小林さんは桐生市出身の21歳。
勢多農林高校を卒業後、県立農林大学校に進学し、その後2024年4月 桐生市新里町に牧場「モーモーパラダイス」をオープンさせました。
現在ジャージー牛7頭を飼育していて、製品の製造販売までを一貫して行う6次産業化にも取り組んでいます。
実家が牧場を営んでいたことから、小林さんにとって小さい頃から「牛」は身近な存在。
自然と「牛」や「酪農」の分野に惹かれていったそうです。
高校生のころから、父親の牛舎の一角を借りて自分のジャージー牛の飼育を始めました。
周りからの反対もあったそうですが、「酪農の魅力を多くの人に伝えたい!」という思いで、着実に準備を進めていきました。
牧場を始めた当初は製品の販売に力を入れていたそうですが、「6次産業化をする上でもとになっているのは牛さんだ」と気づいた小林さん。
今は何よりも牛を大切にしていて、ストレスなく過ごせる環境作りや牛の体調の変化を見ることを大事にしています。
牛が友だちのような存在になってきているそうで、いつも話しかけているそうです。
最近は畑も始めました。
酪農だけでなく、お芋掘り体験など小さい子が土に触れる機会をもっと増やしていきたいと話してくれました。
「普段口にしている食品がどんな風にできているのか、実際に見て知ることでより酪農や農業への理解を深めてほしい」そんな思いで小林さんはチャレンジし続けています。
グンマドンナ
2週にわたり、牧場「モーモーパラダイス」を経営する若手酪農家 小林友那さんにお話を伺いました。