今回は、落語家を目指す、錆猫亭おはぎさんをご紹介します。
おはぎさんは、藤岡市に住む、中学3年生。
小学校の授業で出会った落語にのめりこみ、
現在落語家を目指して、
高崎駅の路上で行う「ストリート落語」や
老人ホーム、女性落語家が集まる大会などで
落語を披露しています。
一人で右を向いたり左を向いたりするだけで
様々な人物を演じることができるのが落語の魅力、というおはぎさん。
来週は、さらに落語についてや、将来の夢などを伺います。
お楽しみに!
今回は、落語家を目指す、錆猫亭おはぎさんをご紹介します。
おはぎさんは、藤岡市に住む、中学3年生。
小学校の授業で出会った落語にのめりこみ、
現在落語家を目指して、
高崎駅の路上で行う「ストリート落語」や
老人ホーム、女性落語家が集まる大会などで
落語を披露しています。
一人で右を向いたり左を向いたりするだけで
様々な人物を演じることができるのが落語の魅力、というおはぎさん。
来週は、さらに落語についてや、将来の夢などを伺います。
お楽しみに!
先週に引き続き、前橋市富士見町出身・在住、フードコーディネーターの
金澤亜希子さんをご紹介します。
料理教室「キッチンスタジオ KANAFULL」の主宰、企業のレシピ開発、
野菜作り、写真提供、大学の非常勤講師など幅広く活躍するフードコーディネーターです。
中学3年生と小学校3年生の男の子ふたりを育てるお母さんでもあります。
金澤さんは、友人でフリーキャスターの玉利かおるさんとともに、
2010年に団体「ママKidsネットワーク」を立ち上げました。
きっかけは、息子さんが手作りの料理を食べてくれなくて悩んだこと。
一生懸命、手作りのご飯を作っても食べてくれない・・・そんな時に
「楽しく食べること」の大切さに気付いたといいます。
「子供に食の楽しさ、大切さを伝えたい!」と、東京と群馬で活動に取り組んでいます。
この「ママKidsネットワーク」には、服部栄養専門学校 理事長の服部幸應さんも
顧問として名を連ねています。
親子での味噌作りは、毎年人気のイベントです。
手早く簡単にできるように、ビニール袋を使ったり、
「誰が早く混ぜられるかな!」とゲーム感覚で取り組んでいます。
この夏には、都内に親子で楽しめるカフェをOPEN予定。
軌道に乗ったら群馬でもOPENしたいと意気込んでいます。
今後の活動も楽しみですね。
フードコーディネーターの金澤亜希子さんは、前橋市富士見町出身、在住です。
昔から料理が好きだった金澤さんは、食物学科のある大学に進み、
卒業後は、桐生第一高校の調理科の教師を勤めました。
結婚を機に上京し、18年間、都内で料理教室を主宰しながら
フードコーディネーターとして活動してきました。
フードコーディネーターとは、食に関する様々なことを多角的に行う方のこと。
料理教室を開いたり、レシピ開発をしたり、企業とコラボしたり、
レストランをプロデュースしたり、料理写真を撮ったり・・・。
金澤さんは、料理を行う中で、「野菜作りからやってみたい!」という強い思いを持ち、
4年前に地元の富士見に戻ってきました。
現在は、年間 約40種類の野菜を育てながら、料理教室「キッチンスタジオ KANAFULL」を主宰したり、企業へのレシピを提案したり、桐生大学の非常勤講師なども勤めていらっしゃいます。
活動する上で大切にしていることについては、「楽しく食べること」。
そして、働くお母さんとしてレシピを考案する際には、「時短・簡単」料理を心がけているとのことでした!
ちなみに、春キャベツは、手でちぎって料理するのが美味しくするポイントだそうですよ!
群馬を拠点に、映画などの現場で、ヘアメイクと、
ロケ地を探し、撮影のための調整をする「ロケーションコーディネート」をされている
浅井美智恵(あさいみちえ)さん。
今年6月公開、高崎などで撮影が行われた、
堤真一さん主演の映画「泣くな赤鬼」にも
ヘアメイクとロケ地のコーディネートで関わっていらっしゃいます。
ロケ地を探すときには、
監督などのイメージにぴったり合うよう具体的な難しいオーダーもあるそう。
そんな中で、
東京の仕事を群馬に持ってくることで、映像で群馬を活性化したい、という想いで
お仕事をされています。
今では、浅井さんのアシスタントになりたい!という方も増えているそうで、
人材育成にも力を入れているということでした。
来週もお楽しみに!
