M1> HUSH SWEET LOVER (何も言わないで) / k.d. lang
映画を観ていたはずなのに、いつの間にか音楽ばかり聴いている。
そんな作品ってありません?
懐かしい1993年に公開された「ガス・ヴァン・サント」監督作品
『カウガール・ブルース』
「ユマ・サーマン」を主演に「キアヌ・リーヴス」らも出演したロード・ムービーです。
今回はそのオリジナル・サウンドトラックから。
音楽を担当したのは『k.d. lang』
このサントラ、映画を離れて音楽だけで聴いても実に気持ちいいんです。
ワウ・ギターやオルガンが響いて、どこか70年代を思わせるようなレトロな空気。
じわじわとその世界に引き込まれていきます。
そして「何も言わないで」。
この曲あたりまで来ると、もう完全にk.d. langの世界。
少しアンニュイで、吐息を含んだような歌声。柔らかいのに芯があって、透明感があるのに、どこか妖艶。夜、照明を少し落として。何も考えずに、この声に身を任せる。
そんな聴き方が似合う1曲です。映画を観ていたはずなのに・・・。
気がつけば、耳は完全にk.d. langを追いかけています♪
M2> Pieces of a Memory(想い出のかけら) / リック・ローズ
9月に入ると、不思議とこういう音が聴きたくなります。
『リック・ローズ』
アメリカのテレビ・ドラマなどの音楽の世界でも活躍し「エミー賞」にもたびたびノミネートされたという実力派。
1994年にリリースされたアルバム『Illusion ~愛はまぼろし』から、
「想い出のかけら」
もう、このイントロです。流れてきた瞬間に「あぁ・・・いいなぁ」となってしまう。
メロディが妙に胸の奥をくすぐってくる。
どこか懐かしくて、少し切なくて、でも温かい。
まさにAORの気持ちよさが詰まった1曲です。
聴いていると、どこかボビー・コールドウェルあたりにも通じるような、
都会的で洗練された空気も感じます。
それでいて日本人の琴線に触れるような、なんとも言えない「哀愁」があるんですよね。
1994年の作品ですから、もう30年以上前。
でも今聴いても、このメロディの美しさはまったく色褪せません。
むしろ年齢を重ねた今のほうが、こういう曲が沁みたりする。秋ですね♪



















