ON AIR後記 8/21(月) 「ユウガチャ!」マリッジ♡イクジ

岡部哲彦です。ユウガチャ!月曜の17時台では
結婚子育てに関する様々な情報をピックアップしています。

さて、この夏休みに子供と一緒に車で遠くに遊びや買い物に行ったり
出かける機会も多いと思いますけど、JAF=日本自動車連盟が
子供やペットが車の中に乗ったまま車のカギが開かなくなってしまう
「キーのとじ込み」に対応した件数は、去年の8月1日から8月31日の1ヶ月間、
全国で310件もおきています。

まだまだ気温の高い日もありそうですが
夏場は中に乗ってるお子さんの体調が心配です。

熱中症になったり、命に関わる危険性もあるということで
JAFではキーのとじ込み310件のうち
緊急性が高いと判断された30件については、
通常のカギ開け作業でなくドアガラスを割るなどして
子供を救出したケースもあったそうです。

現場での聞き取り調査では、
子供が誤ってロックを操作してカギをかけてしまったモノの、
子供の年齢が低かったり、中からドアが自分で開けられないケースが
多かったそうです。ちなみにペットの場合も、
ドアロックのノブを 押してしまったケースが多いそうです。

さらに「キーのとじ込み」とあわせて、小さなお子さんが入る方は
注意が必要なデータもあります。
JAFが2012年夏に行った、車の中の温度の検証テストの結果で、
気温35度の炎天下に駐車した 車内の熱中症指数は、
窓を閉め切って、エンジンを停止後、わずか15分で
人体にとって危険なレベルに到達したそうです。

「車に子供を置いていかない!」というのは分かっていても
「少しの時間だから」とか「寝ているから」といって、
車に子供を残して車を離れると、ちょっとの時間で
熱中症になる可能性があるですね。

子供は体温調節がまだうまく出来ないため、さらに注意が必要です。

ちなみに、過去のJAFの調査では子供を車内に残したまま
車を離れたことがあると回答した人は3割近くになったというデータもあって、
他人事ではないレベルです

毎年の様に「親が離れた車の中で子供が熱中症で死亡する」という
いたたまれないニュースもありますが、JAFでは
子供やペットを残して 車を離れることがないように
強く注意を呼びかけています。

8月も残り少なくなりましたけど、小さい子供は自分では
判断できないので、親が守ってあげないといけませんね。