HI!心呼吸 6月18日(月)

M1>   トラスト・サムボディ  /  ジャック・テンプチン

 

今週のこのHi!心呼吸はテーマは「ピースフル」♪

先週は米朝首脳会談が行われ、世界中が「ピースフル」を考えましたよね。僕もその一人。

そんな今週はこんな曲から♪

イーグルスの「Peaceful Easy Feeling」などの作者としても知られるシンガー・ソング・ライターの『ジャック・テンプチン』

この方の音楽はイーグルスよりもさらにピースフル♪

1997年にリリースされている『ピースフル・イージー・フィーリング~ザ・ベスト・オブ・ジャック・テンプチン』ベスト盤には彼の優しく滑らかな曲達が収録されています♪

1960年代後半からロサンゼルスでシンガー・ソング・ライターとして活動していたジャック・テンプチン。そんなテンプチンとグレン・フライ、J.D.サウザー、トム・ウェイツらとの交流が始まったのはこの時期らしい。

以後彼らの友情は続きながら時代をリードしていくんですね。

下積みの時代を友と過ごす、そこから生まれる名曲たち。

ドラマですね。この「トラスト・サムボディ」はアルバムの中でも地味目の曲ですが、重要な存在感を示しています♪

 

 

M2>  アイム・ジャスト・ミー  /  ヴィクター・デイヴィス

 

ロンドン生まれ。

音楽に幼い頃から親しんだギター・ヴォーカリスト「ヴィクター・デイヴィス」

90年代初頭にはソングライターとして活動をスタート。

しかし、自分のやりたいこととは違うと、違う道へのチャレンジが始まります。

そんな中、自ら作った曲がレーベルのコンピレーションに収録されることに。

そのコンプレーションでデイヴィスの音楽の転機が訪れるんです♪

その曲は「Runaway Train」が評判になり、日本のレーベルも目をつけます。

そして2001年にリリースされたデビューアルバムがこの「Victor Davies」

そのソウルともブラジルでも、フォークでもない。

すでに自分の音楽世界を作ってしまっている。

その堂々たるスタイルに一気にファンになってしまう♪

そんな作品でした。

細かなところに繊細さが垣間見える。

でもデリケート過ぎない。

聴いていると心が落ち着くサウンドを今でも届けてくれる。最高です♪久々にこの曲を♪

HI!心呼吸 6月15日(金)

M1>  Na Hoa He`e Nalu (Instrumental) / レイ・カーネ

 

今週も金曜日♪週末に向けて少しリラックス♪

『Ray Kane』(レイ・カーネ)

ハワイ。故郷カウアイ島で漁師をしながら地元のギタリストから指導を受けていたというレイ・カーネ♪

見た目は普通のかっぷくの良いオジサンですが、

スラックキーギタリストの第一世代としても有名なアーティスト。

1998年にリリースされた『Wa’Ahila』(ワアヒラ)

シンプルで親しみやすいギターをベースに、抑揚の効いた歌声が魅力。

この体から信じられない美声を披露してくれます♪

「スラックキーギター」は通常のチューニングより、弦が伸びた状態。

音が低いチューニングになっていて、低音の響きが特徴的なんですって♪

その低音のリズムの上に、高音が印象的なアルペジオが鮮やかに飛び交います。

そこに彼の歌声です。もうそれはハワイそのもの。

この季節の向こう側にある季節をイメージしてみました♪

 

 

M2>   ルック・アット・アス・ナウ  /   アレクサンダー・オニール

 

今週の締めくくりはこのジャケットのゴージャス感がたまらない。

ご機嫌ない1曲締めくくりです♪

「アレクサンダー・オニール」

アメリカを代表するソウル・シンガーです。

バラードからダンスチューンまで都会的ブラコン(ブラック・コンテンポラリー)を聴かせてくれる訳です。

もう正座して聴きたくなりますね。

そんな彼のデビュー、ファースト・アルバムがこの1985年『イノセント+5』

このアルバムのトータル・プロデュースをプリンスに解雇された「ジャム & ルイス」が手がけた記念すべきアルバムです。

メロウなトロットロのスロウ・ジャム。

ご機嫌なディスコ・ナンバーまで聞かせてくれます。

ジックリと夜にお酒と一緒に・・・もちろんフィットしますが、この時間帯にもいかがですか?セクシーな彼の歌声を今週の締めにしてみました。今夜も酒がうまそうだ♪

HI!心呼吸 6月14日(木)

M1>   スウィート P  /   タック・アンドレス

 

