HI!心呼吸 10月23日(火)

M1>   Because He’s Leaving  /   メアリー・ルー・ロード

 

このハスキーな声は男前でしょ?

「メアリー・ルー・ロード」

バークレー音楽院を退学した後、ストリートで歌っている時にスカウト。

デビューの切符を自分で手にした彼女。

(ニルヴァーナのカート・コバーンの元ガールフレンド)

2004年「Baby Blue」から今日は1曲お送りします。

この年に久々にリリース(6年ぶりくらい)されたこの先品。

日本での知名度はあまり高くない彼女。

勿体ない。もったいない。本当に勿体ない。知らないなんて。

このアルバムも彼女のフォーキーでブルージーなサウンドは裏切りません。

ハスキーでか弱く歌う彼女の声に無骨なギターサウンドが脇を支えます。

そして彼女がカバーする曲は名曲ばかりで嬉しくなります。

アルバムタイトルでもある4曲目の「Baby Blue」は元々はイギリスのロックバンド「Badfinger」のカバーだったりと。渋いのですよね日の彼女って・・・。

この心揺さぶるブルージーな空気を彼女の歌声で♪

 

 

M2>  ユー・ガッタ・ビー /   ナタリー・コール

 

「ナット・キング・コール」の実娘さん『ナタリー・コール』

2006年のお気に入りのアルバム『リーヴィン』から。

このアルバムは4年ぶりに届けられた作品でした。

このアルバムの特徴はその前に大注目された、故ナット・キング・コールとのデュエット「アンフォゲッタブル」と同じカヴァー盤とは全く違っているところ。

ジャズの世界から離れて、だいぶソウルフルに歌い上げる気持ちの良い1枚になっています。

アレサ・フランクリンからフィオナ・アップルまで多彩な選曲が聴いていて楽しい。

それも度のカヴァーも見事なアレンジで聞かせてくれます♪

『サザン・ソウル風味』のカヴァーを楽しめます。

今日は、デズリーの「You Gotta Be」のカバー♪

豪華なバックミュージシャンの温かな演奏をバックに、

伸びやかに気持ちよさそうに歌う彼女の歌声が心地いい時間を演出してくれますよ。

実力派の彼女の本物の歌は実に真面目で、真剣に歌に向き合っているのかが分かるよう。

ジャズボーカル界の大御所っぽくないところが好きです♪

HI!心呼吸 10月22日(月)

M1>     Fall For You     /    シャニース

 

今週はいよいよ10月も後半に♪大人の女性に聴いてほしいこんな1曲。

秋にはこんな声を聴きながらゆったりとしたくなる。

90年代初期。一番輝いていた黒人女性シンガーの1人でしょう。

「シャニース」

名曲「ILove Your Smile」の大ヒットで、世界中でオンエアーされた彼女のその実力と笑顔は最強でした。しかし、この作品は前のレコード会社から移籍して、1999年にリリースされた起死回生の1枚としてリリースされた渾身の作品『Shanice』

このアルバムはそれまでの彼女のイメージを上手に裏切ってくれる1枚。

大人の女性に向けて歌われているようなバラードを中心に構成されています。

シットリと潤いを感じる彼女の歌声は心地よく、聴くたびに味わいが増す。

この『Fall For You』もかなりナイスな1曲。

ねとねとした湿っぽさもなく、前向きなメッセージ。

あくまで前向きで明るいバラードは女性の強さを表現しているみたい♪

因みにこの曲はBabyface様がプロデュース。さすがですな♪

 

 

M2>   When You’re Gone  /   ジョン・セカダ

 

「ジョン・セカダ」はキューバ・ハバナに生まれアメリカのフロリダで育ったシンガー・ソング・ライター。

1992年にデビューしてから、グラミー賞を2回獲得!

これまでに2,500万枚以上のアルバム・セールスを記録しています。

もともとは「グロリア・エステファン」がセカダを自身のライブやレコーディングでバックコーラスに採用したことが転機となったんです。

デビュー後数多くのアルバムをリリース。どれもバラードがピカイチ!

