ON AIR後記9/6~(水)「ワイグル」子育て相談メール



*写真 9月6日(水)のスタジオの様子です。

田中 香です。小一の息子、今までは通っていた保育園の方針で、「おイス」「お靴」「おかばん」など、わりと丁寧な口調でした。車の中にいる蚊に対してまでの、「オレのお隣に蚊がいる」と「お隣」と言っていたくらい・・・笑。しかし、最近「ちげーよ」「○○やん」などという言葉を使うようになってきました。学校のお友達や先輩の影響でしょうね。ちょっと悪ぶった言葉を使うのも、成長の印かな?と思ったりしています。

さて、先週はこのようなお悩みメッセージでした。


RN:3(さん) さん

ひまわりがシュンと下を向き、夏の終わりを告げたのと同じ頃 我が家の小さな命が消えました。5年一緒に過ごしたウサギが昨日永眠し、先ほど埋葬が済みました…。ウサギのようないわゆる小動物には身近な突然死。不調に気づいてから1時間も経たずに息を引き取りました。縁あって我が家に来た小さな赤ちゃんウサギは、当時6年生だった娘に“責任”を教えてくれました。ペットがいたから留守番もでき、雷も大雪も共に支えてきたようなそんな存在だったと感じます。小さなウサギでしたが大きな存在だった。これからもずっと。心からありがとうと伝えたいです。


子どもたちにどんなふうに死というものを伝えるか?ペットとの別れについて。たくさんのご意見をいただきました。

RN:GO!GO! クレイサーズ さん

我が家は犬を6匹飼っているのですが、その中でも黒のプードルは人懐っこくて、4歳の娘が生まれた時からいつも娘に寄り添っていました。残念ながら半年前くらいに老衰で亡くなってしまったのですが、娘はこの時初めて『命の別れ』というものを学びました。その時は、『死んだらお空の上に行っちゃって、もう会えなくなっちゃうんだ。』『でも、お空の上から○○ちゃんの事をちゃんと見ててくれるから忘れちゃダメだよ!』と伝えました。うちの子はまだ4歳なので難しい事を伝えても理解は出来ないと思うし、これからも別れを経験してだんだん理解していくと思うのでそのように娘に伝えました。


RN:サッカー小僧 さん

ペットの別れですが、小学生の時に犬を飼ってました。夏に家族旅行に行くので、いつも診てもらってる獣医の方に預けました。旅行から帰ってくきて、翌朝電話が。獣医の方からで、前の日の朝に病気で死んでしまったと。それを受けた母は泣いてました。自分ははっきり言って、小学生だったので何が起きたのかわからず。お墓を作ってあげましたが、母はずっと泣いてました。親から直接的に何か言われたわけではないですが、母のその姿を見て別れとはこういうものかと教わった気がしました。今、うちも犬一匹飼ってます。別れが来ないことを願いますが・・でももしその時は自分もなにも言うつもりもないです。犬、自分達を見て何かを感じて欲しいです。


RN:かずっち the Cowboy さん

命のこと。ごまかしてはいけないことだと感じます。お子さんには、ウサちゃんが死んでしまったんだよ。と、きちんと伝えてあげてください。そして、死んじゃうことって悲しいね。命があるものは必ずお別れがきちゃうんだよ。だから、たくさんたくさん可愛がって大切にしてあげないとね。〇〇ちゃん(うさちゃんの名前)は、すごく幸せだったと思うよ。一生懸命お世話してたもんね。これからはずっと天国で見守ってくれているはずだよ。そんな風にお話してあげてください。悲しく辛いことかもしれませんが、お子さんにとって、とても大切な経験かと思います。うちは酪農という仕事柄、命の誕生、終えんが身近で日常的です。なのでこんな風に感じました。ご参考にして頂ければ幸いです。


RN:進撃のトライアスリート さん

しばらく喪に伏していましたが、元気にしています。自分の実家にも犬と猫を飼っていたことがあったので、分かります。3年位前に、家に来てから15年以上いた猫が眠るように天に召されたとき、自分も少し悲しかったですが、とりわけずっと一緒にいた祖母はすごく悲しんでいました。ただ、死のことはペットに限らず、身近な人にも言えます。実は、今年の6月に自分は父を突然亡くしました。いくら自分が20代後半で、人はいずれ死を迎えることを知っているとはいえ、自分も含め家族、親戚、会社の人たち、父の友人に至るまであまりにも突然だったのでわけが分からなかったです。父は58歳でした。仕事中に、社用車の中で突然倒れ、しばらくして現場にいた社員の人たちが父の社用車を発見、心肺蘇生を試みてくれて、救急車も呼んでくれて高崎の総合病院に運ばれましたが、発見が遅れてしまったために帰らぬ人になってしまいました。正直、今でもすごく悲しいです。しかも、自分は長男です。まだ覚悟を背負うことがあまりできていません。ですが、父は自分たちのために、朝も夜も汗水流して土木の現場監督の仕事を全うしたと、今はとても誇りに思っています。そんな父の背中を見て、土俵は違えど、ひとりの人としての、仕事人としての心構えを自分は教えてもらった気がしています。父には感謝していると同時に、まだ一人前の大人になりきれていないことに後ろめたさを感じています。子供に死のことを教えるのはかなり重いと思います。現に、市川海老蔵さんの子供たちを見ていると、すごく辛くてなりませんが、たとえ姿形はなくなってしまっても、ちゃんと見守ってくれていることを、心の中でしっかり生きていることを教えたほうが良いと自分は思います。説明は難しいかもしれませんが、いずれ分かるときが来るはずです。けど、一方で酷なことではありますが、ウサギに限らず、自分たち含め命あるものはいずれ死を迎えるということも教えてあげないといけないですが…。死があるからこそ、命が輝く。だからこそ、命を大事にしてほしい、今や未来を生きることを大事にしてほしい、自分や周りの人たちを大事にしてほしい、と…。


皆さん、貴重な経験、ご意見を送っていただきありがとうございました。しっかりと言葉で伝える。もしくは、親の姿を見て学んでもらう。様々なご意見をいただきました。お子さんたちにとって、貴重な経験になることを願います。

さて、来週はこのようなお悩みです。


RN:ちゅるちゅる さん

『よその子を叱ってしまいました』近所の6年生の女の子が、反抗期真っ盛りです。それはそれは、態度や口の聞き方が、恐らく内藤さんの想像以上に酷いのです。彼女が友達に、目に余る程酷くののしっていて泣きそうになっていたので、見かねて注意しました。そしたら、舌打ちし私を睨み付けて来たので、胸ぐら掴んで背負い投げしたい気持ちを「グッと」抑え、ただただ「仲良く遊ぼうね……」としか言えませんでした。こんな時、大人として何て言えば良いのでしょう?大人に対し、余りにも『冷たい目』にとても悲しく可哀想にやるせなくなりました。


アナタはよその子を叱りますか?どんな状況でしたか?その子の反応は?どんなふうに注意すると効果的か?などなど、メッセージをお寄せください。

皆さんに聞いてみたいお悩みも随時募集中です。
「子育て相談メッセージ」の応募フォームがありますので、こちらからお願いします。

https://www.fmgunma.com/req/req_kosodate.php

来週もよろしくお願いします。