4/30 デュオ・フェアデ 羽鳥美紗紀・渋川ナタリ

玉村町出身フルート奏者の羽鳥さん(左)と、前橋出身ピアニスト渋川さん(右)。

前橋女子高校で出会ったおふたりは、ソロでの活動をする傍ら、フルートとピアノのクラシック音楽デュオ「デュオ・フェアデ」としても県内外で活動しています。

デュオ・フェアデは今年20周年を迎えます。

ただ、ここまでの20年を振り返っても大変だった記憶はあまりないそう。

ソロでの活動で苦しい時があったりたくさん悩むことがあったということですが、2人での活動があったからこそここまで続けて来られたといいます。

同じ年齢で環境も似ているふたりは、悩みなども共感しあえることが多かったり、2人で演奏することで刺激を得ることができたと語ってくれました。

楽屋でも出番直前までお喋りしていたり、デュオ・フェアデの活動はとにかくずっと楽しいそうで、収録の際も笑いが絶えない雰囲気でした。

デュオ・フェアデは、20周年を記念して 先月(3月)10日にファーストアルバム「セレナーデ」をリリース。

このアルバムは特に選曲にこだわったそうです。

おふたりはお酒が好きだそうで、「夕方から飲み始めて、夜に向けてオシャレに酔いが深まっていく」イメージでアルバムを構成しました。

また、このアルバムにも群馬愛が込められています。

全て前橋市内のレコーディングスタジオで録音したもので、ジャケット写真など全体のプロデュースやその際のヘアメイクも前橋女子高校時代の友人にお願いしたそうで、群馬県産にこだわったアルバムとなっています。

ファーストアルバム発売を記念したコンサートも始まっています。

群馬県内は、5月24日(土)の高崎公演、8月17日(日)の玉村公演、8月23日(土)の桐生公演が控えています。

羽鳥さん「CDを発売しましたが、やっぱり直接お客様に生の音を聴いていただいて、私たちも皆さんのお顔をみてお話をしたりというのがとても大切な時間ですので、実際に会場に足をお運びいただいて生の演奏をお聴きいただけたら嬉しいです。」

渋川さん「クラシック音楽やそれ以外のムード音楽など様々な幅広い音楽を心地よく楽しんでいただけることを目標にしておりますので、たくさんの方に聴いていただけたら嬉しいです。」

 

グンマドンナ

2週にわたり、クラシック音楽デュオ「デュオ・フェアデ」の羽鳥美紗紀さんと渋川ナタリさんをご紹介しました。

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4/23 デュオ・フェアデ 羽鳥美紗紀・渋川ナタリ

フルート奏者の羽鳥さん(左)と、ピアニスト渋川さん(右)。

羽鳥さんは、玉村町出身で現在は東京に住んでいます。

フルート奏者として映画やドラマの劇伴のレコーディングに参加したり、オーケストラで演奏するなどの活動をしています。

渋川さんは、前橋出身で現在は高崎に住んでいます。

都内の音大でピアノを教えたり、リサイタルやアンサンブルなど様々な演奏活動を行っています。

そんなおふたりは、フルートとピアノのクラシック音楽デュオ「デュオ・フェアデ」としても活動しています。

羽鳥さんと渋川さんは前橋女子高校で出会いました。

一緒に東京芸術大学に進学し、大学の演奏の試験の際に羽鳥さんが渋川さんにピアノ伴奏を頼んだことが2人で演奏するようになったきっかけです。

それから学外や地元群馬県内でも演奏する機会があり、デュオ・フェアデとしての活動が始まりました。

県外、そして時には国外でも演奏活動をしている羽鳥さんと渋川さん。

2017年から7年連続で、前橋テルサでニューイヤーコンサートを開催するなど、県内での活動にも力をいれてきました。

生まれ育ち、楽器を演奏し始め、そして2人が出会った町でもある群馬県には、熱い思いがあるそうです。

「地元のホールに育ててもらったというのが大きいので、時々は帰ってきて地元の空気の中で演奏したい」と羽鳥さんは語ってくれました。

また、渋川さんが考案したという「デュオ・フェアデ」というデュオ名は、「群馬」という意味だそう。

渋川さんの父の母国でもあり学生時代の留学先でもあるドイツの言葉で、馬を意味する「Pferd」。

複数形にした時の発音が「フェアデ」ということで、複数の馬→馬の群れ→群馬という意味になるそう。

そんな群馬愛に溢れたおふたりは、今年共演20周年。

20周年を記念してファーストアルバムをリリースし、記念コンサートも県内外で開催します。

最初の公演は、4月26日(土)2人が出会った町でもある前橋市のG FACE CAFEで行われます。

来週は、ファーストアルバムやコンサートに込める思い、そして20周年を迎えたことについての思いを伺っていきます。

お楽しみに!