群馬を拠点に、映画などの現場で、ヘアメイクと、
ロケ地を探し、撮影のための調整をする「ロケーションコーディネート」をされている
浅井美智恵(あさいみちえ)さん。
今年6月公開、高崎などで撮影が行われた、
堤真一さん主演の映画「泣くな赤鬼」にも
ヘアメイクとロケ地のコーディネートで関わっていらっしゃいます。
ヘアメイクの仕事をする中で、2年ほど前に、
東京では、ロケ地のコーディネートが仕事になる、ということを聞き、
群馬でもそういった仕事が成り立つならやってみたい、
と思って、新たな挑戦を始めました。
群馬に、地元に住んでいること、
またヘアメイクとして、現場の空気を感じ取って、求められているように動く、
という経験があるからこそできる仕事だそうです。
来週は、さらにこのお仕事での挑戦についてや、
群馬にロケを呼び込みたい!という想いについてお話を伺います。
前回ご紹介した前橋出身の疋田由利子(ひきだゆりこ)さんは、長年、教員として勤める中で、障がいを持つ子供たちも、楽しんで取り組むことができる図工・美術の教材開発を行ってきました。
筆が上手く持てなくても描ける方法はないだろうか?と試行錯誤し、色々な表現方法を考えてきたそうです。
先週は、箱の中に絵の具をつけたビー玉を入れて転がす…という「ビー玉転がし」をご紹介しましたが、今回は、「ホッピング」という手法です。
たこ糸を束ねて割り箸で挟んで歯ブラシのような形にし、そのたこ糸に絵の具をつけて、ポンポンと弾ませて色を付ける方法です。
こうすることで、ススキや雪景色、花が一斉に開いている風景などを、簡単に描けるということでした。筆を使うのが難しい方も、楽しんで作品が作れそうですね。
疋田さんは今後の展望について、自身の作品を基礎から学び直すのはもちろん、子供たちが楽しんで作品作りに取り組める手法を考えていきたいと話しています。
前橋出身の疋田由利子(ひきだゆりこ)さんは、永く教職に携わる中で、子供たちが楽しんで取り組むことができる図工・美術の教材開発を行ってきました。特に、障がいを持つ子供たちも、自由に表現できる素材や方法について研究を続けてきました。昨年、退職したのを機に、これまで取り組んできた手法をまとめ、3月に前橋の広瀬川美術館で「色の実験室展」として展覧会を開催されました。
疋田さんが考えた手法は、「絵の具セットとあと一つ用意すれば製作できる方法」です。使うものは、身の回りにあるビー玉・糸・シャボン玉など。これらを絵の具と組み合わせることで、不思議な線が描けたり、筆では出せないような色合いが表現できたり・・・興味深いものばかりです。
その中で、最もシンプルなのが「ビー玉転がし」です。箱の中に絵の具をつけたビー玉を入れて、ころころ転がすだけ。何とも素敵な模様ができあがります。箱を大きくすれば全身を使っての製作に。筆を使うのが難しい子供たちも、楽しそうに製作に取り組みました。
こちらは、番組では紹介できませんでしたが、こまを使った手法です。
疋田さんは、「楽しんで取り組んだものが作品として残ることが重要」と話しています。
次週は、疋田さんが編み出したタコ糸と絵の具を使った「ホッピング」という描き方と、今後の展望について伺います。
前回ご紹介した「染と織 櫟(くぬぎ)」代表の小川由起子さんは、2017年10月、50歳の時、新たに「KUNU-KUNU(クヌクヌ)」というブランドを立ち上げました。「KUNU-KUNU」は、乳がんで切除手術を受けた人向けのファッションブランドです。
ブランド立ち上げのきっかけは、乳がんで摘出手術を受けた友人から「私でも着られる洋服を作って欲しい」と言われたこと。小川さん自身もがんを経験、そして人生の節目の50歳を迎え、何か世の中のお役に立てることはないかと思っていたところだったそうです。これまでの自身の経験や染め織りの仕事がうまく重なって「KUNU-KUNU」立ち上げに至ります。
摘出手術を受けた友人は、ブラジャーの中にシリコンを入れて過ごしていたため、「夏とにかく暑い」「肩が張るのでブラジャーはしたくない」との要望があったため、切除した側にボリュームのある刺繍を施した服を作ったそうです。
小川さんは「医療用の洋服はちょっと堅い、おしゃれじゃないイメージが強いので、手術を受けた方でも自然体でいられる服というのが第一条件。素材感、デザインもおしゃれというのが大切なポイント」と語り、「外に出かけよう!」と明るい気持ちなれるようにおしゃれのお手伝いができればと、左右どちらでもボリュームが出せるオリジナルマフラー、パットを入れられるベストなど様々なアイテムを作っています。そして、乳がんの手術をした、しないにかかわらず、女性がエネルギッシュにおしゃれができるように作っているということです。
