HI!心呼吸 6月07日(木)

M1>  ホェア・ドゥ・ユー・ゴー /  ベス・オートン (Beth Orton)

 

「ケミカル・ブラザーズ」やマドンナやブラーを手掛けた「ウィリアム・オービット」

などのクラブ・サウンドから「エミルー・ハリス」や「ドクター・ジョン」といったミュージシャンまで幅広くコラボレーションを続けるイギリスの女性シンガー・ソングライター「ベス・オートン」

 

1970年イギリス、ノリッチ出身のシンガー・ソングライターです。

最近のイメージはエレクトロニック・サウンドへの回帰で進化を遂げ、その歌声がまた世界のクラブ・フリークたちにも支持されていますが、

そのベスのデビューはこんなフォーキーなサウンドだったんです♪

正直、このデビュー作の方が好き。

93年にアルバム・デビュー作『スーパーピンキーマンディ』

日本のみで発売されたアルバムです

フォーキーで、温もりを感じて、柔らかな歌声をシンプルに。

その当時から音を大切に独特世界はこの頃から存在。

このシンプルな音に前面に出てくる彼女のこの歌声がやはりベストでしょう!

この「ホェア・ドゥ・ユー・ゴー」なんて最高です♪

 

 

M2>  ORDINARY JOE(オーディナリー・ジョー)/  テリー・キャリアー

 

「TERRY CALLIER」

テリー・キャリアの声って一体何なんだろう・・・。

これほど温度を感じる声ってなかなかない。

少し寒い陽気にも彼の声は温もりを与えてくれるけど、こんなジメジメの湿気の中では、清涼感を与えてくれるような気がする。

一枚は部屋に置いておきたくなるそんなアルバムはこちら。

1971年に録音された「Occasional Rain」(オケージョナル・レイン)

「時々、雨・・・」

そんなオシャレなタイトルってありますか?

シンプルな楽器編成の下、テリー・キャリアーのアコースティック・ギターのサウンドの短いインタールードを配置して、彼の声の魅力を最大限に引き出しています。

代表曲「オーディナリー・ジョー」

ポップでありながら哀愁を感じる名曲♪

なんでヒットしていないのか・・・?意味不明。

これぞ雨のシーズンに聴きたくなってしまう1曲です♪

寒い時にも聴いても気持ちいいんですよ♪

HI!心呼吸 6月06日(水)

M1>   Sunderley Samba   /    Azymuth ‎ (アジムス)

 

そろそろこのテイストの音楽を楽しみたくなりますよね♪

「アジムス」(Azymuth)はブラジル「リオ・デ・ジャネイロ」出身の

ジャズ・ファンク/ クロスオーバー/ フュージョントリオ♪

 

そんな「アジムス」が’99年にイギリス「Far Out」からリリースしたアルバムがこれ。

「PIECES OF IPANEMA」

それまでのキャリアで培ってきた、洗練されたグルーヴ感。

それは気だるい季節を爽快なものにしてくれます♪

シンセのサウンドの心地よさにブギーをミックス。

これほどのリズムだけでも心を躍らせるモノって他にあるかな?

 

「Sunderley Samba」

この曲は他の重厚なビートメイクが印象的なサウンドに比べて、

メロウで大人のブラジリアンといったクールさがお気に入り。

ジャジーでブラジリアンな生演奏に、エレクトロニクスをミックス。

今の時代に聴いてもなんでこんなにカッコいいんでしょうか。

 

 

M2>  TRISTEZA  (トリステーザ)/   サルヴァドール・トリオ

 

ブラジリアン・サウンドを!もう1曲どうぞ♪

『トリステーザ』 名曲中の名曲です♪

 

ブラジルを代表する名ピアニスト。

ブラジルのジャズ・ボッサ全盛期を代表する『ドン・サルヴァドール』

そんな彼が60 年代半に「サルヴァドール・トリオ」名義で出した「トリステーザ」

1966年作。

超絶テクニックでカバーしたこの「Tristeza」はもちろんですが、

小気味の良い、歯切れとリズムカル。

ピアノを華麗に演奏する躍動感。

全てが強烈です♪

ドン・サルヴァドール(p)、セルジオ・バホーゾ(b)、エヂソン・マシャード(Dr) というゴールデン・トリオによって届けられるのけぞるほどの迫力の演奏はジメジメの季節には必要のようです。

少しいつもよりもボリューム大き目でお楽しみ頂けたら幸いです。今の時代ってすごいですよね。こんなレア盤が簡単に手に入ってしまうんですもんね♪

HI!心呼吸 6月05日(火)

