横山さんは、みどり市出身・在住の22歳。
今年(2025年)1月に行われた、着物の着装や立ち居振る舞いの美しさ、スピードなどを競う「全日本きもの装いコンテスト関東大会」で準女王に輝きました。
着物が好きな祖母、母の影響で小さい頃から着物へ興味があった横山さん。
高校の選択授業で浴衣を反物から作った経験から、「着物を自分で着られるようになりたい!」と思うようになり、近所の着物教室に通い始めました。
そんな横山さんは現在、会社員として働きながら着物の魅力を広める活動をしています。
SNSで着物姿や、練習の様子、コンテストの写真などを投稿したり、母校の大間々高校で浴衣着装体験のお手伝いをしています。
着物を着る上で、振る舞いや姿勢など見た目に気を遣っているそうですが、それだけでなく着物の先生から柔らかい言葉遣いを学んだり、「着物を身にまとえることへの感謝の気持ち」を持つことなどを心がけているそうです。
そんな横山さんは、着物の魅力についてこのように語ってくれました。
「着物の魅力は何世代にもわたって着られることだと思います。普段着ているお着物は母から譲ってもらった物が多いので、着物だけでなく母が着ていたときの思い出まで引き継ぐような気持ちで暖かい気持ちになれます。」
そして、着物に関する活動をする中で、友だちや見てくれた人が着物を着てみたいと興味を持ってくれたときにやりがいを感じるそうです。
また、群馬の織物文化について、「群馬県の伝統工芸はお着物と切り離すことができないと感じている。群馬県には着物姿で足を運ぶこと出来る観光スポットも多くあると思うので、群馬県に着物文化を発信する代表となれるよう頑張りたい」と決意を語ってくれました。
グンマドンナ
来週は「全日本きもの装いコンテスト関東大会」について詳しく伺っていきます。
お楽しみに!