6/7 群馬銀行グリーンウイングス コーチ 丸山佳穂

群馬銀行グリーンウイングス コーチ 丸山佳穂さん

群馬の女子バレーボールチーム群馬銀行グリーンウイングスでコーチを務める丸山佳穂さんは、藤岡市出身の27歳。高崎商業高校から当時9人制だった群馬銀行グリーンウイングスに加入しました。現役時代は、守備専門のリベロを担当。県内出身選手として愛されました。
3シーズンプレーし、2018-19シーズンをもって現役を引退。現在はコーチとしてチームを支えています。

高卒でプロの世界に飛び込んだ丸山さん。股関節の動かし方やつま先の向きなど体の使い方を一から教わって、充実していて楽しかったと話してくれました。またそれと同時に「こんなにバレーボールは難しいスポーツだったのか」と実感したそうです。そんな風に選手時代は、改めてバレーボールの難しさや楽しさを感じた時間だったということです。

当時は、午前中は銀行に出勤、午後からバレーボールの練習、大会前はバレーボールを中心としたスケジュールで試合準備をしていました。選手としてのやりがいについては、守備専門のリベロというポジションという中でバレーの醍醐味”ボールを繋ぐ”ということを体現できるのは楽しかったと話してくれました。また、プレー中自分の体がどのように動いているのか映像を活用しながら確認して良い守備 レシーブから良い攻撃につなげられるように意識していました。

そして、周りとのコミュニケーションについては良い人ばかりで特に苦労はしなかった、人に恵まれたと笑顔を見せてくれた丸山さん。一方でレギュラー争いの中での葛藤もあったと語ってくれました。

ご両親がバレーボールをやっていたこともあり、小さい頃から身近な存在、自然とバレーボールが大好きになっていったという丸山さん。現在は、コーチという立場でボレーボールに携わっています。選手を引退しようと決意したのは「精神的な限界」を感じたことが大きくあったようです。そんな中で当時の監督からスタッフとしてチームに残らないかと伝えられ、これまでアナリストやコーチとしても様々な立場からチームを支えてきました。こういった経験を通して、選手として、スタッフ コーチとして、色々な角度からバレーボールを見られる感じられるのはとても嬉しいとも語っています。

コーチとして、プレーの面はもちろん選手1人1人への精神的なケアも大切にしているという丸山さん。来週の放送ではその辺りも詳しくお話を伺っていきます。