
(映画「蘭島行」より)
輝さんは高崎出身の47歳。
現在は東京を拠点にテレビや舞台、映画などで女優として活動しています。
そんな輝さんは、現在公開されている映画「蘭島行」で初めてヒロインを務めました。

(映画「蘭島行」より)
蘭島行は、売れないパンクロッカーの芳夫が妻のふりを頼んだ女性・輝さん演じる「真紀」を連れて、昏睡状態だという母に会うため、何年も帰っていない生まれ故郷の北海道・蘭島に駆けつけ、弟の悟史と3人で、母が目を覚ますまで奇妙な時間を過ごす物語です。
全体的にセリフが少ない映画で、輝さんは特に口数の少ない女性を演じました。
セリフが少ない中でどのように演じてどのように存在していられるか、すごく悩んだと言います。
北海道・蘭島に行って、芳夫と悟史と会うと、不思議と「真紀」という役が自分の中に漂ってきて気負わずに演じられたのだそうです。

(映画「蘭島行」より)
ただ、撮影はあまり楽しくなかったと輝さんは話します。
北海道での撮影でしたが、観光を楽しむよりも「真紀」を探しに来たような旅だったそう。
その「早く帰りたい」という気持ちも蘭島に連れてこられた「真紀」の気持ちとリンクしていたのかもしれません。

(映画「蘭島行」より)

(映画「蘭島行」より)
「蘭島行」は輝さんが初めてヒロインを務めた映画です。
その映画が地元の小さいころから憧れていた高崎映画祭で上映されることについてはとても有り難いとお話されていました。
さらに、ポルトガルでされた世界三大ファンタステック映画祭の1つ「ポルト国際映画祭」の監督週間長編映画コンペティション部門に出品され、芳夫を演じた木村知貴さんが主演男優賞を受賞しました。
ポルト国際映画祭では、言葉の壁があるにもかかわらず涙を流してくれたり、「このような作品を見せてくれて嬉しい」と感謝の言葉をもらったりと海外の方からも評価されました。
「生きていてこんなに喜ばしいことがあるのかと思った」と輝さんは語ります。

(映画「蘭島行」より)
蘭島行は、3月28日午後4時半から、高崎芸術劇場で上映されます。
さらに5月には、前橋シネマハウスで上映されることも決まりました。
ぜひご覧になってください!
グンマドンナ
今週は、高崎出身の女優 輝有子さんをご紹介しました。
<PROFILE>
輝 有子 (きい ゆうこ/ Kii Yuko) 群馬県出身。
文学座付属演劇研究所卒業後様々な作品に出演。近年の主な出演作品に【TV ドラマ】「どうする家康」「つまらない住宅地のすべての家」。【映画】『ゾッキ』(20/竹中直人監督・齊藤工監督・山田孝之監督)、『赦し/DECEMBER』(22/アンシュル・チョウハン監督)『あちらにいる鬼』(22/廣木隆一監督)、『逃走』(25/足立正生監督)、『囁きの河』(25/大木一史監督)など、現在初ヒロインの映画『蘭島行』(鎌田義孝監督)が公開中!
