Hi!心呼吸 5月4日(水)

M1>   緑の木々  /   ラフェール・ルイ・トリオ

 

1991年にリリースされたフランスの最高にキッチュなポップバンド。

「ラフェール・ルイ・トリオ」のアルバム『サン・レジェンド』から。

 

フランスはリヨン出身のトリオ・グループの2ndアルバムです。

最近ホームページを見てみたら廃盤になってしまっているようです・・・。

 

音はといえば、さすがオシャレ!

そんな都会のバンドらしいアダルディでありながら遊び心満載の曲が並びます。

 

フランスのロックシーンはどうしても後進国のイメージがありました。

(実際に遅れた印象はありますが・・・。)

この「ラフェール・ルイ・トリオ」の存在はフランスの音楽シーンを変えたバンドとして

その存在は絶大。

シックなメロディラインと素朴な構成。

今でもオシャレに聞こえます。

当時は先見的でインパクトが大きかったでしょうね。

デビュー当時のラテンとジャズをミックスしたようなサウンド。

 

テイストを残しながらこの2枚めには別の音楽の要素もプラスされていて、たっぷり楽しめてしまいます♪

 

M2>  Green  /    松千

 

松千(まつせん)は長崎県佐世保市出身、松本健太さんと花田千草さんの2人からなる音楽ユニット♪

2007年の春にリリースされた1stアルバム「光のピース」から。

 

2人の優しく切ない歌声は最初に聴いたときにすでにノックアウトをされました。

この1枚目のアルバムに収録された12曲を春になると聴きたくなってしまいます。

このアルバムを前面プロデュースしたのは亀田誠治さん。

 

亀田さんワールドにより輝きを増したイメージ♪

2人の一番良い場所。

メロディとキュートな歌声を前面に押し出された1枚。

 

キュートなヴォーカルを活かしてポップ、ソウル、ロックなどさまざまに色を変える2人のサウンドをどうぞ。

「Green」はアルバムの後半に収録されているお気に入りに1曲。

さて春本番!

彼らと一緒に出かけるとしましょうか!

 

穏やかな陽気に、穏やかになれる作品。

この曲「Green」はどんな緑に見えますか?鮮やかなGreenに聞こえますか?

Hi!心呼吸 5月3日(火)

M1>  ホリデー  /   ボーイズ・ライク・ガールズ

 

ボストン出身の4人組ロック・バンド「ボーイズ・ライク・ガールズ」

2007年、日本デビュー・アルバム『ボーイズ・ライク・ガールズ』から。

 

このアルバムのプロデュースに当たったのが「マット・スクワイヤー」が担当したということでも注目を集めたバンドです。

 

同じジャンル、オルタナティブロックの大御所FOO FIGHTERSにも似ている気がしますが、フー・ファイターズよりもソフト。聞きやすいかもしれないですね。

入りやすい洋楽なかんじ。

 

恥ずかしくなるほど真っ直ぐで、素直で、蒼さ全開な感じが嫌いじゃない・・・。

そんなアルバムの印象でした。

普段だったら選曲しないジャンル、音ではありますがこの真っ直ぐさはこのゴールデンウィークの爽やかな連休にも合いそうな気がしていました♪

 

他の曲、例えばアルバム内の「トップ・オブ・ザ・ワールド」のサビ。

切ないメロディが耳に残り、アルバムの中では印象的な1曲。

 

酷評する人も多いアルバムでしたが僕は好きだなぁ。

この高音の切ないサビ、「ホリデー」の蒼さをGWにいかがですか?

 

M2>    if  /  ブレッド

 

ブレッドのベストアルバム「ベスト・オブ・ブレッド」から。

 

さて「ブレッド」というグループをご存知の方々は大半が大人の方だとおもいますが、

あえて、このGWにお送りしたいのには訳があるのです。

色んな世代の方にこの放送をお聞きいただけるチャンスだと思い、

往年の名曲に触れていただきたい!そんな思いで大好きなこの曲を選曲させて頂きました♪

『イフ(If)』は、1971年5月に全米チャート4位を記録したブレッドのヒット曲。

メンバーのデヴィッド・ゲイツが作詞作曲。

3rdアルバム『Manna』に収録されている代表曲です。

 

