9/23 フルート奏者 鈴木舞

鈴木さんは、群馬県前橋市出身。
現在は、息子さんと家族3人で千葉県で暮らしています。

 

フルートと出会ったのは中学1年生の時。
元々はアルトサックスに憧れて吹奏楽部に入部したものの、
すぐに音が出て相性の良かったフルートを担当することになりました。
鈴木さんが通っていた旧前橋市立第四中学校の吹奏楽部は、
当時吹奏楽コンクールの全国大会に出場することもあるほどの強豪チームだったそうです。
精力的に部活動に取り組む中で、
中学3年生の時、当時顧問を務めていた先生からの推薦もあり、
前橋市のソロコンサートに出演しました。
その経験から縁あってフルートの専門的なレッスンを受けるようになり、
いつしか音楽大学への進学を志すようになりました。

 

その後、前橋女子高校を卒業し、
日本大学藝術学部音楽学科弦管打楽器コースに入学。
優等賞、藝術学部長賞を受賞し、首席で卒業しました。

大学生の時に客演としてプロのオーケストラで演奏した経験などから、
大学卒業後はプロのフルート奏者としての活動を始めます。
しかし、プロの世界の厳しさは想像以上で、
「自分がどのようにフルートを吹いていたのかわからなくなる」というスランプも経験。

転機となったのは、28歳の時、大学院に入学したことでした。
高校生の頃からレッスンを受けていた、新日本フィルハーモニー交響楽団・元フルート奏者の
白尾彰氏から「もう一度大学院で学んでみないか」と声をかけてもらい、
改めて大学院で自分の奏法を見直しました。
当時は1日中フルートを吹いていて、「とにかくもがくしかなかった」そうです。
その努力も実り、少しずつスランプから抜け出すことができました。

そして、大学生の時から東京都内の公立学校の特別支援学級でフルートを演奏し、
音楽療法の手法を取り入れた音楽教育にも従事しているそうです。
大学院に入学後は、音楽療法について本格的に学びました。
昨年度には、乳幼児から高齢の方、障害がある人などにむけ、
音楽を通した発達支援や心の安定を図る活動を行う
「日本音楽療法学会認定音楽療法士」の資格を取得。
教育現場での経験も活かし、
高齢の方を対象にQOL(生活の質)向上を目的とした音楽療法セッションをはじめ、
音楽療法の理解と普及を目的とした体験型セッションといった活動も行っています。

 

グンマドンナ
今週は、フルート奏者として演奏活動を行うだけでなく、
音楽療法士としても活躍されている、鈴木舞さんをご紹介しました。
来週は、鈴木さんのフルートの演奏に乗せて、
11月に開催される「つどにわコンサートシリーズ」に関して詳しく伺います。お楽しみに!

9/16 MAMEDORI 齋藤麻生

齋藤さんは、福岡県出身。

東京や長野での生活を経て、4年ほど前からみどり市で暮らしています。

東京で映像制作やグラフィックデザインをする会社に勤めていましたが、独立し、出産を機に東京を離れました。

現在は、MAMEDORIとしてアートディレクターやペインターとして活動する傍ら、MAMEDORI LABOでは、柿渋染めや古布を使った作品制作を行っています。

渋柿を使って布を染める、柿渋染め。

きっかけは出産を期に長野へ移ったこと。

東京での暮らしと比べて何もない暮らしの中で、何かを始めたい!!と思い、草木染めを始めました。

ただ、草木染めは、大量の植物が必要な上に、退色するのが早いもの。

丁寧に手洗いして、日光を避けて保存して・・という管理が日常使いしにくいと感じたそうです。

そんな時に、東京のデザイン会社で手ぬぐいのデザインを手がけていた際型紙に柿渋染めが使われていたことを思い出しました。

「柿渋染めに興味がある方、買うことをおすすめします。」

そう語る齋藤さん。

堅い渋柿を木槌で粉々にして、水を入れて攪拌しながら2,3年ほど経って、やっと染めるための柿渋液が完成します。

酸化して色が染まるため、染めてから1ヶ月ほど乾かして色が染まっていくそうです。

力も時間も必要な柿渋染め。

時間が経つにつれて色が変化し続けるのも魅力の1つだそうです。

 

その他に、齋藤さんは、古布を使ったお直しも手がけています。

お客さんの大切にしているものをより長く使うためのお直し。

デザインをお任せで依頼されることも多いそうで、とてもプレッシャーがかかるお仕事だといいます。

時にはダウンジャケットを直すことも。

使う場面、使う人、様々なことを想像しながら直していきます。

 

