鈴木さんは、群馬県前橋市出身。
現在は、息子さんと家族3人で千葉県で暮らしています。

フルートと出会ったのは中学1年生の時。
元々はアルトサックスに憧れて吹奏楽部に入部したものの、
すぐに音が出て相性の良かったフルートを担当することになりました。
鈴木さんが通っていた旧前橋市立第四中学校の吹奏楽部は、
当時吹奏楽コンクールの全国大会に出場することもあるほどの強豪チームだったそうです。
精力的に部活動に取り組む中で、
中学3年生の時、当時顧問を務めていた先生からの推薦もあり、
前橋市のソロコンサートに出演しました。
その経験から縁あってフルートの専門的なレッスンを受けるようになり、
いつしか音楽大学への進学を志すようになりました。

その後、前橋女子高校を卒業し、
日本大学藝術学部音楽学科弦管打楽器コースに入学。
優等賞、藝術学部長賞を受賞し、首席で卒業しました。
大学生の時に客演としてプロのオーケストラで演奏した経験などから、
大学卒業後はプロのフルート奏者としての活動を始めます。
しかし、プロの世界の厳しさは想像以上で、
「自分がどのようにフルートを吹いていたのかわからなくなる」というスランプも経験。
転機となったのは、28歳の時、大学院に入学したことでした。
高校生の頃からレッスンを受けていた、新日本フィルハーモニー交響楽団・元フルート奏者の
白尾彰氏から「もう一度大学院で学んでみないか」と声をかけてもらい、
改めて大学院で自分の奏法を見直しました。
当時は1日中フルートを吹いていて、「とにかくもがくしかなかった」そうです。
その努力も実り、少しずつスランプから抜け出すことができました。
そして、大学生の時から東京都内の公立学校の特別支援学級でフルートを演奏し、
音楽療法の手法を取り入れた音楽教育にも従事しているそうです。
大学院に入学後は、音楽療法について本格的に学びました。
昨年度には、乳幼児から高齢の方、障害がある人などにむけ、
音楽を通した発達支援や心の安定を図る活動を行う
「日本音楽療法学会認定音楽療法士」の資格を取得。
教育現場での経験も活かし、
高齢の方を対象にQOL(生活の質)向上を目的とした音楽療法セッションをはじめ、
音楽療法の理解と普及を目的とした体験型セッションといった活動も行っています。

グンマドンナ
今週は、フルート奏者として演奏活動を行うだけでなく、
音楽療法士としても活躍されている、鈴木舞さんをご紹介しました。
来週は、鈴木さんのフルートの演奏に乗せて、
11月に開催される「つどにわコンサートシリーズ」に関して詳しく伺います。お楽しみに!
