M1> Lovers Prayer / ドン・シコーニ
今週もこのコーナーでごゆっくりと♪
元「クリッターズ」「フォー・シーズンズ」の
『ドン・シコーニ』
グループ脱退後は作曲家・アレンジャーとして活躍したアーティストです。
1992年にリリースされたセカンド・ソロ・アルバム
『Lovers Prayer』
AORの代表格のアーティストではありませんが、
この方の存在はAORの世界で大きいのです。
90年代のAORの時代に数少ない名盤のひとつと言われています。
全曲がアーバンでありキャッチー。
この大人の雰囲気が好きな方は間違いなく、
アルバムの他の曲もお気に入りになる気がします。
「ボビー・コールドウェル」のような親しみ易いメロディは日本人の心にもフィット。
ラフに放送の中に流れることによって空気を変えてくれる歌声と
温もりと哀愁も感じる詩もグッと来ます。
ノスタルジックな雰囲気もリラックスさせてくれそうです♪
M2> Don’t Let Him Steal Your Heart Away (君への願い) / フィル・コリンズ
久しぶりにこの曲を聴いていると色んな場面を思いだしてきて。
1982年にリリースされたアルバム
『フィル・コリンズⅡ(心の扉)』
この曲はアメリカではシングルカットされず全英でもそれなりのヒットに。
リリースされた当初、はまだ子供。
学生時代にこのアルバムを聴いた時は「なんだか静かな曲」と思った程度。
タイトルの意味を知り、歌詞を読んでみると切なすぎるんです・・・
何でしょうか。当時の自分と重ねてしまうんでしょうか?
そんな気持ちになるのです。
「僕の写真を壁から外さないで・・・僕の声が聞こえる?
ヤツをその気にさせないで。僕は帰ってくるんだから・・・
僕にもう一度チャンスを与えてほしい。僕の誠意をきみに見せるから」
ダイアナロス&ザ・シュープリームスの名曲「恋はあせらず」を
カヴァーし大ヒットを記録したアルバム。
その中でも「Don’t Let Him Steal Your Heart Away」
妙にリアルに心に刺さったこの曲。