M1>  ア・コージー・プレイス  /    アンドリュー・ゴールド

 

さてジャケットは「髭もじゃ」の叔父様ですが、

心地良いサウンドとのギャップは最高です♪

1993年にリリースされた『Warm Breezes』

歌うは、1951年アメリカ・カリフォルニア生まれ「アンドリュー・ゴールド」

 

もともとはスタジオ・ミュージシャンとして活躍した方です。

有名なのは、リンダ・ロンシュタット、カーリー・サイモン、ジェイムス・テイラー、などの作品にギター、コーラスなどで参加する「音」で注目を浴びます。

西海岸サウンドの枠にとどまらない幅広いポップセンス。

バドワイザーのCMで使用された曲。このアルバムのタイトルトラック

「ウォーム・ブリーゼス」がこのアルバムの印象を強くしましたが、

僕はこのアルバムのラストを飾ったこの曲が耳から離れません。

「ア・コージー・プレイス」♪センスの良い選曲。

この9曲を聴きながら夏を待つことにしよう♪

アダルト・コンテンポラリーがお好きな方なら気に入りますよね?

聞いていると心地良いって最高の「音」

 

 

M2>   ラヴ・ハーツ  /    エミルー・ハリス

 

カントリー・ロックSSW『エミルー・ハリス』

カントリー・ミュージックを語るうえで、彼女の存在は無視できません。

僕はカントリー・ミュージックも大好きですが、最近、また彼女のファンに

「もっと」なっています♪

それは彼女の不思議な歌声です。カントリーの色んなアーティストの作品や、トリビュート・アルバムなどに彼女の存在が光っているんです。

今になってやっと気づく煌めきです。

元々はアメリカの「カントリー・ロックを切り拓いた男」と称される

「グラム・パーソンズ」にソロの活動を行う際のパートナーとして

抜擢されたことがキッカケで彼女の歌声が世に注目されることになる訳ですが、

このアルバム1990年の作品『デュエッツ』ではロイ・オービソンや

ニール・ヤングをフィーチャーしたデュエット曲が並びます。

もちろん、「グラム・パーソンズ」も。

カントリー・ミュージックはあまり…という方にもおススメです♪

落ち着いていて、ゆったりした曲調が多いこのアルバム。

大人のためのサウンドと言ったかんじ。さぁ、ジックリどうぞ♪

HI!心呼吸 6月04日(月)

M1>   EZ  (イージー)  /    Pete Yorn (ピート・ヨーン)

 

今週は雨やジメジメのシーズンがいよいよ到来。

少し、ジックリと心で聴く音楽を選曲してみました♪

まずは、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーンといった

アメリカン・シンガー・ソングライターの系譜をしっかりと受け継いだアーティスト

『ピート・ヨーン』から今週のHi!心呼吸はスタートです。

彼のデビュー作です。

2001年の「6月」にリリースされた「Music for the Morning After」

このアルバムで一気に才能を世に発表したヨーン。

楽曲一つにしても個性的で自分だけの世界をしっかりと持っている音楽感。

そして声です。ニュージャージー出身のシンガー・ソング・ライターですが、

このデビュー作とは思えないその存在感は、今のタイミングで聴いても違和感がない落ち着きと、シットリさを持ち合わせて。ジャケットの見た目とはギャップを感じる渋さ。

そして貫禄。現在43歳。今の雰囲気も気になるでしょ?もう1枚おススメは、

スカーレット・ヨハンソンのアルバムに参加したピートヨーンが輝く1枚があります。

スカーレット・ヨハンソンの2枚目のアルバム

『BREAK UP』また違った才能を聞かせてくれます♪

 

 

M2>  マグダレナ  /    ダニー・オキーフ

 

このジャケットを見ると、こんな爽やかな曲達が収録されているとは思いませんよね・・・。

その思いを裏切ってくれる名盤です。

1973年「Breezy Stories / そよ風の伝説・・・・・・」

とタイトルが付けられた「ダニー・オキーフ」の3枚目にして自身の最高傑作といわれるアルバム。

ニューヨークのスタジオに「ヒュー・マックラケン」、「ダニー・ハサウェイ」、「ゴードン・エドワーズ」などの多くの名ミュージシャンを招いて完成させたという豪華な1枚。

このアルバムにも収録されているのが、この「マグダレナ」

この曲はハサウェイも歌った曲。

この曲をダニーが歌って、ハサウェイがバックにいるんですから。

その光景を想像しただけでも購買意欲が増します♪

アルバム全体に流れるダニー・オキーフの真っ直ぐな歌声に魅了。

少しノスタルジックな雰囲気がグッとくるんです。

「そよ風」が、そっと吹き抜けるようです。爽やかな風を感じて下さい

エルビス・プレスリーやレオン・ラッセルなどにも影響を与えたダニーの才能って・・・・

HI!心呼吸 6月01日(金)

