Hi!心呼吸 6月2日(木)

M1>    ダブリン  /   プリファブ・スプラウト

 

イギリス・ニューキャッスル出身。

「パディ・マクアルーン」を中心としたグループ『プリファブ・スプラウト』

 

さてこのアルバム『プロテスト・ソングス』はもともとセカンド・アルバム

「スティーヴ・マックイーン」リリース直後の1985年。

 

たった“2週間”で、しかもセルフ・プロデュースで録音されたものだったそうです。

セカンド・アルバムの印象からも変化ししています。

シンプルかつ生活に密着するように僕らに問いかけているようです。

 

アルバム全体に少しローな曲が多め。

しかしこれを2週間で仕上げてと入るとなれば驚きです。

作りこまれた音もありますが、自分たちで作った曲にはイキイキしている印象です。

その2週間を聴いて改めて聴いてみるとその才能や能力の高さに驚きます。

 

たしかに地味に写るかもしれないこの1枚。

しかし胸の奥にまで届くシンプルなメッセージ。

この究極にまで削ぎ落とした音に僕は癒しと安らぎを感じます。

 

もしかしたらこの音楽のような自然で自由な1曲が人を幸せにするのかもしれません。

あぁ・・・眠くなってきた・・・。

 

M2>    ワン・ソング  /  ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット

 

ディズニー映画の映画音楽を「ジャズ」で演奏してスタンダード化したのは

「ザ・デイヴ・ブルーベック・カルテット」

それまで「白雪姫」の「いつか王子様」などジャズ化できるなど誰も思わなかった。

 

1957年に発表されたディズニーの名曲の数々を奏でたブルーベックの名盤。

『デイヴ・ディグズ・ディズニー+2』から。

「ワン・ソング」 (ウォルト・ディズニー「白雪姫」より)

 

ジャズをポップにそれも大衆的に聞かせてくれるなんて素晴らしいこと。

それもディズニーの曲をジャズにアレンジしての演奏で聴かせてくれます。

 

その立役者はこのピアニスト「デイヴ・ブルーベック」

「テイク・ファイヴ」という曲などでは、彼の名前が記載されていることが多い。

この時代の代表するピアニストです。

当時、カレッジ・コンサートなどで想像もつかないほどの人気者だったという彼ら。

 

ビル・エヴァンスよりもマイルス・デイヴィスよりも先に、ディズニーの曲を採り挙げることは彼らにとってはスムーズな流れだったのかもしれません。

車の中でも、家でもとゆったりした気分させてくれる。

持っていたい1枚であることは間違いありません。

Hi!心呼吸 6月1日(水)

M1> Don’t Give Up On Us(やすらぎの季節)   /    山弦 (やまげん)

 

山弦(やまげん)の音に魅かれる時期がある。

6月に突入。まず6月の初日にはこのお二人に癒されようっと。

 

山下達郎さんなどをサポートする『佐橋佳幸』、桑田佳祐さんをサポートする『小倉博和』の日本屈指のトップギタリスト2人組。

その心地いいアンサンブルは時間を忘れさせ、自分を取り戻すBGM。

そんなお2人が2002年の6月にリリースした『hawaiian munch』から。

洗練されたサウンドは極上のリラクゼーションを与えてくれます。

このアルバムのタイトル通り、録音はオアフ島の東、「カイルア」で録音されたもの。

 

美しいハワイの景色と、豊かな時間がこのアルバムには収録されています。

アコギの優しい音が大好きという方には間違いありません。

1枚あるだけで生活に余裕が生まれてきそうです。

 

日が誇るこのサウンド。

日本にもこんな気持ちの良い音があるのです。

その証明にはこのシンプルな音と、テクニックがあれば十分。

このデュオの卓越した呼吸、リズム。

 

この音に抱かれると不思議と懐かしさがこみ上げる。

なんでなんだろう?

心で聴く音楽ってこういうことだよね♪

 

M2> Don’t Dream It’s Over(終わりだと思わないで)/  クラウデッド・ハウス

 

「クラウデッド・ハウス」の名盤です。

1986年にリリースしたシングル『ドント・ドリーム・イッツ・オーバー』が全米2位になるなどヒットを記録した彼らの代表的な1枚。

『Crowded House』(86年)

 

このヒットで一躍スターダムへかけ上がります。

オーストラリア&ニュージーランド出身の3人構成のバンド。

 

ハモンドオルガンの温かな音を巧みに取り入れ、ノスタルジックな空間を作りだします。

特にこの曲はそのハモンドオルガンが印象的。

いつまでも耳の奥にこのオルガンの音が鳴り続けるほど・・・衝撃的でした。

 

他にも「Now We’re Getting Somewhere」「World Where You Live」など

耳障りの良い曲たちがこのアルバムを彩っています。

 

「ほら、ごらん。終わりだと思わないで

よく、見てよ。時が来た。

彼らがやってくる・・・僕らの間に壁を築くために・・・。」

 

音楽の間には壁は作られなかったんですね。

アメリカや、イギリスの香りを含んでいるように感じるのは僕だけ?

いつ聴いてもキュンとする名曲です♪