5/28 全日本きもの装いコンテスト関東大会準女王 横山弥朋

 

横山さんは、みどり市出身・在住の22歳。

今年(2025年)1月に行われた、着物の着装や立ち居振る舞いの美しさ、スピードなどを競う「全日本きもの装いコンテスト関東大会」で準女王に輝きました。

着物が好きな祖母、母の影響で小さい頃から着物へ興味があった横山さん。

高校の選択授業で浴衣を反物から作った経験から、「着物を自分で着られるようになりたい!」と思うようになり、近所の着物教室に通い始めました。

きもの装いコンテストは、1次審査と2次審査があります。

1次審査では、鏡を見ずに着物を着装して、そのスピードや振る舞いの美しさなどが審査され、2次審査では、「着物を通した私の使命」というテーマでスピーチをしました。

横山さんは、審査員の目の前で1次審査を受けたそうで、「1番練習した所作や笑顔を評価していただけたのでは」と話していました。

2次審査のスピーチでは、大会の直前に行われた成人式に参加した妹を着付けしたときのエピソードを披露しました。

横山さんも着た赤い着物を身につけた妹をみて、「同じ着物でも着る人が変わるだけで雰囲気が変わるのも、着物の魅力だ」と感じたそうです。

実は、横山さんがこのコンテストに参加するのは2回目です。

初めて参加したのは着物を習い始めて半年だったので、なんとか自分で着られるくらいで、所作などを意識する余裕がなかったそう。

2度目の挑戦で、見事準女王に輝きました。

結果が発表された直後は信じられない気持ちだったそうで、観客席で見ていた家族と万歳をして喜ぶ着物の先生の姿を見つけた瞬間に実感が湧いて涙が止まらなかったと語ってくれました。

6月には浅草で開かれる世界大会に出場します。

世界大会に向けては、所作の丁寧さや笑顔は保ったままさらにスピードを上げられるように練習に励んでいるそうです。

グンマドンナ

2週にわたり、全日本きもの装いコンテスト関東大会準女王 横山弥朋さんをご紹介しました!

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