M1>  ヒーズ・ファニー・ザット・ウェイ  /   アンドレア・モティス

 

今週は世界各国のアーティストを幅広くご紹介してきました♪

今週の締めくくり。そして「6月」のスタートはJAZZ♪「スペイン」です♪

スペイン。バルセロナ出身の女性ジャズ・シンガー&トランペッター

『アンドレア・モティス』

ヴォーカルはキュートで、ルックスもキュートで、

トランペット・プレイはしなやかで分厚い。

 

初リーダー作にしてメジャー・デビューとなった2017年、4月リリースされたアルバム

『エモーショナル・ダンス』

このアルバムは太鼓判でおすすめ。

トランペットがお好きな方、ヴォーカルも楽しみたい。

そんな欲張りな方には持っていてほしい1枚です♪

爽やかな歌声にトラッドなスウィングして、ウキウキ感も楽しめます♪

色んな音楽をチョイスして、自分の世界を表現してくれたデビュー作から

『He’s Funny That Way』♪今月も宜しくお願いいたします♪

 

 

M2>  オールド・スモーキー  /   リンダ・ルイス

 

1950年ジャマイカからの移民3世としてロンドンに生まれた

「リンダ・ルイス」で締めくくりです。

プロフィール的にはロンドン出身の女性シンガー・ソングライター。

と紹介される彼女ですが、音楽の端々にロンドンだけではない音楽センスが散らばっているように感じるんです。

1972年の作品『LARK ラーク』

少女のようなキュートな歌声。

スッと耳に心地いい風を吹かせてくれます。

それも極上の心地良さです。

この6月はジメジメのシーズンの始まり。

フォーク、ソウルにR&B。彼女の音楽には幅広い音楽要素が散りばめられています。

シンプルな編成、アコースティックギターの響き、透明感にあふれたリンダ・ルイスの

音世界。

瑞々しいこの感じは、6月にピッタリな気がします♪

「オールド・スモーキー」♪さぁ、今月も音楽と楽しもう♪

HI!心呼吸 5月31日(木)

M1>   Day Too Soon  /   Sia (シーア)

 

今日はオーストラリアからスタートします♪

オーストラリア出身、UKに移り住んで活動をスタートさせたシンガー。

『Sia』(シーア)

その実力は最近でも世界で注目を集めました。

15億回以上という再生回数を記録した2014年の1曲

『Chandelier(シャンデリア) 』という曲で全世界を虜にしたシーア。

しかし、最近では「メディアには顔を出さない」というスタイルで活動をおこなっているんです。

しかし、今日紹介するアルバムは顔出ししていますw

2008年『Some People Have Real Problems』(リアル・プロブレムズ)

このアルバムはどちらかというと、

「自分自身」へのヒーリングを念頭に製作された作品。

ですから聴いているこちらも癒されるというわけです。

包み込むような優しい歌声。

ふんわりとした彼女の世界を楽しんでみてください。

ヒーリング・ミュージックに近いサウンドと実力派の歌声で木曜日を乗り越えて!

 

 

M2>  Fields (フィールズ)  /    マキシ・プリースト

 

5月ンも締めくくりはジャマイカです♪

ジャマイカ人の家系を持つ、イギリス出身の「レゲエ・ラヴァーズ・ロック」のレジェンド『マキシ・プリースト』

イギリスにてジャマイカの両親の下に生まれたマキシ。

日本でもおなじみのアーティストですよね♪

 

今日は2005年にリリースされた『2 The Max』からです♪

ちょうどこの頃はマキシのキャリアハイを過ぎてからの復帰のタイミングだったんです。

彼の実力はご存じのとおり。

夏の音楽「レゲエ」を身近にしてくれたマキシ。

80年代からイギリスをベースとして活動をしていた彼が放ったこのアルバムは。

第一線に復活した起死回生盤!

