HI!心呼吸 11月13日(火)

M1>   Right As Rain   /    アデル

 

今から10年前の作品をたまに聴き返したくなる。

そんな作品。1988年サウス・ロンドン出身のシンガー・ソングライター

『アデル』のデビュー・アルバムがこの『19』(2008年作)

この翌年2009年、第51回グラミー賞主要部門「最優秀新人賞」「最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス」の2部門を受賞しちゃったわけです。

凄い事です。

ジャジーな要素もしっかりと理解しているので、ブルーノートからのデビューも考えられる中、このアルバムをトム・ヨークなどが所属する「XL レコーディングズ」からデビューするという。このいきなりあざむく感じ。良いですよね♪

ヒット・シングル「Chasing Pavements」なども収録されている「19」

この作品を19歳で仕上げる。その度量の大きさに改めて感動します。

この「Right As Rain」ですが、アルバムの中でもポップでありながら、

その実力を感じることができます♪

ソウルフルでキュートで。

2011年のライブの模様を拝見したことがありますが引き込まれます♪

 

 

M2>   Right Down To It  /    ダミアン・デイム

 

アデルを聴いてると不思議と1990年代の空気を感じてしまいます。

少しセンチメンタルな時にアデルは似合うのかも。

そんな1990年代初頭にヒットした彼らの曲をセレクトしてみました。

『ダミアン・デイム』

「ダミアン」こと「ブルース・エドワード・バラドス」がヴォーカル・ラップ・楽器などを担当。「デイム」こと「デボラ・ジーン・ハード」はソロ・アルバムも発表したこともある女性ヴォーカリストです。そんなでデュオが1991年にリリースした唯一のアルバムが『Damian Dame』

その中でお気に入りのバラードがこの曲「RIGHT DOWN TO IT」(ライト・ダウン・トゥ・イット)」♪

2人の温かな声がミックスされ伸びやかな歌声を披露してくれます♪

因みに唯一というのは94年にデイムが亡くなってしまい、96年にはダミアンもこの世を去ってしまうんです。

残された名盤を忘れたくないですよね♪91年の事を思い出しながら♪

HI!心呼吸 11月12日(月)

M1> Notre-Dame des oiseaux ノートルダム・デゾワゾー /  ヴィアネ

 

今週のHi!心呼吸も宜しくお願いいたします♪

今週はフランス音楽からスタートです!

1991年2月、フランス・ピレネー生まれ。

音楽愛好家だった父親の影響で早くから多くのシャンソンに触れて来た少年は12でギターを手にします。『ヴィアネ』

一本のギターでフランスそしてヨーロッパ中を感動させたシンガー・ソングライターです。

実にシンプルで人間臭い。ボランティアで支援活動していたり、放浪が好きだから自転車でいろんな国を渡り歩いたり。そんな彼の目で見たもの、事を曲にしている。

2016年度のフランスのグラミー賞「ヴィクトワール・ド・ラ・ミュジック」でグランプリを獲得した大注目のシンガー・ソングライター「ヴィアネ」知っていて損は無し!

そのパフォーマンスも凄いらしい!その人間臭さに僕も魅かれているのかもしれません。

1本のギターで「75万人」の観客の心を掴んだ男なんて言われています。

どこか懐かしいような、新しいような。

日本にはない音楽のカタチを見せてくれます♪2017年9月リリースされた「君へのラヴソング」から今日は『ノートルダム・デゾワゾー』をどうぞ♪

 

 

M2> Sous les toits de Paris(パリの屋根の下) / クレール・エルジエール

 

もう1曲フランス音楽を続けます。今度はシャンソン♪

古き良き時代のシャンソンをあまり知らない。

僕、個人的に今から勉強したい音楽の1つ。

その素晴らしき伝統を今に伝えるのがこの方『クレール・エルジエール』

自然体で歌われる澄んだ歌声はまさに天性のモノ。

2018年5月にリリースされた「パリ、愛の歌~永遠のシャンソン&フレンチポップ~」

このアルバムは「セ・シ・ボン」「サン・トワ・マミー」または、

『エディット・ピアフ』のレパートリー「水に流して」そして「恋は水色」など、名曲を彼女の歌声で紹介してくれる1枚。

シャンソン初心者の僕には十分すぎる1枚。

まっすぐな「クレール」の歌声を聴くだけでも、非日常を感じることができます。

そしてバックで支えるアコーディオン奏者『クリストフ・ランピデキア』の演奏も聴きどころ。

さてこの「パリの屋根の下」という曲は1930年代に公開された「ルネ・クレール監督」の映画のテーマ曲です♪1930年代のパリを想像してみましょう・・・♪

HI!心呼吸 11月09日(金)

M1>   BUTTERFLY  /    スウィング・アウト・シスター

 

今週のラストには唯一無比のグループを♪

2008年のアルバム『BEAUTIFUL MESS』から。

今から10年も前の作品なんですよね。もうそんな経っちゃうの?って感じでたまに聞いているので古く感じていない。

『スウィング・アウト・シスター』

彼等の音楽は生活に浸透している気がします。

コリーン(コリーン・ドリュリー)の声はいつの間にかお馴染みで、嫌いな人はいないんじゃないかな?

