1/26 ヴィオラ奏者 大竹温子

ヴィオラ奏者の大竹温子さんは、高崎出身の27歳。

3歳からピアノ、4歳からヴァイオリンをはじめ、名古屋芸術大学を卒業。
現在は、演奏活動をしながら、高崎で音楽教室を主宰しています。

 

 

 

 

 

 

 

大学卒業後、3回ほど、夏に、ヨーロッパ各地でのオペラの公演に参加した経験もあるそうです。

長いときは2ヶ月間、チームでバスに揺られて移動し、古いお城などにセットを立てて、公演を行います。

どこに行っても満席で、土地にクラシックが根ざし、愛されていることを感じたそうです。

 

音楽大学を目指す!と決めたのが、周りよりも遅かった大竹さん。

高校生の時、受験勉強の息抜きにオーケストラの演奏会に行って、とても感動したとき、このままもう、拍手をもらう側にはならないんだな、ということが心にひっかかり、演奏の道を志したそうです。

今はフリーランスで活躍する大竹さんですが、いつか、オーケストラのメンバーになることが目標だと話してくださいました。

グンマドンナ、来週もお楽しみに!

 

1/19 ヴィオラ奏者 大竹温子

大竹温子さんは、高崎市出身の27歳。
3歳からピアノ、4歳からヴァイオリンをはじめ、名古屋芸術大学を卒業。

 

 

 

 

 

 

 

大学生の時に、授業でヴィオラにふれ、その後ヴィオラに転向しました。

現在は、演奏活動とともに、高崎で音楽教室を主宰し、ぐんまジュニアオーケストラの指導もされています。

ロシア国立モスクワ音楽院に、全学費を免除される推薦を受け留学をしたり、ヨーロッパ各地でオペラの公演に参加したりと、海外でも研鑽を積まれました。

ヴィオラは、ヴァイオリンよりひとまわり大きい弦楽器。

メロディーを奏でるヴァイオリンやチェロをつなぐような、「縁の下の力持ち」ポジションだそうです。

大竹さんが、参加するコンサートについては、下記をご覧ください。

 

 

 

 

 

 

2/13(日)邑楽町中央公民館

 

 

 

 

 

 

2/23(水・祝) 高崎芸術劇場

来週も引き続き、大竹さんにお話を伺います!

お楽しみに!

1/12 美術作家 ましもゆき

ましもゆきさんは、群馬出身・在住の美術作家です。
伝統的な日本画にみられる花、蛾、文様などをモチーフに
黒インク一色で緻密な絵画を描いています。

線の太さを変えることで、黒一色とは思えない、
躍動感と華やかさのある作品が魅力です。

2008年に東京オペラシティアートギャラリーでの
「project N」の展示で注目を集め、2010年にはVOCA展にも選出されました。

ましもさんは、漫画を描くときに使うような
一般的な道具で緻密な作品を手掛けています。
ペン先にインクをつけながら描いていく「つけペン」を使い、
0.3~0.5ミリほどの線を描いていきます。

細かく、気が遠くなるような作業を黙々と続けます。
これまで、鳳凰、くじゃく、花、鏡など
色々なものをモチーフにしてきました。

現在とりかかっている新しいモチーフは「魚」とのこと。
ましもさんなりのデフォルメを加えた魚は、
龍のようにも見えるとか。

今後の作品も楽しみにしています!

<個展情報>
企業メセナ群馬 芸術奨励賞受賞記念展
2022年2月26日(土)~4月10日(日)
株式会社ヤマト本社1階ギャラリー(新前橋駅から徒歩5分)
※新旧の大作~小作品まで20点前後展示予定
※ギャラリートークやワークショップ、グッズ販売も有り

ましもゆきさんのインスタグラムはこちら

 

1/5 美術作家 ましもゆき

ましもゆきさんは、群馬出身・在住の美術作家です。
2007年に、東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻領域を卒業されました。
伝統的な日本画にみられる花、蛾、文様などをモチーフに
黒インク一色で緻密な絵画を描いています。

2008年に東京オペラシティアートギャラリーでの「project N」の展示で注目を集め、
2010年にはVOCA展にも選出されました。
これまでには、高崎市美術館などで個展を開催したほか、
アーツ前橋や群馬県立近代美術館での企画展にも参加しています。

