10/1若手酪農家 小林友那

小林さんは桐生市出身の21歳。

勢多農林高校を卒業後、県立農林大学校に進学し、その後2024年4月 桐生市新里町に牧場「モーモーパラダイス」をオープンさせました。

現在ジャージー牛7頭を飼育していて、製品の製造販売までを一貫して行う6次産業化にも取り組んでいます。

実家が牧場を営んでいたことから、小林さんにとって小さい頃から「牛」は身近な存在。

自然と「牛」や「酪農」の分野に惹かれていったそうです。

高校生のころから、父親の牛舎の一角を借りて自分のジャージー牛の飼育を始めました。

周りからの反対もあったそうですが、「酪農の魅力を多くの人に伝えたい!」という思いで、着実に準備を進めていきました。

牧場を始めた当初は製品の販売に力を入れていたそうですが、「6次産業化をする上でもとになっているのは牛さんだ」と気づいた小林さん。

今は何よりも牛を大切にしていて、ストレスなく過ごせる環境作りや牛の体調の変化を見ることを大事にしています。

牛が友だちのような存在になってきているそうで、いつも話しかけているそうです。

最近は畑も始めました。

酪農だけでなく、お芋掘り体験など小さい子が土に触れる機会をもっと増やしていきたいと話してくれました。

「普段口にしている食品がどんな風にできているのか、実際に見て知ることでより酪農や農業への理解を深めてほしい」そんな思いで小林さんはチャレンジし続けています。

グンマドンナ

2週にわたり、牧場「モーモーパラダイス」を経営する若手酪農家 小林友那さんにお話を伺いました。

 

Instagram

9/24若手酪農家 小林友那

小林さんは桐生市出身の21歳。

勢多農林高校を卒業後、県立農林大学校に進学し、その後2024年4月 桐生市新里町に牧場「モーモーパラダイス」をオープンさせました。

現在ジャージー牛7頭を飼育していて、製品の製造販売までを一貫して行う6次産業化にも取り組んでいます。

モーモーパラダイスのヨーグルトやチーズなどの商品は、群馬県各地でキッチンカーで販売しています。

ヨーグルトのこだわりは、自分で飼っているジャージー牛の生乳と、てんさい糖のみで作っていること。

素材そのままの美味しさを味わって欲しいという思いがあるそうです。

より多くの人に酪農の魅力を伝えたいという思いで牧場を立ち上げた小林さん。

メディアやイベントに積極的に出演することで、より幅広く魅力を届ける活動もしています。

そのような活動もあり、牧場に遊びにきてくれた高校生が「小林さんと同じ農林大学校に進学する目標ができた」と伝えてくれたこともあったそうです。

キッチンカーでチーズやヨーグルトを食べて喜んでくれるお客さんの姿も小林さんのやりがいになっています。

ジャージー牛は、本来神経質な性格なのだそうですが、小林さんのところの牛たちは、お客さんが来たら自然とよってきてとても人なつこくて可愛いのだと話してくれました。

ぜひ「モーモーパラダイス」に足を運んでみてください。

グンマドンナ

来週も小林さんにお話を伺います。お楽しみに!

Instagram

9/17銅版画家 長野順子

長野さんは高崎出身・在住の59歳。

東京芸術大学美術学部建築科、東京芸術大学大学院を経て、建築設計事務所に5年間勤めていました。

しかし働いているうちに設計だけでなく「イメージしたものを自分の手で作りたい」と思うようになったそうです。

作品のイメージは、草花など自然の美しさから、妖精がいるような幻想的な世界です。

榛名山の中腹の自然が豊かなところで育った長野さん。

幼少期から両親に花や鳥の名前を教えてもらうなど自然の中にいるのが当たり前という環境が好きだったそう。

長野さんは1年に6回ほど、県内外で個展を開いています。

毎年個展のテーマを設けているそうで、今年のテーマは「空想庭園」。

お客さんには自由に空想を膨らませながら楽しんで欲しいと語ってくれました。

長野さんの銅版画は全てモノクロです。

モノクロだから感じられる光と闇の世界があり、色にも縛られず自由に幻想的な世界を表現できるのが銅版画の魅力なのだとか。

来年で銅版画家になってから30年の長野さん。

この先も幻想的な世界を描きたいという気持ちに変化はありませんが、銅版画だけでなくアクリル画や創作人形など様々な表現方法で表現し続けたいと目標を語ってくれました。

11月23日まで中ノ沢美術館で開かれている「森の中の美術展」に出品されています。

ぜひ足を運んでみてください!

 

グンマドンナ

2週にわたり高崎出身・在住の銅版画家 長野順子さんをご紹介しました!

