8/20桐生八木節桐雅会会長 青木優子

青木さんは桐生出身・在住。

桐生八木節のチーム「桐雅会」の会長を務めています。

桐雅では、桐生八木節祭りをはじめ全国各地そして時には国外で八木節を披露しています。

桐生八木節桐雅会は、今年(2025年)6月に大阪・関西万博で八木節を披露しました。

青木さんは日本の伝統的な文化である八木節を海外の方に披露するタイミングをずっと探していたそうで、世界中の方が集まる万博が日本で開催されると知ったときからずっと万博でのパフォーマンスを夢見ていました。

パフォーマンスをする団体を募集する記事を見つけ、自己PRの書類や申請書を提出して念願の機会を手に入れました。

万博でのパフォーマンスに向けて、様々な踊りを詰め込んだ万博バージョンでステージ構成をしたり、大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」を普段使っているお花の道具で表現するパフォーマンスを組み込んだり様々な準備をして臨んだそうです。

「ミニ桐生八木節まつり」を万博で開催するべく、お客さんにうちわを配って一緒に踊りましょうと声をかけ盛り上げました。

最初に一通りの踊りを見せてから「みんなで踊りましょう!」と声をかけることで、八木節を知らない人もみんなで踊って楽しめたそうで、その様子をみて涙が出そうだったと語ってくれました。

後継者の育成に力をいれて八木節を次の世代に繋いでいくこと。

これが桐雅会としての目標です。

 

グンマドンナ

2週にわたり、桐生八木節桐雅会会長の青木優子さんをご紹介しました。

桐雅会Instagram

8/13桐生八木節桐雅会 会長 青木優子

青木さんは桐生出身・在住。

桐生八木節のチーム「桐雅会」の会長を務めています。

桐雅では、桐生八木節祭りをはじめ全国各地そして時には国外で八木節を披露しています。

子どものころからお祭りで八木節を踊っていたそうですが、本格的に始めたのは学生のとき。

当時旅のレポーターのお仕事をしていた時に桐生を訪れて知り合った観光課の方から、八木節のPRをするキャンペーンスタッフの情報を聞きました。

最初は人前で踊るのは恥ずかしい・・と思い断ったそうですが、観光課の方の「オーストラリアで踊る話が来ているんだけれど」という言葉に惹かれて始めることにしたそうです。

参加する人数の制限があり結局オーストラリアには行けなかったそうですが、徐々に桐生八木節の魅力に惹かれていき、ここまで続けてきました。

桐生八木節とは、やぐらを中心にお囃子を奏でてその周りをみんなで踊るというもの。

酒樽や篠笛、鐘、鼓、太鼓などを使用して「やんちきどっこいしょ-!」というかけ声をかけます。

八木節祭りには桐生市内外から多くの人が集まり、やぐらの周りは身動きが取りにくいほど盛り上がるそうです。

桐雅会ではスタンダードな「正調八木節」を踊っていますが、他にもアレンジが自由な「ダンス八木節」というものもあるんだとか。

八木節祭りに合わせてダンス八木節の大会が開催されます。

八木節の1フレーズが入っていればどんな曲を使用しても良いという新しい八木節です。

様々な構成の八木節音頭が楽しめます。

グンマドンナ

今週は、桐生八木節桐雅会会長の青木優子さんをご紹介しました。

来週は大阪・関西万博に出演した時のお話を伺っていきます。

お楽しみに!

8/6 ヴァイオリニスト 城代さや香

城代さや香(きのしろ・さやか)さんは、太田市出身・フィンランド在住のヴァイオリニストです。

3歳からヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学 音楽学部演奏学科を卒業。
現在はフィンランドのエスポー市にある「タピオラ・シンフォニエッタ」で第二ヴァイオリン首席奏者を務めています。
団員40名ほどのタピオラ・シンフォニエッタでは、現代音楽を演奏することも多く、指揮者を置かないこともあるとか。
新進気鋭の作曲家の譜面では、ヴァイオリンではなく「発泡スチロール」を弾いたことも!
演奏後は、発泡スチロールの破片が身体中に張り付いたそうです。

