HI!心呼吸 2月15日(木)

M1>  Tristeza (トリステーザ) /  クレモンティーヌ

 

『クレモンティーヌ』

2000年9月にリリースされた『Les Voyages』(レ・ヴォヤージュ)

日本で最も有名な「フレンチ・ポップ・シンガー」

クレモンティーヌ。

幼い頃にメキシコで暮らした経験があるんだそうで、スペイン語を流暢に操り、

現在でも南仏の別荘でヴァカンスを過ごすなど、ラテン文化との接点が多かった彼女。

「初」のブラジル録音で魅せた本格的なボサノヴァ・アルバム。

フランスという異国のフィルターを通った“フレンチ・ボッサ”フレイヴァーと、

本場の“ブラジリアン・ボッサ”の融合は見事なブレンドなんですよね。

パリとリオ、地球を半周してじっくりとレコーディングの結果がこの心地よさ。

さぁ、春は目の前。

耳から春モードにしていきますか!

 

 

 

 

 

M2>   メウ・サンバ・トルト(傾いだサンバ)  /   クララ・モレーノ

 

ブラジルを代表するシンガー「ジョイス」を母に持つ

ボサノヴァ・シンガー『クララ・モレーノ』

2006年にリリースされている通算5枚目のアルバム

『メウ・サンバ・トルト』

タイトル・ナンバーです。ボサノバ、ブラジル音楽をお好きな方には素晴らしい1枚。

サウンド・クリエーター「セルソ・フォンセカ」

ギタリスト「ヂエゴ・フィゲレード」らがゲスト参加したという

アコースティックな名盤。

そして「ジョイス」も書き下ろし曲でギタリストとして参加しているって・・・

最高です。

アコースティック・テイストの簡素なサンバ・サウンド・・・

ギターと重なり合う、一つになる歌声が甘くて。

「セルソ・フォンセカ」とのデュエットにうっとりです♪

しっとり仕上がったこの曲「メウ・サンバ・トルト」♪

 

 

HI!心呼吸 2月14日(水)

M1>     Big Love    /  シンプリー・レッド

 

イギリスで最も成功した「ブルー・アイド・ソウル・アーティスト」

『ミック・ハックナル』

彼が率いるのが『シンプリー・レッド』

シンプリー・レッドのバンド結成30周年目に再結成して

リリースされたアルバムがこの2015年にリリースされた

『BIG LOVE』

サウンドは文句なし。

ストリングスをフィーチャーしたソフトなソウルを聞かせてくます。

お得意のサウンドが色褪せないバランスで収録。

シンプリー・レッドの曲・・・メロディが主体なイメージがありましたが、

このアルバムは「ミック・ハックネル」のボーカルがやけに入ってくる・・・

メロディを抑えて彼の声を主体にしている。

かなりソフトに歌声を届けてくれます。

大人のブルーアイド・ソウルを楽しんでください♪

 

 

 

 

 

M2>  Have You Ever Really Loved a Woman? /   ブライアン・アダムス

 

1996年にリリースされた『18 Til I Die』

1980年代のロック・アイコンを代表する

『ブライアン・アダムス』

“死ぬまで18才”というタイトルは衝撃・・・。

デビュー当時を彷彿とさせるロック路線へとシフトした7枚目のアルバム。

大ヒット曲のオンパレード。名曲が沢山過ぎて・・・。

『Have You Ever Really Loved a Woman?』

を久しぶりにゆっくりと聞いてみる。

メチャクチャ良いことを再認識する。

今聞くと「あの頃」との聞こえ方がまるで違う。

まだ学生時代のフワフワした気持ちの僕には大人の曲だったんだろうなぁ・・・、

あの頃の焦り、妬み、苛立ち。

思い出される友人の顔とか。

今日は「バレンタインデー」だし。こんなバラードはいかがですか?

HI!心呼吸 2月13日(火)

M1>    Simple As This  /   ジェイク・バグ

 

1994年2月28日生まれ。

もう少しで30歳になる『ジェイク・バグ』

イギリス・ノッティンガムに生まれた彼は18歳の時にデビュー。

このアルバムでデビューを飾った2012年

『ジェイク・バグ』

ボブ・ディランの再来〜と呼ばれた彼の雰囲気。

まさにその言葉を裏切らない。

不思議と彼の声を聴いていると1960年代の曲を聴いているような錯覚に。

恐ろしいほどの才能・・・こういうことをいいのかも。

アコースティック・ギター主体で、温もりがある曲が並び。

カントリーの風合いを感じさせながらこのデビューアルバムをどうぞ。

この時若干18歳・・・。

若きボブ・ディランを聴いたときってこんな感じだったのかもしれませんね。

彼の歌声に吸い込まれて下さい。

 

 

 

 

 

M2>  Sweet Loving Man(スイート・ラビング・マン) /  モーリス・アルバート

 

こちらは純粋に古い曲です。

1975年にリリースされている

『Feelings』

たまに自分の「生まれた年」にどんな曲が流行っていたのかって気になりませんか?

