10/21 ソイナースぐんまShip 女屋美花

女屋美花さんは、伊勢崎市出身。看護師として13年のキャリアを持つ、2児の母です。

昨年、小児専門の看護師ケアリングサービス「ソイナース」の、東京都以外では初となる拠点「ソイナースぐんまShip」を立ち上げました。

ソイナースは、株式会社Medi Blancaが運営するサービスです。医療的ケアが必要な子どもたちとそのご家族を対象に、訪問看護をはじめ、自宅での休息支援や通学支援などを行っています。

学生時代は、保育士だった母親の影響もあり、子どもに関わる仕事に就きたいと漠然と考えていたという女屋さん。高校卒業後、栃木県の獨協医科大学に進学し、看護師の資格を取得しました。

その後、群馬に戻り、群馬大学医学部附属病院に就職。10年以上にわたり勤務し、NICU(新生児集中治療室)で医療的ケアが必要な子どもたちと関わってきました。

ソイナースの代表取締役を務める横山さんとは、大学時代の同級生。卒業後も気軽に連絡を取り合う仲だったそうです。

病院で働く中で、さまざまな状態で退院していく子どもたちを見送りながら、退院後の家庭で困っていることはないだろうか、自分たちの退院指導で十分だったのだろうか、と考えることがあったといいます。

そんな中、横山さんから「群馬にソイナースを」と声をかけられました。

病院の中だけでなく、子どもたちが暮らす家庭にも目を向け、ご家族が抱える不安や困りごとを支えていきたい。そうした思いが、訪問看護という新たな挑戦につながりました。

立ち上げから、およそ1年。

女屋さんが現場で感じているのは、群馬では東京都内に比べて、訪問看護の利用が少ないということです。東京都内では医療的ケア児の約8割が訪問看護を利用している一方、群馬では家族が中心となってケアを担っている家庭が多いといいます。

その背景の一つとして挙げるのが、地域ならではの考え方です。周囲から訪問看護の利用に否定的な言葉をかけられるケースもあり、サービスそのものの認知度も、まだ十分ではないと感じているそうです。だからこそ、女屋さんは群馬で訪問看護を広げていきたいと考えています。

グンマドンナ

来週もソイナースぐんまShip管理者の女屋美花さんにお話を伺います。