大人の雰囲気バリバリで色気を増したラヴァーズ・ロックを聞かせてくれます。

明日から6月。

ジメッとし始めた季節に耳を夏にシフトチェンジ♪

さぁ、夏を意識して。今月もありがとうございました♪

HI!心呼吸 5月30日(水)

M1>   Blewu (ブレウ)  /  アンジェリーク・キジョー

 

今日は西アフリカに旅をしましょう♪

今までに4度のグラミー賞にノミネートされてきた西アフリカ「ペナン共和国」出身のシンガー。

『アンジェリーク・キジョー』はアメリカのガーディガン紙で「世界で最も啓発的な女性TOP100」に選出されるほど、世界中のミュージシャンや文化人、政治家に多くの影響を与えてきたシンガーの1人。

現在はユニセフ親善大使なども歴任しているという彼女です。

音楽のベースにはアフリカンポップ、レゲエ、ジャズをミックスさせたかのような彼女のオリジナルの世界は聴いているものを幸せにしてくれます♪

2014年にリリースされた『イヴ』

跳びはねる様な彼女の歌声と独特のリズムは日本人には馴染みのないものかもしれませんが、聴いていると不思議と楽しくなってくるから不思議です♪

バックをギターでシンプルに耳心地の良い曲は日本人にもなじみやすい曲。

今日の「Blewu」(ブレウ)なんて名曲です。耳に残る残響感は言葉や音楽の壁を壊してくれます。こういう事も彼女の伝えたいメッセージだったりするのかな?

アフリカン・ワールド・ポップスが心地いい。その心を大切にしたいもんです♪

 

 

M2>  MY ONE AND ONLY LOVE  /   アンジェラ・ガルッポ

 

今度はカナダに一気に飛びますますよ♪

こちらはカナダ、モントリオール出身のネオ・ジャズ・ヴォーカリスト

『アンジェラ・ガルッポ 』

まだお若いシンガーさんです。現在34才の美貌の持ち主だったりします♪

その歌声は実にナチュラルでオーガニック。

アンニュイな雰囲気でジャズを歌いあげると、

ポップな雰囲気でも自由に歌いわける実力は本物です。

それもそのはず。大学でジャズを学び2007年にはオスカー・ピーターソンなどから指導を受けたという才女。

その他にもバンド『ST.ANGE』(セイント・アンジ)のヴォーカリストとしても活躍しているんです。それに加えて、声優や女優としてもの顔も・・・。

凄い才能の持ち主です。

そんな彼女の2013年にリリースされたアルバム『フィール・フォー・ユー』

それはゆったりと、スタンダードを丁寧に聞かせてくれる秀作♪

チャカ・カーンの「フィール・フォー・ユー」や、ビートルズなどをカヴァー。

スタンダードをゆったりと、アンニュイにどうぞ♪

HI!心呼吸 5月29日(火)

M1>  All the King’s Weight  /     アンディ・プラット

 

今日はアメリカから。今週は国際色豊かな選曲です♪

『アンディ・プラット』(Andy Pratt)

1947年1月25日 マサチューセッツ、「ボストン」出身の現在71才。

 

70年代を代表する活躍したシンガー・ソング・ライター。

ソフト・ロック系のシンガー・ソング・ライターとしての印象が強い方も多いかもしれませんね♪

1973年.僕はまだ生まれていませんが、

このアルバム『Andy Pratt』は美しすぎる。

このアルバムから「アヴェンジング・アニー」がヒットを記録したんですが、今日は小チアの曲を「オール・ザ・キングス・ウェイト」♪

 

こういう作品をタイムレスな傑作というんだろうなぁ。

この時代にも美しく、響いてまいります♪

彼の後半のアルバムではちょっと難しくてニッチな作品が多くなっていくんですが、初期はバツグン♪良い曲です♪

 

 

M2>   セイ・グッドバイ  /   ポール・ヤング

 

変わってはイギリスに移ります。

1956年1月17日 イギリス生まれ。現在62歳♪

『ポール・ヤング』

1982年にソロ・デビューをはたし、

ブルー・アイド・ソウルのシンガーとして時代をリードします。

1985年「ホール&オーツ」の「エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ」のカヴァーで大ブレイクを記録♪ご存知の方も多いですよね。

80年代を代表するアーティストですが、彼のこのアルバムはまさに、

この時期に聴くべきアルバムだったんだと再認識です。

1997年6月25日にリリースされた『Paul Young』

ポールが40歳を過ぎて豊かな音楽性や、気持ちをコントロールできるようになって、自分の本質をシンプルに表現したらこんな素晴らしい1枚になったんですね。

ソウル、カントリー、こだわりの中に柔軟さ。

良い年の取り方をするとこんな音楽になるんだなぁ、この時期にピッタリですよ♪

心地いい音楽を再実感してください。良い曲は豊かにする♪

HI!心呼吸 5月28日(月)

M1>  もし恋に落ちたら /   Ruth Sahanaya  ルース・サハナヤ

 

