1/2 群馬書房 代表 萩原のり子

昨年7月に群馬書房を立ち上げ、11月にスポーツエリアマガジン「エールスポーツ群馬」を発行した萩原のり子さんに創刊当初のことを伺いました。

『創刊してまもなく様々なメディアでも紹介され、読者からの問い合わせも頂き、順調なスタートと言いたいところですが、厳しかったです。創刊の準備が短かったこともあり広告の営業があまり出来なかったこと、そして新しいものが出るときは「様子を見たい」「創刊号が出てから考えてみたい」というところが多く大変でした。今後、より良い内容にしていくため地元のライター・カメラマンによって作り上げていく。そうすることによって地元の企業にも賛同していただける、応援していただけるような雑誌づくりを目指していきたいと思います。

「エールスポーツ群馬」は他では読めないような記事も掲載されています。例えば創刊号では2013年の高校野球の夏の大会で優勝した前橋育英のメンバー3人が掲載されています。埼玉西武ライオンズの髙橋光成選手と、一緒にプレイをしていたメンバーで、今だから話せるその当時の話をたくさんしてもらっています。

スポーツは選手はもちろん、それに関わるいろんな人がいるということを少しでも多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。

若い人にこういった雑誌の仕事に携わって欲しいので、一緒に雑誌づくりをしてもらえる学生さんに声をかけていきたいと思っています。』

2020年は東京オリンピック。萩原さんは注目の群馬関連選手として、前回リオデジャネイロ五輪でも代表入りしていた陸上の塩尻和也選手、水球の志賀光明選手、乗馬の髙橋正直選手、そして女子ラグビーワールドカップ2017日本代表の津久井萌選手を挙げ、東京オリンピックで活躍してくれるのではないかと期待しているそうです。

インタビュー:川上直子