HI!心呼吸 4月19日(木)

M1>   オギヨディオラ  /   リーチェ(LEE-TZSCHE)本名「イ・サンウン」

 

故郷の韓国ではゴールド・ディスクも獲得している、

韓国を代表するシンガー・ソング・ライター『リーチェ』

昔からコリアン・ポップスをお好きな方には本名の「イ・サンウン」という名前の方が馴染みがあるかもしれません。

アコースティックを主体にした穏やかなサウンド。

そのサウンドとの彼女の歌声の愛称はバツグンです。

とてもしなやかで、透明感のあるヴォーカルは耳から離れない魅力の声。

そして韓国語の雰囲気が織りなす郷愁に似た安心感。

ヒーリング・サウンドにも聞こえるほど緩やかに流れます。

さてそんな彼女の代表曲を収録したベストアルバムが2002年にリリースされている

「ザ・ベスト・オブ・リーチェ (エイジアン・ブリーズ)」

1998年に公開された日本映画「がんばっていきまっしょい」の主題歌として採用されたこの曲「オギヨディオラ」ももちろん収録されています。

彼女のどこか懐かしい気持ちにさせてくれる1曲。

英語詞でのアルバムもリリースされているんですが、韓国語のこの雰囲気が彼女の最大の魅力だと思うんです。じっくりとこの世界に入っていただきたい♪良い曲です♪

 

 

M2>   フー・アー・ユー?   /   Winter Play (ウィンター・プレイ)

 

韓国繋がりでもう1曲♪

韓国のジャジー・ポップ・ユニット「WINTERPLAY」

女性ヴォーカルの「ヘウォン」と、プロデューサーのトランペット奏者「ジュハン・リー」を中心に結成された韓国ジャズ・シーンを席巻しているユニット。

因みに今年2018年2月に、ヴォーカリストとして「ヘウォン」が、

ソロ・シンガー「Moon」としてソロ・アルバムをリリース!

プロデュースとアレンジは「原田知世」さんのプロデュースでも有名なギタリスト『伊藤ゴロー』氏が手がけています♪

(2月7日(水)にソロ・アルバム『Kiss Me』)

さて今日は2009年にリリースされている『Songs of Colored Love』

日本でのメジャー・デビュー・アルバムです。

リード曲となったEGO-WRAPPIN’の名曲「色彩のブルース」の英語カヴァー「Songs of Colored Love~色彩のブルース~」も収録されています。

でも今日は「Who  Are You?」を

聞けば聞くほど肌に浸透していくようなしなやかさを感じます。「へウォン」さんの歌声とお綺麗なお顔に魅了されっぱなしです♪おすすめです♪

HI!心呼吸 4月18日(水)

M1>  Tea and Cake  /   GONTITI

 

大阪出身の「ゴンザレス三上」さんと「チチ松村」さんの

インストゥルメンタル・アコースティック・ギター・デュオ。

1978年に結成されたゴンチチ。(今年で結成40周年???)すごい。

83年にアルバム『アナザー・ムード』でデビューされます。

そのシンプルで優しい、さまざまな生活のワン・シーンやシチュエーションに見事にフィットする楽曲は無くてはならないもの。

そんなゴンチチさんの1992年に届けられた1枚『Gravity loves Time』

久しぶりに聞きたくなり引っ張り出しました♪

やはり良いアルバムです。

何がいいって?そりゃこのシンプルでその曲ごとに色んな風景を想像できるところ。

この「Tea and Cake」の後に収録されている「ああなんてやわらかいんだろう」というタイトルの曲が収録されていますが、まさにこのアルバムの印象は

「ああなんてやわらかいんだろう」♪です。

初夏から夏にかけてこのアルバム、いやGONTITIのシーズンがやってくる♪

お気に入りの1枚を見つけてください♪

そしてGONTITIのお気に入りの初夏のテーマソングを愛してください♪

 

 

M2>  ブレス・オブ・ユア・ライフ  /   ダリル・ホール&ジョン・オーツ

 

2003年のアルバム『Do It For Love』

全曲シングルカットしても良いでしょ!

