M1> Midnight on the Stormy Deep / ドック・ワトソン
「ブルーグラス」という音楽のジャンルをご存知ですか?
アメリカ南部アパラチア地方に根付いた伝承音楽などを背景に、
1940年代に形づくられていったアメリカの音楽♪
バンジョー、フィドル、マンドリン、そしてアコースティック・ギター。
素朴なんだけど、聴いていると不思議と心を掴まれる音楽です。
そんなアメリカン・ルーツ・ミュージックを語るうえで外すことのできない存在が、
『ドック・ワトソン』
幼い頃に視力を失いながら、のちにアメリカを代表するギタリストの一人となった人物。
特にアコースティック・ギターの「フラットピッキング」の名手として知られ、その後の多くのギタリストにも大きな影響を与えました。
本格的に広く知られるようになったのは、すでに30代後半から40歳を迎える頃。
今日お送りした「Midnight on the Stormy Deep」は、1990年代のアルバム『Riding the Midnight Train』から。声の温もり。そして、その奥に漂う何とも言えない哀愁。
僕はギターの技術的なことは詳しくありません。
それでもこのギターを聴いていると、「この人、凄いなぁ」というものが、
理屈を飛び越えて伝わってきます。その功績は、あまりにも偉大です。
M2> You’d Be Surprised / ジェフリー・コマナー
1976年にリリースされたジェフリー・コマナーのアルバム
『A Rumor in His Own Time』から。
ソングライター、そしてソロ・アーティストとして60年代から70年代にかけて活動した『ジェフリー・コマナー』
このアルバムが面白いのは、当時のウエストコース・シーンを彩った豪華なミュージシャンたちが参加していること。ドン・フェルダー、ドン・ヘンリー、J.D.サウザー、トム・ケリー、そしてアル・クーパーなどなど。
名前を眺めているだけでも、70年代の西海岸の空気が漂ってきます。
今日お送りした「You’d Be Surprised」。
ここで印象的なのが、アル・クーパーのハモンド・オルガン。
軽やかなサウンドの中に、なんとも言えない哀愁を加えてくれます。
この音を聴いていると、どこか遠くまで連れていってくれるような感覚になるんですよね。
イーグルス周辺のウエストコースト・サウンドがお好きな方なら、きっと気に入ってもらえるはず。一聴すると、サラッとした軽い音に感じるかもしれません。
でも、この「軽やかさの中にある豊かさ」を知ってしまうと、なかなか抜け出せなくなるんですよねぇ。やっぱり70年代のウエストコーストはいいなぁ。



