ナチュラルでいて芯がある。

聴いていて何のアレルギーも感じない。

ソフトな歌声はどんなシチュエーションにもマッチしてくれる。

このアルバムも彼女の声を大事に制作された1枚だ。

リミックスも収録されているので少し賑やかなイメージもあるけど、アルバム全体をしっとりと大人の空気が包みこむ。

爽やかな春にも合いそうだけど、今日はあえて『BUTTERFLY』♪

カッティングギターの優しい音色に体を預けるようにリラックス♪

秋空に良いんじゃない?さてどこに出かけよう、この週末♪

 

 

M2>  ザ・レディ・イン・レッド  /   クリス・デ・バー

 

今週の締めくくりはこの名曲で締めさせてください♪

1986年のアルバム『Into The Light』

歌うは、そう!『クリス・デ・バー』です♪

全米シングルチャートで第3位というクリスの最大のヒット曲♪が

この「ザ・レディ・イン・レッド」

この曲が収録されていることで有名な作品ですが、

アルバム全体に溢れるセンス。

そしてラブ・バラードのクオリティの高さは別格。

その洗練されたメロディセンスやポップな曲。そしてアップな曲調などは別の聴き応えがあるの、そこが面白い♪

もちろん彼の魅力は僕はバラードだと思いますが、娘さんへの愛を歌った「For Rosanna」は優しすぎて泣けます。

家族の愛情が詰まったようなアルバム。

どうぞ改めて彼のバラードを秋風の中で聴いてみてはいかが?

この週末は家族とどこかに出かけたくなるはず♪

HI!心呼吸 11月08日(木)

M1>       Smile        /     チコ・デバージ

 

今日はこんな歌声で癒されてください。

色々あって大変だったシンガー『チコ・デバージ』

本名「ジョナサン・アーサー・デバージ」は1966年6月23日、ミシガン州に生まれます。彼は10人兄弟の下から2番目の人。

家族みんなが音楽畑の環境の中で育った彼は自然に音楽の世界に入っていくんです。

「デバージ」という名前を聴いて、ん???と思った80‘s、90’s好きな方。その通りです♪

「アイ・ライク・イット」が大ヒットした兄弟グループ『デバージ』の兄弟でございます。その縁からモータウン・レコードからデビュー♪

今日は2003年のアルバム『Free』

ネオ・ソウルを体現する渾身の作品。色気もありながら、そのクオリティの高い音楽センスは今も新鮮です。

特にこの「Smile」のクールさ。

深夜にもゆっくりとお酒を楽しみながら聴きたくなるようなメロディ♪

急に聴きたくなる中毒性のある歌声です。

 

 

M2>     I Like It  /   ジェシー・パウエル

 

あれだけ「デバージ」のお話をしていたら聴きたくなっちゃいました♪

「I Like It」♪

デバージの本家をかけようと思ったんですが、今日はR&Bシンガー

『ジェシー・パウエル』バージョンで。

2003年にリリースされた4枚目のアルバム『Jesse』(ジェシー)

このアルバムの聴きどころはカヴァーのクオリティ。

非常に高い技(歌声)を披露してくれているんですが、

よくあるカヴァーのダラケ(期待を外す感じ)が無いんです。

オリジナルの曲も歌っていますが、例えば「マイケル・ジャクソン」の「アイ・キャント・ヘルプ・イット」などのカヴァーもおススメだし、なんといっても、この『デバージ』の

「I Like It」のカヴァーは秀逸。

ジェシ―の持ち味の高音で最大限に原曲の雰囲気を大事にカヴァーしています♪

色んなカヴァーがありますが、正直、このジェシーのカヴァーが一番好き。

オリジナルはもちろん好きだけど♪

見事なファルセットをどうぞ大音量で楽しんでほしいです♪

HI!心呼吸 11月07日(水)

M1>    ミッシェル  /    テリ・モイーズ

 

こんな1曲はいかがでしょうか?