1曲1曲が素晴らしい出来栄え!

「ウェイト・フォー・ミー」「プライベート・アイズ」など、多くのヒットを放ち80年代に一世を風靡したデュオ『ダリル・ホール&ジョン・オーツ』

このアルバムは80年代にニュー・ウェイヴやらテクノやらに興じたホール&オーツが

原点回帰したようなアコースティック・サウンドを基調にしたソウルフルな作品。

何と言ってもこの作品でも証明される「ダリル・ホール」の歌声の若さ、艶っぽさが光ります♪

いい意味で80年代の匂いを感じさせつつ、AOR感触は残す。

そのさじ加減はさすがです。

この時代に聞いても嫌な古さを感じさせないアコースティックでグルーヴィです♪

「Do It For Love」改めて聴き直すとワクワクするようなエモーションの高まりは今の方が感じる♪

『ブレス・オブ・ユア・ライフ』♪良い曲です。

2018年に触れる80年代の味わい。この2人からいかがですか?

HI!心呼吸 4月17日(火)

M1>     Amber  /    311

 

男性5人組のミクスチャー系ロックバンド「311」(スリー・イレブン)

ミクスチャー系の中でもゴリゴリのイメージが強かった「311」彼らのイメージを変えて届けられたのがこのアルバム。2001年6月にリリースされた6枚目のアルバム

『From Chaos』

ヘヴィロック、ヒップホップ、レゲエ…

幅広い音楽性を凝縮して独自のサウンドが新鮮でした。

そのアルバムの中でもこの「Amber」は緩やかなスカのリズムを取り入れたサウンドが爽やか。

ゴリゴリの激しいヘヴィ・ロックを好きな方にはヌルく聞こえてしまいそうですが、

僕はこの曲がラジオから流れてきたときにエア・チェックしましたもの♪

聴きざわりが気持ちよすぎて♪

 

正直ゴリゴリの曲をあまり聞かない僕。

彼らの他の曲にはあまり興味ないんですが、この曲だけは別格。

この爽快さはこの時期から始まる太陽のシーズンにドンピシャです♪

 

 

M2>  You Make Me Feel Brand New  /   ジェイコブ・ミラー

 

「スカ」というキーワードが出てきたのでルーツロックの名曲を1曲♪

『Jacob Miller ジェイコブ・ミラー』

全盛期にはジャマイカでBob Marleyと並ぶほどの人気のあったシンガーです。

また「Inner Circle」のヴォーカリストとして活躍した事でも知られています。

1980年に交通事故で27歳という若さで他界してしまった伝説のシンガー。

今日紹介するのはそんな彼の1976年のアルバム

『THE “KILLER” RIDES AGAIN』

このアルバムには今日お送りした「Stylistics」の1973年の大ヒット曲。

極上スウィート・レゲエ・カヴァーも収録されています♪!

『You Make Me Feel Brand New』

もちろん原曲も素晴らしい名曲ですが、数あるカバーの中でもこのカバーは特別大好きです。ポップなアレンジにエレピの軽やかさが心地いい♪

もちろんこの後の「夏」に楽しんでいただける1曲ですが、

しかしこのタイミングでおかけするのも僕としても早いかな?と思ったけど気持ちいいからOKとします♪メロウ・チューンで夏が恋しくなってくる♪

HI!心呼吸 4月16日(月)

M1> サンバ・ブラジル(ブラジルの水彩画)  /   ジョアン・ジルベルト

 

