Hi!心呼吸 11月15日(火)

M1>  How About Love /  CHOCOLATE MILK (チョコレート・ミルク)

 

[チョコレート・ミルク]

1974年、テネシー州メンフィスで結成されたファンク/ソウル・バンド。

75年にデビューを飾ることになりますが、もともとはJazzグループとして活動を始めます。

このデビューアルバム「Action Speaks Louder Than Words」は大ヒットを記録。

最近このHi!心呼吸でもお送りしている「アラン・トゥーサン」のプロデュースで見出されたグループとしても有名。

その後、アラン・トゥーサンのプロデュースでこのアルバム『Chocolate Milk』を1976年にリリース。

このアルバムには今尚愛される名曲たちが収録されています。

 

特に「How About Love」は美しいメロディに重厚なフォーンセクション。

美しいボーカルが優しくフロントに現れ、コーラスも温かく聞かせてくれる1曲。

さすが、もともとJazzアーティスト。

その演奏のカッコいいこと。Jazzとソウルを見事にミックスさせ、新たなソウルミュージックを聞かせてくれます。

デビューが僕が生まれた年って・・・。40年経ってもこのカッコよさ。

寒くなってくるとこの曲を聞きたくなってしまうんですよね。

コーヒーと一緒にこんな曲を聞きながら・・・日向でボーっと・・・最高やな。

 

M2>  You Make Me Tremble  /   ポール・ケリー

 

「チョコレート・ミルク」をおかけしたのでもう1曲。ソウルナンバーを。

同じ時代にブレイクしたこちらのアーティストは「ポール・ケリー」

「ポール・ケリー」は、1940年フロリダ州マイアミに生まれたの男性歌手。

ソングライターとしても活躍したアーティストです。ケリー自体のデビューは1960年代半ば。同郷の「クラレンス・リード」によって見出されたのがキッカケでキャリアをスタートさせるのです。

ポール・ケリーのキャリアは、70年代に集中します。

ポール・ケリーが1974年に発表したサード・アルバム。

「フックト、ホグタイド・アンド・カラード」

 

全曲ナッシュヴィルで録音された丁寧に作られた1枚。

どことなく「アル・グリーン」とも重なる官能的なヴォーカル、ストリングスやホーン・セクションのアレンジは明確でいて美しく鮮やかです。

サザン・ソウルの魅力もたっぷり閉じ込め、心地よさとセクシーさを併せ持っています。

伸びやかな柔らかな歌い口。

ストリングスの絡み具合。この時代にこのクオリティの美しさは・・・。

70年代の音に感動できるこの時代にも感謝ですね。

サザン・ソウル・・・気持ちよか・・・。