乳がんで手術をした方へのお見舞いに贈答品として購入した人から、「プレゼントを見て、暗い表情から明るい表情に変わったので、よかったわ」と感謝のメールが届いたときには、作っていて良かったと励みになったそうです。
小川さんは、「乳がんの切除手術をした人には、若い人もいるため、単価を抑える工夫をし、地元桐生の素材も使って試作したい」「医療関係のイベントにも前向きに参加してPRしたい」と今後を見据えています。
KUNU-KUNU
https://nini-funi.net/
小川由起子さんは、4月5日(金)~9日(火)まで、高崎の大和屋でイベントを行います。
https://www.yamato-ya.jp/
インタビュー:川上直子
小川由起子さんは、地元桐生市で、蚕の繭から糸をつくる製糸、染め、織りを手がけ、服飾品を製造販売する「染と織 櫟」を営んでいます。昨年11月には群馬県ふるさと伝統工芸士に認定され、小川さんの作り出す「桐生座繰布(きりゅうざぐりふ)」は群馬県ふるさと伝統工芸品に指定されました。
小さいときから好奇心旺盛だった小川さん。着物好きだった母親の衣擦れの音や紬の匂い、桐生の路地裏に響く機の音を聞きながら育ったそうです。
高校生のころから布に興味はあったものの、”染”や”織”と出会うきっかけは意外なことに19歳の時の入院でした。隣のベッドの患者が染屋のおばあちゃんで、退院後そのおばあちゃんのところに遊びに行くようになり、アルバイトをし始め、植物染めの講習会を受講するチャンスもあり、染めだけでなく手織りの勉強もしたりと、いろいろな技術を身につけるようになります。また、桐生の織物製造販売業や加工業の社長、和紙の先生など活躍している方々との出会いもありました。当時、茶道の稽古で知り合った人に頼まれて紬を織ったりしていた小川さんが、本格的に「染と織 櫟」を立ち上げたのは、30歳頃。友人がお店を始めるにあたり、「作品があるのなら発表してみないか」と声をかけてくれたため、展示会をすることになったからだそうです。
初めての展示会では、自分がコツコツ織っていたものを多くの人に見てもらう事ができ、「好きなことを続けて行こう!」とアルバイトをしながら「染と織 櫟」の活動を続けます。
そんな中、2008年に卵巣がんの告知をされ、「人生、いつ、何があるかわからない」と痛感。悔いの無いように生きようと「染と織 櫟」の仕事1本で生きていく決意をしたそうです。
「自分で糸をひく、染める、織る・・・形にしていくまでは、自分の目の行き届くようにこだわったものを作っていきたい」と小川さんは熱く語ります。
「染と織 櫟」
https://kunugi-higi.com/index.php
小川由起子さんは、4月5日(金)~9日(火)まで、高崎の大和屋でイベントを行います。
https://www.yamato-ya.jp/
インタビュー:川上直子
2017年6月、前橋にアトリエを構え、自身のブランド「miho umezawa」を立ち上げた服飾デザイナー梅澤美穂さん。
ブランドを立ち上げた当初、梅澤さんは「作ったものを発信したい」とSNSを中心に作品の画像を投稿し始めます。そんな中、自分以外にも一人で活躍している作家がいること、そしてひとりでお店を運営しているセレクトショップが地方にたくさんあることも知ります。
ブランドを始めるきっかけが、セレクトショップの女性オーナーから声をかけてもらったことだったという梅澤さん。洋服を置いていただくなら私と同じように、自分の好きなものを集めているオーナーさんが運営しているお店が、一番シンプルで伝わりやすいという考えに至ります。
販売を委託するショップ選びにあたっては、どういった雰囲気でどんなものが置いているか、運営しているのはどんな方なのか知りたいという思いがあり、まずは自分で直接お店を訪ねるそうです。いいなと感じたお店には「自分の洋服を置いていただけないか」と飛び込み営業し、取り扱いが始まることが多いとのこと。そうするとそのお店のお客様と梅澤さん自身の好みがぴったり合うということになり、シンプルに価値を共有できる流れをつくることが出来るそうです。
ブランド立ち上げからもうすぐ2年。投稿した画像に対する反応・メッセージをもらうことも増え、それが勉強にもなり、やり甲斐も感じるという梅澤さん。縫製に関しては群馬の工場で服をつくる体制が整い、信頼できる関係づくりが出来てきたそうです。今後は縫製以外でも可能性を広げ、生地をつくるところから始めたり、刺繍や染色に関する分野の方とも関わり合いながら、今まで出来ていなかったデザインを生み出していけたら・・・とビジョンを語ります。
梅澤美穂さんの服は、各地のセレクトショップやWEBショップで販売されています。今年秋には1点ものの展示販売会も企画しているそうですよ!
mihoumezawa.com
@umezawamiho
県内取り扱いショップ SABI https://sabi-web.com/
インタビュー:川上直子