この「デヴィッド・ゲイツ」を始めとするブレッドのメンバーたちは、事実上自らが生んだソフト・ロックというジャンルで永遠のアイドルになるつもりなどなかったそうです。

実際、このベスト盤に収録されているトラックは、ブレッドのそもそもの目的が、

「60年代をほんの少しでも長続きさせる」こと。

その目的がしっかりと証明してくれている名曲ばかり。

 

彼らの音楽が残した功績は80年代のAORにも大きすぎるほどの影響を与えているんです。

透きとおるようなヴォーカルと流れるリズム、最高の癒し系ソフト・ロックです♪

名曲に触れましょう♪

 

Hi!心呼吸 5月2日(月)

M1>  5月のパリが好き feat.シャルル・アズナヴール /  ZAZ(ザーズ)

 

5月に突入♪

以前にもこのコーナーでご紹介したことのあるアルバム

「PARIS~私のパリ~」(2015年リリース)に収録されているこの1曲。

フランスを代表する女性シンガー『ZAZ』のシャンソンのカヴァー・アルバムです。

「クインシー・ジョーンズ」がプロデューサーとして参加していることも注目のアルバムとしてご紹介しました。さて、なんと言ってもこのアルバム、ZAZの歌声にやられてしまいます・・・いつ聴いても引き込まれます。

往年の名曲を自在にアレンジし、不自然さは全くありません♪

そしてテーマは「パリ」(行ったことはありませんが・・・)

ジャズとオーケストラ、アンサンブルとの組み合わせはゴージャズで、味わいがある1枚。融合力と自然さはさすがの一言です。

 

素晴らしいアルバムです。

カバーと思わせないところはやはりZAZの天性の才能なんでしょうか?

そしてこの1曲。

パリ出身のシンガーソングライター・俳優でもある「シャルル・アズナヴール」との1曲は

華やかさが加味され、ビッグバンドの音色がいっそうゴージャスに彩った見事な1曲に仕上がっています♪

 

フランス語喋れる人になりたい♪

 

M2>   My Cherie Amour   /    マリオン・メドーズ

 

1999年にリリースされている「マリオン・メドーズ」の『Collected Marion Meadows』に収録されている1曲を♪

 

サックス奏者

アメリカではすでにビッグネームになってしまったサックス奏者「マリオン・メドーズ」このアルバムにはカヴァーも多数収録されているんですが、彼のサックスの音色には不思議な力がみなぎっています♪

「ジョージ・ハワード」などにつうじる、ブラックミュージックのテイストを存分に含みながら、ソフトな音色でブラックさを中和してフォークのような空気に一変させたりする。

 

ケニーGの成功で似たタイプのサックス奏者が多数デビューしましたが、メドウズは音楽的にもルックス的にも彼に続く存在になりました。

アーバン・コンテンポラリーなサウンドはもちろんですが、

その成功したテクニックは決して派手なものだけではなくて、素朴さをも感じることが出来るんです。

その心地よさは格別のもの。

メローなソプラノの音色にうっとりとしながら、まるで歌っている様に吹かれるサックスは彼の声にしか聞こえなくなり、歌詞を感じるみたい。

 

そうかコレってマジックみたいな音色なんだ♪

チチンプイプイ♪

 

Hi!心呼吸 4月29日(金)

M1>  Wish For You /  フェイス・ヒル

 

フェイス・ヒルはやっぱりカントリーの人なんだ!

ヒットナンバー「this kiss」や「breathe」のようにアップテンポなメロディのヒットをうけ、彼女の世界が持つイメージは決定的に印象付けられたかんじがしますが、もともと彼女は『アメリカ、ミシシッピ州ジャクソン出身』ミシシッピの「ガンボスープ」で育った「ミシシッピの娘」さん♪

 

2005年にリリースされたアルバム「Fireflies」(ファイア・フライズ)

このアルバムで彼女が見せてくれた顔はまさに「カントリー・シンガー」としての表情。

今までももちろんのことカントリー・シンガーとして活躍していたわけですが、このアルバムでシンプルにポップ感を抑え(排除して)素晴らしいカントリーアルバムに仕上げてくれたということ。

本物のカントリーを届けてくれた気がします。名盤。

 