グンマドンナ 2週にわたり

柿渋染めや古布を使った作品制作を行うMAMEDORIの齋藤麻生さんをご紹介しました。

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9/9 MAMEDORI 齋藤麻生

齋藤さんは、福岡県出身。

東京や長野での生活を経て、4年ほど前からみどり市で暮らしています。

東京で映像制作やグラフィックデザインをする会社に勤めていましたが、独立し、出産を機に東京を離れました。

現在は、MAMEDORIとしてアートディレクターやペインターとして活動する傍ら、MAMEDORI LABOでは、柿渋染めや古布を使った作品制作を行っています。

小学生の頃から自分でセーターを編むなどものづくりに関心があった齋藤さん。

古布に関心を持ったのは古着好きがきっかけです。

100年ほど前のフランスの古着を手で直したようなお洋服を見たときに、日本の100年ほど前の着物も「天然のインディゴ染め」なのだと気づいたそうです。

藍の防虫効果でしっかりと布が残っているそうで、その着物をほどいて1反の布にして、熱湯で何度も洗って新しいものに生まれ変わらせます。

古い布なので大きく破れていることも。

使用できる布の大きさをみて、お洋服や小物に作り替えたり、パッチワークにしたり・・

「小豆3粒を包める布は捨ててはならない」昔の人の教えの通り、できるだけ布を活用できるように考えて制作しているそうです。

そして、布をほどく作業では、昔の人と通じ合える瞬間があるのだとか。

「とても丁寧に縫い付けているな~」とか、「大雑把に縫っているから、この人が生きていたら私と仲良くなれそうだな」など100年前に思いを馳せながら作業を行っています。

 

グンマドンナ

今週は、柿渋染めや古布を使った作品制作を行うMAMEDORIの齋藤麻生さんをご紹介しました。
来週は柿渋染めについて詳しく伺います。お楽しみに!

9/2 アコーディオン奏者 福田真由子

今週も、太田市在住のアコーディオン奏者・福田真由子さんをご紹介します。

4歳でピアノを始め、5歳の時、家族とともに公民館で開かれていたアコーディオンサークルに参加したことをきっかけに、アコーディオンの演奏を始めた福田さん。現在、そのキャリアは32年に及び、地域のイベントやさまざまな催しで演奏活動を行っています。

アコーディオンというと、昭和歌謡や昔ながらの歌声を思い浮かべる人も多いかもしれません。

しかし福田さんによると、シャンソンやタンゴ、ポップスなど、リクエストに応じて幅広いジャンルを演奏できるのも、この楽器の魅力のひとつだといいます。

そして、福田さんの演奏には、もうひとつのこだわりがあります。
それは、できるだけお客さんの近くで演奏すること。
重量およそ15キロのアコーディオンを抱え、客席を歩きながら演奏することも多く、演奏後には背中が痛くなることもしばしば。それだけに、演奏活動を続けるため、日頃から体力づくりにも気を配っています。

そんな福田さんの自宅には、10台以上のアコーディオンがあります。
アコーディオンは、メーカーやブランドによって音色が大きく異なる楽器。
さらに、オーダーメイドで製作することもでき、一音一音の音色を選んだり、鍵盤や本体の装飾にこだわったりと、自分だけの一台を作ることもできるそうです。

「これからもアコーディオンで、楽しい時間を多くの人に届けたい。」

そう話す福田さんのステージには、音楽だけでなく、観客を楽しませるための工夫が随所にあります。衣装やツインお団子の髪型もそのひとつ。演奏そのものだけではなく、その場にいる人に楽しい時間を過ごしてもらいたいという、福田さんのサービス精神がステージ全体から伝わってきます。

特に依頼が多いのが、高齢者向けのイベント。最初は歌うことをためらっていた参加者が、演奏が進むにつれて次第に声を出し始め、最後には福田さんを囲んで、みんなで歌ったり踊ったり。子どもたちのお誕生日会やクリスマス会でも、その音色は世代を超えて親しまれています。

そして、これから挑戦したいのが、アコーディオンの魅力をより多くの人に届けること。
現在、YouTubeでも演奏動画を発信している福田さん。今後さらに動画を充実させ、群馬から世界へ、アコーディオンの魅力を発信していきたいと話します。