ラテンフレーバーたっぷりのバラードを歌わしたら僕は個人的にNo.1♪

因みに1995年に「シャニース」とのデュエット・シングル「イフ・アイ・ネヴァー・ニュー・ユー(If I Never Knew You)」(ディズニー映画『ポカホンタス』のサウンドトラックに収録)をリリースしているんです♪

今日は2000年のアルバム『Better Part of Me』から。

大人の色気を感じるバラード「When You’re Gone」♪

途中のギターのスパイスが良い感じです♪それにしても良い声です♪

HI!心呼吸 10月19日(金)

M1>  ミスター・テレフォン・マン /   ニュー・エディション

 

今週は選曲のテイストがだんだんと「秋仕様」になってきたと自分でも感じた心呼吸♪

そんな今日は「ボビー・ブラウン」、「リッキー・ベル」、「マイケル・ビヴィンス」、「ロニー・デヴォー」、「ラルフ・トレスヴァント」の5人。

この中のメンバー(リッキー・ベル、マイケル・ビヴンス、ボビー・ブラウン)が同じ小学校に通っていたという奇跡がそもそもの事の始まり。

1978年に米マサチューセッツ州ボストンで結成したR&Bグループ

『ニュー・エディション』

初めは3人で「小遣い稼ぎ」で歌い始めたっていうから・・・凄くないですか?

1978年に歌い始めた彼ら。そこからら「ラルフ」、「ロニー」が加入してデビュー♪

1984年のセカンドアルバム『クール・イット・ナウ』に収録された大ヒットナンバーを♪いつ聞いてもキュンキュンとしてしまうメロディと、メンバーの声の若さにもキュンとします。

「レイ・パーカー・Jr」が手掛けたことでも有名ですよね「ミスター・テレフォンマン」♪このイントロを聴くだけで懐かしい風景や、思いでいっぱいの方も多いはず。僕のセンチメンタル・ソングなのかもしれない・・・と、ふと思った1曲です、♪

 

 

M2>   マイ、マイ、マイ  /   ジョニー・ギル

 

今週の締めは「ニュー・エディション」くくりで締めです♪

久々に耳にするその歌唱は聴き応えたっぷりです。『ジョニー・ギル』

1966年5月22日、ワシントンD.C.生まれ。シンガーソングライター、コンポーザー、プロデューサー、そして俳優という多才なジョニー。

「ニュー・エディション」の「ボビー・ブラウン」の代わりにソロとして活動していたジョニー・ギルが加入したのが1989年。

その翌年に改めてソロとしてリリースしたのがこの1990年にリリースされた『Johnny Gill』

(ちなみに同じタイトルのアルバムが1982年。彼が16才の時にレコーディングされていたんです。内容は全く違うモノ)

まさにこのアルバムは新たな出発という意気込みを表してるんでしょうね♪

R&B大好きな方にはお馴染みの1990年代を代表する名盤になったわけですが、

やhり、歌声は一瞬で当時にタイムスリップすることができるパワーとセクシーさに溢れています♪

ではご一緒に「My My My・・・My♪」タイムスリップのお時間です♪

HI!心呼吸 10月18日(木)

M1>  GOING BACK TO MY ROOTS  /   ODYSSEY (オデッセイ)

 

今日はこんな「ソウル」・ナンバーはいかがでしょう?

「ODYSSEY」(オデッセイ)というと、日本では「レア・グルーヴ~フリーソウル」の大きな流れで脚光を浴びた混成バンド!

オデッセイはニューヨークをベースに活躍していたグループです。

1977年の「ネイティブ・ニューヨーカー」がヒットしたで「ディスコ・グループ」ですが、

さて今日はオデッセイの4枚目のアルバム1981年の名盤

『I GOT THE MELODY』から♪

現地のトップ・ミュージシャンたちをバックに、ケニー・ロギンスやエアプレイのカヴァーを収録したりと、AORファンを魅了するナンバーが並ぶんですよね。

ラモン・ドジャー作の「Going Back To My Roots」を見事にカヴァーしたこの曲を♪

アフロ・コンシャスなナイス・ヴァージョン!