軽快なキャッチーな1曲「sunshine and summertime」

自伝的曲とも言えるカントリーナンバー「Mississippi Girl」などバラエティに富んだ素晴らしい1枚。

原点回帰の意味でこのアルバムを聞くと、なおさら彼女の魅力がたっぷりと感じられます。

そしてこの『wish for you』 はゆったりとしたメロディに彼女のおおらかな歌声が気持ちよく耳に染み入ります。

奥に聞こえるスライドギターとピアノとバイオリンの音色が春風を連想させてくれます。

やっぱり彼女は「ミシシッピ州出身の女の子」♪素敵です♪

 

M2>   LOVE IS THE ANSWER   /   13CATS

 

96年にリリースされたアルバム『MARCH OF 13CATS』から。

 

国際A級ドラマー『沼澤タカシ氏(ぬまざわたかし)』

在籍したファンクバンド『13CATS』

 

THEATRE BROOKや数多くのアーティストさんのバックをつとめる日本を代表するドラマー「沼澤タカシさん」、「キャット・グレイ」、「カール・ペラーソ」

という敏腕プレイヤー3人からなる13CATS♪

 

モダンなファンクミュージック、ディスコミュージックを聞かせてくれるセンスの塊。

スウィングしまくる沼澤氏のドラムは耳が離せません。

ファンキッシュなサウンドがお気に入りという方はオススメ。

 

それにしてもカッコいいんです♪

練されたファンクを聞かせてくれます。

 

磨ききったサウンドにこのテクニックと作りこまれたメロディセンス。

そこにボーカルが乗ると・・・文句なしです。

大人が少し本気を出すとすぐコレだ・・・。

 

ノックアウトです。でも心地いいノックアウトなわけで。

 

 

Hi!心呼吸 4月28日(木)

M1>  キエラ・フォー・ユー  /  14カラット・ソウル

 

1975年に米国ニュージャージー州で結成。(僕のうまれた年)

「グレニー・T.ライト」を中心とする5人編成のア・カペラ・コーラス・グループ。

ニューヨークを中心に活動し、82年に『LOVERS FANTASY』でデビュー。

 

88年には山下達郎さんがプロデュースした「ガール・イン・ホワイト」のヒットで日本での知名度を高める。

それがきっかけで僕は彼らの大ファンになってしまいました。

 

1993年にリリースされた「フォー・キープス」から。

コーラスグループってたくさん存在しますが、例えばTAKE6とか・・・BOYSⅡMENとか・・・その中でも僕のコーラスグループといえば彼らなんです。

 

優しい柔らかい歌声のコーラス。

得意とするバラードもうっぷテンポの曲も味わいたっぷりに聞かせてくれます。

その中でも『キエラ・フォー・ユー』です。

 

「クリネックスティッシュ」のCMでヒットしたクリネックスフォーユーも

同じですけどね。

 

思わず懐かしいと思った方も多いのでは?

 

 

M2>   パリの橋の下  /   ジュリエット・グレコ

 

本作はベルギーで生まれフランスで成功したシャンソン歌手「ジャック・ブレル」

そんなブレルの35周忌に当たる2013年にパリで録音されたトリビュートアルバム。

「今こそブレルに、あなたを愛していたことを告げる時だと思った」

とのコメントにある様に、まさに満を持して制作された渾身の1枚。

もちろん全曲「ブレル」の曲で構成されているという1枚。

『ジャック・ブレルを歌う』から。

 

そんな彼の作品を思いたっぷりに詠うのは「ジュリエット・グレコ」

(彼女は今年6月に最後のツアーを実施するらしい。日本にもお越しになります!ビックリです)1927年2月7日現在 (89歳)であります。

 

さて録音されたとき、彼女は86歳(2014年時)であることに驚きと尊敬と敬愛を抱いてなりません。

フランスを代表するシャンソン歌手であるグレコが交流のあったブレルを思って詠った1枚。

哀愁と存在感と愛で溢れた歌声。佇まい。空気感。エモーショナルな歌に感動します。

 

アルバム最後に収録されたこの曲「パリの橋の下」

2人の思い出の場所「パリ」の名前がついた大事な曲でしょう。

 

明るいテンポにもどこか寂しさと遥かな思いのような温かいものを感じる1曲です。

 

Hi!心呼吸 4月27日(水)

M1>  SUNNY (サニー) /  ジャック・マクダフ & デヴィッド・ニューマン

 