今週は美しいメロディを意識しての選曲でお楽しみください♪

ジョアン・ジルベルト1980年の作品「海の奇蹟」

「ボサノヴァの神」、「ボサノヴァの法王」と呼ばれる

『ジョアン・ジルベルト』現在86才。

ブラジルに帰国したジョアン・ジルベルトは二人のアーティストに連絡を取った。

そのアーティストこそ、「カエターノ・ヴェローゾ」、「ジルベルト・ジル」の二人。

この3人の若手ボーカリストに声をかけて作った80年制作作品がこの名盤。

全体にブラジルと故郷バイーアを想う、愛情が溢れた作品。

まるで「音のアロマ」を炊くようなリラックスする音の世界。

この時代にもその心地よさを味せてくれます♪

その作品のオープニングを飾ります「サンバ・ブラジル」

アリー・バローゾ作の有名なスタンダードを、

「ジョアン・ジルベルト」、「ジルベルト・ジル」、「カエターノ・ヴェローゾ」と歌い継ぎます。この曲の心地よさは別格♪

ブラジルへの愛、ポルトガル語へのこだわり・・・素晴らしい♪

同じ時代に生きていることに感謝しますよね♪

 

 

M2>  Teen Angel  /   マーク・ダイニング

 

オクラホマ州マンチェスター出身のポップ・シンガー『マーク・ダイニング』

姉の3人が1940年代に「ザ・ダイニング・シスターズ」として活動していたという

音楽一家に育った「マーク・ダイニング」。

学生時代から音楽活動を始めていたそうです。

「Teen Angel」

この曲は、姉のジーンが夫と書いた曲。

それを弟のマークが録音してリリースしたもの。

10代の若者の死を歌った曲、当初ラジオ局もオンエアーをためらっていたそうです。

デリケートだから・・・。

しかし、「ザ・ダイニング・シスターズ」のファンだったDJが紹介することで評判になって大ヒットに♪

まるで映画の世界のお話♪

1970年代には映画「アメリカン・ブラフィティ」に紹介されて再び知られるようになりました♪

フォーク・サウンドと、美しいコーラスのアレンジ。

しっとりとした雰囲気で今も楽しませてくれている名曲です♪

HI!心呼吸 4月13日(金)

M1>   Lovely Day  /    ビル・ウィザース

 

今週の締めくくりは「ビル・ウイザース」さんで♪

まずはジャケットのデザインが凄いインパクト!そしてこの笑顔!

全くリンクしていないところが良い!

 

1977年の作品『Menagerie』(メナジェリ)

ビル・ウィザースにとって8枚目のアルバム。名盤です♪

因みに「メナジェリー」って「動物園」「巡業移動動物園」という意味だそうです。

だから動物のデザインなのね♪

 

さてこのアルバムに収録されている曲と言えばこの「Lovely Day」

GAPのCMでもお馴染みになって名曲。

R&BチャートでもTop10に入るヒットを記録している1曲。

多くのソウルファンから愛される1曲ですが、数多くのアーティストさんにもカバーされていたりしますよね♪

和みを感じる穏やかなメロディと、古さの中に新しさも感じるサウンドは今の時代にも鮮やかです。

そういえばこの方もカバーをしていたっけなぁ♪

 

 

M2>  It’s A Beautiful Day  /   斎藤 誠

 

今週の締めくくりの1曲はこの方のニュー・シングルでいかがでしょう♪

この方のビル・ウィザースのカバーも好きなんですよねぇ♪

2015年1月21日に発売されている斎藤誠の「幸せを呼ぶ洋楽カバー集」

『Put Your Hands Together!』で聴けますよ♪

 

「世界で一番やさしいラブソングを歌う男」

『斎藤 誠』さんです♪

2018年4月18日(水)に10年ぶりのニュー・シングルがリリースされます。

前作のシングルは名曲「天気雨」

あれからオリジナル曲の発表は10年ぶり・・・長かった。嬉しいニュースです♪

タイトルは「「It’s A Beautiful Day」

爽やかなメロディはAORサウンド。不思議とすぐに口ずさんでしまえるメロディはどこまでも優しい♪春の青空に合う気持ちいい大人のラブソング♪

途中で聞こえる誠さんのギター・サウンドも楽しめる爽やかな名曲が完成♪

カップリングの「MUSIC LIFE」も「斎藤誠」さんファンにはたまらない愛に溢れたフォークナンバー♪幸せになれる笑顔になれる心地いいストロークに乗せて聞かせてくれます♪ハッキリ言います。誠さんが大好きなんで♪おすすめです♪