因みにこの曲、全英で4位のヒットを記録しています♪

このグループのメンバーなんかを見ていくと、ただのディスコ・グループではないな!とすぐにわかります。その辺は別の機会に♪ソウルを聴きたい季節になってきた♪

 

 

M2>  After You  /   Pointer Sisters (ポインター・シスターズ)

 

カリフォルニア州オークランド出身の「ポインター・シスターズ」。

「ルース」、「アニタ」、「ボニー」、「ジューン」の4姉妹からなるコーラス・グループです。

4姉妹は聖歌隊に参加していて、幼い頃からゴスペルに親しんでいました。

聖歌隊にも参加していた彼女たち、その経験が後に大きな形として彼女たちを支えることになるんですよね。

デビュー当初からヒット曲を連発。その歌唱力にも「注目を集めた彼女たち。

歌が上手いことと何でも歌えるということは別のように思いますが、

ポインター・シスターズはソウルからジャズ、そしてカントリーまでと何でも歌えちゃう。しかも上手いときたから・・・最高です。

カントリーというと意外な感じもしますが、ヒット曲「フェアリーテイル」は、1975年のでグラミー賞の最優秀カントリーボーカルグループ賞にも輝いてるんでる!ジャンルなんて関係ないんですよね♪そういう事も彼女たちが教えてくれている気がします♪

今日は1990年のアルバム『Right Rhythm』から「After You」で彼女たちを感じてくださいませ♪

 

HI!心呼吸 10月17日(水)

M1>  トゥー・ヤング・トゥ・ダイ  /   ジミー・ウェッブ

 

週の真ん中♪気持ちを切り替えるためにもこんなサウンドでスパイシーにいかがですか♪

「名前は知らなくても、彼の作った曲は誰もが知っている・・・」

といわれる伝説のソングライター『ジミー・ウェッブ』

「フィフス・ディメンション」のデビュー・アルバムのソングライター、

アレンジャーとして起用されたウェッブ。アルバムの中の「ビートでジャンプ」が、全米で大ヒットを記録して、1967年度のグラミー賞最優秀レコード賞、最優秀ソング賞他5部門を授賞するという快挙を達成。

彼はなんと21歳にしてグラミー賞作家となったというウェッブのキャリアって信じられません。今日は1993年にリリースされたアルバム『サスペンディング・ディスビリーフ』

ジャケットのイメージ通りの男くさい歌声がアルバムを包みます♪

オープニングを飾る「トゥー・ヤング・トゥ・ダイ」♪

彼の力強い歌声、表現の中には郷愁を感じさせるものがある。秋にも合いませんか?

リンダ・ロンシュタットがコーラスで参加している「ポストカーズ・フロム・パリス」もおススメです♪味わい深い歌をどうぞ♪この渋さはスパイシーです♪

 

 

M2>  アイ・ジャスト・ワナ・ストップ  /   ジノ・ヴァネリ

 

この圧倒的な歌唱力はなんでしょうか?

やはり思い知らされる。歌がウマ過ぎる。

AORのカテゴリーにも入りきらない圧倒的な歌の力。

1978年のアルバム『Brother to Brother』

この作品も中から「アイ・ジャスト・ワナ・ストップ」♪40年の年月が経っていても感動させられるこの曲のパワーって一体何なんでしょう?