この吐息から始まる名曲♪

色気たっぷりですね。僕が生まれた年にリリース1曲です。

『モーリス・アルバート』

ブラジル・サンパウロ生まれのブラジル人シンガー・ソングライターです。

この年、75年にアメリカ、イギリスでトップ10ヒットを記録した

「Feelings」はお馴染みですよね♪

多くのアーティストにカバーされています。

日本では3人組コーラスグループ「ハイ・ファイ・セット」によってリメイク。

そんなアルバム『Feelings』の中に収録されているのが

「Sweet Loving Man」♪何とも言えず切ないメロディと懐かしいサウンド良いでしょ?

 

HI!心呼吸 2月12日(月)

M1>      Everything I Need  /   ニッキー・ブローン

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

カナダ出身の女性シンガー

『ニッキー・ブローン』

デビュー当時は数多くのCMでも彼女の歌声は重宝された彼女の歌声。

「ピーター・アレン」のバック・コーラスを経験していたことも。

1994年にリリースされた彼女のアルバム

『NIKKI ニッキー』

このアルバムにはAOR系シンガー・ソング・ライター

「ランディ・グッドラム」とのデュエットも収録。

ランディとのデュエット曲はAORそのもの♪

爽やかなバラードからブルースまで並びます。

だいぶ古い曲にはなりますが、

今日は「建国記念日」の振り替え休日。

さわやかなメロディは休日の時間をのんびりと演出してくれます♪

 

 

 

 

 

M2>    Funny    /   トラッシュ・キャン・シナトラズ

 

爽やか繋がりでこの曲も♪

『トラッシュ・キャン・シナトラズ』

スコットランド、アーヴァイン出身のロック、ポップバンド。

まぁ。こちらも懐かしい音楽。

今でもやはり洗練されたオシャレさを感じます。

日本では「ネオアコ」「ギターポップ」

またはメンバーの出身地から「スコティッシュ・ポップ」系と称されていました。

ちなみに僕は「ギターポップ」って呼んでいました・・・。

1990年代はネオアコ・サウンドがラジオでも沢山流れていました。

1990年。『トラッシュ・キャン・シナトラズ』のデビューアルバムがこの

『Cake ケーキ』

デビューの初々しさの中に、職人なんじゃないの?

と驚くような玄人好みの音も♪

今でも聞いているファンも多いはず♪

 

HI!心呼吸 2月9日(金)

M1>   IF IT WASN’T FOR YOU  /     POCO

 

今週の締めくくりはこんな2曲にしてみました♪

『POCO』(ポコ)

1969年に結成されたアメリカのカントリー・ロックバンド。

ちなみに「POCO」は、スペイン語で“小さい”という意味。

謙虚なバンド名でしょw

ですがメンバーは『リッチー・フューレイ』『ジム・メッシーナ」』

『ラスティー・ヤング』『ジョージ・グランサム』『ランディー・マイズナー』

の5人で結成れたバンド。多彩なメロディと、サウンドを聞かせてくれます。

今でも感動しっぱなしです♪

1989年にリリースされた『Legacy』

このアルバムは17枚目のアルバムなんですが、

「結成当時」のメンバーが集結して作られた1枚。

何度もメンバーチェンジを繰り返したグループなんですが「最初期」の

ラインナップが再結集している。ファンにはたまらない1枚。

 

 

 

 

 

M2>   Two Steps Behind  /     デフ・レパード

 

今週の締めくくりは♪

正直、普段なかなか聞かないんですが・・・『デフ・レパード』

久しぶりに聴きたくなってしまいました。

今日は1993年にリリースされた

『Retro Active』 (レトロ・アクティヴ)から。

「デザート・ソング」「アクション」など全13曲を収録しています。

未発表テイクやB面の曲などが網羅されているという1枚。

バンド初期の荒々しいハードなサウンドはもちろん。

『She’s Too Tough』なんて最高ですよね♪

しかし、僕の個人的な好みは

デフ・レパードが奏でるバラード。

ロック・バラードですよ!

「Two steps behind」、・・・なんでしょう?

