10/22ラグビー日本代表 津久井萌・櫻井綾乃

津久井さんと櫻井さんは高崎出身のラグビー選手。

今年8月から9月にかけてイングランドで行われたラグビーワールドカップに出場しました。

津久井さんは5歳の時、櫻井さんは3歳の時、おふたりともお兄さんの影響で高崎ラグビークラブでラグビーを始めました。

幼い頃から日本代表を目指してラグビーに取り組んできたおふたりですが、女子ラグビー部がある学校はあまり多くありません。

櫻井さんは、中学で陸上部、高校でハンドボール部に入部し、そこで体作りをしながら自分でラグビーの練習を続けてきました。

中学まではそのまま高崎ラグビークラブで男女混合で試合に出場し、女子ラグビー部がない高崎女子高校に進学した高校時代は全国の女子ラグビー選手が集まる合宿などに参加して力をつけてきたそうです。

津久井さんは、高校で女子ラグビー部がある学校への進学も考えたそうですが、日本代表になるためより厳しい環境で練習をしたいという思いから農大二高男子ラグビー部に所属する道を選びました。

高校からは男子と同じ試合には出られないため、試合は混合チームで女子の大会に出場していたそうです。

櫻井さんは、縁の下の力持ちとして小さいプレーを積み重ねられるところが自身の強みだと語ります。

得点する人やたくさん走る人が目立つスポーツではあるけれど、そんな中でボールを繋げるための仕事にやりがいを感じているそうで、献身的なプレーをするのが好きなのだそうです。

津久井さんは、ラグビーをここまで続けてこられた原動力について、仲間の存在だと話してくれました。

女子の競技人口が少ないからこそ、チームや試合の対戦相手など全国各地にたくさんの仲間ができたことが嬉しいのだそうです。

来週はワールドカップに出場したことについてお話を伺っていきます。

お楽しみに!

10/15陸上選手 不破聖衣来

不破さんは、高崎出身の22歳。

長距離を専門としている陸上競技の選手です。

高崎健康福祉大学高崎高校、拓殖大学を経て、今年から三井住友海上で実業団選手として活躍しています。

普段の生活では睡眠や食事に気を遣っているそうです。

昔から大きな大会でもワクワクが大きくなりあまり緊張することはない不破さんですが、大学の初めての公式戦で優勝した記念でもらったピアスを試合では毎回身に着けている可愛らしい一面も。

そんな不破さんにはお姉さんと妹さんがいます。

3人とも陸上競技に取り組んでいる「不破3姉妹」。

お姉さんについては、「昔からずっと姉を追いかけて陸上をしてきたので、ずっと憧れの存在で尊敬している選手の1人」だと話してくれました。

陸上についての相談はもちろん、プライベートについてのお話やお洋服のおさがりをもらうこともあるそうです。

高校1年生の妹さんについては、「主に陸上に関する相談をしてくれる」「相談してくる割に、大会の時はケロッとしている様子であまり心配することはない」と話していました。

3姉妹のステキな関係性が伺えました。

不破さんの最大目標は、ロサンゼルスオリンピックに出場してマラソンで金メダルを取ること。

今後の活躍に注目です!

グンマドンナ

2週にわたり、高崎出身の陸上選手 不破聖衣来さんをご紹介しました。

10/8陸上選手 不破聖衣来

不破さんは、高崎出身の22歳。

長距離を専門としている陸上競技の選手です。

高崎健康福祉大学高崎高校、拓殖大学を経て、今年から三井住友海上で実業団選手として活躍しています。

不破さんが陸上に関心を持ったのは、小学生の時。

小学1年生の持久走大会で9位だったことが悔しくて、祖父と姉がしていた朝練習に参加し始め、家の近くを走ってから学校に登校するようになりました。

中学生になって陸上部に所属し、初めて学校の代表として出た市の大会で敗退。

勝つ自信があったのに負けたことが悔しくて、それからさらに練習に力を入れるようになったそうです。

そうしてその次の新人戦では優勝することができ、それからオリンピック出場を目標に本格的に陸上と向き合うようになりました。

その後ハイレベルな環境で陸上に取り組みたいという思いで、健大高崎高校に進学しました。

その先の進路については、実業団からも大学からも勧誘がありどちらに進むか最後まで迷ったそうですが、大学進学を選びました。

大学時代には輝かしい成績を残して一気に注目を集めます。

2021年には、U20日本陸上競技選手権大会(5000m)と、日本学生陸上競技対校選手権大会(5000m)で優勝。

2022年には、日本学生陸上競技対校選手権大会(10000m) 優勝しました。

その一方でケガに苦しむ時期もありました。

ただ「その期間を利用して体づくりなどに取り組むことができたので、今思えば自分にとってプラスの期間だった」と語ってくれました。

今後はマラソンに挑戦したいといい、まずはハーフマラソンにチャレンジしていつかマラソンに移行したいのだそうです。

グンマドンナ

今週は、高崎出身の陸上選手不破聖衣来(ふわ・せいら)さんをご紹介しました。

来週もお楽しみに!