当時のAOR全般に優しいソフトな歌声やサウンドに主流だった時に彼の歌声の存在は別格だったんでしょう。サウンドの緻密さももちろん。飽きさせる要素が見つからない。

「カルロス・リオス」のギターも印象的。

全ての楽器に、きちんとした役割配分があって、物語を展開する様な美しさを持っています。

1978年の音楽に季節も感じ、胸を熱くさせられ、抒情的にも。

まさに名曲なんですね。「I Just Wanna Stop」♪頭の中をグルグル♪

HI!心呼吸 10月16日(火)

M1>  Politics Aside ポリテクス・アサイド  /  エヴリシング・バット・ザ・ガール

 

今日は削ぎ落した音の美しい事♪EBTGです♪

「everything but the girl」

(エヴリシング・バット・ザ・ガール)

「ベン・ワット」、「トレイシー・ソーン」からなるユニット。

今日は1991年にリリースした通算6枚目の

『ワールドワイド』という38曲収録された2枚組。

アコースティックな楽曲は懐かしくて心地良くて・・・。

ただその空間で流れているだけでBGMとしても気持ちいいし、

EBTGの作品の中でも上位に好きな1枚。

EBTGを聴いた事がない方にもおススメです。

なんの前情報も入れずに聴いてほしい1枚、いや2枚組かも。

秋のドライブにもピッタリですよ♪

何年たっても、色褪せない作品ってこういう事なんだろうなぁ♪

装飾を削ぎ落として、

メロディアスなサウンドが、温もりとして耳を温めます。

さぁ、秋を満喫してやりましょう♪

 

 

M2>    I Draw A Circle  /    シーネ・エイ

 

デンマークの歌姫『シーネ・エイ』

何度となくこのコーナーでも紹介している素晴らしいジャズ・シンガーです。

何度かの来日公演も成功に収める度に、行けていない自分にイライラしますw

彼女の確かな実力に裏打ちされたシンガーとしての魅力。

そしてそのソング・ライティング才能。

そして美貌。

神様って意地悪だね。

と三拍子揃った「シーネ・エイ」

彼女のオリジナル曲も好きですが、カヴァーもそれはそれは実力を感じさせてくれます。これまでの彼女のアルバム制作にも携わってきた「ヤコブ・クリストファーセン」率いるトリオがこのアルバムのレコーディングにも参加。

このバックの演奏だけでも聴いていてホッコリするほどです♪

6曲のオリジナル。そしてデューク・エリントンの「キャラバン」などをカヴァー。

そのヴォーカルをどうぞジックリ堪能してください。

秋の夜長、こんな歌声と共に眠りにつくなんて・・・素敵じゃないですか?

僕はジックリ聞く前に・・・寝てますけどw。どうぞ素敵な秋を♪

HI!心呼吸 10月15日(月)

M1>  チャイルド・フロム・ノーホェア /   ジミー・スフィーリス

 

分かっています。もう秋であることも。しかし、今週はこんなメロディでスタートしたかったんです!お許しください。だって名曲ですから♪

「ジミー・スフィーリス」

34歳の若さでこの世を去った、ギリシャの血筋をひくシンガーソングライター

『ジミー・スフィーリス』

AORの不朽の名作がこのアルバム『ポート・オブ・ザ・ハート』

1976年に発表されたこの作品はプロデューサーに「デヴィッド・キャンベル」

そしてミュージシャンには「チック・コリア」、「スタンリー・クラーク」という

ジャズ界の大御所ミュージシャンなどが参加しているという豪華さ。

「ジミー・スフィーリス」の作品で最もAOR色の濃い名作と言われています。

この深みのある歌声。

そして、ほのかにジャジーなムーディなメロウ・ナンバー♪

ジャケット写真のように、波に揺られながらのんびり聴くのもおススメですが、

季節に関係なく聴きたくなる心地よいAOR♪秋にも合います!

 

 

M2>  Flowers for Jane フラワーズ・フォー・ジェイン /  マーク・ジョーダン

 

AORつながり♪でもう一曲。大好きなシンガーソングライター

『マーク・ジョーダン』(Marc Jordan)

1948年ニューヨークのブルックリンで生まれカナダのトロントで育ったという彼。

父親がカナダで活躍するジャズ・シンガーだったんですって♪

声は甘く、少ししゃがれていて。

音楽はジェームス・テイラーに通じるものあり。

歌はやさしいですが、甘すぎなくて、実にクール。

聴いていて疲れない。

イイことばかり。オシャレで温もりも兼ね備える。

そして何と言っても彼の歌の魅力は“後味”の良さだろう。

聴き終わったあとに耳元に残していく余韻の心地よさと清々しさは格別。

こういう後味がAORだと思ったりしている僕はたまらない。

大人のAORソングを届けてくれるそんなアーティストであることは間違いない。

1996年『Cool Jam Black Earth』(クール・ジャム・ブラック・アース)

