
岡野さんは、東京出身・在住の41歳。
言語聴覚士として働きながら、週に4回東京から群馬に通い、
群馬パース大学リハビリテーション学部言語聴覚学科で准教授もしています。

言語聴覚士とは、コミュミケーションを支援するお仕事。
話すこと、聞くこと、食べることのリハビリや支援を行っています。
岡野さんは中学2年生の時に突発性難聴で片方の耳が聞こえなくなりました。
その際お医者さんに言われた「片方の耳は聞こえているので日常生活に問題はないです」という言葉に憤りを感じ、聞こえづらさなどを感じる人を支える仕事に就きたいと思うようになりました。
心理面から支えたいと思い心理学が学べる大学に進学しましたが、大学在学中に言語聴覚士という仕事を知り、「自分がやりたいことはこれだ!」と思ったことで、大学卒業後に言語聴覚士を目指し始めました。

言語聴覚士になるには幅広いことを学ばなければなりません。
話すこと、聞くこと、食べることに困難を抱える人を知ること。
どのような支援方法があるのかを学ぶこと。
さらに、耳や口などに関する医学の知識、心理学、音声学、福祉についても学ばなければなりません。
ただ、働き始めてすべての学びが言語聴覚士の仕事にいかされていると感じているそうです。

コミュニケーションは相手がいて成り立つもの、そして個別性が高いものでもあります。
だからこそ、岡野さんはひとりひとりに合った支援の方法を考えることを大切にしています。
支援を提供するのではなく、言語聴覚士側が教えてもらうということ。
岡野さんが特に意識していることです。
来週は、准教授としての活躍、そして片耳難聴の当事者団体「きこいろ」の活動について伺っていきます。