10/1若手酪農家 小林友那

小林さんは桐生市出身の21歳。

勢多農林高校を卒業後、県立農林大学校に進学し、その後2024年4月 桐生市新里町に牧場「モーモーパラダイス」をオープンさせました。

現在ジャージー牛7頭を飼育していて、製品の製造販売までを一貫して行う6次産業化にも取り組んでいます。

実家が牧場を営んでいたことから、小林さんにとって小さい頃から「牛」は身近な存在。

自然と「牛」や「酪農」の分野に惹かれていったそうです。

高校生のころから、父親の牛舎の一角を借りて自分のジャージー牛の飼育を始めました。

周りからの反対もあったそうですが、「酪農の魅力を多くの人に伝えたい!」という思いで、着実に準備を進めていきました。

牧場を始めた当初は製品の販売に力を入れていたそうですが、「6次産業化をする上でもとになっているのは牛さんだ」と気づいた小林さん。

今は何よりも牛を大切にしていて、ストレスなく過ごせる環境作りや牛の体調の変化を見ることを大事にしています。

牛が友だちのような存在になってきているそうで、いつも話しかけているそうです。

最近は畑も始めました。

酪農だけでなく、お芋掘り体験など小さい子が土に触れる機会をもっと増やしていきたいと話してくれました。

「普段口にしている食品がどんな風にできているのか、実際に見て知ることでより酪農や農業への理解を深めてほしい」そんな思いで小林さんはチャレンジし続けています。

グンマドンナ

2週にわたり、牧場「モーモーパラダイス」を経営する若手酪農家 小林友那さんにお話を伺いました。

 

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9/24若手酪農家 小林友那

小林さんは桐生市出身の21歳。

勢多農林高校を卒業後、県立農林大学校に進学し、その後2024年4月 桐生市新里町に牧場「モーモーパラダイス」をオープンさせました。

現在ジャージー牛7頭を飼育していて、製品の製造販売までを一貫して行う6次産業化にも取り組んでいます。

モーモーパラダイスのヨーグルトやチーズなどの商品は、群馬県各地でキッチンカーで販売しています。

ヨーグルトのこだわりは、自分で飼っているジャージー牛の生乳と、てんさい糖のみで作っていること。

素材そのままの美味しさを味わって欲しいという思いがあるそうです。

より多くの人に酪農の魅力を伝えたいという思いで牧場を立ち上げた小林さん。

メディアやイベントに積極的に出演することで、より幅広く魅力を届ける活動もしています。

そのような活動もあり、牧場に遊びにきてくれた高校生が「小林さんと同じ農林大学校に進学する目標ができた」と伝えてくれたこともあったそうです。

キッチンカーでチーズやヨーグルトを食べて喜んでくれるお客さんの姿も小林さんのやりがいになっています。

ジャージー牛は、本来神経質な性格なのだそうですが、小林さんのところの牛たちは、お客さんが来たら自然とよってきてとても人なつこくて可愛いのだと話してくれました。

ぜひ「モーモーパラダイス」に足を運んでみてください。

グンマドンナ

来週も小林さんにお話を伺います。お楽しみに!

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9/17銅版画家 長野順子

長野さんは高崎出身・在住の59歳。

東京芸術大学美術学部建築科、東京芸術大学大学院を経て、建築設計事務所に5年間勤めていました。

しかし働いているうちに設計だけでなく「イメージしたものを自分の手で作りたい」と思うようになったそうです。

作品のイメージは、草花など自然の美しさから、妖精がいるような幻想的な世界です。

榛名山の中腹の自然が豊かなところで育った長野さん。

幼少期から両親に花や鳥の名前を教えてもらうなど自然の中にいるのが当たり前という環境が好きだったそう。

長野さんは1年に6回ほど、県内外で個展を開いています。

毎年個展のテーマを設けているそうで、今年のテーマは「空想庭園」。

お客さんには自由に空想を膨らませながら楽しんで欲しいと語ってくれました。

長野さんの銅版画は全てモノクロです。

モノクロだから感じられる光と闇の世界があり、色にも縛られず自由に幻想的な世界を表現できるのが銅版画の魅力なのだとか。

来年で銅版画家になってから30年の長野さん。

この先も幻想的な世界を描きたいという気持ちに変化はありませんが、銅版画だけでなくアクリル画や創作人形など様々な表現方法で表現し続けたいと目標を語ってくれました。

11月23日まで中ノ沢美術館で開かれている「森の中の美術展」に出品されています。

ぜひ足を運んでみてください!

 

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2週にわたり高崎出身・在住の銅版画家 長野順子さんをご紹介しました!