他にも、「歌う」「叫ぶ」「ささやく」と、譜面に書いてあったり、弓ではなく鉛筆に持ち替えてヴァイオリンの弦を叩くという演奏方法もありました。
フィンランド全体で現代音楽に力を入れている背景があるそうです。

ヴァイオリニストは肩や肘、腰などを故障することが多く、城代さんも身体のメンテナンスに気を遣っています。鍼やタイ式マッサージなど2週間に一度は施術を受けるようにしているとか。

今後は、音色の魅力と表現力の幅をもっと高めていきたい、と話して下さいました。

2週に渡り、太田市出身・フィンランド在住のヴァイオリニスト城代さや香さんをご紹介しました。

城代さんブログはこちら

7/30 ヴァイオリニスト 城代さや香

城代さや香(きのしろ・さやか)さんは、太田市出身・フィンランド在住のヴァイオリニストです。
3歳からヴァイオリンを始め、小学校低学年からは東京の先生に師事し、本格的にレッスンを開始。
その後、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学 音楽学部演奏学科を卒業。
大学在学中にはイギリスに音楽留学し研鑽を積みました。

数々の賞を受賞している城代さんは、2008年にドイツ・フライブルクで開催されたマルシュナー国際コンクールで日本人として初の1位を受賞。
ポルトガルのジュリオ・カルドナ国際コンクールのヴァイオリン部門ではアジア人として初の優勝を果たしました。

ヴァイオリンの魅力について「人間の声に最も近い音色と言われている楽器。特に古いヴァイオリンは、独特の艶や輝いているような音色が美しい。表現に奥行きが出て、喜び・怒り・悲しみなどの深みが出せる」と話して下さいました。

約3年前より、フィンランドのエスポー市にある市立オーケストラ「タピオラ・シンフォニエッタ」で第二ヴァイオリン首席奏者を務めている城代さん。

来週は、タピオラ・シンフォニエッタでの活動について伺います。

城代さんInstagramはこちら

7/23Down to Earth 山中麻葉

山中さんは東京出身。4年前に高山村に移住してきました。

アーミッシュワンピースのアパレルブランドDown to Earthのオンライン販売を手がけながら、農業や宿泊施設の運営など様々なことに取り組んでいます。

去年(2024年)8月に最初の宿泊施設を沼田にオープン!

これまで既に100組以上のお客さんが宿泊しています。

畑に囲まれた土地にある中古の一軒家を購入。

その家を半分ほどは自分たちで作業し難しいところは業者に頼む半セルフリノベーションで改装しました。

寝室は4部屋、広いリビングとテラス、庭を備えた一棟貸しの別荘に生まれ変わりました。

最大12人宿泊できるため、友だち同士や3世代の家族旅行などに利用されています。

こだわりは壁の色。

リビングはみんなでわいわい楽しむイメージでオレンジ、寝室は青やピンクなどカラフルに塗り上げました。

ワークショップを開いてみんなで塗装したため愛着のある部屋に仕上がったそうです。

現在は高山村に2軒目の宿を開く準備を進めています。

山中さんの夢は「馬を飼うこと」。

そのために今はみなかみの牧場で訓練をしています。

乗馬やお世話の方法に関する知識を学んだり、馬との関係性作りをしています。

数年後馬を飼う夢を実現して、運営している宿泊施設を馬とお客さんが気軽にふれ合える場所にすることが今の目標です。

グンマドンナ

2週に渡り、東京から高山村に移住したDown to Earthの山中麻葉さんをご紹介しました!

本の購入はこちらから

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7/16Down to Earth 山中麻葉

山中さんは東京出身。4年前に高山村に移住してきました。

昔ながらの生活を大切にしているキリスト教の集団=アーミッシュを研究しています。

食料は基本的に自給自足で、移動は馬車を使い電気はほどんど使わないというアーミッシュの生活。

そんなアーミッシュの生活に心惹かれて、妊娠をきっかけに移住を決意し高山村での生活を始めました。

現在は、元々手がけていたアーミッシュワンピースのアパレルブランドDown to Earth のオンライン販売や、農業、宿泊施設の運営など様々なことに取り組んで生活しています。