1967年8月8日、9日に録音された名盤を♪

アルバム「ダブル・バレルド・ソウル」から。

 

オルガンをファンキーに弾きこなす「ジャック・マグダフ」と

ソウルフルなブロウアを聞かせてくれる「デヴィッド・ニューマン」の共演♪

まさに大名盤です。

 

「ブラザー・ジャック・マクダフ」はアーリージャズを代表するオルガニストの一人です。

大好きです♪

このアルバムではヘヴィーなオルガンをガシガシ聞かせてくれています。

 

そして脇でサックスを披露しているのはソウルテナー奏者として右に出るものはいない「デヴィッド“ファットヘッド”ニューマン」

 

主張しすぎないノックアウト寸前の色っぽいサックスを聞かせてくれます。

そんな2人の顔合わせ。

2人の大物がお互いに配慮しながらジェントルマンな演奏を聞かせてくれるんです。

真っ黒なソウルジャズを聞きたい方はもちろん。

こんなヘヴィーなジャズをお気に召した方はどうぞディープな世界に♪

 

名盤には名曲のカヴァーも収録されています。

この「Sunny」も気持ちいいカヴァーです。

 

M2> 4月になれば彼女は  /  アート・ガーファンクル

 

1997年にリリースされたベストアルバム

『アクロス・アメリカ~ベリー・ベスト・オブ・アート・ガーファンクル』から。

 

アート・ガーファンクルは1984年5月からアメリカを徒歩で横断する旅行を始めていて、その完結を記念して、1996年4月12日から13日エリス島の移民管理局でライブを行った模様を収録した1枚。

 

「天使の歌声」と称された美声に渋さも加わり,

サイモン&ガーファンクルとまた違った「4月になれば彼女は」を聞かせてくれます。

ソロの代表曲、ビートルズのカバーもしっかりと収録。

これをライブで。

 

この方は本当に歌が上手いんだって実家できる1枚。

やっぱり実力共に素晴らしい歌手だと感動します。

 

四月は長い冬が終って、明るい希望の季節。

季節の移り変わりと恋愛のイメージを混ぜ込んで、

美しく歌い上げた名曲。

 

さぁ、もうすぐ5月。

今だからこそ、良い曲を丁寧に聞きたくて。

Hi!心呼吸 4月26日(火)

M1> With You In Mind(ウィズ・ユー・イン・マインド)/  アラン・トゥーサン

 

ニュー・オーリンズの大プロデューサー『アラン・トゥーサン』

エルヴィス・コステロや中島美嘉とのコラボレーションで再び脚光を浴びている78年のアルバム「MOTION」に収録された1曲。

 

バックのアーティストの名前だけでもアルバムを手に入れたい気持ちになります。

ラリー・カールト、ニック・デ・カロの名前を見れば、良い想像が出来てしまう♪

「アラン・トゥーサン」のピアノとヴォーカルはハッキリと分かっちゃう。

この渋さと包容力。

 

ジェリー・ウェクスラー指揮のもと集結した豪華なメンツの演奏の下、柔らかくもソウルフルなボーカルがアルバムを彩ります。

 

スロウなメロディにギターのソロが涙を誘い、哀愁の言葉のごとく、遠い記憶を手繰るようにメロディに自分の過去を投影して、それぞれの時間を思い出す。

 

後半に聞こえるコーラスに胸が熱くなり、何度聞いてきただろう。

切なくも包み込んでくれるであろうアランのボーカルをいつの時代も求めていたようです。

 

音楽史に燦然と輝く傑作だと思います。

この時季に聞くと・・・来るね・・・。

 

M2>  スラップスティック  /   ジョシュア・レッドマン

 

1995年にリリースされたこちら。

「スピリット・オブ・ザ・モーメント~ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」から。

「ジョシュア・レッドマン」がカルテットを率いてクラブ出演したときの記録。

ライブ盤です。

 

その勢いのあるプレイは最高です。

あまりライブ盤を聴くことはありません(だって疎外感をかんじるからw)がこの内容は飽きさせない選曲とプレイに納得♪

 

勢いあるグループのグルーヴをそのままコンパイルした1枚。

聴いているだけでテンションも上がってきます。

オリジナルの曲の間にスタンダードを挟むという緩急の付け方。

純粋にジャズ・ファン、ジャズの楽しさを伝えてくれる1枚になっている。

 

スローやバラードのドラマチックなソロ。

モダンな空気を帯びているところもさすが。

ジャズの長尺の演奏も聴けてしまうのもこの構成のなせる業か?

