11/4 OTA KNITデザイナー 山鹿直子

山鹿直子さんは、山口県下関市出身。
結婚を機にご主人の地元である太田市に移り住みました。
高校卒業後は文化服装学院で学び、
その後 約20年 都内でデザイナーとして活躍。
ブランドを立ち上げ、チーフを務めていたこともあります。

ご主人と共にセレクトショップを始め、
3年目にto touchというブランドを立ち上げました。
ボトムスからシャツ、ニット、コート、小物なども手がけています。
そんな中、ニット製品を地元の太田市内の工場に生産依頼していた際に、
太田市はかつて「ニットで栄えていた」ことを知ります。

かつては、太田ニット工業組合の組合数で150社近くあり、
1980年代には最も栄えましたが、
バブルがはじけ、海外に生産拠点が移ることで
ニット製品を手がける会社が激減しました。

組合も今年解散してしまい、
最終的に残っていたのは7社のみだったそうです。
脈々と受け継がれてきた
太田のニット産業を絶やしてはいけない、と
「OTA KNIT」を立ち上げました。

水玉模様のストールが代表的なアイテムです。

 

 

 

 

 

 

 

2018年には、群馬出身のギタリスト布袋寅泰さんとの
コラボ商品も発売。
ギタリズム柄のニットストールが話題になりました。

 

 

 

 

 

70年という長い歴史のある太田市のニット産業。
どの工場も、その経験から質の高い製品を製造しています。
山鹿さんによる素敵なデザインが加わることで、
さらなる広がりを期待したいですね!

OTA KNITのホームページはこちら