フランス語のアンニュイな癒される感じってありますよね。

今日は「テリ・モイーズ」

LA生まれのアメリカ人ですが、フランスで活動,

フランス領のハイチからアメリカへ渡った移民の両親を持つモイーズ。

フランスでは人気を博したシンガーです。

しかし、残念なことに2013年に43才でこの世を去ってしまったんですね・・・。

日本ではあまり知られていなかった。もったいない。

今だからこそ、このシーズンだからこそ彼女の歌声を聴いてほしい。

デビュー・シングル1997年の「ミッシェル」♪

抑揚を抑えたように歌う切なげな曲調。

今となれば、オーガニック・ソウルという便利な言葉が似合うけど。

その当時の日本の音楽界では早過ぎたのかもしれないですね。

今聞いたらとってもオシャレでこのアコースティックなソウルフルな雰囲気は特別なもの。良いですよね♪「コリーヌ・ベイリー・レイ」がお好きな方にはおススメです。

『テリ・モイーズ』秋にフィットする。オシャレだわぁ♪

 

 

M2>  How do I live (ハウ・ドゥ・アイ・リヴ)  /   リアン・ライムス

 

アコースティックな名唱サウンドを続けます♪

お馴染み『リアン・ライムス』

弱冠14歳で96年度のグラミー賞の最優秀新人賞。

14才って・・・凄すぎる。「リアン・ライムス」

初ベスト・アルバムです。『グレイテスト・ヒッツ』から。

96年メジャー・デビュー・アルバム『ブルー』から2002年の『トゥイステッド・エンジェル』まで7年間が集約されたベスト盤。

リアン・ライムスを知らない方にはこの時代を聴いてほしい。

改めて彼女の魅力をデビュー当時から感じてもらいたい!という願望です。

さて「How do I live」♪

言わずと知れた名曲。

このさわやかで、ポップなカントリーだけど、郷愁を誘って感動さえくれる。

そんな曲ってありますか?

頭の中をまわる幸せなスパイラル。

名曲で明唱な曲は文句なしで落ち着かせてくれるもの。

この透き通る様な彼女の声と出かけましょう♪

HI!心呼吸 11月06日(火)

M1>   オン・ステージ  /   Steve Kuhn  スティーヴ・キューン

 

今日はこんなピアノのサウンドはいかがでしょうか?

リズミカルな鍵盤の魅力はこの心地よさ。

ピアニスト『スティーヴ・キューン』

NY.ブルックリン生まれ。10代で天才ピアニストとしてデビューしてしまいます♪

コールマン・ホーキンズやチェット・ベイカーなどと共演を果たします。

僕の大好きな「ケニー・ドーハム・グループ」、ついで「ジョン・コルトレーン・グループ」に参加したなんて聞いたらその才能の豊かさを感じることができますよね。

その他にも錚々たるアーティスとの共演を果たしたアメリカ国内でも人気の高いピアニストです。

そんな彼が1988年に録音した作品。

『ポーギー』

オーソドックスな演奏が多いんですが、この作品もそんな真面目なオーソドックスなプレイを聴くことができます。

歌モノも収録されていますが、ヴォーカリスト「ローラ・アン・テイラー」がまた良い味を出しています♪11曲、どれも良いんですよね。この作品♪

今日はポップな1曲「オン・ステージ」をどうぞ♪

 

 

M2>  プレジング・マイ・ラブ  /   ジョニー・エース

 

この名バラードを聴いてください♪

1950年代に活躍した幻のシンガー。「ジョニー・エース」

1954年の12月24日。クリスマス・イヴの日。ロシアンルーレットで誤射・・・

翌日12月25日に帰らぬ人となった悲劇の名シンガー。(享年25歳)

シンガーとしての活動期間は1952年から54年までとごく短かい。

その短い活動の中で後世にまで愛されるこんな名曲を作っています。

「プレジング・マイ・ラブ」

この作品は1957年にリリースされた追悼アルバム。

だから『Memorial Album』

この代表曲「プレジング・マイ・ラブ」はやはりオープニングに収録されています。

黒人音楽のクールさ。美しさ。優しさ。オシャレさ。

味わい深い1曲です。

これからの季節。ふと思い出すオールディーズ。

何度も聴ける魅力・・・。一体何だろう?