今日はギターの美しい音色を楽しみましょう♪この方のギターは個性があって凄いです。

しっかりとギターの音色で彼のギターと分かるんです♪

アメリカのジャズ・デュオ「タック&パティ」

そのギタリストがこの方『タック・アンドレス』

1990年にリリースされたソロアルバム「虹の彼方へ」から。

タックの驚異的なテクニックを思う存分楽しめる1枚。

ベース、リズムはもちろんメロディを一体化した演奏技術は個性的です。

その演奏はパートナーの「パティ」の歌声を引き立てるように、バックでいかにすれば邪魔にならないかを考えた結果だそうです♪

相手のことを想う演奏は、聴いている僕らをも気持よくさせてくれます。

原曲のメロディーを忠実に演奏しているためか、

耳障りが良いのが特徴でしょうか。

マイケル・ジャクソン『マン・イン・ザ・ミラー』などスタンダードを超絶なギターテクニックで楽しませてくれます♪

「スウィート P」の独特のリズムは今も新鮮に聞こえてきます♪

 

 

M2>  Let’s Stay Together  /   タック&パティ

 

ではせっかくなのでもう1曲いかがですか?。

今度は『タック&パティ』の1曲です。

「タック&パティ」(Tuck & Patti)はアメリカを代表するジャズ・デュオ。

ギター担当の先ほどお送りした「タック・アンドレス」と、

ボーカルの「パティ・キャスカート」のご夫婦。

1988年にデビューを飾っています♪

今日お送りしたのは1998年発表の1枚『Paradise Found』

オリジナル曲とカバー曲で構成されていますが、

何と言ってもパティの伸びやかな歌声にまるで歌っているようなタックのギターがハミングします。瑞々しい音楽はどこかで潤っている様なシットリとしている。

今日はこのアルバムからアル・グリーンの「Let’s Stay Together」を見事に優しくカバーしています♪

彼らの豊かな表現力はシンプルな構成でしっかりと証明されます。

実力をまじまじと聞かせてくれるメロディの豊かさをどうぞお楽しみください♪

こんなシーズンにもね?ピッタリでしょ?ゆったりと、ゆったりと♪

HI!心呼吸 6月13日(水)

M1>  ホーム・トゥ・ハートエイク /   Sweetmouth  (スイートマウス)

 

さて今日はこんな1曲をお送りします。

マジックにかかったみたいな聴き込んでしまう音の「波」。

その優しく流れる「波」に身を委ねて、その温もりを感じます。

元「フェアグランド・アトラクション」のコンポーザー「マーク・E・ネヴィン」と、

彼らのオープニングアクトをつとめたこともある「ブライアン・ケネディ」とのプロジェクトがこの「スイートマウス」

「スイートマウス」としてはこんなにも美しく手温もりを感じるアルバムなのに、

残念ながらこの1枚のみで終わってしまうんですね。

本当に残念・・・

1991年にリリースされた『グッドバイ・トゥ・ソングタウン』

寒い時季にも非常にピッタリなんですが、この初夏に聴きたくなりました。

雨の時間、静かな自分だけの時間、そんな時間を彩ってくれる。

どの曲もなんて表現したらいいんだろう。

上品なアルバムです♪

ケネディの甘い歌声も良い時間を演出してくれます♪

 

 

M2>   Big Sky  /   グレン・ヒューズ

 

もう1曲はディープパープルのBa&Vo「グレン・ヒューズ」にしてみました。

「ディープ・パープル」の「バーン」を聴いて

「グレン・ヒューズ」のファンになった方も多いでしょうね♪

僕もそうですがw

そんな「グレン・ヒューズ」の器用さ、

音楽的素養の広さを感じる作品がこのアルバムでしょう。

2001年のソロ・アルバムに1999年ドイツでのライヴ音源を収録した2枚組。

「Building the Machine」

パワフルでありながら、ソウルバラード、ヘヴィ・ファンク、

フォークにプログレ・・・。

実に多彩で音楽の豊かさを教えてくれます。

そしてこのしなやかなヴォーカルの安定感と言ったら、文句なし。

数あるグレン作品の中でも屈指の名盤ではないでしょうか!