美大時代には油絵を専攻していたそうですが、
元々漫画が好きだったことから、その道具を使って描き始めたことで
今のスタイルに行き着きました。

一番こだわっている部分は「線で描く」ということ。
グラデーションの技法を用いず、線の細さと太さで躍動感や華やかさを出しています。

<個展情報>
企業メセナ群馬 芸術奨励賞受賞記念展
2022年2月26日(土)~4月10日(日)
株式会社ヤマト本社1階ギャラリー(新前橋駅から徒歩5分)
※新旧の大作~小作品まで20点前後展示予定
※ギャラリートークやワークショップ、グッズ販売も有り

ましもゆきさん インスタグラムはこちら

来週もお楽しみに!

 

 

12/28 ゲストハウス「TSURUMAU」代表 川堀奈知

川堀奈知さんは、桐生市出身。
2019年3月に東京の会社を辞めて、桐生にUターンし、桐生市菱町で 観光客などが宿泊できるゲストハウス「TSURUMAU」をスタートさせました。

 

 

 

 

 

2年間のドイツでの生活や、国内外に旅行をしてきた経験を活かし、
改装した古民家で、お客さんを受け入れています。

また、スパイスカレーのお店を開いたり、桐生市民活動推進センター「ゆい」のスタッフとして、市民活動団体のサポートや観光案内などを行ったりと、さまざまな活動もされています。

 

 

 

 

 

 

 

さらに、今年4月には、JR桐生駅構内で、エキナカシェアショップ「オーライ」もスタートさせました。

もともと立ち食い蕎麦屋さんだったスペースで、パン屋さんや焼き菓子屋さんなどが日替わりでお店を営業。

その他、子どもたちが自分達の力で古本を販売する場所として使ったりと、これからも活用方法は広がりを見せていきそうです。

 

今桐生には、川堀さんと同時期にUターンや移住をしてきた仲間が多いそう。

桐生がさらにまわりからも注目される場所になればと、そんな仲間たちとともに地元愛を持って活動されています。

12/22 ゲストハウス「TSURUMAU」代表 川堀奈知

川堀奈知さんは、桐生市出身。

 

 

 

 

 

2019年3月に東京から桐生にUターンし、その年の9月から、桐生市菱町で、観光客などが宿泊できる、ゲストハウス「TSURUMAU」をスタートさせました。

東京の会社で働いている中で、何か自分で新しいことをはじめたい、それならば地元でと、桐生に戻ってきたそうです。

もともとひとり旅が好きで、国内外でゲストハウスや民泊を利用していた川堀さん。

そこで友達ができることもあったといい、桐生でもそんな場所をつくりたいという想いから、桐生市の空き家バンクで見つけた古民家を改装して「TSURUMAU」をはじめました。

 

 

 

 

 

ドイツで2年間生活した経験もあり、英語にも対応できるゲストハウスとして、海外からのお客さんも迎え入れています。

しかし、オープンから半年で、コロナ禍になりお客さんが減少。
そんな中で、できることを、と新型コロナウイルスの影響で学校が休みになっていた間、小学生たち10人を預かったこともあるそうです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、ゲストハウス以外にも、桐生で様々な活動を行う川堀さん。

次回も引き続き、お話を伺います。

12/15 布・小物作家 飯嶋敦子

飯嶋さんは、群馬出身在住の布・小物作家です。
blanco.swing(ブランコスイング)というブランドを展開しています。
地元の服飾学校を卒業後、アパレルで長年働きながら、
6年前からバックやポーチなどを作り始めました。
ここ1年は、作家活動1本に絞って活動しています。

刺し子をメインとする飯嶋さんの作品は、パステルカラーの生地と糸を使っています。
手仕事によるものですが、ぬくもりをあえて出さず、ひんやりとした印象を出すように心がけているそうです。

タロットカードをモチーフにした作品を作ったり、先日は刺し子のパネル作品にもチャレンジしました。

特に、黒の生地と糸を使った観賞用パネルが大好評だったとか。

今後は、チャンスがあれば洋服屋とコラボしてみたい!と話して下さいました。

blanco.swingのインスタグラムはこちら

 