そんな高山村での移住生活について書いた本「子育て家族の里山移住、ときどき起業」を今年4月(2025年)に出版しました。

もともと私のカントリーという雑誌で連載をしていた山中さんは、その編集者さんから移住生活についての本を出版する話を持ちかけられました。

東京での生活を手放して里山移住することは不安もたくさんあり大きな決断でしたが、思い切って移住してみるととても楽しく人生が開けた感覚があるそうで、「里山移住の魅力をもっと伝えたい!」と本を出版することにしたそうです。

山中さんの本は、写真がたくさん使われていたり、レシピが載っていたり楽しく読める工夫がたくさん凝らされています。

本の中では、移住者がマイノリティとなる高山村でどのように村の生活になじんでいったのか、なじむまでに苦労した話などについて詳しく語られています。

また、たくさんの地元の方のお話もでてきます。

移住してみてわかったことは、移住者も不安だけど同じくらい地域の方も移住者に対して不安を抱いているということ。

「東京から移住してくる若い家族、いったいどんな人なのだろうか」「私たちの生活に何かネガティブな影響はないか」「ちゃんと草刈りはしてくれるのだろうか」

このような不安を抱えながらも地元のかたは、話しかけてくれたり、野菜をわけてくれたり、DIYなどのやり方を教えてくれたり、作業を手伝ってくれたりたくさん手を貸してくれたそうで、本の中では感謝の気持ちも込めてそのような地元のかたの優しさについてもたくさん書かれています。

グンマドンナ

今週は、東京から高山村に移住した、アパレルブランドDown to Earthを手がける山中麻葉さんをご紹介しました。

来週はオープンした宿泊施設、馬を飼う訓練についてお話を伺います。お楽しみに!

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7/9Mam’s Style代表 櫻井弥生

櫻井さんは、親子の居場所作りの活動をするNPO法人Mam’s Styleの理事長です。

前橋市敷島町にある「子育てと仕事楽しむママの家」を拠点に活動しています。

親子の居場所作りと、子ども服のリユースショップとして運営している「子育てと仕事楽しむママの家」の他にも、前橋こども公園内にある児童文化センター内のキッズショップでは、就労訓練の場として公園の売店も運営しています。

「子育てと仕事楽しむママの家」には、複数台のミシンを備えています。

普段は就労訓練の方が使っているそうですが、その他の方でも入園・入学の時のグッズなどを作るために使うこともできます。

ここでの裁縫活動で特に印象に残っていることは、ウガンダの就労支援をしたことだそうです。

ウガンダ発のブランドのマスク製法をMam’s Styleが担当しています。

「入園・入学の用品をお母さんたちが作るという日常のスキルが、遠く離れたアフリカの人たちを支援する力になったことはとても良い機会だった」とお話されていました。

活動する中で、支えている側のように見えるけれども支えられていると感じることが多いそうです。

「互いに弱さなどを認め合って支え合うことで1人ではできない力を発揮できる」と気づけたことで、「強くあらねばいけない」と思うことがなくなったのが櫻井さんの1番変化です。

女性が自立して自分らしく生きていくために大切なことは、自分の思ったことを選択できているかどうかだそうです。

支えてくれる家族が身近にいないこと、社会制度がないことなど様々な要因で自分のしたいことを選択できない女性が多いと感じているそうで、そのような方を支えられる居場所を作り続けることが櫻井さんの目標です。

グンマドンナ

2週にわたり、親子の居場所作りの活動をするNPO法人Mam’s Styleの理事長 櫻井弥生さんをご紹介しました!

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7/2Mam’s Style代表 櫻井弥生

櫻井弥生さんは、親子の居場所作りの活動をするNPO法人Mam’s Styleの理事長です。

前橋市敷島町にある「子育てと仕事楽しむママの家」を拠点に活動しています。

親子の居場所作りと、子ども服のリユースショップとして運営している「子育てと仕事楽しむママの家」の他にも、前橋こども公園内にある児童文化センター内のキッズショップでは、就労訓練の場として公園の売店も運営しています。

すぐにサイズアウトしてしまう子ども服を地域の中で循環させたいという思いや、正社員・アルバイト・パートなどの働き方ではまだ働きづらいという方が接客の経験を積める場所を作りたいという思いで活動しているそうです。