 

新生カルテットの意気込みを感じさせる凄まじいパワーだ。

これは買いです♪

Hi!心呼吸 4月25日(月)

M1> ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ  /  ナイロンズ

 

「ナイロンズ」は1980年代に活躍したカナダ出身の4人組アカペラ・ヴォーカルグループ

30年以上の歴史を持つアカペラ界のレジェンドです。

過去には7枚ゴールド・アルバム、6枚のプラチナムアルバムを誇るというスーパーグループ。

コーラスの実力はもちろん・・・素晴らしい。

アカペラがお好きな方でまだこのコーラスを聞いていない方は是非お聞きいただきたい。

バラードももちろんのこと、アップテンポのものも聴き応えたっぷり♪

1枚通して飽きさせない。

 

この94年にリリースされた名盤「二人のシーズン」から。

「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」はキャロル・キングとジェリー・ゴフィンの名曲のカバー。

リードヴォーカルは「ガース・モースバウ」がつとめています。

重厚でいて繊細のコーラスに柔らかなモースバウのメインがしっとりと聞かせてくれます。

 

コレだけ有名でありながら実は日本ではあまり知られていない・・・なんで?

幾度となくメンバーチェンジを繰り返してきた彼ら。

 

「クロード・モリソン」「アーノルド・ロビンソン」「ガース・モースバウ」「ゲイビン・ホープ」それぞれのメンバーの実力を味わうタイミングです♪

メンバーチェンジが少なかったらもっと良かったのに・・・なんて。

 

M2> ウィッシュ・ユー・ウェル /  ベティ&ステッフ

 

こちらも「カナダ」出身。モントリオールを中心に活動するボサ・ノヴァ男女デュオ

『ベティ&ステッフ』彼らのヒットアルバムがこちら。

当時2万枚を売り上げ、注目を集めました。

 

2001年にリリースされたデビューアルバム「ウィッシュ・ユー・ウェル」からのタイトルチューン。

“ベティ”ことエリザベート・プロヴォンシェがヴォーカル、“ステッフ”ことステファン・カローがヴォーカル兼ギターを担当。

ベティの姉の結婚式でいっしょに演奏したのがデュオ結成のきっかけらしい。

 

彼らの音楽はその当時、ボサ・ノヴァが注目され始めたタイミング。

数多くのボサ・ノヴァアーティストが登場しておりました。

その中でもポップでもあり、ボサボサしていない(どっぷりボサ・ノヴァではない)ボサを聞かせてくれたアーティストさん。

爽やかでいて都会的なサウンドは鮮烈でした。

街角のカフェで聴くにもピッタリ♪

 

少しジャズ、スパニッシュのニオイがするステッフのギターが心地いい♪

ボサをラフに聞きたいという方には大変オススメな1枚です。

 

良質な1枚を晩春にご用意してくださいませ♪次の季節のために♪

 

Hi!心呼吸 4月22日(金)

M1> Fences And Barriers (フェンス・アンド・バリアーズ) /  インコグニート

 

2004年にリリースされたインコグニートのアルバム「Adventures in Black Sunshine」

インコグニートの絶頂期な気がしてなりません。

まぁ、単にメチャクチャ聴きまくった時代がこの当たり。

ブルーイの世界に迷い込み、心地よすぎて変えるタイミングを無くした感じ。

 

このグループの黄金期を支えたハスキーボイスの歌姫「メイザー・リーク」が復活して、とろけるような甘い歌声を披露してくれた作品でもあります。

もう一度原点に。アシッド・ジャズ/ファンク・フレイヴァー満載!

この新鮮さに感動しながら聴いた思い出があります。

実に気持ちいい♪

もう10数年も前の作品なんですね・・・。

90年代のインコグニートのリードボーカルだったメイザーが感バックしたことでシンプルにオーソドックスになった作品だからこそ嬉しかったんです♪

あの90年代のアシッド・ジャズの流れに中心で突っ走ったインコグニート。

ブルーイのやりたい事を洗いざらい風呂敷に広げて、一つ一つ形にしていったような丁寧な曲たちが輝きます。

今でも輝いています。

センスがキラリ♪

メイザーの歌声がキラリ♪

 

インコグニートのファンの方は改めて聞いてみません?