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4/16山伏 片山文恵

片山さんは、岡山県倉敷市出身で富岡市在住の37歳。

現在「山伏(やまぶし)」として活動する片山さんは、

2023年8月から富岡市の地域おこし協力隊として妙義山を中心とした観光振興や

地域団体と連携したイベント開催などを行っています。

 

山伏とは、修験道という日本古来の山岳信仰の行者のこと。

片山さんが、山伏をやっていてよかったと感じる瞬間は、

自分の世界がものすごく広くなったことだといいます。

生きていると悩み事や、社会のことだけに一喜一憂してしまいがち。

そんな時に生身の身体で山に入り、自然のありがたみを感じると、

神様に見守ってもらっているなと幸せに感じるのだそうです。

山伏として活動する片山さんですが、夢はおばあちゃん家のような宿を開くことだそう。

きっかけは、学生時代に訪れた東北の民宿に泊まったことでした。

当時、部活で心身ともに疲弊していたという片山さんは一人で電車旅に出かけます。

 

偶然泊まった民宿の温かいおもてなしに感動し、同時に肩の力が抜けたそう。

自分と向き合う大切な時間になったといいます。

その時から、こんな場所を作りたい、叶えるならやはり宿しかないと考えていました。

 

群馬で山伏として活動する今、妙義山に触れて泊まることのできる

宿坊よりも柔らかいイメージの宿を開きたいと夢を膨らませます。

ぜひ夢を叶えていただきたいですね。

片山さんの挑戦は続きます!

 

2週にわたり、山伏・片山文恵さんをご紹介しました。

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富岡市妙義ビジターセンター

4/9山伏 片山文恵

片山さんは、岡山県倉敷市出身で富岡市在住の37歳。

現在、「山伏」として活動しています。

大学院修了後は、奈良県内で会社員として勤務したのち、

吉野山でゲストハウスの運営をしていました。

2018年に修験道の総本山・金峯山寺にて得度。

2023年8月から富岡市の地域おこし協力隊として、妙義山を中心とした観光振興や

地域団体と連携したイベント開催などの活動を行っています。

山伏とは、修験道の行者(修行する者)のこと。

特に山に入って修行している行者のことを「山伏」と呼びます。

山に伏し、野に伏して修行するためそう呼ばれたと言われているんだそう。

また修験道とは、原始的な信仰で定義がありません。

山や自然から直接、この世の真理を感じとって修行するのだそうです。

 

そんな山伏として活動する片山さん。

山伏になろうと考えたきっかけは、吉野町にいたときにたくさんの山伏に出会ったこと。

生き方に共感し、気付いたら自分も山伏になっていたと語ります。

 

片山さんの考える山伏の魅力は、シンプルなところだといいます。

大自然の中で、五感を使って感じ取ることが修験道の全てで、

本来、人間がどのように自然と接し敬っていたか、

自然の中のいろんなものを愛していたかということが山に行けばきっと感じ取れる。

そのような意味で非常にシンプルなところが魅力なんだといいます。

そして、2年前に富岡市地域おこし協力隊として移住してきた片山さんは、

行場としても発展したという「妙義山」の魅力にも惹きつけられました。

手を合わせざるを得ないほどの荘厳さがあり、

「言葉にならないがすごい」と思わせる素晴らしさがあるといいます。

 

片山さんにとって山とは、色んな気持ちをストレートに伝えられる頼れる存在であり、

美しいと感じる憧れの存在でもあるそうです。

 

そんな片山さんの活動を、来週も引き続きお伝えしていきます!

今週はここまで。来週もどうぞお楽しみに!

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富岡市妙義ビジターセンター

 

4/2ファーマー 宮前むつ美・新井直美

宮前さんと新井さんは、藤岡市出身・在住の49際と47歳。

現在2人で農業を営んでいます。

おふたりは小中高と同じチームでソフトボールをしていた先輩と後輩です。

高校生の時には全国大会にも出場し、その後実業団選手として活躍。

新井さんは日本代表にも選出され、2002年の世界選手権で準優勝も経験しました。

2年前に農業を始め、今年から、夏の収穫に向けてナスを育てながら冬の栽培に向けて同時にいちごを栽培する二刀流に挑戦します。

ソフトボールをずっと続けてきたストイックなおふたりは、難しいと言われているけれども1年を通して栽培するため二刀流栽培に挑戦することにしたと語ってくれました。

1年を通して栽培できるものの中で、藤岡市が推している栽培品目である群馬県のいちごの品種やよいひめとナスを選んだそうです。

農作業をする上で意識しているのは、休憩をとること。

宮前さんは特に疲れを感じにくく、休憩を取らずに作業を続けてしまうことが多いそう。

ただ、2人で作業をしているため自分が休まないと相手も休みにくくなってしまうという思いから、最近は積極的に休憩をとることを意識しています。

そして、今年2月、2人が初めて栽培したいちごが、藤岡市のいちご&とまと祭りで金賞にあたる県農業共済組合理事長賞を受賞!