バックで流れるロマンチックなビブラフォンにも注目です♪

HI!心呼吸 11月05日(月)

M1>   トラベリン・ソルジャー  /   ディクシー・チックス

 

11月の空気は完全に秋仕様。この空気にはカントリーが似合うと僕は思ったりします♪

今週はこんなサウンドでスタートしてみましょう♪

カントリー・グループ「ディクシー・チックス」

彼女たちのカントリーはカントリ―音楽を聴かない人にも刺さるはず。

ジャンルにとらわれずに聴いてほしい2002年にりりーすされたアルバム『HOME』はカントリーというジャンルなんて関係なく耳にすんなりと馴染んでくれるはず。

ど真ん中のカントリ―の曲もあれば、フォークのような素朴さがこのアルバムの印象。

もともと彼女たちの濃いカントリーを少し薄める様なアコースティック。

ウッドベースに込められる本気さ。バンジョー、フィドルの哀愁。

その素朴な温度はこの時期にはちょうどいい。

乾燥してきた季節に、カラッとしたサウンド。そして落ち着くメロディ。

そしてコーラス。美しいコーラスを聴くだけでホッとするのはこの気温なども関係しているんでしょうね♪

たまには古きよきアメリカの空気を想像しながら聞いてみては?キャンプ行きたくなっちゃう…♪

 

 

M2>   Stay    /      リサ・ローブ&ナイン・ストーリーズ

 

1994年の映画「リアリティバイツ」。

サントラを聴きまくったという世代の方も多いでしょう。

懐かしいですよね。挿入歌として大ヒットしました♪

今日はこんな名曲を♪

無性に「stay」が聞きたくなる時ってありませんか?

この第一音、ギターの音色を聴いた瞬間に、僕は大学時代に戻れます。

1995年にリリースされた「Lisa Loeb」の1stアルバムです 『Tails』

彼女のデビュー作ですが、改めて聞いてみると良いんです。

その派手だけでない素朴さ。

20数年前の歌なのに新鮮な心地よさ。

今聞いても心地が良い。

少しだけハスキーな心地よい声の持ち主。

女性らしい失恋や、悩みの詞がメイン。その雰囲気の優しさ。

この時代にも共通して感じる感動って・・・やはり名曲ってことだね。

HI!心呼吸 11月02日(金)

M1>   レトログレード(Retrograde) /   ジェイムス・ブレイク

 

11月に入って最初の週末に向けて。少し冬をイメージ。

この独特な浮遊感が頭を過りました。今週の締めくくりです。

『ジェイムス・ブレイク』

2013年リリースの2作目となるアルバム『Overgrown』

現実逃避する様な別空間に連れ出してくれるようなサウンド。

冷たい印象も持つけど、どこか温かな。

透明感な空間には雪もイメージできます。

アルバム全体の統一感。

成熟したサウンドの澱みのなさ。

その一体感がこのアルバムを上質なものにしています。

ジェイムス・ブレイクの歌声も独特。

その声がすんなり耳で聴くというよりも、

カラダの真ん中で聴くような。

このハミング、フレーズは耳から離れないですよね。

ビシビシ彼の声が心臓の辺りで響きます♪よね?

 

 

M2>  I Wonder アイ・ワンダー  /    カニエ・ウエスト

 

今週の締めにはこんなメロディと、浮遊感でいかがでしょう?

『カニエ・ウエスト』

2007年にリリースされた少し懐かしいアルバム『Graduation』(グラデュエーション)

もう11年前のアルバムなのね…。

何と言っても世界中でパワープレイを勝ち取った「Stronger」が目立つアルバムですよね。「ダフトパンク」のサウンドをここまでクールに仕上げるセンスはカニエ様の才能。

今聞いてもカッコいいですもの。

ただ、僕はこのアルバム中で「I Wonder」が気に入ってました。

ドラマチックな展開はないけど、ホッコリとする優しいメロディにメロメロになりました。

今日は久しぶりにこの曲を♪

不思議なリフレインのせいなのか、フワッと浮かんでいるような浮遊感。

クセになったものです。

その浮遊感に自然に入ってくるカニエの声。

ヒップホップが苦手な人にもヒップホップの間口をカニエ様が広げてくれた気がします♪

このクールさ、この冷えてきた空気にも合いませんか?今週もありがとうございました♪

HI!心呼吸 11月01日(木)

M1>   ブラウン・アイド・ガール  /    アイズレー・ブラザーズ

 

