HI!心呼吸 12月6日(金)

M1> レッド・キャブ・トゥ・マンハッタン /  スティーブン・ビショップ

 

今週の締めくくりにはこんな2曲を選んでみました♪

12月に入って街の景色の変化も大きくなって、どこか景色をイメージした今週の締めくくりは、街のざわめきの中に置き忘れた恋。

届かなかったせつないあの想いをもう一度AORの「ミスターロマンティック」

『スティーブン・ビショップ』

傑作サード・アルバムは1980年リリース『哀愁マンハッタン』

70年代末~80年代前半。彼を称したレコード会社の方のセンスに感動します。

だって「ミスターロマンティック」ですよ!ピッタリだもの。

76年の”On and on”などの大ヒット曲もありますが、このアルバムのタイトルトラック『レッド・キャブ・トゥ・マンハッタン(哀愁マンハッタン)』♪

このメロディの切なさと美しさは素晴らしい♪哀愁マンハッタン♪哀愁たっぷり♪

 

 

 

 

M2>   Roses Are Red (My Love)  /    ボビー・ヴィントン

 

今週の締めくくり♪1961年『Roses Are Red』からタイトルトラック♪

『ボビー・ヴィントン』です。「ブルー・ベルベット」とか「ミスター・ロンリー」の大ヒットで知られる『ミスター・ブルー』こと『ボビー・ヴィントン』

1962年から75年にかけ大活躍したシンガー。

その甘いマスクと甘い歌声で沢山のバラードを歌った彼の声は今も多くのファンを掴んで、今でも耳にする機会が多い60’sアーティストの1人ですよね。

そんな彼の代表的な1曲はこの曲「涙の紅バラ Roses are red(My love)」

デビュー曲でもありますこの曲が、1962年7月いきなり全米1位に躍り出て、4週間連続トップ。一夜にしてスターになった1曲♪

「ずっと昔、卒業の日にあなたが差し出した本にこう書き込んだんだ

『バラは赤い、すみれは青、砂糖は甘い、でもあなた程ではない』ロマンティック♪

HI!心呼吸 12月5日(木)

M1>       I’m Not in Love    /    フィリップ・セス・アコースティック・トリオ

 

今日はこんな1曲です♪

『フィリップ・セス』はフランス出身のスムーズジャズ、ニューエイジ・ミュージックの世界的キーボーディスト。音楽プロデューサー。日本人アーティスト(角松敏生さん、MALTAさん、T-SQUARE)などとの共演も多いことでも知られています。

2000年にリリースされている「フィリップ・セス」のアコースティック・トリオ編成によるアルバム『My Favorite Songs-contemporary mood』から♪

「I’m Not in Love」♪

10㏄の名曲をトリオでジャズアレンジ。

心地よさ100点です。フィリップの曲は「自然」を感じることが多い。

そこに吹く風、波の音、季節の変化。

そんな彼の魅力的なメロディは「自然」に手が止まる。

足をいったん止めて「自然」に触れなさいと言ってくれている気がします。

このアルバムのラストに収録されているI’m Not in Love♪バツグン♪

 

 

 

 

M2>  I’m Not in Love  /   Will to Power

 

『Will to Power』マイアミのプロデューサー「Bob Rosenberg」によって結成された南フロリダで活動スタートさせたダンスポップグループ。

1980年代後半1990年代初期に、特にポップチャートを賑わしたグループの1つ。

色んなアーティストのカバーをいち早くアルバムに収録してディスコDJさんにも人気のあったグループでもあるんですね。

そんな彼らの1990年にリリースされた『Journey Home』

このアルバムに収録されている1曲。

『I’m Not in Love』のカバーも大好き。というかこの曲しか「Will to Power」知りません。

この曲だけでもこの1枚を聴く価値はあります♪リードボーカリストが曲によって変わるんですがその辺りもアルバムの聴き方の楽しみかもしれません。

HI!心呼吸 12月4日(水)

M1>   St. Tropez(サントロペ)  /    Dusty Trails

 

『Dusty Trails』

この心地いいサウンドはオールシーズンにハマります。

アルバムなどで共演した「元ルシャス・ジャクソン」のキーボード「ヴィヴィアン」と、「ブリターズ」のベーシスト「ジョセフィン・ウィグス」の2人によるプロジェクト。

2000年にルシャス・ジャクソンのメンバーらも参加したアルバム

『ダスティー・トレイルズ』から♪

ボサ・ノヴァ、モダンなトランスやインストゥルメンタルといった幅広い音楽センスを感じる洒落感の心地よさ。ハーモニーの組み合わせも抜群です。

歌モノももちろんリラックスさせてくれるようなサウンドを聞かせてくれます。

今日はそんなアルバムからインストの曲を♪

『St. Tropez(サントロペ)』目を閉じて少し日差しを感じるあの感じに似ている♪

 

