不破さんは、高崎出身の22歳。
長距離を専門としている陸上競技の選手です。
高崎健康福祉大学高崎高校、拓殖大学を経て、今年から三井住友海上で実業団選手として活躍しています。
不破さんが陸上に関心を持ったのは、小学生の時。
小学1年生の持久走大会で9位だったことが悔しくて、祖父と姉がしていた朝練習に参加し始め、家の近くを走ってから学校に登校するようになりました。
中学生になって陸上部に所属し、初めて学校の代表として出た市の大会で敗退。
勝つ自信があったのに負けたことが悔しくて、それからさらに練習に力を入れるようになったそうです。
そうしてその次の新人戦では優勝することができ、それからオリンピック出場を目標に本格的に陸上と向き合うようになりました。
その後ハイレベルな環境で陸上に取り組みたいという思いで、健大高崎高校に進学しました。
その先の進路については、実業団からも大学からも勧誘がありどちらに進むか最後まで迷ったそうですが、大学進学を選びました。
大学時代には輝かしい成績を残して一気に注目を集めます。
2021年には、U20日本陸上競技選手権大会(5000m)と、日本学生陸上競技対校選手権大会(5000m)で優勝。
2022年には、日本学生陸上競技対校選手権大会(10000m) 優勝しました。
その一方でケガに苦しむ時期もありました。
ただ「その期間を利用して体づくりなどに取り組むことができたので、今思えば自分にとってプラスの期間だった」と語ってくれました。
今後はマラソンに挑戦したいといい、まずはハーフマラソンにチャレンジしていつかマラソンに移行したいのだそうです。
グンマドンナ
今週は、高崎出身の陸上選手不破聖衣来(ふわ・せいら)さんをご紹介しました。
来週もお楽しみに!