散らばりそうな音楽の要素をバランスよく取り込んで、自分の音楽にしてしまうこのマジックみたいな音楽センスは別格ですね♪

HI!心呼吸 6月12日(火)

M1>   ナンディ  /    マリグリュー・ミラー

 

1955年8月13日、米ミシシッピー州グリーンウッド生まれのジャズ・ピアニスト

「マルグリュー・ミラー」

以前にもこのコーナーでご紹介したことのあるピアニストです。

個人的にこの方のピアノのファンだった僕。

予定調和にはいかないアレンジや、アドリブの優しさと美しさ。

ソフトなタッチで聞かせるモダンな演奏。

そこにはインテリジェンスがプラスされます。

 

元々は70年代に「デューク・エリントン・オーケストラ」で活躍したピアニストです。

57才という若さでこの世を去ったのは2013年のこと。

アメリカの現代ジャズの兄貴的な存在だった彼の存在は大きいモノでした。

マルグリュー・ミラーのアルバムは数多くありますが、

1995年にリリースされた「Getting to Know You」(ゲティング・トゥ・ノウ・ユ-)がお気に入りです♪

ラストにクレジットされている「ナンディ」をどうぞ♪

 

 

M2>  Duke Of Earl (デューク・オブ・アール)  /    ジーン・チャンドラー

 

もう一曲はこんなオールディーズを♪

1961年に吹き込まれた『ジーン・チャンドラー』の名曲♪

シンガーとして、ソングライターとして、プロデューサーとしてシカゴ・ソウルを牽引した大御所。「シカゴ・ソウルの重鎮」として活躍している人である。

それぞれの活動の際には本名など、名前を変えているんですって。

因みに現在80才です♪

シンガー、「GENE CHANDLER」

「1962年」のヒット作『DUKE OF EARL』

トップ・ハットを被り、燕尾服にマントを羽織り。

杖を手にする手品師のような奇抜な格好。

このアルバムのジャケットだけでもオシャレです。

曲はドゥー・ワップの味わいを存分に残して、独特のメロウなヴォーカルを乗せていきます。

こんな曲がその当時、ラジオから流れている・・・そんなアメリカにタイムスリップしたい♪

HI!心呼吸 6月11日(月)

M1>    Call Me   /   フィル・ペリー

 

梅雨のシーズンを楽しんでいらっしゃいますか?

今週は「雨のリズム」にも合うような曲達を並べてみました♪

まずは、スムース・ジャズ・シーンを代表するベテラン・シンガー『フィル・ペリー』

リー・リトナーなどのフュージョンの

セッション・ミュージシャンとして、知られる彼。

凄まじい実力、歌唱力を持っているのにも関わらず、知名度が低いのが・・・なぜ?

ソウルのど真ん中ではご存知の方も多いはずの超実力派♪

1990年にリリースされた彼のソロ・デビュー作

『THE HEART OF MAN』

その中から、この「Call Me」(アレサ・フランクリンのカバー)がR&BチャートNo,1!

フィル・ペリーを代表する1曲でもあります♪

ソウルフルな力強い歌声はもちろんですが、JAZZ系の曲のアプローチは流石の貫禄。

伸びのある彼の歌声とテクニック。

時間がたったことに気が付きません。今でも美しく、色気たっぷりに聞かせてくれます♪

雨のシーズン、心を落ち着かせて耳を傾ける・・・。

雨のシーズンの良いところですよね♪今週も宜しくお願いします♪

 

 

M2>  I Can’t Tell You Why  /   ジェラルド・アルストン

 

もう1曲♪スムースで美しいテナーヴォイスをどうぞ♪

ソウル界屈指の名門ヴォーカル・グループ「マンハッタンズ」の看板ボーカリストとして活躍した「ジェラルド・アルストン」

彼のソロ・デビューアルバム1989年発表の『ジェラルド・アルストン 』

80年代のまさにソウルの王道の1枚。

先ほどの『フィル・ペリー』もそうですが、実力派が歌声を競い合いながら聞かせてくれていた時代。

サム・クックをこよなく愛し、ベーシックなソウルをしっかりと丁寧に聞かせてくれます。

歌の中でのビブラートのかけ方「サム・クック」そっくり♪

ディープで熱量を感じる歌声。

少しねっとりとした歌声がお好みの方にはおススメです。

サッパリとはしていませんのでご注意ください。

ソウル・ミュージックを愛する方はこの1枚をゆっくりと味わってください。

個人的にも大好きなイーグルスの1曲「I Can’t Tell You Why」

こんなカバーもいいでしょ?

最高にクールでディープ。雨のシーズンのBGMに良い感じ♪

HI!心呼吸 6月08日(金)

M1>   マイ・ラヴ    /    ハリー・コニック,JR

 

2014年12月に発表された「アート・オブ・マッカートニー~ポールへ捧ぐ」

日本でもビッグセールスを記録したトリビュート・アルバム♪

現役ミュージシャンとして第一線で活躍し続けるスーパースター「ポール・マッカートニー」へ豪華キャストが参加した濃厚なアルバム。

参加しているアーティストの凄い事!