11月がいよいよスタート!今年もあと残すところ2ヶ月・・・早い。

さて今月は『アイズレー・ブラザーズ』からスタートします♪

アイズレーをかけるタイミングが今まで不思議なことになかなか無かった・・・。好きすぎるんで。今日は名曲ぞろいのこのアルバムから♪

アイズレーの「Mellow」な曲を14曲収録したコンピレーション盤です。

アイズレーの事をあまり知らない方に、このアルバムでトロトロに溶けていただけたら幸いです。メロウで、しなやかでエロイ。

「アリーヤ」や「ホイットニー・ヒューストン」ら数多くのアーチストの曲の元ネタになっている曲がこの曲だったのか!っていう発見があるのがアイズレー。

それだけ多くのアーティストの影響を与えたスーパーバンド。

とても70年代に活躍したグループとは思えない程のメロディ・センス。

今なお僕らを魅了するサウンドの美しさは唯一無二。

久々に自分の部屋で聴いていたらいろんな思い出が蘇ってきました♪

アイズレーが全盛期だった頃のサウンドをたっぷりとこの秋に召し上がれ。

メロウな曲がやはりおススメかな。ファンクも良いんですけどね♪

今日は「ブラウン・アイド・ガール」でしっとりと♪

 

 

M2>  6オクロック・ブルーズ  /   ソランジュ

 

アイズレーの曲をお送りしたので、70年代ソウルのオマージュを♪

ビヨンセの妹=『ソランジュ』

女優、モデルとしても活躍する彼女。

どうしてもお姉さまの存在が大きすぎるのか、そこまでビッグヒットに恵まれていない彼女。ただその実力と歌声は流石の存在感を示してくれます。

彼女のこのアルバム2008年のアルバム

「ソランジュ&ザ・ハドリー・ストリート・ドリームス」

1960~1970年代のコンシャス・ソウルをオマージュした作品。

やはり姉妹。声つきや歌唱がビヨンセに似ているのは仕方がないのか、そのことを考えながら聞くことはお勧めしません。

しかし、そんなことを除いても彼女の歌声は好き。

特にこのアルバムの中でこの「6オクロック・ブルーズ」はフォーキーでソウルフル。

どこか懐かしいリズムを自分のものとして歌い上げてくれます♪

パッと目の前が明るくなるかのようなポップな曲。

彼女のリズム感の良さと張りのある声が印象的。

ソウルのオマージュ。現在にも70年代が生きているのが分かりますね♪

HI!心呼吸 10月31日(水)

M1>  カーマ・フラワー  /    ニコラ・コンテ

 

今月の締めくくりはこんな2曲です♪

本国イタリアはもちろんのこと、現在の「ヨーロピアン・ジャズ・ムーヴメント」を代表するプロデューサー、DJ、ギタリストでもある

『ニコラ・コンテ』クラブ・ジャズ、ボサノヴァ、アシッドジャズ、フュージョン、ラテンジャズ、ワールドミュージックなどのサウンドを自在に調理してしまうシェフみたいな人。このアルバム2008年にリリースされた「リチュアルズ」

この作品も見事に調理された彼のオリジナル・サウンドで楽しませてくれます。

オシャレなラウンジに流れていそうな1枚。

ゲストボーカルを迎えての歌物JAZZは何度も聴いてしまう奥深さを感じます。

さて、このアルバムのオープニングを飾る「カーマ・フラワー」

あまり普段JAZZを聴かない方にもおススメの1曲。

大人の女性ヴォーカルを迎えて和のテイストも感じる。

なんとも不思議な雰囲気をまとっている1曲です。

サラッと聞いては勿体ないほど、繰り返し聞いたくなってしまう中毒性のある1曲。

この独特な解放感は夜の方が似合うかも・・・。

でも午前中にもリラックス効果はありそうでしょ?

 

 

M2>  クロース・トゥー・ユー  /   リアーナ

 

「リア―ナ」の曲をつなげてみました♪

2016年のアルバム『アンチ』

リアーナ自身8枚目のオリジナルアルバムです。

それまでのエッジの効いた作品とは一線を引いたような、真っ直ぐな正直な作品。

アルバム全体にメロウな曲が並びます。

特にこの曲「クロース・トゥー・ユー」♪はピアノの優しい旋律が耳にも穏やか。

「あなたが許すのであれば、あなたの傍に私はいるわ。」

ディーヴァ、セレブ。

イメージするリアーナが真の姿を見せてくれるアルバム。

だからこそ、しっかりと彼女の歌声が聞こえるのか。

好きな1枚。

「誤解されたとしても構わない。真の姿をさらけ出すことで完全な自分になれる」 そんな強い思いで制作されたこのアルバムから受け取るもの。

それをあなたも感じてみませんか?

久しぶりに聴いてみたくなったメロウ・バラード♪10月もありがとうございました♪