前橋に移住する前は、長野で子育てをしていた櫻井さん。

縁もゆかりもない地での子育ては、悩み相談する場所やでかける場所もなく孤独を感じていたそうです。

子育てをするときに、働くことや自分が好きなことをすることを諦めなければならない状況に違和感を持った櫻井さんは、まずは自分が子育て中でも好きなように働いたり好きなことをやってみてその姿を社会に見せていこうと思い、活動を始めました。

活動当初から共感してくれる子育て世帯の方が多かったそうで、口コミやインターネットなどの影響で子ども服の寄付は前橋市外の遠方からもあったり、より多くの方に声が届くようになりました。

令和6年度の居場所利用者は約750人、子ども服の寄付者は約130人。

たくさんの子育て世帯を繋げて居場所を作っています。

グンマドンナ。今週は、親子の居場所作りの活動をするNPO法人Mam’s Style代表の櫻井弥生さんをご紹介しました。

来週は、女性が自分らしく働き生きていくために大切にしている考え方や、活動を通して得られた気づきなどを伺っていきます。お楽しみに!

Mam’s Styleホームページ

6/25シンガーソングライター 澄雨

澄雨さんは、福岡出身・富岡在住。

植物をテーマに曲を作るシンガーソングライターです。

仕事の関係で2年半ほど前に富岡に引っ越してきてから、自然と曲が作れるようになったそう。

もともと曲名のない鼻歌を歌ったり、曲を作りたいという思いはあったそうですが、なかなか形にすることができていなかった澄雨さん。

群馬は日常の近くに自然がたくさんあるため、ただ生活しているだけで植物のパワーを感じられたり、植物に囲まれてのびのび過ごせていることが、曲を作れるようになった理由なのでは、と語ってくれました。

初めて群馬でライブをするとき、そんな群馬での生活や群馬への感謝の気持ちを表現した歌を歌いたいと、「群馬の一日」という曲を作りました。

ライブの日朝方3時くらいまで作業して、高崎線の0番線ホームをテーマに作ったそうです。

今後の目標は、音楽を通して少しでも日常の美しさを伝えて誰かにとって癒やしになる時間を届けること。

そして、お花屋さんなど植物を専門にしている方と音楽や映像など様々な形で植物の魅力を届けることです。

今年3月には、ファーストアルバム「植物図鑑」もリリースした澄雨さん。

今後の活躍に注目です!

澄雨さんInstagram

群馬の一日

6/18シンガーソングライター 澄雨

澄雨さんは、福岡出身で富岡在住のシンガーソングライターです。

2年ほど前から植物をテーマにした曲作りを始めました。

もともと音楽や、詩・言葉が好きだったこともあり、気づいたら曲を作っていたそうです。

植物をテーマに曲を作るようになったのは、カメラを始めたこととコロナ禍がきっかけ。

カメラで植物の写真を撮影しているうちに細部までみるようになった興味を持ち始めました。

コロナ禍では、自宅でぼーっと植物を眺める時間が増えて、「まだ気づけていない植物の美しい面にもっと気づきたい」、「植物をテーマにした曲を作ればもっと向き合えて気づけるのではないか」と考えたそうです。

澄雨というアーティスト名も、植物にとって恵みである雨の名前をつけることでより植物に近づけるのでは・・という思いもあってつけたそうです。

そんな澄雨さんですが、植物には音があまりないため「音楽で植物を表現するのは難しい」とも感じているそうです。

毎回曲が作れるのか・・と思いながらも、お部屋を植物でいっぱいにしたり、山の中にいったり植物の癒やしの空間に身を置くことで、植物のような癒やしを届ける曲を作っているのだとか。

植物といっても、種類によって特徴も様々です。

ひとつひとつの植物に向き合って、テーマにする植物ごとに繊細さや力強さなどを言葉や曲調で表現しています。

最近は中之条ガーデンズなど植物がある場所でよく活動しています。

植物への愛や感謝を曲にして、その曲によって植物への思いを聴く人と共感するのが澄雨さんの楽しみです。

澄雨さんにとって歌は植物に向き合うための手段であり、曲が完成したとき少し植物に近づけた気持ちになってやりがいを感じると語ってくれました。

グンマドンナ

今週は植物をテーマにした曲を作るシンガーソングライター澄雨さんをご紹介しました。

来週は群馬に移住してきての思いについて伺っていきます。お楽しみに!

澄雨さんInstagram