ビリー・ジョエル、ボブ・ディラン、ハート、ブライアン・ウィルソン、ウィリー・ネルソン・・・等々。

大好きなアーティストが集結して、大好きなポールへ捧げるその愛が詰まったアルバムです。

その中から「 My Love 」を熱唱しているのが 「Harry Connick, Jr.」

ジャズ・シンガーとして時代を引っ張るハリーが心を込めてリスペクトたっぷりに歌う歌声はまさに愛に満ちています♪

このボリュームの中でもどうしても耳が止めってしまう。

それはハリーの歌声のファンである前に、ビートルズ、ポールのファンであることを再認識させてくれることがそうさせるのかも。

愛を沢山、この週末に向けてお送りします♪「My Love」♪

 

 

M2>  ラヴ・ウォンツ・トゥ・ダンス /   マルコム・マクニール (Malcolm Mcneill)

 

今週の締めくくりはこんなラブ・ソングで♪

1989年6月にリリースされている「マルコム・マクニール」の2枚目の作品

『I’m Shadowing You』

ちなみにこのジャケットのパーム・ツリーの写真は「浅井慎平」氏によるもの♪

このジャケット写真だけでもAORファンの僕はテンション上がります♪

さてニュージーランドを代表するシンガー・ソングライター、ジャズ・シンガー

「マルコム・マクニール」

「エラ・フィッツジェラルド」「メル・トーメ」などのヴォーカリストなどからジャズに目覚めた彼。

彼の歌声は、本国ニュージーランドだけでなくヨーロッパ、アメリカ、そして日本でも注目を集めたシンガーです♪

ジャズとラテンをミックスしたようなライトなジャズを軽やかに聞かせてくれます♪

スタンダードやオリジナルを非常にソフトに歌います。

ノン・ストレスに肩の力をスッと無くしてくれるような不思議な優しさ。

涼しげな音楽はこれからのシーズンのBGMとしても最適かも♪

その中から「イヴァン・リンス」の名曲「ラヴ・ウォンツ・トゥ・ダンス」のカヴァーをどうぞ♪どうぞ素敵な週末を♪

HI!心呼吸 6月07日(木)

M1>  ホェア・ドゥ・ユー・ゴー /  ベス・オートン (Beth Orton)

 

「ケミカル・ブラザーズ」やマドンナやブラーを手掛けた「ウィリアム・オービット」

などのクラブ・サウンドから「エミルー・ハリス」や「ドクター・ジョン」といったミュージシャンまで幅広くコラボレーションを続けるイギリスの女性シンガー・ソングライター「ベス・オートン」

 

1970年イギリス、ノリッチ出身のシンガー・ソングライターです。

最近のイメージはエレクトロニック・サウンドへの回帰で進化を遂げ、その歌声がまた世界のクラブ・フリークたちにも支持されていますが、

そのベスのデビューはこんなフォーキーなサウンドだったんです♪

正直、このデビュー作の方が好き。

93年にアルバム・デビュー作『スーパーピンキーマンディ』

日本のみで発売されたアルバムです

フォーキーで、温もりを感じて、柔らかな歌声をシンプルに。

その当時から音を大切に独特世界はこの頃から存在。

このシンプルな音に前面に出てくる彼女のこの歌声がやはりベストでしょう!

この「ホェア・ドゥ・ユー・ゴー」なんて最高です♪

 

 

M2>  ORDINARY JOE(オーディナリー・ジョー)/  テリー・キャリアー

 

「TERRY CALLIER」

テリー・キャリアの声って一体何なんだろう・・・。

これほど温度を感じる声ってなかなかない。

少し寒い陽気にも彼の声は温もりを与えてくれるけど、こんなジメジメの湿気の中では、清涼感を与えてくれるような気がする。

一枚は部屋に置いておきたくなるそんなアルバムはこちら。

1971年に録音された「Occasional Rain」(オケージョナル・レイン)

「時々、雨・・・」

そんなオシャレなタイトルってありますか?