この曲から来るこの震え。懐かしさの震え?メロディからの震え?感動♪

 

 

HI!心呼吸 2月8日(木)

M1>      Flower   /    エイモス・リー

 

2011年にリリースされたのアルバム

『エイモス・リー』5枚目のアルバム

『Mission Bell』

この微かなハスキーヴォイス。

さすが、「ノラ・ジョーンズ」が魅了された声です♪

彼の特徴でもあるファルセットですが、このアルバムでは封印している様子。

ストレートでまっすぐにこのヴォイスを届けてくれます。

シンプルな歌はソウルミュージシャンの存在と安定を認識。

ドップリではないけど、少し土臭くて哀愁をおびている。

なんでしょう?じっくり聞いていると涙腺が緩くなる感覚になったりします。

聴けば聴くほどに、味がでてくる作品♪

どうぞこの「スルメ」チックな音をお聞きください♪

さぁ、あなたはどの曲を聞きまくりますか?

この13曲からどうぞ自由にお選び下さい。

 

 

 

 

 

M2>  The Closest Thing to Crazy  /    ケイティ・メルア

 

ジョージア(グルジア)出身、イギリスのシンガーソングライター

『ケイティ・メルア』(Katie Melua)

一度聴いたら、実に耳に心地いい感じ。

虜になること請け合いです。

あのエリザベス女王もお気に入りという彼女の歌声とシンプルなサウンド。

透明感ある女性ヴォーカルがお好きな方はおススメ。

ラジオで聞く彼女の声は、また良いんです。

「ノラ・ジョーンズ」を引き合いに出されることも多いのですが、

全く違う気がするのは僕だけでしょうか?

ノラ・ジョーンズよりもアンニュイ。

囁くような彼女の声はノラよりも柔和。

一般には「ジャズ」ではなく「カントリー」にも分類されるらしい彼女の音楽。

時にチャーミングで、

時に力強くて、とても魅力的。

2003年にリリースされた『Call Off The Search』からお送りしました。

 

HI!心呼吸 2月7日(水)

M1>       Will of Nature  /  ティル・ブレナー

 

『ティル・ブレナー』

1971年5月6日ドイツ生まれ。

由緒ある音楽一家に生まれ、9歳の時にトランペットを始めた

「ティル・ブレナー」

もともとはクラシックの訓練を積み、20の若さで「ホルスト・ヤンコフスキー・オーケストラ」のビッグバンドのメンバーとなったという実力者。

2012年にリリースされた

『Till Bronner』( ティル・ブレナー)

トランペッターでもありながら自ら歌えてしまうというズルイ人!

今までのアルバムでも歌唱も披露していますが、

このアルバムのオープニングは彼の真骨頂。

クールな演奏を披露してくれています。

本人もイケメンですが、奏でる音楽もイケメンとくりゃ!もう最高です。

・・・やはりズルイでしょ。

 

 

 

 

 

M2>      Running  /   ノラ・ジョーンズ

 

ご存知でしょうか?『ノラ・ジョーンズ』が!!!!

2024年「3月8日」(金)に9枚目となる待望の新作

『Visions』をリリースすることを!

先日先行SG「Running」が公開されました。

久しぶりに一聴き惚れ。

『Pick Me Up Off The Floor』(2020) 以来約4年振りのオリジナル・アルバム。

期待が高まるに決まっているわけで・・・。

プロデューサーは前作のクリスマス・アルバムを手掛けた「リオン・マイケルズ」

ほぼ全てのパートをノラとリオンの2人でレコーディングしたそうだ。

ネオ・クラシックの空気を帯びる「Running」

アルバムでは6曲目にクレジットされる予定。

収録されている12曲・・・どんな作品になっているのか。

テーマは「自由を感じること、踊りたくなること、

人生がもたらすものを受け入れること」だそうですぞ。

HI!心呼吸 2月6日(火)

M1> 青春の輝き (I Need to Be In Love)  /

Marcela Mangabeira(マルセラ・マンガベイラ)

 

2012年にリリースされた『MILK BOSSA presents Marcela 2 』

ブラジル の作曲家、音楽プロデューサー、

ギタリスト、ボーカリスト。 ボサノヴァ のパイオニア

『ロベルト・メネスカル』の実娘!

歌姫『マルセラ・マンガベイラ』

カヴァーされた本格的なボッサのカヴァーアルバム「MILK BOSSA」シリーズ。

このカヴァーアルバムは、POP/ROCKをカヴァーしていて、

知り合いの友人にドライブにお勧めとしてプレゼントした思い出の1枚。

「軽すぎなく、しっかりと聞けて、耳馴染みがいい・・・。」

贅沢な注文に見事に答えてくれた万能な1枚。

なんと言ってもこの「マルセラ」さんの声に怪訝な気持ちになる人はいないはず。

小気味にアレンジされたこのカーペンターズのカヴァー。

ロバータ・フラック〜デニス・ウィリアムスのソウル・クラシックから、

ちょっと意外なジャーニーのロックナンバー、ビートルズの大名曲まで。お勧めです♪

 