9/10銅版画家 長野順子

長野さんは、高崎出身・在住の59歳。

東京芸術大学美術学部建築科、東京芸術大学大学院を経て、建築設計事務所に5年間勤めていました。

しかし働いているうちに設計だけでなく「イメージしたものを自分の手で作りたい」と思うようになったそうです。

そんな時に知り合いの勤める画廊で銅版画を初めて見て、その幻想的な美しさに惹かれて銅版画を学び始めました。

残したい線の周りを削って描く木版画と異なり、銅版画は描きたい線を削って描きます。

長野さんは主にエッチングという技法を用いて制作しており、酸性の腐食液で銅を腐食して線を削っていきます。

インクを塗って拭き取ることで線の部分にだけインクが残り、その銅版をプレスすることで描いたものが紙に刷られるということです。

このエッチングという技法は、その日の気温や腐食液の古さなどコンディションによって腐食される度合いが変わってくるため、長年の経験と感覚が大切です。

イメージしたもの通りに表現することが難しい反面、その難しさが楽しさでもあると語ってくれました。

9月15日まで、ギャラリーHANA 下北沢で長野さんの個展が開催されています。

そして11月23日まで、前橋市中ノ沢美術館でグループ展「森の中の美術展」に出品しています。

ぜひ足を運んでみてください!

グンマドンナ

今週は、高崎出身・在住の銅版画家 長野順子さんをご紹介しました。

来週もお楽しみに!

Instagram

9/3 女子高生バンド Sense of wonder

高崎商科大学附属高等学校 軽音楽部に所属する女子高生バンド「Sense of wonder」をご紹介します。高校3年生のVo.りこ、Gt.りんか、Dr.りおな、Ba.あやね からなる4人組バンドです。

Sense of wonderは、群馬県高校文化連盟軽音楽専門部の公式大会である、第15回高校生軽音楽コンテスト2025夏で、最優秀賞を受賞!
8/19、20に埼玉の大宮で開催された全国大会へ出場しました。

軽音部の部員は84名。バンドごとに部室を予約して活動するため、週1の活動が基本で、バンドごとにスタジオに入って練習することもあるとか。個人練習にも励んでいます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校内ライブは年に3回あり、3月には高崎のライブハウス「TRUST55」で全バンド出演する卒業記念のライブイベントも行っています。

Sense of wonderは、高校卒業を機に一旦、活動は終了予定。
今は、大学受験に向けて勉強に励んでいます。

残り数ヶ月、青春を謳歌して下さいね!

 

 

8/27 女子高生バンド Sense of wonder

高崎商科大学附属高等学校 軽音楽部に所属する女子高生バンド「Sense of wonder」をご紹介します。高校3年生のVo.りこ、Gt.りんか、Dr.りおな、Ba.あやね からなる4人組バンドです。

Sense of wonderは、群馬県高校文化連盟軽音楽専門部の公式大会である、第15回高校生軽音楽コンテスト2025夏で、最優秀賞を受賞!
8/19、20に埼玉の大宮で開催された全国大会へ出場しました。

コンテストでも演奏したオリジナル曲「はせる」は、ギターのりんかさん作詞作曲のナンバー。高校3年間に思いを馳せて作りました。

この4人で大会に出るのはラストということで、思いを噛みしめながら演奏したというメンバー。
緊張せず楽しく演奏でき、「今までで一番良いライブができた」と話してくれました。

FM GUNMAのアマチュアバンドコンテスト「ROCKERS」でも決勝まで進んだり、TAKASAKI CITY ROCK FES.のステージも経験している彼女たち。
これからもバンドを楽しんで下さいね!

Instagramはこちら

8/20桐生八木節桐雅会会長 青木優子

青木さんは桐生出身・在住。

桐生八木節のチーム「桐雅会」の会長を務めています。

桐雅では、桐生八木節祭りをはじめ全国各地そして時には国外で八木節を披露しています。

桐生八木節桐雅会は、今年(2025年)6月に大阪・関西万博で八木節を披露しました。

青木さんは日本の伝統的な文化である八木節を海外の方に披露するタイミングをずっと探していたそうで、世界中の方が集まる万博が日本で開催されると知ったときからずっと万博でのパフォーマンスを夢見ていました。

パフォーマンスをする団体を募集する記事を見つけ、自己PRの書類や申請書を提出して念願の機会を手に入れました。

万博でのパフォーマンスに向けて、様々な踊りを詰め込んだ万博バージョンでステージ構成をしたり、大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」を普段使っているお花の道具で表現するパフォーマンスを組み込んだり様々な準備をして臨んだそうです。

「ミニ桐生八木節まつり」を万博で開催するべく、お客さんにうちわを配って一緒に踊りましょうと声をかけ盛り上げました。

最初に一通りの踊りを見せてから「みんなで踊りましょう!」と声をかけることで、八木節を知らない人もみんなで踊って楽しめたそうで、その様子をみて涙が出そうだったと語ってくれました。