HI!心呼吸 4月12日(木)

M1>  ノーバディ・バット・ユー  /    ルイス・プライス

 

アメリカ・イリノイ州シカゴ出身のミュージシャン「ルイス・プライス」

今までに参加したユニット名を聴くと、なんと!と唸ってしまう。

あの名曲を彼が歌っていたのか!と感動してしまいます♪

テンプテーションズ (1977年 – 1980年)、ドリフターズ (1980年 – 1986年)に参加していたルイス。

テンプテーションズでは3年間リード・シンガーを務め、しっかりとその存在感を示したルイス。

そんなルイスの、念願のソロ・デビュー作がこの1992年にリリースされている

『ルイス・プライス』

さすがの力量です。

じっくりと大人の解釈で酔える曲が満載♪

聴きどころ満載のなかでアルバムの中盤を飾った「ノーバディ・バット・ユー」

この色気と彼の歌声を味わってください♪濃厚でいて口溶けがいいビターチョコみたいな歌をどうぞ♪

1曲目の「ディスタント・ラヴァー」はマーヴィンのカヴァー♪これも良いんですよね♪

 

 

M2>  ベター・ワールド  /   リネット・コヤナ

 

「トーレ・ヨハンソン」のプロデュースによるソウル・シンガー『リネット・コヤナ』のデビュー・アルバム。

2000年の作品『ハッグス・アンド・タッグス』

カーディガンズやクラウドベリー・ジャムなどのスウェディッシュ・ポップスが流行っていた時代。トーレ・ヨハンソンのプロデュースで、96年に『レディ・リネット』名義でアルバムをリリースした彼女。

名前を改名して「リネット・コヤナ」として始動したのがこの作品♪

黒人シンガー作品でありながら、さらりとブルー・アイド・ソウルに収まる様なさすがのサウンド・マジック。

この『ベター・ワールド』からアルバムはスタートしますが、この曲のイントロから一気にブルー・アイド・ソウル♪オシャレです。ポップな曲をメインに歌っていた彼女の大人びたクールな歌声は清涼感を感じます。トーレ・ヨハンソンが手掛けた唯一の黒人ソウル・シンガー。「リネット・コヤナ」

やはり良い1枚です。この春にどうぞ♪

「アレサ・フランクリン」や「マーヴィン・ゲイ」のカヴァーも秀逸です♪

HI!心呼吸 4月11日(水)

M1>  Devil’s Got Your Tongue   /   アビー・リンカーン

 

ビリー・ホリデイを敬愛し、しばしばビリーの後継者と評価されたジャズ・シンガー

「アビー・リンカーン」

1930年にシカゴで生まれた彼女は、クラブ・シンガーとして音楽キャリアをスタート。

1956年にアルバム『Abbey Lincoln’s Affair – A Story Of A Girl In Love』でレコード・デビューを飾ります。

下積み時代が長かった彼女。長いキャリアのなかで20枚以上のアルバムを発表しています。

その他、女優としての活動も。

1990年の映画『モ’・ベター・ブルース』(監督:スパイク・リー)にも出演しているのでお好きな方は見直してみてはいかがでしょう♪

そんな彼女の1992年のアルバム

『デビルズ・ガット・ユア・タング』

子どもたちのコーラスが耳に残るアルバムですが、実はクリスマス時期にも似合う1枚。

柔らかいメロディに胸に迫る彼女の歌声が楽しめます♪

アメリカのブラック・ミュージックのバックボーンと

その良質の音楽性の良さを再認識させて売れる様な穏やかな1枚をおすすめ♪

このタイトルトラックは文句なしの心地よさを楽しめます♪

 

 

M2>  The Circle Game /   バフィ・セントメリー

 