一台のアコーディオンを抱え、音楽とともに人の輪をつくっていく福田真由子さん。
その演奏には、世代を越えて人を楽しませる力があります。

グンマドンナ
2週にわたり太田市在住のアコーディオン奏者
福田真由子さんをご紹介しました。

☆コンサート情報

フリューディオン朗読コンサート
交響組曲シェヘラザード 菊池寛 アラビアンナイト
10/4(日)開場13:00 開演14:00
境総合文化センター小ホール
全席自由 一般3,000円 高校生以下1,000円
問合せ M’ Navi Station 音楽畑

★Youtubeチャンネル
mayuko fukuda 福田真由子
https://www.youtube.com/@mayukofukuda1273

8/26 アコーディオン奏者 福田真由子

福田真由子さんは太田市在住の37歳。
ピアノ・フルート教室を主宰する傍ら、アコーディオン奏者として幅広く活動しています。

4歳でピアノを始め、翌年、祖父と兄が地域のアコーディオン教室に通い始めたことをきっかけに、5歳からアコーディオンを演奏。以来30年以上、この楽器とともに歩んできました。
子どもの頃は、人懐っこい性格で、気付くと近所のお宅で朝ご飯をごちそうになったり、一緒に遊んでいたりすることもあったそう。地域のみなさんに温かく見守られながら育ちました。

群馬県立西邑楽高等学校音楽コースを経て、上野学園大学へ進学。アコーディオン専攻がなかったため、幼い頃から続けてきたピアノを専攻しました。

これまで数々のコンクールにも挑戦し、関東ジュニア部門で3度の優勝、国際アコーディオンコンクール一般部門で2度の入賞、グレンツェンピアノコンクール群馬大会一般大学部門金賞など、数々の実績を重ねています。全国規模のアコーディオンコンクールには約100人が参加するそうで、ほぼ独学で技術を磨いてきた福田さんにとって、コンクールは他の演奏者から学べる貴重な機会でもあったと話していました。

現在は、ブライダルや企業イベントをはじめ、地域のお祭り、保育園、学童など、世代を問わず演奏依頼が寄せられています。

アコーディオンの楽器の最大の特徴は、電源がなくても豊かな音量で演奏できること。音響との調整もしやすく、持ち運びも簡単で、屋内外を問わず、わずかなスペースがあれば演奏できる機動力はイベントでも大きな強みです。

さらに、ボタン操作で音色を変えられるため、歌謡曲やポップス、タンゴ、マーチ、シャンソンまで幅広いジャンルに対応。会場や観客に合わせた演奏ができることも、アコーディオンならではの魅力だそうです。

「アコーディオンって、見た目も演奏する姿も、なんだか愉快じゃないですか? この楽器に出会えて本当に良かったと思います。」

福田さんの明るい人柄とアコーディオンの温かな音色が重なるステージでは、園児からお年寄りまで自然と歌声が広がり、会場全体が笑顔に包まれます。

グンマドンナ

今週は、アコーディオン奏者・福田真由子さんをご紹介しました!

来週もお楽しみに!

☆コンサート情報

フリューディオン朗読コンサート
交響組曲シェヘラザード 菊池寛 アラビアンナイト
10/4(日)開場13:00 開演14:00
境総合文化センター小ホール
全席自由 一般3,000円 高校生以下1,000円
問合せ M’ Navi Station 音楽畑

8/19 群馬野球連盟公認審判員 山口真央

山口さんは、伊勢崎市出身・在住の22歳。

共愛学園前橋国際大学に通う、大学4年生です。

この夏の高校野球群馬大会で女性初の審判員を務めました。

審判歴3年での担当というもあり、ご自身の中では知識も技術も足りていないと思っていたそうで、オファーがあったときは信じられない気持ちだったと言います。

高校野球群馬大会で初めて女性が審判を務めるということに対して様々な声があり、緊張や恐怖も感じながら当日を迎えました。

3塁審を務めた当日は「私ならできる!」と自分に言い聞かせながら落ち着いて審判を行えたそうです。

一緒に組んだ3人の先輩のサポートのおかげだと感謝の気持ちを滲ませました。

現在大学4年生の山口さん。

大学卒業後社会人になっても審判員としての活動を続けるそうで、軟式野球では国際審判員の資格を取ること、硬式野球では来年以降も高校野球の審判員、さらに社会人野球や大学野球なども任せてもらえるように頑張りたいと話してくれました。