アシッド・ジャズ好きな方!やっぱり良いですよね♪

ブルーイ色に染まります、僕。(宣言w)

 

M2>  ライト・トゥ・ウォーク・アウェイ /  サウスサイド・ジョニー

 

「余裕」と「貫禄」ということだろうなぁ・・・。

しみじみ山でキャンプなんかしながら、ジックリ聴いて、ランプの明かりなんかの下でコーヒーなんぞを飲みながら・・・最高だ!

そんな音楽です。

 

「サウスサイド・ジョニー」ことジョン・ライオンは1948年、ニュージャージー生まれのアーティスト。

かのブルース・スプリングスティーンとは旧知の仲♪

ブルース・スプリングスティーンが1975年に『Born To Run』でブレイクしたのを受け、翌年「サウスサイド・ジョニー&ジ・アズベリー・ジュークス」もデビュー♪

 

イブシ銀の作品が到着したのは1991年。

通算11枚目のアルバム「Better Days」から。

この作品には友人「ブルース・スプリングスティーン」、「リトル・スティーヴン」も参加しているという感動作。

この3人が創造する世界はいつだって「男」

 

男の友情がこのアルバムを構成し、ハードボイルドな歌詞で盛り上げてくれる。

少し新年度に疲れが出てくるとき。

男クサイ、骨太の音楽で背中を押されたいという方には持って来い!

 

たまにはこんなハードボイルドな曲で週末に突入です♪

Hi!心呼吸 4月21日(木)

M1>  オール・ザ・ウェイ  /  コリアーナ

 

1990年にリリースされた「リビング・フォー・ラブ」から。

 

さて「コリアーナ」は名前の通り韓国のヴォーカル・グループ。

1979年にデビューした韓国の4人組ポップ・グループです。

 

彼らの事を覚えている方も多いはず。

1988年今から28年前にもなりますがソウル・オリンピック。

 

そのソウル・オリンピックの主題歌を歌っていたのがこの「コリアーナ」!

 

英語と韓国語のバイリンガルが売りで、「ジョルジオ・モロダー」がプロデュースした

ソウル・オリンピックのテーマ・ソング「Hand In Hand」が世界的に大ヒットしました。

あの会場で世界にメッセージを放ったアーティストです。

通りで歌声の広がりとスケールが大きいこと。

 

さてそんな彼らの1990年5月にリリースされた「リビング・フォー・ラブ」

 

聴くたびに思ってしまうのは、韓国のヴォーカル・グループには聞こえないということ。

というのは普通に聴いたら欧米のヴォーカル・グループにしか聞こえない・・・。

じゃないですか?

 

それだけ実力と経験を兼ね備えたアーティスト集団ということでしょう。

90年代の音に懐かしさを覚える名バラード「オール・ザ・ウェイ」♪

 

M2> 宇宙,もしくは深遠なる愛の力 /  レディ・リネット&ザ・スポークスメン

 

1995年のデビューアルバム「When Roots Let Go ホエン・ルーツ・レット・ゴー」から。

 

『レディ・リネット・アンド・ザ・スポークスマン』

((Lady Lynette & The Spokesmen)は、スウェーデンのポップバンド。

スウェーデンの音楽プロデューサー、トーレ・ヨハンソンがプロデュース。

その当時トーレ・ヨハンソンの名前はいたる所で見られましたね。

日本がスウェーデン音楽(スウェディッシュ)に溢れていた時代です。

 

キラキラサウンドがたくさんリリースされていましたが、彼らは一味も二味も違っていたんです。

まずは黒人シンガー「レディ・リネット」を起用しているところ。

彼女は南アフリカ出身の黒人女性ボーカルです。

リネット様を中心にフルートやギターがキラキラしたダンス・ソウル。

あまりにもオシャレでソウルフルでそれまでのスウェディシュのイメージを変えてくれたアーティスト♪

ただ、「レディ・リネット・アンド・ザ・スポークスマン」名義のアルバムはこれだけ。

 

後にはレディ・リネットのソロ名義で何枚かのリリースもありますが、ソロもやはり良いんです。

この季節にはスウェディッシュが似合いますもんね。

カラフルな洋服とご一緒にどうぞ♪