 

 

 

 

M2>   煙が目にしみる  /  ダイナ・ワシントン

 

変わっては“ブルースの女王”

『ダイナ・ワシントン』の歌声をどうぞ♪

彼女が1950年代の代表曲プラターズの

『Smoke Gets In Your Eyes』をカヴァーしたナンバー。

それも豪華なストリングスをバックに大胆に・・・。

ストリングスとの相性がピッタリ。

そこにダイナ・ワシントンのハスキーな潤いのある声が。

魅力はそのパワフルな歌声でしょう。

季節を乗り越えるためにも彼女の歌声に栄養をもらいたくなる。

今回の曲はストリングスを従えておりますが、

ジャンルにこだわらない彼女の歌声はどんなメロディにも

華を添えることができるのです。

その曲の表情はゴージャス感を纏っています♪

恋多き女性だった「ダイナ・ワシントン」今だからこそ、聞かなきゃ♪

HI!心呼吸 2月5日(月)

M1>    Love And Harmony  /     TAKE6

 

今週もこのコーナーでごゆっくりして下さい♪

こんな美しく温かなハーモニーは

今の時代も優しく包み込んでくれます。

6人組アカペラ・グループ

『TAKE6』

彼らの6作目のアルバムが1998年リリースされた『So Cool』

この季節も聴きたくなります。

ジャズピアニスト、プロデューサーの

「ジョージ・デューク」が制作したこの曲

『Love And Harmony』

今までの彼らになかったフュージョンの色を取り入れた代表作。

アルバムの全体的な構成は基本はアカペラ。

その安定感のコーラスは心を穏やかにしてくれます♪

26年も前のアルバムなのにこの新鮮さ一体何なんでしょうか?

滑らかなリードに、絡むハーモニーは思わず目を閉じます♪

 

 

 

 

 

M2>   Glory of Love  /  ピーター・セテラ

 

1970年代から活躍した「Chicago」

シカゴとしての活動中に幾度となく脱退を噂されたのが

『ピーター・セテラ』

シカゴの栄光の17年の歴史を支えた”ミリオン・ダラーヴォイス”

グループ脱退後、その才能の全てを捧げたのが

86年の傑作アルバム!

『Solitude』

ソフトさと甘美さを武器にその歌声で全世界を魅了したこの曲は、

未だに色あせません。現在はなんと79歳!

美しいメロディックなバラードは耳の奥にこびり付いていて離れません。

ご存知の方も、初めて聞くという若い人にも、ぜひ聴いて欲しい。

あなたの音楽ライブラリーや車の中、スマホの中に入れておいて欲しい♪

1986年に公開された映画

『ベスト・キッド2』の主題歌でした。

HI!心呼吸 2月2日(金)

M1>   コーマタイズド(Comatised)  /     レオナ・ネス

 

今週のしめくくりは♪こんな2曲にしてみました。

ノルウェー出身の女性シンガー

『レオナ・ネス』

イギリス・ロンドン育ち。14歳の頃から作曲、ギターに興味を持っていたという彼女。

2000年にリリースされた彼女のデビュー作品

『Comatised』

今では「実力派」のシンガー・ソング・ライターの呼び方がしっくりくる「レオナ・ネス」

キャロル・キング、ジョニ・ミッチェルの雰囲気を感じさせる存在感。

フォーキーでしっとりとした楽曲・・・。

少しだけかすれたキュートな彼女の声・・・。

リード・ヴォーカル以外にも、ギター、そしてピアノをプレイ。

マルチな才能を発揮したこのアルバム。ぜひジックリと♪

トレイシー・チャップマン、エディー・ブリケル、シニード・オコーナー、などに

影響を受けた彼女。「土臭い」歌が実に良いんです♪

 

 

 

 

 

M2>   One On One  /   Hall & Oates (ダリル・ホール&ジョン・オーツ)

 

今週の締めくくりは♪

1982年に発表された『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』の

デビュー10周年、通算13枚目となった名盤『H2o』

この2人のコンビネイションを最高に発揮した80年代の代表するアルバム。

改めてご紹介するに至らない、そんな1枚から。

DARYL本人も大好きな曲だと語る

「ONE ON ONE」を週末に♪

この曲はライブでも歌ってくれるナンバーですね。

以前、来日公演を見に行ったとき、不意に歌われたこの曲。

感動し過ぎて動けず・・・気付いたら涙が。

そんな思い出もある大切な1曲。

このアルバムには他にもヒット曲「マンイーター」や「ファミリー・マン」などを収録。

当時のベスト盤みたいな1枚♪

2人のまさに自分が持っている力を出し切った作品からでした。