まさか受賞するとは思っていなかったため会場に行かずに作業をしていたそうで、知人からの電話で受賞を知りました。

この賞は、鮮度・色艶・形が評価基準。

次は糖度もはかられる県の品評会での受賞を目指しています。

そして地域の農家の方との交流をさらに深め、地域の方と一緒にやよいひめをはじめとする藤岡市の食材の魅力を広めていきたいと語ってくれました。

おふたりの今後の活躍にも注目です!

な~むふぁ~むInstagram

3/26ファーマー 宮前むつ美・新井直美

宮前さんと新井さんは、藤岡市出身の49際と47歳。

現在2人で農業を営んでいます。

おふたりは小中高と同じチームでソフトボールをしていた先輩と後輩です。

高校生の時には全国大会にも出場し、その後実業団選手として活躍。

新井さんは日本代表にも選出され、2002年の世界選手権で準優勝も経験しました。

 

そんな宮前さんと新井さんは、ソフトボール選手を引退してから農業を始めました。

それぞれの名前の最初の文字をとって、「な~むふぁ~む」という名前です。

新井さんは、元々いつか農業をしたいという思いを抱いていたそう。

新型コロナウイルスの影響で外出ができなくなったことをきっかけに始める決意を固めました。

宮前さんは、以前農業法人で働いていてトマトの栽培をしていた経験があったそうで、新井さんが宮前さんに一緒にやろうと声をかけたことで始まりました。

最初は家庭菜園として栽培していましたが、2年前に本格的に農業を始め、1年目はナス、2年目はいちごを栽培しました。

未経験で身内に農家をしている人もいなかったため、農家の先輩との繋がりがないことが1番大変だったそうです。

それでも、近所の人や農家の方との関係を徐々に築き、農業指導センターなどの環境も活用して農業のノウハウを学んでいきました。

また、いちごについては、「収穫よりもパック詰め」と言われるほどパック詰めが難しいそうで苦戦したと話していました。

先輩農家さんに教えてもらい、買う人の気持ちになって美味しそうに見えるように詰めることを意識しているそうです。

1つのパックが完成する毎にお互いに見せ合うなど、収穫だけでなくパック詰め作業にもやりがいを感じながら前向きな姿勢で作業に取り組んでいます。

来週は、ナスといちごの二刀流栽培へのチャレンジについて、そしておふたりのいちごが県農業共済組合理事長賞を受賞したことについてお話を伺っていきます。

来週もお楽しみに!

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3/19 オペラ歌手 鈴木麻里子

鈴木麻里子さんは高崎出身の40歳。1児の母でもあります。
プロになって17年です。
感情を入れて主観で歌うのではなく、楽譜に忠実に歌うことを心がけているとか。
自分を俯瞰してみるほうが、良い歌が歌えると話して下さいました。

そんな鈴木さんは、5/3(土)高崎芸術劇場 大劇場で開催される地産地消オペラ「椿姫」で主役のヴィオレッタ役を担当します。

群馬の人たちで作り上げる地産地消オペラ。現在、稽古真っ只中です。
一般の方も合唱などで参加できることから、このプロジェクトに参加して欲しい、と呼び掛けてくれました。新規募集は今年12月から実施予定とのことでした。

オペラの円熟期は50代と言われているそうで、鈴木さんはこれからその年代に突入します。80歳になっても舞台に立ち続け、オペラを歌っていたい…と話して下さいました。

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3/12 オペラ歌手 鈴木麻里子

鈴木麻里子さんは、高崎出身の40歳。
3歳の長男を育てる傍ら、数々の舞台に出演し精力的に活動しています。
プロデビューして17年。これまでに「蝶々夫人」「アイーダ」「トゥーランドット」のタイトルロールを務めたほか、「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロの結婚」など東京文化会館や新国立劇場など数多くのオペラに出演してきました。

中学卒業までは運動一筋だった鈴木さんですが、母親の影響もあり歌の道に進みました。
日生劇場「魔笛」で念願の「夜の女王」役に選ばれたことが、大きなターニングポイントになったそうです。