まさしく「シンガー・ソングライター」の『MARC JORDAN』のアルバムだ。最高です♪

HI!心呼吸 10月12日(金)

M1> ダーン・ザット・ドリーム /   ジョー・ファレル,アート・ペッパー

 

今週の締めくくりにはこんなジャズはいかがでしょう♪

『DARN THAT DREAM』(ダーン・ザット・ドリーム)

このアルバムは「アート・ペッパー・カルテット」に

テナー・サックスの「ジョー・ファレル」が加わったアルバム♪

「1982年3月23日」

にハリウッドのアネックス・スタジオで録音されたもので、最初にして最後の顔合わせと話題になったセッション2のアルバムの1枚。

アート・ペッパーはわずか2ヵ月半後に,

ジョー・ファレルはこの4年後に他界してしまう・・・。

壮絶なセッションを残してこの世を去った偉大なる2人の作品としてあまりにも有名な作品。

因みに最初の3曲が2人の共演、後半の5曲は、ジョー・ファレルのカルテットの演奏です。

『ダーン・ザット・ドリーム』は二人の共演♪

極上のバラード・プレイを聞かせてくれます♪

他の壮絶なソロの共演も聴きどころですが、この名曲はスロウでよかった。

 

 

M2> Dock Of The Bay (ドック・オブ・ベイ)/  オーティス・レディング

 

今週ラストはこの作品がラスト・・・となった繋がりで。

『オーティス・レディング』

最後のレコーディング・セッション。「Dock of the Bay」

そのハスキーな声質とパワー満点のヴォーカル・スタイル。

「キング・オブ・ソウル」の異名を獲得したオーティス・レディング。

活動期間はわずか5年。

1967年12月の飛行機事故により26歳の若さでこの世を去った彼。

1967年6月に行われた「モンターレー・ポップ・フェスティヴァル」で、彼は多くの白人オーディエンスに唯一のブラック・エンタテインメントを披露して人気を獲得。

彼はメンフィスに戻って、より自分の音楽性を広く伸ばすために次なるアルバムのレコーディングをスタートさせた・・・しかしこのタイミングで彼を悲劇が襲う。

コンサートへの出演するため彼が乗り込んだ飛行機が墜落。

この事故により67年12月10日、彼はこの世を去ってしまったのだ。

その最後のレコーディング。彼の死後発表されたシングルが「ドック・オブ・ザ・ベイ」彼にとって初の全米No. 1シングル。

(音楽史において、死後発表した作品が1位を記録するのは彼のシングルが初となった)

たまには音楽を真面目に覚えておきたくなる。

オーティス・レディングの名曲は教えてくれています。

今週もありがとうございました。

HI!心呼吸 10月11日(木)

M1> Cuando Quiero Sol(クアンド・キエロ・ソル) / プレスントス・インプリカードス

 

このサウンドが1991年の音とは信じられない♪

スペインのグループを今日はご紹介します♪

「Presuntos Implicados」(プレスントス・インプリカードス)

というスペイン出身の3人組。

スペイン最高のポップグループとして日本でもファンを獲得。

その日本デビュー盤がこの1991年にリリースされた

『Ser De Agua』(セール・デ・アグア)というアルバムです。

女性ヴォーカルをフィーチャーしたポップスがベースにありますが、

アルバム全体を様々な工夫で聞かせてくれます♪

スペイン語の響きがフランス語や英語とクアンド・キエロ・ソルは違う、爽やかで耳に心地いい刺激をくれる様な曲が並びます。タイトルトラックの「セール・デ・アグア」

もアルバム中心の曲ですが、僕個人的にはアルバムの中では

「クアンド・キエロ・ソル」♪メロディの美しさ、そして古さを感じさせないアレンジ。

今聞いても軽やかな爽やかさを秘めています。このサウンドが91年の音・・・もう一回言いますが、信じられない♪いまだに大好きな1曲です♪

 