 

 

 

M2>.  ブック&カヴァー  /    スザンヌ・ヴェガ

 

秋冬にコートを着るように彼女の声も耳が欲してくる。

今日はそんな気分♪

『スザンヌ・ヴェガ』サンタモニカ出身のシンガーソングライターです。

聴いているといつもそうなんだが、冷たい空気を連想したり、

落ち葉を想像したり。

季節の変わり目に耳が恋しくなるみたい♪

1980~90年代の代表曲を収録された1998年にリリースされている

『ベスト・オブ・スザンヌ・ヴェガ』から♪

『ブック&カヴァー』♪チャーミングな彼女らしいポップでフェミニンな1曲。

浮遊感のようなフワフワした雰囲気も心地よかったり。

そしてこの冬にも優しく耳をカバーしてくれます♪

HI!心呼吸 12月3日(火)

M1>  マグパイ・トゥ・ザ・モーニング(ボーナス・トラック) /   ニーコ・ケース

 

『ニーコ・ケース』の2013年の『The Worse Things Get, the Harder I Fight, the Harder I Fight, the More I Love You』というとんでもなく長いタイトルのアルバムから♪

ちなみに第56回グラミー賞で「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム」にノミネートされた1枚です。良いアルバムです。

バージニア州アレクサンドリア出身のカントリー系SSW。

10代の頃はパンク・ロックバンドでドラムを叩いていたという彼女。

このアルバムではカントリーの影響をもろに受けていることを証明する様な1枚。

オルタナ・カントリー、フォーク、ポップなど刺激的な曲が並びます。

ちょっとハスキーな声質とカントリーにインスパイアされたフォーク。

「マグパイ・トゥ・ザ・モーニング」♪

アルバムのボーナス・トラックのこの曲が一番好きだったりするんですが♪

彼女の少女のような瑞々しさに感動さえしてしまいます♪

 

 

 

 

M2>  コンスタント・クレイヴィング /    k.d.ラング

 

『k.d.ラング』しかないでしょ。ニーコ・ケースをかけながら次の曲を考えるとこんなにシンクロするアーティストは『k.dラング』だと。

1992年の代表作『アンジャニュウ』

本名、「キャスリン・ドーン・ラング」デビュー当初はカントリーとパンクのミクスチュア志向だった彼女。最初はパンク色が濃かったアーティスト。そこからパンク色を抑えていき古典的なカントリーにシフトしていくことになるんです。

でも正直カントリーを歌うルックス、見た目も違うスタイル。

常にノーメイクで、髪は短くして立て、昔の男性カントリー・シンガーが好んだ、フリンジや刺繍の装飾したスーツを着用。中性的なスタイルから放たれるこの歌声はフェミニン極まりない♪1992年に発表した5作目にあたるこのアルバム

『アンジャニュウ(Ingénue=純情な娘)』で方向を転換。

「コンスタント・クレイヴィング」という名曲が生まれる。めちゃ好き♪

HI!心呼吸 12月2日(月)

M1>     ローズ     /     ゲイリー・ライト

 

今週もこのコーナーで小休止してください♪

いよいよ12月に突入♪年末のムードも入れながら選曲していきます♪

さてまずは「Who Am I」(1988年)のアルバムから。

『ゲイリー・ライト』1970年代から活躍しているアメリカのミュージシャン。

元ビートルズのジョージ・ハリスンと友人としても有名な1人。

1988年にリリースした「Who Am I」

彼のファルセット・ヴォーカルを存分に楽しめる1枚。

彼の音楽には他国のエッセンスを取り入れていたり、スピリチュアルなエッセンスが入っていたり独特の世界感が入っているのも特徴ですが、このアルバムはソフトロックを連想させる聴きやすさ。その中に味付けされたエッセンスがきらりと光ります。

この声は良きアメリカの空気を運んでくれる気がして好きなんですよね♪

 

 

 

 

M2>    Sailing   /     クリストファー・クロス

 

世界中を魅了したファルセット・ヴォイスから、世界中を魅了した今度は

ハイトーン・ヴォイス♪

これを聴かずしてAORは語れないという名盤ですよね♪

AORを代表する男性シンガー『クリストファー・クロス』の記念すべきデビュー・アルバム『南から来た男』(クリストファー・クロス)