後継者の育成に力をいれて八木節を次の世代に繋いでいくこと。

これが桐雅会としての目標です。

 

グンマドンナ

2週にわたり、桐生八木節桐雅会会長の青木優子さんをご紹介しました。

桐雅会Instagram

8/13桐生八木節桐雅会 会長 青木優子

青木さんは桐生出身・在住。

桐生八木節のチーム「桐雅会」の会長を務めています。

桐雅では、桐生八木節祭りをはじめ全国各地そして時には国外で八木節を披露しています。

子どものころからお祭りで八木節を踊っていたそうですが、本格的に始めたのは学生のとき。

当時旅のレポーターのお仕事をしていた時に桐生を訪れて知り合った観光課の方から、八木節のPRをするキャンペーンスタッフの情報を聞きました。

最初は人前で踊るのは恥ずかしい・・と思い断ったそうですが、観光課の方の「オーストラリアで踊る話が来ているんだけれど」という言葉に惹かれて始めることにしたそうです。

参加する人数の制限があり結局オーストラリアには行けなかったそうですが、徐々に桐生八木節の魅力に惹かれていき、ここまで続けてきました。

桐生八木節とは、やぐらを中心にお囃子を奏でてその周りをみんなで踊るというもの。

酒樽や篠笛、鐘、鼓、太鼓などを使用して「やんちきどっこいしょ-!」というかけ声をかけます。

八木節祭りには桐生市内外から多くの人が集まり、やぐらの周りは身動きが取りにくいほど盛り上がるそうです。

桐雅会ではスタンダードな「正調八木節」を踊っていますが、他にもアレンジが自由な「ダンス八木節」というものもあるんだとか。

八木節祭りに合わせてダンス八木節の大会が開催されます。

八木節の1フレーズが入っていればどんな曲を使用しても良いという新しい八木節です。

様々な構成の八木節音頭が楽しめます。

グンマドンナ

今週は、桐生八木節桐雅会会長の青木優子さんをご紹介しました。

来週は大阪・関西万博に出演した時のお話を伺っていきます。

お楽しみに!

8/6 ヴァイオリニスト 城代さや香

城代さや香(きのしろ・さやか)さんは、太田市出身・フィンランド在住のヴァイオリニストです。

3歳からヴァイオリンを始め、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学 音楽学部演奏学科を卒業。
現在はフィンランドのエスポー市にある「タピオラ・シンフォニエッタ」で第二ヴァイオリン首席奏者を務めています。
団員40名ほどのタピオラ・シンフォニエッタでは、現代音楽を演奏することも多く、指揮者を置かないこともあるとか。
新進気鋭の作曲家の譜面では、ヴァイオリンではなく「発泡スチロール」を弾いたことも!
演奏後は、発泡スチロールの破片が身体中に張り付いたそうです。

他にも、「歌う」「叫ぶ」「ささやく」と、譜面に書いてあったり、弓ではなく鉛筆に持ち替えてヴァイオリンの弦を叩くという演奏方法もありました。
フィンランド全体で現代音楽に力を入れている背景があるそうです。

ヴァイオリニストは肩や肘、腰などを故障することが多く、城代さんも身体のメンテナンスに気を遣っています。鍼やタイ式マッサージなど2週間に一度は施術を受けるようにしているとか。

今後は、音色の魅力と表現力の幅をもっと高めていきたい、と話して下さいました。

2週に渡り、太田市出身・フィンランド在住のヴァイオリニスト城代さや香さんをご紹介しました。

城代さんブログはこちら

7/30 ヴァイオリニスト 城代さや香

城代さや香(きのしろ・さやか)さんは、太田市出身・フィンランド在住のヴァイオリニストです。
3歳からヴァイオリンを始め、小学校低学年からは東京の先生に師事し、本格的にレッスンを開始。
その後、桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学 音楽学部演奏学科を卒業。
大学在学中にはイギリスに音楽留学し研鑽を積みました。

数々の賞を受賞している城代さんは、2008年にドイツ・フライブルクで開催されたマルシュナー国際コンクールで日本人として初の1位を受賞。
ポルトガルのジュリオ・カルドナ国際コンクールのヴァイオリン部門ではアジア人として初の優勝を果たしました。

ヴァイオリンの魅力について「人間の声に最も近い音色と言われている楽器。特に古いヴァイオリンは、独特の艶や輝いているような音色が美しい。表現に奥行きが出て、喜び・怒り・悲しみなどの深みが出せる」と話して下さいました。

約3年前より、フィンランドのエスポー市にある市立オーケストラ「タピオラ・シンフォニエッタ」で第二ヴァイオリン首席奏者を務めている城代さん。

来週は、タピオラ・シンフォニエッタでの活動について伺います。

城代さんInstagramはこちら