12/8 布・小物作家 飯嶋敦子

飯嶋敦子(あつこ)さんは、群馬出身在住の布・小物作家です。
地元の服飾学校を卒業後、アパレルで長年働きながら、
6年前からバックやポーチなどを作り始めました。
ここ1年は、作家活動1本に絞って活動しています。

ブランド名は、blanco.swing(ブランコスイング)と言います。
一時期、夜中の公園でブランコに乗るのがマイブームだった飯嶋さん。
自分が楽しい気持ちになれる事を…と想像した時に
ブランコの思い出がよみがえり、命名しました。

飯嶋さんが得意とするのは、「刺し子」の作品です。
刺し子は、藍色の布に白い糸で線を描くように刺しゅうする伝統的な刺繍ですが、
飯嶋さんが作るのは、生地も糸もパステルカラーをメインにしたもの。
手仕事による作品ですが、手のぬくもりが伝わらないように、
どこかひんやりした印象を持たせるようにこだわっています。

デザイン性の高い繊細な刺し子作品ですが、
図面は一切描かず、頭の中でイメージして刺していくスタイル。
やり直しをすることもなく、一気に仕上げていくとか。

生地や糸選びも非常にこだわっていて、
作業部屋は材料で溢れているそうです。

飯嶋さんが作り出す、素敵な刺し子の世界。
インスタグラムもチェックしてみて下さい!

blanco.swingのインスタグラムはこちら

来週も、お楽しみに!

 

12/1 画家 渡辺香奈

高崎市で育った、画家の渡辺香奈さん。

 

 

 

 

 

渡辺さんの作品は現在、高崎駅西口のペデストリアンデッキの天井を飾っています。
作品のタイトルは「The River」
背中を向けた女性を中心に、両端には、色鮮やかな花と、黒い渦巻きが描かれています。横が10メートルを超える、油絵の大作です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは、渡辺さんが2012年に、文化庁の新進芸術家海外派遣員として、スペインにわたる前に描かれたもの。
留学生活への不安から、なにかあったときのために遺作が必要!と
思い、大作を制作しました。

留学が不安、でも行きたい、でも不安、でも・・・という気持ちから、「禍福は糾える縄の如し」がテーマになっています。

モチーフのお花は、渡辺さんご自身がお家の庭で育てたものだそうです。

そして、渡辺さんは今年から、木炭を使っての制作をされています。

スペインで使っていたような木炭が日本に売っていないので、つくってしまおう!というところからはじまりました。

養蚕の盛んな群馬県の「桑の木」は木炭にすると画材になるそうです。

およそ半年間、協力してくれる人を探す中で、ついに、炭窯をもっている富岡の養蚕農家、高橋さんに出会うことができ、群馬の桑の木炭が実現しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年3月には、この木炭を使った絵を、富岡製糸場で展示する予定です。

 

 

11/24 画家 渡辺香奈

渡辺香奈さんは、岩手県で生まれ、高崎市で育ちました。
画廊や美術館での展示を精力的に行い、大学で人体デッサンの講師も務めています。

 

 

 

 

 

慶應義塾大学総合政策学部卒業後、3年半一般企業で働いたという渡辺さん。
転職をしようとしていた際、リーマンショックが起き、ほぼ決まっていたはずの会社に入れなくなってしまいます。

そこで、高校の時美術部で頑張っていた「絵」をやろうと、コンクールに応募し始めました。

絵で食べていくのは難しいからと、画家になりたい、とは考えていなかった渡辺さんですが、この機会にやってみたいことをやろうと、ほぼ独学で一歩踏み出したそうです。

その結果、見事、銀座にある画廊の登竜門的なコンテストで受賞。画家として歩み始めました。

そして、2012年には、文化庁の新進芸術家海外派遣員として、スペインに渡ります。

ヌードデッサンが、日本に比べてとても安くできたり、プラド美術館では、名画の目の前で油彩で模写ができたりと、美術の勉強をする環境が整っていることに感動したそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペスの講習会にも参加し、カリフラワーの「白」を描きこむということを学び、「絵の具が絵になる瞬間」を体験したそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来週も引き続き、渡辺さんにお話を伺います!