 

M2>   Something Real  /   Phoebe Snow(フィービー・スノウ)

 

1950年7月にニューヨーク市のマンハッタンで生まれた「フィービー・スノウ」

芸名を肌の色から「スノウ」と名乗るようになったという彼女。

15歳の高校生の時には片思いの相手からギターを習い、カントリー・ブルースやジャズに目覚めたというフィービー・スノウ。

デビュー当時「ブルースの妖精フィービ・スノウ」と呼ばれた彼女の歌声は一度聞いたら忘れることのできない渋さがあります。

低く存在感のある声、ではなく伸びのある艶のある声。

歌の中にサラリとファルセットになり所があるんですが、その瞬間が僕は好き。

1974年に初のアルバム「Phoebe Snow」を発表。この中の「Poetry Man」が大ヒットして、グラミー賞の最優秀新人女性歌手にノミネート。

そこから数多くの作品を発表しますが、

1989年にリリースされたこのアルバム「Something Real」は洒落ていてお気に入り。

インパクト十分の彼女の実力を感じることができる、歌を堪能できる作品ではないかと。アルバムのタイトルトラック「Something Real」は軽いスウィング調のリズムと軽やかな彼女の歌声が光る秀作です♪

HI!心呼吸 10月10日(水)

M1>  Lachlom「夢」  /     Yael Naim (ヤエル・ナイム)

 

久しぶりに彼女の声を聴きたくなりました♪

夏には聴きたくないんですよね…彼女の声。

やはりこれからの季節にピッタリ♪

「ヤエル・ナイム」

1978年.パリ生まれのシンガー・ソングライターです。

Yael Naim (ヤエル・ナイム)。

幼少の頃をイスラエルで過ごしたことで、フランス語、英語、ヘブライ語を操るんです。このアルバム2008年の『Yael Naim』(ヤエル・ナイム)はそんな彼女の綺麗な言葉が詰まった作品。正直何を歌っているか分からない・・・ヘブライ語。

もちろんフランス語分からないけどw

この「夢」は聴いてると彼女の眠っている「夢の中」にお邪魔できるような浮遊感も魅力的。

サウンド面でもクラシック、フォーク、ジャズを織り交ぜたアコースティック・サウンド。彼女の独特の世界と繊細な声がミックスされて引き込めれます。

ゆっくとボーっと聞いていたくなる曲達が並びます♪

彼女から放たれるこの雰囲気は一体なんだろう・・・ゆるーくなる♪良いね♪

 

 

M2>    君と眠る /    ダニー・ブリヤン

 

パリつながり♪今日はこんな1曲はいかがですか?

生粋のパリの伊達男『ダニー・ブリヤン』

フランスでは、数枚のアルバムをリリースしていますが、日本ではあまり知名度は高くないみたい。オシャレなパリっ娘たちが熱狂するのも分かるほどの男前。

現在は52才のダンディなオジサマでございます。

そんなダニー・ブリヤンのデビュー作が1991年にリリースされた

『C’Est Ca Qui Est Bon』邦題(いなせな巴里野郎)

JAZZYにアレンジしてみたり、

R&Rにしてみたり,ラテンでノリノリに歌ってみたり♪

もう飽きさせない!このバラエティに富んだ作品は日本にはあまりない感じ。

それも1991年のアルバムですから!

現在聴いても新鮮で鮮やか!そのカラフルさに驚きます。

なんでか懐かしいノスタルジックな気持ちになったりと秋にはベスト!

オシャレでいなせな唄が楽しめます♪

3曲目の「君と眠る」はアルバムの中でも唯一と言っていいアコースティックなメロウソング♪子守歌にも聞こえててしまうかも・・・ZZZ眠らないでくださ・・い・・よ・・z