グンマドンナ

2週にわたり、群馬野球連盟公認審判員 山口真央さんをご紹介しました。

8/12 群馬野球連盟公認審判員 山口真央

山口真央さんは、伊勢崎市出身・在住の22歳。

共愛学園前橋国際大学に通う、大学4年生です。

この夏の高校野球群馬大会で女性初の審判を務めました。

学生時代は陸上部や女子サッカー部に所属していた山口さんは、野球未経験ながら審判員を目指したそうです。

野球を好きになったきっかけは弟さんが野球を始めたこと。

球場に野球を見に行くようになり、高校野球群馬大会を現地で見たときに表も裏も休みなく審判を続ける姿に惹かれました。

元々野球をもっと知りたい!と思っていた山口さん。

審判の勉強をすればより深く野球を理解できて、野球を見る視点が増えるのではないかと思ったのだそうです。

審判の資格を得るための講習会を受け、1年間様々な試合で経験を積むことでようやく群馬野球連盟の公認審判になることができます。

審判には、塁審と球審がありますが、特に緊張するのもワクワクするのも、ホームベースのうしろで審判をする「球審」だといいます。

1球1球ジャッチするので1番判断する機会が多いこと。

そして点数が入る瞬間をジャッチするのも球審であること。

責任が多い分怖さも感じるそうですが、選手の活躍にジャッチという花を添えられるのが何よりやりがいになっていると話してくれました。

今週は、群馬野球連盟公認審判員 山口真央さんをご紹介しました。

来週は高校野球群馬大会で審判を務めた時のお話を伺います。お楽しみに!

8/5 高校生若女将 桑子友菜

桑子さんは、東吾妻町出身・高崎市在住の17歳。

通信制高校 N高等学校 高崎キャンパスに通う高校3年生、そして湯端温泉の若女将です。

廃業に追い込まれた実家の温泉旅館を引き継ぎました。

この経験を生かして、知事に提言を行う高校生リバースメンバーとしても活動をしていました。

乳がんを経験したお客さんが人目を気にして温泉に入ることを諦めてしまうことがあることを知った桑子さん。

この社会課題にアプローチするため高校生リバースメンターに立候補しました。

桑子さんが提言したのが、入浴着の理解促進と新・湯治文化の発信です。

着用したまま温泉に入ることができる入浴着。

人目を気にせず温泉や大浴場を利用することができるアイテムですが、入浴着の認知や理解が進んでいないと周りから「服を着たまま入るのは非常識だ」と思われてしまいます。

温泉に入ることを諦めていた人が入浴着という選択を取りやすくするために、動画の配信やパンフレットを作る提言をしました。

新・湯治文化は、小さい旅館を救うための提言です。

桑子さんが営む湯端温泉も廃業に追い込まれていました。

湯治という文化は昔からありますが、1週間など長期間滞在することを指すため、最近は観光のような意味合いが強くなっています。

1日でも温泉に浸かってリフレッシュすることで改善に向かうという新・湯治文化を進めることで、観光地ではない温泉施設に地元の方もより足を運ぶようになり、小さな旅館を存続させたいという思いがあります。

高校での学習や、若女将、リバースメンター・・と様々な活動を精力的に行う桑子さんですが、中学生の時、1度壁にぶつかったことがありました。

中学生のころ、血圧の問題で朝起きられなくなってしまう起立性調節障害を患いました。

医師を志していた桑子さんですが、朝起きられないことで学校にも行けず、勉強も出来なくなってしまい絶望を感じたといいます。

その中でも学びを続けるため、通信制高校N高に進学することを決め、新たな機会を自分の手でつかむため様々な活動を精力的に取り組むようになりました。

誰かの役に立つ、誰かを支えられる仕事に就きたいという思いで医師を目指していましたが、女将をする中でもお客さんから感謝を伝えてもらう機会がたくさんあり、やりがいを感じながら取り組んでいます。

 

桑子さんは、高校卒業後は大学進学を目指しています。

地域課題の解決などの知見を深め、将来は大好きな群馬の温泉文化や地域課題に向き合える人になりたいと思いを語ってくれました。

グンマドンナ

2週にわたり 高校生若女将の 桑子友菜さんをご紹介しました!