シンプルな楽器編成の下、テリー・キャリアーのアコースティック・ギターのサウンドの短いインタールードを配置して、彼の声の魅力を最大限に引き出しています。

代表曲「オーディナリー・ジョー」

ポップでありながら哀愁を感じる名曲♪

なんでヒットしていないのか・・・?意味不明。

これぞ雨のシーズンに聴きたくなってしまう1曲です♪

寒い時にも聴いても気持ちいいんですよ♪

HI!心呼吸 6月06日(水)

M1>   Sunderley Samba   /    Azymuth ‎ (アジムス)

 

そろそろこのテイストの音楽を楽しみたくなりますよね♪

「アジムス」(Azymuth)はブラジル「リオ・デ・ジャネイロ」出身の

ジャズ・ファンク/ クロスオーバー/ フュージョントリオ♪

 

そんな「アジムス」が’99年にイギリス「Far Out」からリリースしたアルバムがこれ。

「PIECES OF IPANEMA」

それまでのキャリアで培ってきた、洗練されたグルーヴ感。

それは気だるい季節を爽快なものにしてくれます♪

シンセのサウンドの心地よさにブギーをミックス。

これほどのリズムだけでも心を躍らせるモノって他にあるかな?

 

「Sunderley Samba」

この曲は他の重厚なビートメイクが印象的なサウンドに比べて、

メロウで大人のブラジリアンといったクールさがお気に入り。

ジャジーでブラジリアンな生演奏に、エレクトロニクスをミックス。

今の時代に聴いてもなんでこんなにカッコいいんでしょうか。

 

 

M2>  TRISTEZA  (トリステーザ)/   サルヴァドール・トリオ

 

ブラジリアン・サウンドを!もう1曲どうぞ♪

『トリステーザ』 名曲中の名曲です♪

 

ブラジルを代表する名ピアニスト。

ブラジルのジャズ・ボッサ全盛期を代表する『ドン・サルヴァドール』

そんな彼が60 年代半に「サルヴァドール・トリオ」名義で出した「トリステーザ」

1966年作。

超絶テクニックでカバーしたこの「Tristeza」はもちろんですが、

小気味の良い、歯切れとリズムカル。

ピアノを華麗に演奏する躍動感。

全てが強烈です♪

ドン・サルヴァドール(p)、セルジオ・バホーゾ(b)、エヂソン・マシャード(Dr) というゴールデン・トリオによって届けられるのけぞるほどの迫力の演奏はジメジメの季節には必要のようです。

少しいつもよりもボリューム大き目でお楽しみ頂けたら幸いです。今の時代ってすごいですよね。こんなレア盤が簡単に手に入ってしまうんですもんね♪

HI!心呼吸 6月05日(火)

M1>  ア・コージー・プレイス  /    アンドリュー・ゴールド

 

さてジャケットは「髭もじゃ」の叔父様ですが、

心地良いサウンドとのギャップは最高です♪

1993年にリリースされた『Warm Breezes』

歌うは、1951年アメリカ・カリフォルニア生まれ「アンドリュー・ゴールド」

 

もともとはスタジオ・ミュージシャンとして活躍した方です。

有名なのは、リンダ・ロンシュタット、カーリー・サイモン、ジェイムス・テイラー、などの作品にギター、コーラスなどで参加する「音」で注目を浴びます。

西海岸サウンドの枠にとどまらない幅広いポップセンス。

バドワイザーのCMで使用された曲。このアルバムのタイトルトラック

「ウォーム・ブリーゼス」がこのアルバムの印象を強くしましたが、

僕はこのアルバムのラストを飾ったこの曲が耳から離れません。

「ア・コージー・プレイス」♪センスの良い選曲。

この9曲を聴きながら夏を待つことにしよう♪

アダルト・コンテンポラリーがお好きな方なら気に入りますよね?

聞いていると心地良いって最高の「音」

 

 

M2>   ラヴ・ハーツ  /    エミルー・ハリス

 

カントリー・ロックSSW『エミルー・ハリス』

カントリー・ミュージックを語るうえで、彼女の存在は無視できません。

僕はカントリー・ミュージックも大好きですが、最近、また彼女のファンに

「もっと」なっています♪

それは彼女の不思議な歌声です。カントリーの色んなアーティストの作品や、トリビュート・アルバムなどに彼女の存在が光っているんです。

今になってやっと気づく煌めきです。

元々はアメリカの「カントリー・ロックを切り拓いた男」と称される

「グラム・パーソンズ」にソロの活動を行う際のパートナーとして

抜擢されたことがキッカケで彼女の歌声が世に注目されることになる訳ですが、

このアルバム1990年の作品『デュエッツ』ではロイ・オービソンや

ニール・ヤングをフィーチャーしたデュエット曲が並びます。

もちろん、「グラム・パーソンズ」も。

カントリー・ミュージックはあまり…という方にもおススメです♪

落ち着いていて、ゆったりした曲調が多いこのアルバム。

大人のためのサウンドと言ったかんじ。さぁ、ジックリどうぞ♪