMO」でも参加しているのでこの声を聞いている方は多いはず。

特にカール・ウィルソンからは「歌い方の真髄」を伝授されたことは有名な話♪

 

本当にビーチ・ボーイズのことを愛し、心底大好きだったという姿に感動さえ覚えます。

夢のバンドの支える側になった彼の生き様のベースはこのグループへの愛に満ちている・・・。

 

そんな彼の1999年に発表したベストアルバム「サーファー・ガール・ララバイ~ベスト・オブ・ジェフリー・フォスケット 」から。

M2>  ヒム  /   ルパート・ホルムズ

 

70年代のAORの代表作♪

「ルパート・ホルムズ」が1979年に発表した5枚目のアルバム「パートナーズ・イン・クライム」

見事全米1位を記録した「エスケイプ」この「ヒム」も収録されて大ヒットを記録し、一躍メジャーミュージシャンに押し上げた作品。

 

ニューヨークの香りを詰め込んで、洗練され、大人な音楽を満杯に詰め込んだ1枚♪

まさに超名盤♪

 

代表曲ということでオムニバスアルバムなどには、この2曲がよく収録されることが多いですが、ルパート・ホルムズを知るにはこの2曲だけでは少なすぎる・・・。

このアルバムをジックリ聴くともっと「ルパート・ホルムズ」の魅力に気づくチャンスが多いような気がします。

 

これらの曲に共通しているのは、メロディーの美しさや楽しさ。

そして歌詞の世界。

 

日本語詞には注目して呼んでみると彼の才能を再発見できるはず。

この「ヒム」は、美しいメロディで素敵ですが、彼女にプレゼントや、結婚式では使用禁止(笑)

Hi!心呼吸 11月3日(火)

M1>  ブリッジ・オグ・ニ・ワイエ /   ザ・コアーズ

 

2005年にリリースされたTHE CORRS(ザ・コアーズ)のアルバム「ホーム」から。

 

人気兄妹ポップ・ロック・バンド、ザ・コアーズのトラディショナル・カヴァー・アルバム。

昔から聴きなれたアイリッシュ・トラッド・ソング(アイルランド民謡)をカバーしたアルバムです。

CORR兄妹が、亡き母へささげた、トリビュートアルバムでもあります。

アイルランドの民謡や伝統音楽にスポットを当てて丁寧にノスタルジックにカヴァーされています。どの曲も、繊細で、優しく、美しく、哀愁感に満ちています。

どこか懐かしくなってしまうのはなぜなんだろう・・・。

秋に聞きたくなる名盤だと思います。

 

もともとコアーズ兄妹の両親は音楽家でもあり、小さな頃から両親の演奏するアイリッシュ・トラッドの名曲に親しんできた4人のバックボーンを知ることができる1枚。

濃厚なアイリッシュ感はあえて抑え、分かりやすくギターや、オーケストラのアレンジはアイリッシュ音楽を世界に発信したい、母国の愛のようなものを感じます。

 

日本の秋にも不思議と合う・・・なんでだろう?

 

 

M2> ステイ・ウィズ・ミー  /  ピーター・セテラ

 

シカゴの元ボーカリストだった「ピーター・セテラ」

1985年に本格的にソロに転向後、数多くのヒット曲も発表しています。

さてご存知ピーター・セテラの名曲を今日はセレクト♪

 

この曲は、1987年の SFX日本映画「竹取物語」(沢口靖子さん主演)の主題歌でした♪

「行かないで、一緒にいて欲しい」という、まさにかぐや姫への想いを歌った甘いラブ・ソング♪

作曲はあのボビー・コールドウェルです。後にボビー・コールドウェル自身もカヴァーしています。メロディーラインは思いっきりAOR。

ボビー・コードウェル節そのものな感はありますが、このホンワカさせるこのメロディはさすがです。そこにピーター・セテラの澄み切ったボーカルが沁みます・・・。

秋の夜空・・・。

月を眺めながら、この曲を聞けば・・・。

 

「どうにかして君が側にいて欲しいから

そのためにどうしたらいいか教えておくれよ

君無しじゃ生きていけないんだ

どうか僕を置いていかないでおくれよ」

 

きゃー♪ロマンティック~♪