7/9Mam’s Style代表 櫻井弥生

櫻井さんは、親子の居場所作りの活動をするNPO法人Mam’s Styleの理事長です。

前橋市敷島町にある「子育てと仕事楽しむママの家」を拠点に活動しています。

親子の居場所作りと、子ども服のリユースショップとして運営している「子育てと仕事楽しむママの家」の他にも、前橋こども公園内にある児童文化センター内のキッズショップでは、就労訓練の場として公園の売店も運営しています。

「子育てと仕事楽しむママの家」には、複数台のミシンを備えています。

普段は就労訓練の方が使っているそうですが、その他の方でも入園・入学の時のグッズなどを作るために使うこともできます。

ここでの裁縫活動で特に印象に残っていることは、ウガンダの就労支援をしたことだそうです。

ウガンダ発のブランドのマスク製法をMam’s Styleが担当しています。

「入園・入学の用品をお母さんたちが作るという日常のスキルが、遠く離れたアフリカの人たちを支援する力になったことはとても良い機会だった」とお話されていました。

活動する中で、支えている側のように見えるけれども支えられていると感じることが多いそうです。

「互いに弱さなどを認め合って支え合うことで1人ではできない力を発揮できる」と気づけたことで、「強くあらねばいけない」と思うことがなくなったのが櫻井さんの1番変化です。

女性が自立して自分らしく生きていくために大切なことは、自分の思ったことを選択できているかどうかだそうです。

支えてくれる家族が身近にいないこと、社会制度がないことなど様々な要因で自分のしたいことを選択できない女性が多いと感じているそうで、そのような方を支えられる居場所を作り続けることが櫻井さんの目標です。

グンマドンナ

2週にわたり、親子の居場所作りの活動をするNPO法人Mam’s Styleの理事長 櫻井弥生さんをご紹介しました!

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