今週のHi!心呼吸は国際色豊かに選曲してみました♪

少しだけ世界をミックスです♪

1994年に発売された通算4作目に当たる「Yang Terbaik」(ベスト盤)。

日本盤も出ています。知らない方には入門としてお勧めの『ザ・ベスト』から。

今週の初めは「ルース・サハナヤ」

アジアン・ポップ界では音楽大国と言われる「インドネシア」出身の歌姫。

彼女のキャリアはこのベストが発表される頃には20年以上のキャリアを誇っていました。(今では40年???)今では国民的な歌手として活動をしています。

母国インドネシアはもちろんですが、ここ日本でもアジアン・ポップとしてはセールスを記録しています。

日本人の琴線に触れるどこか懐かしい雰囲気。

アジアの持つ共通性が身近に感じさせるのか。

美しい優しい歌声は心地よく、不思議と耳にン馴染む感じは歌謡曲にも通じるものを感じます。

アルバムではR&B、JAZZ、ポップと幅広い音楽センスを聞かせてくれます。

アルバムのラストに収録されています今日は『もち恋に落ちたら』♪

 

 

M2>  I’ll Get Back To You  /   オリビア・オン

 

変わっては「シンガポール」から。

シンガポール出身の女性歌手『オリビア・オン』

1985年生まれの彼女。17歳から単身日本へ留学。日本語のベン曲もしていた彼女です。

2005年、20歳で日本でプロデビュー。

その後は活動拠点を台湾に移して活動しています。

そんな彼女の2006年にリリースされた日本でのアルバム。

DJユニット『GTS』のGee氏が前面プロデュースした1枚。

『Tamarillo』

彼女の最大の魅力は癒し系の柔らかい声。

それもGTSのプロデュースという事で聴きまくっていました。このアルバム。

「オリビア・オン」にとってはセカンド・ミニ・アルバムになります。

ラフなハウスの曲調や、彼女のボイスを見事に演出したエッジの効かせ方。

ジャパン・メイドのダンス・ミュージックに彼女がマッチした作品。

Carole King 「It’s Too Late」、Phil Collinsの「Against All Odds」のハウス・カヴァーもおススメ。洋楽に慣れてない方でも聴きやすいと思います♪

ヤバい。ドライブにもハマりますよ。これ。

HI!心呼吸 5月25日(金)

M1>  ウィンド・チャイムズ  /    ブライアン・ウィルソン

 

アルバム『スマイル』。

「ビーチ・ボーイズ」が1967年に発表する予定であった未完成アルバムを

ビーチ・ボーイズのリーダーであった『ブライアン・ウィルソン』が再構築して。

自ら全曲をレコーディングし直して、完成させたアルバム。

2004年にリリースされてます。

僕は正直、リアルタイムにビーチ・ボーイズに触れていない。

でも名曲の数々は知っている。

このアルバムの噂や、スケールの話を聞いていたりしていたけど、

こんなに素晴らしい作品だとは思ていなかった。

いやブライアン・ウィルソンをなめていた・・・。

この圧倒的なスケールと感動的な展開にひれ伏す。

ポップ・ヒストリーの中で最も有名な未完成アルバムといわれる

ビーチ・ボーイズの『スマイル』

知らない方はこの夏には聴いておいたほうが良い。

小難しいことは必要ない。

この時代に楽しめる、アメリカのノスタルジア。

特に若い世代の方に聴いてもらいたい!と本気で思える本物。

 

 

M2>  What You Won’t Do For Love /  ナタリー・コール ピーボ・ブライソン

 

今週の締めくくりは、こんな初夏のシーズンに「耳にして心地良い心呼吸」で♪

ボビー・コールドウェルの『What You Won’t Do For Love』の絶品カヴァー♪

このカバーの豊潤さが素晴らしく好き♪

メロウ・グルーヴ・クラシック♪

1979年発表のデュエット・アルバム『We’re The Best Of Friends』(愛あるハーモニー)に収録された1曲です。

すでに大物歌手となっていたナタリーと,ヒットチャートを登り始めていたピーボの2人の息の合ったデュエット・アルバムがリリースされていたんですね♪

さて「What You Won’t Do For Love」(風のシルエット)は数多くのアーティストがカバーをしていますよね。

それもロックからジャズと幅広い。そんな中でもこのカバーは外せません。

ソウルのカバーが、これがまた良いんですよね♪

若かりしピーボの温かみのある歌声と、貫禄さえ感じるナタリーのデュエット。

相乗効果が生んだ奇跡の「What You Won’t Do For Love」♪

抜群の相性が織りなすハーモニー♪

またこの曲を聴いてから原曲のボビーの曲も聴いてみると味わいが違って面白い。

今週も初夏を連想するサウンドをお楽しみいただけましたか?