1980年度グラミー賞に輝き、400万枚以上を売り上げたと言われている1枚。

全米No.1ヒットを記録した名曲「セイリング」です♪

説明は不要ですよね。

今の時代も多くのファンをキュンキュンさせるメロディ。

耳がワクワク待ちわびるクロスの声。

年末も耳がワクワクする曲達に出会いましょう♪今月も宜しくお願いします♪

HI!心呼吸 11月29日(金)

M1>   Dust in the Wind(すべては風の中に) /    KANSAS(カンサス)

 

今週の締めくくりにどうぞ♪

もう説明は要らないですよね。良いですよね。メッチャいいですよね「カンサス」

代表作を絞れません。このアルバムはその中でも外せない名盤でしょう。

1977年に発表された彼らの5作目になります『Point of Know Return』♪

アメリカン・プログレの代表格、カンサス。

そのバランスの良さはバツグンです。

ポップでもありロックでもあり、激しさも持ち合わせる。

そしてこのメロディ、サウンドセンス。

今から40年以上前の作品だという事実。その音楽に感動させられてしまっている事実。

イントロから勝手に感動して、勝手に風景を想像して、勝手に涙する。

そんな勝手に楽しむ名曲に出会えていることに感謝したくなるよ!マジです♪

 

 

 

 

M2>  ティル・アイ・ヒア・イット・フロム・ユー  /   ジン・ブロッサムズ

 

今週の締めは僕の青春の曲で行かせてください♪

1990年代前半に活躍した『ジン・ブロッサムズ』

必ず車に積んでいた1枚。

淡い思い出が沢山詰まった1996年にリリースされた彼らの2ndアルバム

『Congratulations I’m Sorryコングラチュレイションズ・アイム・ソーリー』♪

Follow You Down、As Long As It Matters・・・良い曲が多いなぁ♪

こんなに分かりやすく、ポップでカラッとしたアメリカンロック。

そんなアルバムのラストに収録されているのが、この曲

「Til I Hear It From You」♪

少しほろ苦いバラード♪映画に提供された1曲としても世界的にヒットを記録♪

あぁ、あの頃みたいなバカな時間を過ごしてみたくなる♪

HI!心呼吸 11月28日(木)

M1>   Reflections   /    ジェイソン・チャンピオン

 

良い声。良いキャラクター♪ゴスペルに影響を受けた下地。

その下地に自分のパーソナリティをしっかりと表現した味のある仕上がり。

僕はこの人の歌が純粋に好きみたい。このアルバムが特に好きみたい。

だって聴きたくなるんです、季節が変わるごとに♪

90年代に活躍したR&Bデュオ「メン・アット・ラージ」の

『ジェイソン・チャンピオン』

テクニックも惜しげもなく聞かせてくれる大人のR&B。

少しハスキーな声にこのメロディセンス。テンポ。

2008年のデビューアルバム『Reflections』

このビッグ・ボディから放たれるシルキーな声はズルい。

僕も歌が上手くなりたい♪

 

 

 

 

M2>  アスク・ア・ウーマン・フー・ノウズ  /    ナタリー・コール

 

季節が変わっていくなぁ・・・彼女の声を聴きたくなる。

『Natalie Cole』です。

2002年にリリースした21枚目のアルバム『Ask a Woman Who Knows』

JAZZのスタンダードを歌った1枚♪

エラ・フィッツジェラルド、サラ・ボーンなどの楽曲たちや、

ナット・キング・コールの曲もカバー♪改めてナット・キング・コールの娘さんて・・・スゴイよなぁ・・・としみじみ聴いてます。

偉大なアーティストの曲を偉大なシンガーとなった彼女の堂々とした歌声にまたしみじみ。

Diana Krallとデュエットした『Better Than Anything』も煌びやか♪

今日はアスク・ア・ウーマン・フー・ノウズ♪タイトルトラックをどうぞ♪

秋の夜長にブランケットにくるまってどうぞ♪

HI!心呼吸 11月27日(水)

M1>     ジュリー   /   ボーン・クレイン

 

このピアノのメロディはなかなかでしょう♪

『ボーン・クレイン』

ベルギー・ゲント出身。1980年生まれ。かに座の39歳。

ダニエル・パウターに続く男性ヴォーカル・アーティストなんて紹介されていましたね。個人的には現代版エルトン・ジョンみたい。

ポップセンス、ピアノの鮮やかさ。大好きです♪

今日は彼のデビューアルバム2006年にリリースされた

『ウォーキング・イン・ザ・サン』

本国、ベルギーではゴールドディスクを獲得した作品。

マジで捨て曲なんてナシ。ピアノポップスがお好きな方にはおススメの1枚。

美しいメロディと特徴あるヴォーカルは唯一無二かも♪気持ちがポップに♪

 