Native Americanの子孫である「バフィ・セントメリー」

カナダのシンガー・ソングライターです。

映像作家、社会活動家、平和主義者としての活動も有名な彼女。

レナード・コーエン、ジョニ・ミッチェル、ニールヤングなどのアーティストさんと同期なんですって。

そんな彼女の1967年のアルバム『Fire & Fleet & Candlelight』

このアルバムからお送りしたのは彼女の代表曲「The Circle Game」

1970年に公開された映画「いちご白書」で印象的に使われていたこの曲がヒットを記録します。

軽快なメロディでウキウキするようなフォーク・ロック。

この曲の印象でポップなアルバムかなと思いきや、

彼女の作り出す独特の世界観は特殊。

その特殊な雰囲気が漂う作品でもあります。

そして何と言っても彼女の細かくビブラートする彼女のヴォーカル・

どの曲も震えまくっております。

彼女の歌唱法、あなたはお好きですか苦手ですか?特殊でしょ?

HI!心呼吸 4月10日(火)

M1>   In the Morning  /   Omar

 

イギリス・ロンドン出身のアーティスト「オマー」

ジャジーでいて、どこかソールフル。

彼だけに許されたメロディ・ラインってあるんです。

独特な音楽世界は今、聴いても新鮮です。

80年代後半から90年代初頭にかけて人気を博した「アシッド・ジャズ」

ジャミロクワイ、ブラン・ニュー・ヘヴィーズ、

インコグニーなどが世界にその存在を示した時代。

その中でも異色の魅力を発していたのは間違いなくこの「オマー」だった気がします。

ジャズをベースとしたサウンドの中でそれぞれが形成していくアシッド・ジャズの中で、

癖のあるアシッド・ジャズを聞かせてくれたのは彼でした。

2000年にリリースされた『Best By Far』(ベスト・バイ・ファー)

モダンでクールなサウンドは春先にも心地良い♪

「エリカ・バドゥ」とのデュエット曲など聴きどころ満載♪も楽しみだ。

「『ベスト・バイ・ファー』はサウンドトラックとラテン・ジャズから多大な影響を受けたよ」とオマー自身が発言しているように、あらゆる音楽エッセンスを取り込んだオマーのサウンドをじっくりとお楽しみに下さい♪

 

 

M2>   イージー・リヴィング  /   ダイアン・シューア

 

ジャズ・ヴォーカリスト「ダイアン・シューア」

ダイアン・シューアは「盲目のピアニスト」として紹介されることがほとんど。

確かに盲目というハンディを背負っている人ではありますが、

全く感じさせない豊かな歌声は素晴らしすぎる♪

「スティーヴィー・ワンダー」とのデュエット「ファイナリー」などを収録したアルバム2000年にリリースされた『ファイナリー~フレンズ・フォー・シューア』

このアルバムでは「スティーヴィー」のほか、

「レイ・チャールズ」や「ハービー・ハンコック」、

さらには恩師にあたる「故スタン・ゲッツ」とのヴァーチャルな競演トラックも収録された、超豪華ゲスト満載の贅沢な1枚です。

 

彼女はやはり「スティーヴィー」に啓発されるところが大きいのでしょう。アルバムでは

「心の愛」をカバーしていたりしています。

その表現力豊かな歌声。

じっくりと味わって頂きたいそんな作品。

ジャズだけではなく、ポップまで幅広くカバー、

アップテンポ、バラード、ミディアムとなんでもそつなくこなす超一級のヴォーカリスト、ピアニストとしても彼女にも触れるべきですわよ♪

HI!心呼吸 4月09日(月)

M1>  ア・ウォーク・ウィズ・レナード  /  ドン・グルーシン

 

春爛漫♪今週は季節を気持ちよく過ごすための選曲をどうぞ♪

まずは、音楽プロデューサーとしての顔とピアニスト、キーボーディストとしての顔をもつ『ドン・グルーシン』

因みにアーティストをするまではなんと「経済学」の教授をしていたというエリートさんです。

ジャズ・ピアニスト「デイヴ・グルーシン」の弟さんです。

そんなグルーシンのアコースティック・ピアノによるソロ・ピアノ集。

1996年にリリースされた「ソロ・ピアノ」

このアルバムは飾らない、シンプルなアルバムタイトル通りのソロ・ピアノの美しい曲ばかりがズラリの1枚。まるで撫でるような優しいタッチとどこか懐かしいメロディは初めて聞いた気がしない。