そして、群馬では群馬交響楽団70周年記念「蝶々夫人」でもタイトルロールを務めました。群響の演奏に支えられ大舞台に立ちました。

普段は1人で孤独に練習を重ねるけれども、稽古場にいくとキャストやスタッフなど大人数が集まり「みんなで1つのものを作り上げる楽しさ」が実感できるそうです。その点が、オペラ歌手という職業の楽しさ・醍醐味だと話して下さいました。

5月に高崎芸術劇場 大劇場で開催される地産地消オペラ『椿姫』でも主役のヴィオレッタ役を担当する鈴木さん。
来週は、この公演について詳しく伺います。

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3/5CiONユーフォニアム奏者 聖奈

聖奈さんは、太田市出身の27歳。

楽器演奏者ヴォーカルが融合した音楽ガールズユニットCiONで、ユーフォニアムを演奏しています。

CiONは、歌と演奏、ダンスで見て聴いて楽しめるパフォーマンスが特徴です。

上半身ほどの大きさがあるユーフォニアムを演奏しながらのダンスは大変なんだそう。

楽器で顔が隠れてしまっていないか、体の傾きや角度のバランスはとれているか鏡で確認しながら日々練習に取り組んでいます。

また、ダンスと演奏のリズムが異なることも難しい要因の1つ。

まずは何も考えなくてもできるほど演奏を体にしみこませてから、ダンスの振り入れをすることで演奏とダンスの両立をしているそうです。

聖奈さんは、ユーフォニアムの他にもバストランペットを演奏することもあります。

ヴァイオリンやクラリネットのように高い音域で主旋律を担える楽器がいなくなってしまったことから、バストランペットに挑戦したそうです。

ライブでは観客と一緒にジャンプしたり手を挙げたり、初めての人も何も知らない人も楽しめる雰囲気作りを心がけているそうです。

マイクが楽器にしかついていないため楽器演奏者3人の声を聴ける機会がないので、ライブのMCで声や人となりを知ることができるのもライブの魅力の1つです。

聖奈さんの目標はユーフォニアム奏者の将来の道を広げたり、もっとユーフォニアムを普及させることです。

ユーフォニアムは歴史が浅い楽器であるため、オーケストラなどでは使われていないため、ユーフォニアム奏者としてずっと続ける場所が少ないそう。

ユーフォニアムを続ける新しい道を示して、たくさんの人がユーフォニアムを初めて続けて欲しいと語ってくれました。

そして、CiONは今年4月16日にメジャーデビューが決まっています。

デビューに先立って4月9日にはZepp DiverCity(TOKYO)でメジャーデビューワンマンライブも開催します。

今後の活躍に注目です!

CiONホームページ

 

2/26CiONユーフォニアム奏者 聖奈

聖奈さんは太田市出身の27歳。

楽器演奏者とヴォーカルが融合したユニットCiONのユーフォニアム担当として活動しています。

CiONは、2017年に結成で、メンバーチェンジを経て現在はユーフォニアム、サックス、ピアノ、そしてヴォーカル2人のあわせて5人で構成されています。

聖奈さんは大学在学中の2018年にユーフォニアム担当として加入しました。

ユーフォニアムを始めたのは、小学6年生の時。

小学校の金管バンドクラブで当初はアルトホルンを演奏していました。

しかし、中学生になる年にアルトホルンがなくなってしまうということで、形が似ていて音色が元々好きだったユーフォニアムに変えて演奏を続けることにしました。

中学時代は、吹奏楽部のコンクールの他にソロコンクールにも出場し、中学3年生の夏全国グランプリを受賞。

それをきっかけに、高校は部活ではなくソロで音楽を学ぶ音楽コースがある高校に進学しました。

その後東京に上京して音楽大学に入学。

とにかくユーフォニアムを演奏するのが好きで、ずっと楽しく演奏していたいという気持ちで大学まで続けていたそうです。

可愛い衣装を着て演奏するユーフォニアムの演奏家になりたいという気持ちが大きくなってきた頃、CiONの存在を知ったそうです。

可愛い衣装を着てピンヒールを履き、クラシックアレンジを演奏してる姿に憧れて、応募しました。

CiONは、演奏や歌だけでなくダンスもして見て聴いて楽しんでもらうパフォーマンスをしています。

聖奈さんは、この唯一無二の構成や、ジャズ・ポップス・ブラス・クラシックアレンジなど多様な種類の音楽を学べることにやりがいを感じているそうです。

来週はCiONの詳しい活動内容についてご紹介します!

お楽しみに!

CiONホームページ