 

 

 

M2> November is the Ballade  /     SUEMITSU & THE SUEMITH

 

ボーン・クレイン♪を聞いたときから頭の中にはこの人のピアノが流れていました♪

久々にこのピアノサウンドを♪

『SUEMITSU & THE SUEMITH』 (スエミツ アンド ザ スエミス)

日本のシンガーソングライター・ピアニスト。初めて彼のピアノサウンドを聴いた時のワクワクは凄かった♪新しい音楽が日本でも生まれた!みたいな新鮮がありました。

そんな末光さんの2008年のアルバム『Shock On The Piano』

ロックアルバムに仕上げた作品。

良い空気感が流れる構成。その中でもこの時季の1曲を歌ってくれていました♪

『November is the Ballade』♪

美しいメロディから始めるドラマチックな1曲♪優しい歌声も特徴的。

何と言っても綺麗なメロディに「11月を見送った朝に・・・」という詩の内容もいい♪

HI!心呼吸 11月26日(火)

M1>   THAT’S WHAT LOVE IS  /    ミキ・ハワード

 

今日はこんな僕の中では名曲を♪

「ミキ・ハワード」

アメリカ出身のシンガー・女優としても活躍した実力派。

そんな彼女の2ndアルバムがこの『Love Confessions』 (1987)

ソウルグループ「オージェイズ」でボーカルだった『エディ・リバート』の息子さん

「ジェラルド・リヴァート」とのデュエットが秀逸。

この曲です「THAT’S WHAT LOVE IS」♪

イントロからクワイエット・ストーム路線バリバリ。

この曲が似合うのはまさにこの時期♪

空気が冷たくなってくるこの季節、イルミネーションに映えるメロディセンスと

2人のデュエットがキラキラしていて一気にムードを上げてくれるんです♪

 

 

 

 

M2>     All 4 Love   /  カラー・ミー・バッド

 

もう1曲♪ムードを上げてくれるポップな1曲を♪

オクラホマ出身4人組『カラー・ミー・バッド』

アカペラグループとしてデビューした1991年の名盤『C.M.B.』

懐かしいですよね♪

ヒップホップ、ドゥーワップを見事にミックスしたコーラスワークは90年代のコーラスグループの中でもポップさはバツグンでした。

「オージェイズ」、「ボン・ジョヴィ」らのオープニング・アウトを務めたことでも注目を集めた彼ら。何と言ってもこのセンス♪メロディは今でも新鮮♪

耳に残って仕方ない♪パーティムードに一気に連れて行ってくれます♪

因みにアルバムからシングルカットされた曲は7曲。うち2曲はビルボード1位に♪

HI!心呼吸 11月25日(月)

M1>   I Can’t Make You Love Me  /    ボニー・レイット

 

いよいよ11月も最終週・・・令和最初の11月が終わろうとしています。

今週はこんな名曲から始めるとしましょう♪

『ボニー・レイット』の「I Can’t Make You Love Me:夕映えの恋人たち」

アルバムは1992年『Luck of the Draw』から。

70年代から頭角を現した女性のギタリスト、スライドギター、ブルースシンガー。

この落ち着いた歌声。まさに貫禄。

多くのアーティストがこの曲に恋をしてカバーをした1曲でもあります。

美しいメロディに「もうすぐ朝が来る・・・それまではそばにいたい・・・」

個人的には「ジョージ・マイケル」のカバー、ケリー・クラークソンのカバーもおススメ♪それにしても良い曲です♪晩秋に合うよねぇ♪

 

 

 

 

M2>   風のララバイ  /    アルバート・ハモンド

 

なんて気持ちいい風でしょう♪

でも歌っている内容は切ない情けない男の失恋を歌った物語。

『風のララバイ』(Your World And My World)♪

『アルバート・ハモンド』は「カリフォルニアの青い空」などでおなじみのシンガー。

でも実はロンドン生まれ。1981年に発表したアルバム「風のララバイ」

クリーンなメロディーを正直に歌うシンガー。

ジャケットは夏のジャケットなんですが、詩の内容なんかを考えながら聴くと、秋から冬への冷たい風にも合う気がします。W

これぞWest Coast AORなメロディ♪

なんだかこの曲を聴くとクリスマスの風景が目に浮かぶのは何故なんだろう♪