しっかりと耳を澄ませて聴くもよし、BGMとしても全く邪魔にならない。

お兄さんとは全く逆の生活をしていた彼がピアニストとして活躍するにあたり、

自分のやりたい音楽をいかにシンプルに表現できるのかを追及した結果がこのアルバムのような気がします。

僕のおすすめは「ア・ウォーク・ウィズ・レナード」この柔らかさ・・・ズルいでしょ?

 

 

M2>   サークル  /   エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ

 

「ポール・サイモン」の奥様になられた方がヴォーカルを務めたバンド。

『エディ・ブリケル&ニュー・ボヘミアンズ』

1988年の爽やかな曲がサラリと並ぶ1枚。

『Shooting Rubberbands At The Stars』(星に輪ゴムを)から。

 

ヴォーカルの「エディ・ブリケル」の独特の歌い方。

そしてこの魅惑の歌声は唯一無二。

このハスキーさは「アラニス・モリセット」を連想させます。

「星に願わずに、かわりに輪ゴムをぶつけるわ」と歌っているアルバムです。

さてどの曲も良い曲、良質な曲が多数なんです。

捨て曲なしのアルバム。もっと色んな方に聞かれないと勿体ない。

 

だって今から30年前のサウンドではないでしょ?

今でも聴きたくなってします1枚。

一度聴いたら忘れられないエディの歌と、爽やかな彼らのサウンドをゆっくり楽しんでください。このシーズンにピッタリくるでしょ?

HI!心呼吸 4月06日(金)

M1>  I will be ther  (with アイディーナ・メンゼル) / レイ・チャールズ

 

4月最初の週末。今週の締めくくりはソウル・ミュージックの天才『レイ・チャールズ』

2004年の6月10日。

世界中の音楽ファンに惜しまれながらこの世を去った「レイ・チャールズ」

このアルバムは1997-98年に録音されたデュエット・アルバムです

「メアリー・J.ブライジ」、「ダイアナ・ロス」「グラディス・ナイト」「ジョージ・マイケル」など豪華なアーティストが参加しています。

亡くなった翌年2005年にリリースされた

『ジーニアス & フレンズ ~ラスト・セレナーデ』

こんなに素晴らしいデュエットがこんなにあったなんて♪

「You Are My Sunshine」の大胆なアレンジから、ラブソング、バラード、ポップなアレンジまで。幅広いジャンルのアーティストとデュエットされた曲たちは型なんかにはまりません。

この「アイディーナ・メンゼル」との1曲『アイ・ウィル・ビー・ゼア』はこのアルバムの中でも味わい深く聞かせてくれるバラード♪

レイ・チャールズが多くのアーティストに影響を与えそして愛されているかがわかります♪

 

 

M2>     Pennies In A Jar    /    ニッキー・ジーン

 

『ニッキー・ジーン』

ニッキー・ジーンはミネソタ州セントポール生まれ。

デビュー当時は26才。現在34才。

やはりこのアルバムは良いなぁ♪たまに聞きたくなります。

2011年にリリースされた信じられないアルバム

『ペニーズ・イン・ア・ジャー』

このアルバムには「キャロル・キング」、「ボブ・ディラン」、「バート・バカラック」、

など12人もの偉大なるソングライターたちが参加して共作している!

それも彼女のデビュー・アルバム!

(ダイアン・バーチなどを輩出したレーベルから)

このアルバムがメチャクチャ良いんです♪アルバム全体に広がる60年代と70年代の空気感。

2011年の作品なのに古き良き時代のソウル,ロックなどへの尊敬と愛を感じます。

とても真摯に曲を奏でます。12人もの大御所との共作。

大御所も彼女の実力を認めた証拠なんでしょう。素晴らしい曲達がズラリ♪

この曲たちの心地いい事♪春は耳をウキウキさせてくれますね♪