7/29 高校生若女将 桑子友菜

桑子さんは、東吾妻町出身・高崎市在住の17歳。

通信制高校 N高等学校 高崎キャンパスに通う、高校3年生です。

N高で学びながら、旅館の女将としても活動している桑子さん。

2024年、実家の湯端温泉が廃業に追い込まれてしまいました。

その湯端温泉を守るため、桑子さんは学業と平行して旅館の女将を務めることを決意しました。

桑子さんは、N高の起業部、その中でも本気でビジネスに取り組む生徒のための上位プログラム、起業部BLPに所属しています。

そこで積んだ経験や、起業部に所属する人が様々なことに積極的に取り組む姿に背中を押されたようです。

廃業に追い込まれていた湯端温泉。

桑子さんは湯端温泉の良さをさらに伝えるためHPなどでの発信に力を入れています。

元々、地域最安値の旅館を売りにしていた湯端温泉。

しかし周りにはもっと安い宿泊施設ができてしまい「地域最安値」を謳えないことに頭を悩ませていました。

そんな中、桑子さんは「貸し切り温泉」なのに「低価格」という良さに着目し、貸し切り温泉という部分を今まで以上にアピールし、さらに写真をたくさん掲載するようにHPの内容を工夫しました。

小さいお子さんがいる方は、性別が違うと一緒に入れないという状況になってしまうことを知り、周りの目を気にせずゆっくり温泉を楽しんでほしいという思いも込めています。

学業との両立は、体力的にとてもきつかったそうで、始めたばかりの時は終わった瞬間に寝てしまうなど大変だったそうです。

営業日を絞りながらも、お客さんの笑顔のため家族で協力しながら運営を続けています。

グンマドンナ

今週は、高校生若女将の桑子友菜さんをご紹介しました!

来週もお楽しみに!

7/22 コントラバス奏者 贄田 美羽


贄田美羽さんは、高崎出身の23歳。
群馬県立中央中等教育学校を経て、東京藝術大学を卒業。現在は、東京藝術大学大学院で音楽の学びを深めながら、演奏家として活動しています。

クラッシックを中心に、今年もバイオリニストの葉加瀬太郎さんのツアーへ帯同。アイドルグループ 乃木坂46 のライブサポートや若手ミュージシャンのレコーディングにも数多く参加し、ジャズ・ポップスとジャンルを超えて活躍しています。

演奏会や練習に追われる日々を送る贄田さんですが、オフの時間にはさまざまな趣味を楽しんでいます。睡眠やゲーム、プロ野球観戦、さらには陸上競技の記録会を観戦することもあるそうで、特に東京ヤクルトスワローズのファンなのだとか。中でも印象的だったのが「睡眠」についてのお話です。ご本人も驚くほどのロングスリーパーで、長い時には12時間ほど眠ることもあるそうです。

「練習に集中するためには睡眠がとても大切なんです」

そう語る贄田さん。その理由は、コントラバスという楽器ならではの特徴にありました。

コントラバスは大型の楽器である一方、練習をし過ぎると指や身体を痛めてしまうため、集中して取り組めるのは4時間ほどだといいます。また、贄田さん自身は手が小さく、決して体格に恵まれているわけではありません。だからこそ、限られた身体の条件の中で、どのように楽器へ体重を乗せ、豊かな音量を生み出すかを常に考えながら演奏しているそうです。

その考えを象徴する言葉が、「大きな音は正義」という一言でした。

全身の力を抜きながら体重を作り、その重みをどのように弦へ伝えるのか。どのように弦に触れれば理想の響きになるのか。演奏中は身体だけでなく、頭脳も常にフル回転しているといいます。さらに、「どうすれば思い描く表現ができるのか」「何が足りないのか」と音楽表現についても絶えず考え続けているため、精神的にも大きなエネルギーを使うそうです。

弦楽器の中で最も低い音域を担うコントラバス。その魅力について、贄田さんはこう語ってくれました

「コントラバスの魅力と楽しさは、ハーモニーを一番下で支えているところが最高だと思います。コントラバスがいないと和音が成り立たないんです。和声(わせい)としてもタイミングも一番最初にでなくてはいけないし、私たちが和声を動かしているんだと弾きながら思っていて、私たちが弾いたことによって音楽が作られていく気持ち良さが大好きで、そこが魅力です。」

現在は演奏家としてさらなる活動の幅を広げることを目標にしながら、群馬県出身者として地元のPRにも積極的に取り組んでいきたいと話しています。
9月には高崎市でのソロコンサートも予定されています。
東京藝術大学大学院で研鑽を積みながら、演奏家として着実に歩みを進めています。
今後のさらなる活躍から目が離せません。

グンマドンナ

2週にわたりコントラバス奏者 贄田 美羽さんをご紹介しました!