9/10銅版画家 長野順子

長野さんは、高崎出身・在住の59歳。

東京芸術大学美術学部建築科、東京芸術大学大学院を経て、建築設計事務所に5年間勤めていました。

しかし働いているうちに設計だけでなく「イメージしたものを自分の手で作りたい」と思うようになったそうです。

そんな時に知り合いの勤める画廊で銅版画を初めて見て、その幻想的な美しさに惹かれて銅版画を学び始めました。

残したい線の周りを削って描く木版画と異なり、銅版画は描きたい線を削って描きます。

長野さんは主にエッチングという技法を用いて制作しており、酸性の腐食液で銅を腐食して線を削っていきます。

インクを塗って拭き取ることで線の部分にだけインクが残り、その銅版をプレスすることで描いたものが紙に刷られるということです。

このエッチングという技法は、その日の気温や腐食液の古さなどコンディションによって腐食される度合いが変わってくるため、長年の経験と感覚が大切です。

イメージしたもの通りに表現することが難しい反面、その難しさが楽しさでもあると語ってくれました。

9月15日まで、ギャラリーHANA 下北沢で長野さんの個展が開催されています。

そして11月23日まで、前橋市中ノ沢美術館でグループ展「森の中の美術展」に出品しています。

ぜひ足を運んでみてください!

グンマドンナ

今週は、高崎出身・在住の銅版画家 長野順子さんをご紹介しました。

来週もお楽しみに!

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9/3 女子高生バンド Sense of wonder

高崎商科大学附属高等学校 軽音楽部に所属する女子高生バンド「Sense of wonder」をご紹介します。高校3年生のVo.りこ、Gt.りんか、Dr.りおな、Ba.あやね からなる4人組バンドです。

Sense of wonderは、群馬県高校文化連盟軽音楽専門部の公式大会である、第15回高校生軽音楽コンテスト2025夏で、最優秀賞を受賞!
8/19、20に埼玉の大宮で開催された全国大会へ出場しました。

軽音部の部員は84名。バンドごとに部室を予約して活動するため、週1の活動が基本で、バンドごとにスタジオに入って練習することもあるとか。個人練習にも励んでいます。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

校内ライブは年に3回あり、3月には高崎のライブハウス「TRUST55」で全バンド出演する卒業記念のライブイベントも行っています。

Sense of wonderは、高校卒業を機に一旦、活動は終了予定。
今は、大学受験に向けて勉強に励んでいます。

残り数ヶ月、青春を謳歌して下さいね!

 

 

8/27 女子高生バンド Sense of wonder

高崎商科大学附属高等学校 軽音楽部に所属する女子高生バンド「Sense of wonder」をご紹介します。高校3年生のVo.りこ、Gt.りんか、Dr.りおな、Ba.あやね からなる4人組バンドです。

Sense of wonderは、群馬県高校文化連盟軽音楽専門部の公式大会である、第15回高校生軽音楽コンテスト2025夏で、最優秀賞を受賞!
8/19、20に埼玉の大宮で開催された全国大会へ出場しました。

コンテストでも演奏したオリジナル曲「はせる」は、ギターのりんかさん作詞作曲のナンバー。高校3年間に思いを馳せて作りました。

この4人で大会に出るのはラストということで、思いを噛みしめながら演奏したというメンバー。
緊張せず楽しく演奏でき、「今までで一番良いライブができた」と話してくれました。

FM GUNMAのアマチュアバンドコンテスト「ROCKERS」でも決勝まで進んだり、TAKASAKI CITY ROCK FES.のステージも経験している彼女たち。
これからもバンドを楽しんで下さいね!

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8/20桐生八木節桐雅会会長 青木優子

青木さんは桐生出身・在住。

桐生八木節のチーム「桐雅会」の会長を務めています。

桐雅では、桐生八木節祭りをはじめ全国各地そして時には国外で八木節を披露しています。

桐生八木節桐雅会は、今年(2025年)6月に大阪・関西万博で八木節を披露しました。

青木さんは日本の伝統的な文化である八木節を海外の方に披露するタイミングをずっと探していたそうで、世界中の方が集まる万博が日本で開催されると知ったときからずっと万博でのパフォーマンスを夢見ていました。

パフォーマンスをする団体を募集する記事を見つけ、自己PRの書類や申請書を提出して念願の機会を手に入れました。

万博でのパフォーマンスに向けて、様々な踊りを詰め込んだ万博バージョンでステージ構成をしたり、大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」を普段使っているお花の道具で表現するパフォーマンスを組み込んだり様々な準備をして臨んだそうです。

「ミニ桐生八木節まつり」を万博で開催するべく、お客さんにうちわを配って一緒に踊りましょうと声をかけ盛り上げました。

最初に一通りの踊りを見せてから「みんなで踊りましょう!」と声をかけることで、八木節を知らない人もみんなで踊って楽しめたそうで、その様子をみて涙が出そうだったと語ってくれました。

後継者の育成に力をいれて八木節を次の世代に繋いでいくこと。

これが桐雅会としての目標です。

 

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2週にわたり、桐生八木節桐雅会会長の青木優子さんをご紹介しました。

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